柑橘パッショナート

二次元、三次元、映画、アイドル、サッカー他諸々の多趣味の結果、好きなことをアウトプットするためのビュッフェタイプになったブログです

ABChanZooを見て、劇団四季「パリのアメリカ人」を観劇しました

どこにでもいるオタクというか「ファン」というべきか、なんかのらくら生きているのが私なわけですが、いつも友人と”普段できないことをやろう”ということで、「できない」「やってこなかった」というものをリストアップし、それを一つひとつクリアしています。みんな悪乗りにのっかってくれていて助かっています。本当に皆ノリがよくて「やりたいね」が「いつやろうか」につないでくれているのが嬉しい。

その結果、ここ最近の「美術館へ行きたい!」*1とか「ピクニックしたい!」*2になっていくという(笑)

フットワークの軽さがサッカーのサイドバックとかアメリカンフットボールランニングバックかなって思う。何なの皆GIANT KILLINGの椿大介なの?ってかんじなんですけどもね??

パニーニフットボールリーグ [ジャイアントキリングコラボプロモーションカード] ST 椿大介/MF [PFL04E-004]

 

私はGIANT KILLING通称ジャイキリのアニメ、一人のサッカーファンとして楽しんでいたんだけれど(シーズン途中で終わるのは連載追いついた問題とか原作問題とか色々ある)それもこみこみでNHK頑張ってたと思うわけで。

今のジャイキリが代表よりになっているのを見て「ぶ、ブラン~~いやでもそうだよなそういうところだよな」って思うわけで、そのへんのジレンマこみこみで戦略だの兼ね合いだのいろんなものの描写が考えさせられる。

なお、今のJリーグについては耐えるのだ…ってときだと思っているのでノーコメントにさせていただきたい。そう…私はCV中田譲治…CV中田譲治徳川家康なのだ…耐えるのだ…*3ってことで、Jリーグの話はしない。多分しない。言ったら寄らば切る!*4の心得でいこうと思う。

皆それともアイシールド21の小早川瀬那なの?デビルバットゴーストできちゃうの??

此方伝説のランニングバックアイシールド21」こと小早川瀬那くんです。

アイシールド21はいいぞ…ジャンプフェスタで違う声優さんで披露されたやつを見て「三木眞一郎氏の蛭魔妖一~~!!!!」って思ってた思い出があるんですけれど、それを度外視してもアニメも面白かったし(アニメ版ではロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが出ていらっしゃいました)ワクワクしていた思い出。

あと主題歌がV6のComing Century(森田剛さん、三宅健さん、岡田准一さん)「BREAKTHROUGH」と 20th Century(坂本昌行さん、長野博さん、井ノ原快彦さん)の「INNOCENCE」だった思い出があります。

私はBREAKTHROUGHがめちゃくちゃ当時「雰囲気にあってんな~~好き~~!!」ってどちらかというと作品ファン目線で見ていたので(※V6のファンもしています)、当時「UTAO-UTAO」のシングルを嬉々として購入した思い出。

UTAO - UTAO (通常盤)

UTAO - UTAO (通常盤)

 

作詞家が六ツ見純代さんで、後に別の友だちから「絶対可憐チルドレンの兵部京介vs皆本光一with賢木修二 starring 遊佐浩二+中村悠一+谷山紀章 - 「Break+Your+Destiny」が中二病極めててめっちゃ歌うの恥ずかしいがめっちゃ楽しい」と後年言われてめちゃくちゃ笑った思い出があります。

Break+Your+Destiny

Break+Your+Destiny

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強い(真顔) 

 

そんなこんなで話を脱線早々にさせたわけですが、そんなことをしている中で「劇団四季を見たい」というのを友達から言われていたわけです。

ちょうどJR東日本の電車の電子公告で、「パリのアメリカ人」があったこともあり「これみたいね」っていう話がありました。

なので、それを見てきたよ!!という感想です。

 

で、しかもちょうど自分の応援しているアイドルグループA.B.C-ZがやっているTV番組にて「パリのアメリカ人」について、また劇団四季について、その本格的な内容について一歩踏み込んでいたことも込で見て「楽しいなあ」って思った気持ちがあり、「ジャニオタ」の自分と「観劇する」自分の2つの自分(そして微妙に入り交じる二次元を楽しむ自分)とでもって見た感想を連ねていきたいと思います。

 

【パリのアメリカ人】

見てきた!パリのアメリカ人!!!

お察しの通り「ジャニーズ事務所を楽しむ」「二次元を楽しむ」「割と何でも首を突っ込む」タイプの人なので、感想があちこちの話からもってきたりしていますので、多分まるっきり参考にならないと思います。

ネタバレもしていますのでご留意を。

ネタバレしないでいうと「めっちゃ楽しかったから皆軽率に見に行けばいいんじゃないかな」ということで!!!(笑)

 

 

「パリのアメリカ人」って?

