柑橘パッショナート

インプットとアウトプットを繰り返すごちゃまぜスタイル

舞台・ミュージカル

「逃げろ!」雑感/三十六計逃げるに如かず

橋本君主演舞台「逃げろ!」が始まりました。 ありがたいことに友人と一緒に観劇することが叶い、見てきました。 モーツァルト 3本の傑作オペラの台本を書いたイタリアの詩人・台本作家奇想天外な<ロレンツォ・ダ・ポンテ>の"逃げる"人生を鋭く描く!ロッ…

「ABC座 ジャニーズ伝説2022」雑感

12月は帝国劇場でA.B.C-Z主演の「ジャニーズ伝説」の幕が上がり、ありがたいことに足を運ぶ機会をいただけました。自身のメモも兼ねて記しておきます。 ※以下、2022年のジャニーズ伝説の楽曲・ストーリーのネタバレなどを含みます。 本年もお邪魔してきました

舞台「今度は愛妻家 THIS TIME IT'S REAL」雑感

戸塚祥太さん主演「今度は愛妻家」が東京よみうり大手町ホールにて公演されました。ということで、本作を観劇した雑感になりますので、いつも通りネタバレは満載になります。 「今度は愛妻家」

ミュージカル「スワンキング」初日感想/”認めているのは才能であり、その人個人ではない”というジレンマ

A.B.C-Z橋本良亮主演、バイエルン国王ルートヴィヒ2世のワーグナーとの出会い、そして逝去するまでの人生を日本初のオリジナルミュージカルとしてG2が描いた、その感想になります。

願わくば、大団円「Forever Plaid 2022」感想

2回の公演をふまえ、今回ついに大団円とばかりに華やかに好演されている「フォエプラ」ことForever Plaid。幻の公演になってしまった2021年を経て、ブラッシュアップして作られる彼らのハーモニーを楽しみにしていました。 www.forever-plaid.com フォエプラ…

「next to normal」から考える「”普通”ってなんなんだ?」

「next to normal」がシアタークリエで上演されました。 本作について、自分は前知識がないまま「ブロードウェイで行われていた作品」としての認識で待っていたところ、幸運にも初日と他数公演を観劇することが叶いました。 ということで「前知識0」で見に行…

音楽と騒乱で紡ぐミステリー・サスペンス再び!「Murder for Two」

以前「Murder for Two」が公演された時、有り難くもチケットを確保出来てお伺いしたのが何だか懐かしいです。 今回は坂本昌行さん、海宝直人さんの二人による形で、前回とはまた違う形で彩りを変えて見せてくれました。 今回は場所をBunkamuraに移しての公演…

「ABC座 ジャニーズ伝説2021 at IMPERIAL THEATRE」に行きました

2021年のジャニーズ伝説の雑感です。

悪役は生まれながらにして悪なのかを問う クロジ第19公演「白い雪と赤い華」観劇感想

だいぶ前になってしまうのですが、クロジ第19回公演「白い雪と赤い華」を見てきました。日替わりキャストとWキャストによっておりなす新しい「クロジ」の姿です。 クロジを見に行くのは「いと恋めやも」ぶりになります。なんだかんだ木村良平さんが出演され…

朗読劇「ピース -peace or piece?-」におけるあれやこれや

東京オリンピックが閉幕し、これからパラリンピックが始まるちょうど間の時間ではありますが、なかなか世の中的にも賛否両論がある今日このごろです。 そんな折、A.B.C-Z橋本良亮くん、篠井英介さんによる朗読劇が大阪・東京で公演されました。朗読劇という…

”リスクを負ってでも、世界を変えたい”トニー賞演劇賞受賞作品「Oslo」観劇感想

坂本昌行氏主演、第71回トニー賞演劇祥受賞作品「Oslo」を見てきたのでその雑感です。

”「Mogut」~ハリネズミホテルへようこそ~”から感じること考えること

塚田僚一さん主演舞台「Mogut」~ハリネズミホテルへようこそ~の感想です。

誰かのための応援ストーリー「ABC座2020 オレたち応援屋!! On Stage」観劇記録

A.B.C-Zの舞台「ABC座」が絶賛公演中です。 新型コロナウイルスの感染拡大でエンターテインメント業界がダイレクトに被害を被っている中、少しずつではありますが舞台やライヴなど壇上にあがる人たちが活動を再開できつつある環境に戻ってきたことを嬉しく思…

眼と耳で”知る”日本文学「音楽朗読劇 日本文学の旅」

新型コロナウイルスの拡大が懸念される中、ジャニーズ事務所、ひいてはエンターテインメント業界の復帰1作めに近しい形で舞台「日本文学の旅」の幕が上がりました。出演は橋本良亮(A.B.C-Z)氏と新納慎也氏。よみうり大手町ホールで十分感染対策をした上で…

【PR】「あっとブロードウェイ」でもっと気軽にミュージカルの世界へ

「ブロードウェイ・ミュージカル」を見たい。でも英語できない!無理!と投げ出してしまいそうな人々に「自販機感覚かつ日本語で教えてくれるサイト」の「あっとブロードウェイ」について拝見した感想の記事です。

「天保十二年のシェイクスピア」を観劇しました/愛憎は時代を超えて

先日友人から「天保十二年のシェイクスピアを見たい、見に行かないか」と誘われて二つ返事でいいよ~と言い放ちチケットを確保しました。 天保十二年のシェイクスピア。その作品のタイトルから察するに「多分江戸時代」「多分シェイクスピア」それぐらいの驚…