もともとは1951年に公開された『巴里のアメリカ人』(An American In Paris)というミュージカル映画がベースになっています。

第24回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、作品賞をはじめ最多6部門を受賞した、「雨に唄えば」クラスに有名なミュージカルです。

巴里のアメリカ人 (字幕版)

(クリックするとアマゾンプライムビデオに飛びます)

 

で、そもそものこの映画自体がジョージ・ガーシュウィンによる交響詩「パリのアメリカ人」があって、さらにそこから映画につながって(音楽もガーシュウィンによるもの)、そしてバレエになり、ミュージカルになって披露されているわけです。

 

交響詩「パリのアメリカ人」については、次の通り。

ニューヨーク・フィルの委嘱を受けて1928年に発表された。1920年代に過ごしたパリの活気に触発されて作曲された大掛かりな標題音楽であり、いわば音楽によるフランス紀行文である。特定の物語があるわけではないが、自動車のクラクションの利用に認められるように現代の都会の生活や喧騒が、ウィットを交えて楽しく描き出されている。

 此方も此方できちんと聞いてみたさがある。

ミュージカルについては劇団四季でご紹介されていました。

トニー賞4部門に輝いた経歴をもつ作品。

1952年にアカデミー賞を受賞し、“アメリカ音楽の魂”と称されるガーシュウィン兄弟の代表曲が散りばめられた同名映画に想を得たこのミュージカル。

映画の内容をさらにふくらませた物語と、イマジネーションをかきたてる新しいダンスによって初めて舞台化され 、

2014年にパリで公演がスタート。翌年にはニューヨーク・ブロードウェイに進出。
トニー賞で振付賞、編曲賞、装置デザイン賞、照明デザイン賞を獲得しました。

初演が「巴里」っていうのがなんとも言えずおしゃれ。

で、そのミュージカル・パリのアメリカ人が劇団四季でこの度公演されることとなりました。

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東京、横浜、名古屋での公演が現在決定しています。

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劇団四季の「パリのアメリカ人」について

www.shiki.jp

ホームページはこちらから。

 

あらすじについて

第二次世界大戦直後のパリ。
アメリカの退役軍人ジェリーは、友人である作曲家のアダム、フランス人資産家の息子でショーマンに憧れているアンリとともに、暗い時代に別れを告げ、パリで画家としての新たな人生を歩もうと夢見ていた。
ある日、戦後の混乱が収まりきらない街中で、ジェリーは一人の女性、リズに出会い、一目で恋に落ちる。

後日、アダムに連れられてスケッチのために訪れたバレエスタジオで、ジェリーはリズと再会。オーディションでの彼女のダンスはその場の全員を魅了し、アダムもまた、彼女に恋してしまう。しかし、彼らには知る由もなかったが、リズはすでに彼らの友人アンリと婚約していた。

図らずも、三人の男たち全員が一人の女性を同時に愛してしまうことに。そしてリズもまた、苦悩の中にあった。ナチス占領下のパリでアンリの一家に匿われた過去を持つリズは、アンリへの恩義と、自由な世界へ自分を連れ出そうとするジェリーに惹かれる気持ちの間で、激しく揺れ動く。求められていることをすべきなのか、心の声に従うべきなのか――。

新しい時代の息吹に輝くパリの街で、複雑に絡み合う若者たちの運命。悩み、衝突しながらも、ひたむきに夢を掴もうとする彼らの恋と友情の行方は……。

劇団四季オフィシャルホームページ「パリのアメリカ人」作品紹介より一部抜粋)

 

ベクトルは違うけれど「3人が1人を思い右往左往する」というストーリーは色んな作品でもあって、例えばV6トニセンの「戸惑いの惑星」もその部類だったなと記憶しています。内容はぜんぜん違うけれど!(笑)

 

 ▽戸惑いまくった人の自分なりの「こうなんじゃないか」考察

amanatsu0312.hateblo.jp

 

キャストについて

長い期間やることもあって、トリプルキャストであったりダブルであったりと沢山の劇団四季のキャストがいりまじっているように感じました。

我々の観劇した日である「4月6日 夜公演」は次の通りのキャスティングでした。(敬称略)

ジェリー … 松島勇気

リズ … 近藤合歓

アダム … 俵和也

アンリ … 小林唯

マイロ … 宮田愛

マダム・ボーレル(※アンリの母)…秋本みな子

ムッシュ・ボーレル(※アンリの父)…味方隆司

オルガ … 木村智秋

ミスターZ … 金久烈

 

男性アンサンブル:吉岡慈夢、ツェザリモゼレフスキー、照沼大樹、田中勇人、吉田蓮、高橋伊久磨、渡邉寿宏

女性アンサンブル:篠原真理子、吉村菜奈子ども、森田美穂、武田恵実、塩住珠希、藤本典子、村上今日子、山崎遥香、平井佑季

 

スタッフについて

使用されている音楽はすべてジョージ・ガーシュウィンの作曲、その兄アイラ・ガーシュウィンに作詞よるもので、めちゃくちゃ「凝りに凝ってる」作品なのですが、その「こだわり」がすごいなあと思ったのは次の文章から。

このミュージカルの魅力は「アイ・ガット・リズム」をはじめ、世代や国を超えて人々に愛され続けるガーシュウィンの名曲、そしてその音楽と見事に融合したダンスです。

演出・振付を担当したのは、英国ロイヤル・バレエ団アーティスティック・アソシエイトとして、『不思議の国のアリス』、『冬物語』等、数々のバレエ作品を手掛ける世界的な振付家、クリストファー・ウィールドン。

めくるめくようなダンスで、パリに生きる若者たちのロマンスを描き出します。また劇団四季の『リトルマーメイド』、『アラジン』などでも知られる、ボブ・クローリーによる舞台美術も見どころのひとつとなっています。

(公式ホームページより)

 ガーシュウィンに関しての知識は「アイ・ガット・リズム」と聞いてびっくりしました。知ってる、その人知ってる~!!みたいな。テストで問題を読んでてわかる、わかるぞみたいな気持ちになりました。

作曲 ジョージ・ガーシュウィン

作詞 アイラ・ガーシュウィン

台本 クレイグ・ルーカス

演出・振付 クリストファー・ウィールドン

ミュージカルスコア・編曲&スーパーバイザー ロブ・フィッシャー

装置・衣裳デザイン ボブ・クローリー

照明デザイン ナターシャ・カッツ

プロジェクションデザイン 59 プロダクションズ

音楽スーパーバイザー トッド・エリソン

オーケストレーション クリストファー・オースティン、ビル・エリオット

ダンス・アレンジメント サム・デイビス

音楽監督 ブラッド・ガードナー

アソシエート・ディレクター/アソシエート・コリオグラファー ドンティー・キーン

振付アシスタント ダスティン・レイトン

プロダクション・スーパーバイザー リック・スタイガー

アソシエート・装置デザイナー フランク・マッカラー

アソシエート・衣裳デザイナー リネット・マウロ

アソシエート・照明デザイナー サイモン・シェリ

アソシエート・プロジェクション・デザイナー ブラッド・ピーターソン

アジア圏独占代表 ブロードウェイ・アジア

プロデューサー スチュアート・オーケン、ヴァン・カプラン、ロイ・ファーマン、エレファント・アイ・シアトリカル、ピッツバーグシビック・ライト・オペラ、シャトレ座

(同上)

私は今の四季で「この人すごい知ってる!!」っていう人がどこまでいるかと言われたら「わかりません!!!以上だ!!」っていうぐらいなんですけれど(鹿賀丈史さんがいらっしゃったとか、豊永利行さんがいらっしゃったとか、濱田めぐみさんのお歌が好きとか、そんなかんじ)(驚きのこのゆるふわぷり)

こうやって具体的に「この人はこの作品を手がけました」って言われると「ほほー!!CMで見たこと有るぞ!」という部分も色々あって面白いなと思います。

 

「パリのアメリカ人」感想

もうざっくりがざっくりの極めの一言なんですけれど「楽しかった」です。

後半のトントン進んでいくかんじもなのですが、会話がキャッチボールとして成立し、かつ「これでもか」というぐらい矢継早に進んでいく。その一方で「何を言っているか聞き取れる」というのがすごいなってずっと感心していました。

スト―リーの感想

まず最初に言えるのはこの作品は「ボーイ・ミーツ・ガール」というTHE鉄板を踏襲した上でのいわゆる「めちゃくちゃ王道」であると同時に「めちゃくちゃ斬新」と思わせてくれる部分が随所に散りばめられていたと思う。

1951年の映画がベースにあるので、「ミュージカル」としてのストーリーはどうかって聞かれるととてもハッピーエンド。

3人の男が1人の女に恋をして、主人公とその女が結ばれるというものでした。

ただ、簡潔にいってしまうとそれだけの物語ですが「3人の男」は友情があって、主人公には「主人公を愛してくれる女」がいて、その女は金と力を持っている。

女は3人の男のうち一人の男と婚約していて、その婚約の裏には戦争の影がちらついている。

全員が全員どこかに「戦争の傷」を残しながらパリという華やかな都で「自分」を探して生きる部分もある。

そんな物語でした。ストーリーはコミカルさとシリアスさが兼ねあっており、常にアップダウンしながら、見極めようとしているようなかんじです。

最終的に考えるのは「アンリ…アンリお前そういうとこ…そういうところ…!!」「アダム~~~お前ってやつは~~!!!!」「マイロ…マイロ幸せを掴み取ろうぜ…!!!」っていうなんか分散されまくった感想。

リズが選ぶのがジェリーであることはある意味「ミュージカル」の「王道」「予定調和」と言ってしまえばそれきりだけれど、リズが与える変化と「リズが与えられた変化」というのはすごく対比的で興味深かったです。

「パリのアメリカ人」は誰にかかるのか。これは後述しますけれど、「何も考えずに楽しい!!」を享受することもできて一方で「掘り下げていこうと思えばどこまでも掘り下げられる」という作品でした。

演出のお話

 もう一言で言うと「ダンス」「ダンス」「ダンス!!!!!」ってかんじです。

舞台が転換されるにあたって舞台にあった道具たちが移動するときも軽やかにダンスを踊り、集中がまったく途切れることなく、この作品のコンセプトである「パリ」という場所を忘れさせない。そんな印象を受けました。