劇団EXILE「勇者のために鐘は鳴る」を見てきました

東京前楽の劇団EXILEのお芝居について仮面ライダーエグゼイドからそのまま小野塚勇人くん楽しいって流れていった友人に誘われ見てきました。 とりあえず言いたいのは「年に一回赤坂ACTシアター行ってる気がする」というあれそれ。毎年何かしらの機会があって…

森田剛×吉岡里帆「FORTUNE」観劇記録/悪魔とは常に魅力的な生き物である

先日池袋・東京芸術劇場にて「FORTUNE」が上演されました。ちょうどいつもお世話になっている友人にお声をかけてもらって幸いにも観劇する機会を得ました。ありがたい。 森田剛さんのお芝居はこれまで「夜中に犬に起こった奇妙な事件」、「ビニールの城」を…

「ミュージカル 天国の本屋」を観劇し、あっちに心を馳せる

河合郁人さん主演のお芝居「天国の本屋」を東京前楽・東京楽の2公演観てきました。 本作については映画化もされている作品ということで、今回は原作未読のまま行きました。 だいぶ昼公演・夜公演と通した形でみたため、記憶ごちゃごちゃになっているのであ…

『天使にラブ・ソングを シスター・アクト!』観劇メモ

92年に大ヒットとなった「天使にラブ・ソングを」を、森公美子&朝夏まなとのWキャストで公演! 東急シアターオーブで公演された東京楽を見てきました。

「ジャニーズ伝説2019」へ行きました

今年もありがたくもジャニーズ伝説2019を見てきました。 過去にジャニーズ伝説は観劇済みだったのですが当時の印象が「ジャニーズエンターテイメント」という認識になって「こういうジャンルの作品」として楽しませていただきました。で、その上で、今回どう…

「ブラックorホワイト?」のシンプルかつストレートに来る笑いの感想録

先日、テレビ東京系列でやっている「ABChanZoo」(えびチャンズー)を見ていたら佐藤アツヒロさんと内博貴くんがご出演されていました。 で、内容を見ていたら今度お芝居をすると。それも新橋演舞場であると。 ほとんど彼ら2人について知らない人間なのです…

「奇子」という人の業を描いた奇作の舞台を観劇しました。

「奇子」という作品があります。 手塚治虫作品のあのちょっとどす黒いというか、明暗でわけたら圧倒的「暗」で描写されるであろう作品なんですがこの度、中屋敷法仁氏の演出で紀伊国屋ホールで公演されることとなりました。 幸いにもチケットを入手できたの…

【ネタバレ含】TTT2「カノトイハナサガモノラ」はハッピーエンドなのか

TTTこと「TWENTIETH TRIANGLE TOUR」が今回2作目として登場。 2019/07/27から東京グローブ座で開演しました。 有難くも友人と初日と2日目に観劇できる幸運に恵まれたのでその感想を連ねて行きたいと思います。 ※圧倒的にネタバレしておりますのでご注意くだ…

「良い子はみんなご褒美がもらえる」を走りきった所感

2019/05/12、大阪のフェスティバルホールで「良い子はみんなご褒美がもらえる」の大千秋楽がありました。 かくいう私も最後の一瞬までをできれば噛み締めたくて、チケットを握りしめて遠征をしてきました。 まず、平成最後および令和はじめての舞台として赤…

「良い子はみんなご褒美がもらえる」4回目以降~東京楽までの所感

見れば見るほど、噛めば噛むほど考えがぐるぐると変わっていき、「結局お前は何が言いたいんだ?」という疑問が生じるわけですが、その上ででも自分がこう思った、こんなことを感じた、こういうふうに今は結論付けられたっていう「考えること」と「人と話す…

「良い子はみんなご褒美がもらえる」2・3回目の観劇感想+考察

トム・ストッパード氏の「良い子はみんなご褒美がもらえる」が絶賛東京都赤坂にある赤坂ACTシアターにて上演中です。 出演は堤真一氏に続き、A.B.C-Z橋本良亮氏、小手伸也氏、斉藤由貴氏、外山誠司氏、シム・ウンギョン氏などなど。 75分という時間の中にも…

「良い子はみんなご褒美がもらえる」でもらった”考える”というご褒美(事前情報+初回感想)

堤真一氏、橋本良亮氏によるお芝居「良い子はみんなご褒美がもらえる」を観劇してきました。 パルコステージのお芝居を見に行くのはちょっと久しぶりで、応援している人のお芝居に「うわ~そっか~!嬉しいな~!」という気持ちと、「どんな形になるのだろう…

ABChanZooを見て、劇団四季「パリのアメリカ人」を観劇しました

A.B.C-Zのファンがテレビ東京系列のバラエティ番組「ABChanZoo」を見た結果「ヨッシャ劇団四季のパリのアメリカ人をより一層楽しもう」ということでパリのアメリカ人を見てきた感想です。 ※めちゃくちゃネタバレしてます。

「空ばかり見ていた」を見て考え事ばかりしていた

先日、「空ばかり見ていた」を東京渋谷のBunkamuraシアターで観劇することができました。 森田剛さん主演でその経緯から友達に誘っていただき、せっかくの機会で満喫しようとお芝居を見に行ってきた次第です。森田剛さんのお芝居は「すべての四月のために」…

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