 

まず冒頭の戦争の影が有る中での生き方、彼らの「どうありたいのか」という考えを突き詰めたプロジェクションマッピングがきれいで、常に巴里のエッフェル塔凱旋門が見え、「し、知ってる!これサクラ大戦3で見た!!」っていう背景が出てきました。発想が残念なオタク感しかない。

 

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何万回も言うけど2001年によくもまあこんな映像クオリティのあるゲームOPを作ったなぁとしみじみ思います。「パリ」って言われて巴里と覚えたのはサクラ大戦のおかげでした。巴里華撃団だもんね仕方ない。

ということで、そんな思い出を振り返りつつ、「パリのアメリカ人」はダンスの内容が色濃いんですよね。

「傘を使ったダンス」といえばやはり「雨に唄えば」が有名だと思うんですが、その方向とはまったく違うダンスを用いていてワクワクしました。雨に唄えばも名作ですね。時計じかけのオレンジ許さない絶対にだ*5(笑)

 

香水店でジェリーがリズというヒロインに恋をしているんだ、君が好きなんだといいよる姿、そしてお店全体を巻き込んでいく様が音楽とダンスで表現されているのが「ミュージカル」という世界ならではでした。

にこにこと笑顔なジェリーと、それに対して困惑を隠さないリズ、迷惑な客がきたという従業員がどんどん巻き込まれていく。この緩急が非常によかったと思います。

ダンスの流れで、皆が巻き込まれて皆がダンスを踊るという流れが面白くて、どこに焦点を当てて見ようかなって考えたときに「ジェリー」なのか「リズ」なのか周りなのか…で結構違って、引いて見ていると波及していく姿みたいなのが見られてクスっときてしまう。

 

その前のアダム・ジェリーがいてのバレエのオーディションの存在感。

はたから見ると「リズだけめっちゃ目立つ踊りをしている」なんですが、多分作中では「同じ踊りをしているのにリズだけ輝いている」という」描写なんでしょう。服装が同じじゃないから見落とすわけがないのですが、それ以外でもダンスの伸びとか「そりゃあ~~そうだよね~~リズが選ばれるよね~~」って思うわけで(笑)

 

また、ダンスに関して言えば外せないのは「3人の男のシーン(停電)」「仮面舞踏会」「リズとジェリーという二人」と、「アンリとアダムのタップ」「リズの舞台での披露」。もう多すぎじゃないかって思うんですけどね。どれも見応えがあった。

冒頭の3人の男の激しいかけあい…会話がキャッチボールどころか「ヘイヘイ!ヘイパス!ヘイ!!」みたいななんだろう…あれだ、スラムダンクとか黒子のバスケみたいな疾走感がありました。バスケットボールみ。三者三様でありながらもスピード感があるのが良くて、彼らの「生身の人間だからこその熱意」みたいなものがあるのが楽しかったです。

自転車こぎまくるすがたも、キャッキャ「イエ~~イ!!俺たちマブダチ!!」「俺たちは三銃士だイエーー!!」っていうテンションに笑っていました。チョイスが三銃士なのわかる、そりゃフランスだから。でもなんだろう、テンションがすごく…桃園の誓い*6に見えました。誰が劉備玄徳で誰が関雲長こと関羽で誰が張飛だろうとか。

我ら三人、姓は違えども兄弟の契りを結びしからは、心を同じくして助け合い、困窮する者たちを救わん。

上は国家に報い、下は民を安んずることを誓う。

同年、同月、同日に生まれることを得ずとも、願わくば同年、同月、同日に死せん事を

三国志演義の原文より)

もうなんか完全に頭の中でうっかり横光三国志がよぎってしまって一人でうわ~~日経電子版のCMまたやって~*7ってことを思いながらも、精密に踊る、楽しそうにずっと笑顔の三人。そしてバーであることから多種多様の男女が踊り、楽しみ、笑っている姿が印象的でした。「戦後」からまもなくのなかで、彼らが必死に明るいところにいきたいっていうのが伝わります。

第二次世界大戦というとどうやっても私は日本人なので日本の国の状況ばかりを見る機会が多いですが、それこそ海を超えてドイツ、イタリアといった陸続きの人たちを考えるとそれぞれに深い傷と闇があります。それはどこの国でもそうだろうな、とも。

で、その中で「終わった」とはいえ、爪痕があるなかで、どうにか模索して「明るく」しようとしているというのが停電→ライトがつくまでのくだりで見えたかな、と。

 

アンリとアダムのタップはもう聞いててわくわくのしっぱなしだし、この作品における「アメリカ」という位置づけがどんなものなのかがわかる曲でした。天国への階段は聞いててわくわくするし、パリというロマンス溢れる場所でアメリカという自由を享受できる贅沢な時間みたいな形になっていました。楽しかった。すごかった。語彙力が皆無になる。

 

仮面舞踏会っていわれると、あの、うっかりジャニーズファンもしているので少年隊の\好きさお前が/とか色々ちょっと頭をよぎらないのかって言われたらまぁよぎりますが、同時に別ジャンルのオタクもしているので、マスカレードだ!!と、あの空気感が好きなだけにワクワクしていました。いいよね…仮面舞踏会って響きいいですよね…ベルサイユのばらでも見た…!マイロがキャッキャしている笑顔が少し切ないです。

普段とは違う夜会ならではのドレスがふわりとアンサンブルとともに揺れる姿が美しくて、「華やかな蝶たちが舞う」という意味でもいいな~ってなりました。

 

また、ジェリーとリズの二人のダンスシーンは1幕のセーヌ川と2幕のセーヌ川で明確に違いがって、彼らの「ニセの恋人」(ニセコイじゃんとか思ったのは内緒)でもいいから、という流れからのどう見ても惹かれ合っている1幕と、そうだけど、離れてそれでもやっぱり心に従った2幕のラストの踊りが似ていて違うのが面白かったです。

最初はあくまでもジェリーの好き好き~~!!!っていうのが出まくってて。

ジェリー→→→→→→♡♡♡→リズ だったのが最後にはジェリー→♡←リズぐらいには縮まっていたとも感じます。だからこその「踊り」なのかなとも。

 

2幕のリズの見せ場であるバレエのシーン。友人的には「バレエっていうかコンテンポラリーダンスに近いと思うんだけど」といっていたものですが、あの長さがすごい。

あれほぼバレエの発表会だしぶっ通しで踊るということの「やることの多さ」に驚いてしまう。金田一少年の事件簿の外伝における「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」の最初である”オペラ座館殺人事件”でいってた「やることが…やることが多い!」ってやつですよね。わかる。

 

リズを演じられる女優さん(私のときは近藤さんだった)は本当に体重維持が大変だろうなって思います。痩せてもいけないっていうのは絶対あるだろうから(確かいつぞやの濱田めぐみさんがウィキッドをやるときにテレビの密着があってその時の映像を見た覚えがある)、このハードさは絶対痩せてしまうだろうし、一方で「セリフ」「歌」「踊り」「一つひとつの振り付け」「表情」すべてに気を配り、すべてに動かしていくことを考えると「た、大変だ~~!!」と言わざるを得ない。

そういう方々の「努力」と「根性」で成り立っているお芝居だとそう思います。あれです白鳥的な。めちゃくちゃ美しい舞台ではあるけれども、その水面下の彼らの努力が全く「見えないように」した上で「完成形」にもってくる。すごいなと思います。

 

3人の男、ジェリー、アダム、アンリ

ここから作品考察したいんですけれど、まずこのジェリーとアダムとアンリという三人の男たちなんですが。

この三人どこからどう見ても噛み合わなさそうなのに何故か仲良くなるんですよね。

そこに行き着くのが「アメリカ」っていう言葉になるのでしょうけれども。

恋の仕方がそれぞれ違って非常に興味深いんですよね。

ジェリーは「街にいる時に一目惚れ」(見かけ・素な姿)

アダムは彼女の踊り、表情に対して、オーディションという場での「才能を見せる時に一目惚れ」(才能的な面・彼女のバレリーナとしての面)

アンリは「側に居続けたからこその時間の経過によっての寄り添い」(どのタイミングで好きになったのかは不明瞭。幼馴染的な惚れ方)

 

画家、作曲家、ショウマンの3つの中で思うのはそれぞれがそれぞれリズとかかわり合いながらも、彼ら3人が揃う機会というのはないっていうのがポイントかなと。

  • 「リズとしての時間」→アンリ
  • 「リズのバレエとしての仕事」→アダム(舞台の演出面での絵師としてジェリー)
  • 「リズではなくライザとしての時間」→ジェリー

 

 だから彼らが見ている「リズ」はそれぞれリズだけど、違う一面をもったリズです。

人間というのは多角的な一面を持っていて、例えばアンリと接するときのリズは従順な部分があり、優しさの溢れている気品ある女子だけれど、アダムと仕事をしているときは真面目に取り組み自分がプリマドンナとしてどうあるべきかをひたすら練習したり、考えている。ジェリーといるときのリズは、リズではなく「ライザ」として活発で素直でちょっと勝ち気な女の子になる。

でも、どれもきっと間違いじゃなくて、どれもきっと「リズ(ライザ)」なんですよね。だからそれぞれをそれぞれが「愛している」部分が違う。まぁあれですめっちゃわかりやすく言うと「私の推し君ここの部分がめっちゃ好き!!」っていう解釈違いみたいなあんなかんじ(?)

 

友達と話していてめちゃくちゃ衝撃的な一言言われたんですけれど「アンリは自分がメンヘラになってアダムは付き合ってる女がメンヘラになるパターンな気がする」って言われて盛大に笑いました。

「一度デートしただけで彼女面すんのやめてくれない?」ってアダムいいそう…ってちょっと思ってしまった自分をちょっとビンタしたいです(笑)それどっかの乙女ゲーに出てくるタイプの男…!

じゃあジェリーはどうなのかっていうとジェリーはあの、なんというか戦場を経たからこその感覚麻痺が絶対的に有るんだろうなあって感じます。

なぜ俺が、仲間の脳みそを膝で受け止めなければならない?!

戦地で人を殺めて、仲間を殺められているなかを見てきたからこその彼の「感覚のバグ」は多分あるでしょう。まぁそれも含めて「暗い過去を捨てて表、明るいところにいくんだ」っていう彼の力強さもあると思いますが。志半ばで死んでいった人たちのぶんまで、とかはジェリーは思っていないでしょう。ただ、ジェリーにとっては「生きる」ってどういうことなのか、自分の思いを「告げる」ってどういうことなのかなって考えるとそこに戦争の影は絶対潜んでいるのではないかと。

 

じゃあ一方でアンリはどうなのかって考えるとアンリはアンリで「一人の女の子(リズ)のために」、ドイツ軍(ナチス)にしっぽを振っているように見せて水面下でレジスタンスをしていた過去があります。

彼は、そして彼らの両親はリズにそのことを告げていない。リズは匿われて、沈黙し続けていた。ユダヤ人だから、見つかればアウシュビッツ収容所に行くことはもうわかっていたから。ユダヤ人に対する迫害についてはアンネ・フランクの日記を学生時代に読んで非常に衝撃だったし、そうせざるを得ない状況を思い返すと胸が痛いです。以前映画で「コーヒーを巡る冒険」でも突然店が襲われ「ユダヤ人だったから」という描写がありました。それぐらい、忘れてはならないものであるわけで……。とにかく、粛々と生きていく、「生きるため」に周りの助けが必要で、絶対に知られないために、アンリとアンリの家族たちは「リズのために」生きてきたわけです。

 

増補新訂版 アンネの日記 (文春文庫)

増補新訂版 アンネの日記 (文春文庫)

 

当時のアンリたちの生活はイメージでしかできないけれど、アンネ・フランクの日記を思い出すとあんな感じだったのだろうか…と心がしんどい。

アンリはこのことに対して、リズに「押し付けよう」とはしていないし、「結婚したい」という理由の盾にこれを使うこともないです。「誰にも言うな」ということの”誰”はリズにもかかるのかなって思うし。「お世話になった」とリズが言うなかにレジスタンスであったことは多分含まれない。知らないからこその「でも心はどこへいこうとしているのか」というジレンマが生じている。

アンリが驚くべきいいヤツすぎて「お前幸せになれよ~~!!」って乙女ゲーや少女漫画の二番手男を見ているきぶんになってしまうのですが、命がけでそばにいて、命がけで力になったからこそ、その手を離すことへの勇気も必要でその勇気を持っている彼を讃えたい。

 

アダムに関して言うと、彼は当初からこの恋愛には強く関わっていないんですよね。

ただ、リズという女性に対しての才覚を認めて、彼女の才能に導かれて彼女のために曲を作りたいと没頭する。そこで自身の才覚も伸びる。

彼だけリズに己の感情をきちんと伝えていません。伝えようとして、それを言わないままです。彼もまた、「暗いくらいがいいんだよ~!!」と話していたぐらいには戦争の影がひっついています。作曲家として、暗い曲しか、マイナーコードだったものばかりが次第に明るくなる。「巴里」という町のおかげなのか、その世界にいる人々のおかげなのか……どちらでもあっているのかなと。アダムがリズと出会うことでアダムは自分の曲を「誰かのために」作っていく。アンリのために作っていた曲は「アンリに依頼されて」いったもので、リズのためには仕事の中から「全部これリズのためにつぎ込もう!」ってなったものです。だからこそ、アダムは彼女に対して言葉にしなかった。それは音楽に全部込めたから。すごい!なんかネオロマンスで弾いてたら伝わったあのかんじだ!!(※金色のコルダというゲームではそんなかんじ。音楽に思いは乗せると伝わるっていう意味で)

 

三者三様の「思い」と三者三様での「伝え方」。また、それぞれの「抱えるもの」。この対比が非常に明確な三つ巴感でした。

 

2人の女、リズとマイロ

この作品では女性は二人出てきます。いやマダムもいるけれども。

一人はヒロインである【リズ】、そしてもうひとりはアメリカ人の【マイロ】。

彼女たちは「思われる側」「思う側」として描かれていますが、ふたりとも根底としてあるのは自己をいかにして立たせているかっていう部分が強いかなと。

リズは色んな人に守られながら、それでも自分が「なにかしなくては」「恩返ししなくちゃ」という心がある。リズはリズで「あるべき姿」「求められている姿」というものの板挟みの中で本当の自分を探しているわけで…それを引っ張って「こうじゃない?!」「君が好きだよ!!」というジェリーに引っ張り込まれていくわけですが…。

マイロは「~したい」をはっきり言うタイプです。YES/NOと自分の感性を素直に持っている。彼女は表現が出来る人じゃないけれど、それを支援できる資産と、自分の目を信じている。その「絶対的に信じて揺るがない」というのを持っているのは強いと思うし、リズが持っている強さとはまた違う形かなと。

そういう意味ではジキル&ハイドのルーシーとエマと差みたいなものもあるし、時代の流れ的なものの違いなのかなと。振られるのは何故か頭が切れる女で「なんでだよ!!」って部分はまぁあるかって言われたら個人的にはめっちゃあるんですけど(リズはリズでめっちゃ好きだけどね!)

マイロの茶目っ気があるのと、また「振られた女」でありながらはっきりと背中を押すためらいのなさと、恋敵に該当するリズに「自分のドキドキしたその感情を思い出してやればいいんじゃない」ってそっと背中を推す時。また、ジェリーからの手紙を受け取ってあげる優しさ。強さ。マイロがいい女すぎてビビる。

また、作中でいっていた「愛はお金で買えないっていうじゃない。私は買えると思うけれど」っていう部分があって、それがすごく「マイロ」らしくていいと思いました。あくまで、大衆の意見と彼女の意見が違って、それを否定せず自分は「こう」っていう意見を成立させている。なんかそういう意味でも、やっぱりマイロは「アメリカ人」という国民性があるなって思いました。

 

同じ男に向ける感情がそれこそ「反発」からの好き、という王道を持ったリズと、「同調」(才能に対しての)のマイロ。ジェリーという男を見てもまた、リズにもった多面性と同じように彼もまた「色んな角度」から見られた結果なのかなと。

 

「パリのアメリカ人」という意味

作中で、リズがいった「あなたこそがパリのアメリカ人」という言葉を踏まえて考えると、このミュージカルの表題になっている「パリのアメリカ人」とは恋愛に関わっているようでかかわっていない「アダム」に当たるんですよね。

 

「パリ」っていうのは何を意味するのか。これは「パリって光の都(La Ville-Lumière)」っていうだろうって言葉に出していたことにも由来するのかなと。

その上での「パリのアメリカ人」というのは作中の沢山の人々にかかるんですよね。その意味が一気に変わっていくというか。場所なのか、何なのか。友達とのディスカッションのはてに「これかなあ」と自分たちなりの落とし所を見つけたものとして綴っておこうと思います。

 

  • ジェリー……パリ(に残り、一旗あげようとした画家)のアメリカ人
  • アダム………パリ(にいる、まだまだ売れない作曲家)のアメリカ人
  • アンリ………パリの(人だけれど、ショーマンになるべく進もうとしている心は)アメリカ人

 

男性でもこれですけれど、例えばマイロという女性にも言えることなんですよね。

彼女は「とてもアメリカ人っぽい」と言われて「私はパリの人になりたい」といっていた。これは芸術の街であるパリに強調される「才能を認められる場所」「芸術(才能)をいかんなく発揮できる」「それを理解できる人」としてパリジャン、パリジェンヌにあたるのかなとか。

 

  • マイロ……パリの(人になりたい)アメリカ人

 

だから、今回のキービジュアルに出てくる二人はもうだれが見てもジュリーですね!!ではあるけれど、その上でそれだけではないっていうか。

「パリのアメリカ人」はどれも間違っては居なくて、「パリのアメリカ人」が一人の女声に出会うことで変わっていくのと同時に「パリのアメリカ人たちによって変わっていく女の話」でもあるというか。このへんは正直つい最近読んだ手塚治虫の「奇子」でもふっと思うことで(あれは内容ぜんぜん違うけれど)彼女「が」主役だけれど、彼女はどこか蚊帳の外というか、「彼女を巡る物語」として色々考えさせられると言うか。

奇子 1

奇子 1

 

「隠され続けていた存在」という意味ではどこかちょっと奇子とリズは「まったく違う」のに、どこか似ているなと思ったらなんかもう…こう…メンタルしんどい…。

 

そういえば、友人がふと3人の男のトークシーンで「なぜここではフランス語ではなく英語で頼む」といってたのかわからないという(他のシーンでもほぼフランス語で物事は進んでいるのだからいらなくないか?という意味で)疑問を口にしていたのですが、私「フランスにありながらあそこだけが”アメリカのこころ”に近い」ものがあるからではないかなって思いました。同じようにフランス語→英語になったマイロのくだりも含めて彼らは「アメリカ人」(アンリの場合は「こころが」になるわけですが)の強調のためなのかなあ、とか。

 

アメリカとは「自由」の象徴として、パリ(フランス)は「芸術・光」として見ると「パリのアメリカ人」というタイトルはすごくジェリーっぽくもあるなって感じます。

自由に「リズ」を「ライザ」という自由なアメリカ人にしてくれて引っ張り上げてくれた。そういう見方もまた出来るかなと。

 

そもそも光=パリというなら

 

こう考えるとどこに何が引っかかるのか、どんな意味を持ち合わせているのかって考察がワクワクしますね!!(笑)

 

 

楽曲について 

どの曲もガーシュウィンという「完璧な音楽人」といわれる人が作ったというだけあって緻密。そして自由。ジャジーででもポップ。年代を飛び越えたかんじで聞いててリズムを取りたくなります。

で、うっかり気づいたらサントラを買っていた。おや…おや…??おかしいな気づいたら色々買っていたぞ…?

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買い漁った図

どの曲もいいし、ブロードウェイ版を今販売されているものを購入しましたが聞き取りやすくて楽しくてわくわくが詰まっています。

これは四季版のほうもほしいので販売してくれないだろうか……してほしい…!!

 

パリのアメリカ人

パリのアメリカ人

  • アーティスト: オリジナル・ブロードウェイ・キャスト・レコーディング
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2018/11/21
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログを見る
 

 これも!!こっちも!!すごくよかったので!!ぜひ聞いてほしい!!!!

 

A.B.C-Zのファンが見た「パリのアメリカ人」

奇しくもA.B.C-Zのやっている番組「ABChanZoo(えびちゃんズー)」にて、劇団四季のオーディションを受けるという特集が2週間に渡って放送されており*8、私はこのA.B.C-Zというグループを楽しく見ている人間でもあったので(そして今回一緒にいく友人も同じくA.B.C-Zを楽しむ一人であったため)「意図しない形とはいえ、これから見に行く予定のものを彼らが挑戦している」という意味でもすごくワクワクしながら見ました。

 

www.tv-tokyo.co.jp

思えば一昨年の劇団四季のオーディションで「ソング&ダンス65」に関する放送のとき*9も非常に楽しく見させていただいており、(※このときは塚田さんと戸塚さんが見事ステージに上げていただいた)、その時のことも鮮明に覚えていた+テレビ東京に「楽しかったからまたやってほしい」という気持ちを抱いていたからこそ、このように形に再びなったことが嬉しくてたまりません。

その時はいけなかったからこそ、今回「パリのアメリカ人」がコラボした上で「自分がいけるぞヤッター!!」って気持ちがあるので、その感想を書いていきたいと思います。

「ファン」として見る「パリのアメリカ人」と、そうではなく「芝居を芝居として楽しむ」「パリのアメリカ人」とそれぞれの視点を自分の中で持っているのかなと振り返りながら思ったのですが、まず第一にABChannZooで出てきていた「オーディションでしていたダンスシーン」と「ジェリー、アダム、アンリのセリフオーディションについて」を思い出してみました。

 

まず最初に「セリフを10分で覚えてお芝居をした」という点について。

見ていて最初に思ったのは、「配役アダムorジェリーって言われたら本人たちの芸能人としての”キャラクター”的に納得」もしつつ「こっちでも見てみたかったかもな」っていう部分もありました。

 

 

あのシーンにおける「見てみたい!」という部分に関しては、どちらかといえば「アンリ」が見てみたい部分もあったのですが、アンリはもれなく流暢なフランス語を喋らなくてはならないわけで、結果として先生が演じているのに合わせるというかんじだったのですが。

登場人物として、河合さんがアダムかジェリーかと聞かれたら「やるとしたらアダムだなあ」って思うし(これは彼のパブリックイメージで)、逆にやってみてほしいのなら「アンリだなあ」だし(全然イメージに近くないから)、戸塚さんは逆にジェリーやアンリっぽい(※私のイメージで。「花言葉」というMVを見てて思ったので)なかでアダムをやったのは興味ぶかかったです。

逆に五関さんもアンリのような繊細な細身のキャラクターをやって欲しさもある一方で「これは恋だ!!!」と断言し突っ走っていくような芝居を見てみたかったからこそ、あのまま別のシーンでやるなら?ということも自分なりに考えていました。塚田さんは前述した「パブリックイメージ」とあまり外れていないという意味もあり、また相方であった戸塚さんとのかけあいが非常にスムーズだったことから見ていて楽しかったな~と。

じゃあ自分の応援している橋本君は、って考えると3人の男の配役であるなら自分が見たいのは神経質気味なアンリなのか、ざっくばらんのアダムなのか、それとも突っ走るジェリーなのかと考えたら、アダムなのがわかる~~でした。何故かはわかりませんが(笑)

 

三人のあのシーンのオーディションで使われていたやり取りを実際に見ていると「矢継早になる」「興奮気味になる」「間を与えない」っていうのが本当にそのとおりで、スローではない理由がすごく明確でした。

はじめてアメリカ軍を退役した男がパリにきて「英語が話せる」ということ。それって「意思疎通がしやすい」ということになるわけで、思ったことチョイスしやすくスムーズに話せる、あそこにいる間は「パリ」だけど「アメリカ」のような空気で、アダムはそれまで《一人》であったからこそジェリーに出会って「これはいいぞ!!」と思えた。それを見抜いて「矢継早のほうがいいのかもしれない」という芝居を取り込んだ、そして彼なりの、ワンシーンの中で考えるアダムを描いた戸塚さんを純粋にすごいなって感じました。多分、実際にお芝居を見たからこそ「確かに~~それはそうなる~!!」っていう発見だったと。

 

で、次のジェリーがリズにアプローチをする香水店でのやり取りのダンス。

「知ってるそれオーディションで見た!!」ってかんじだったんですけど(※そりゃそうだ)、改めてすごいなっていう圧巻でした。

実際に塚田さんと五関さんが入った状態のを何度も見直したけれども、それより前のオーディションの振り付けを見て、意識して「足」「傘の動き」「ハイジャンプ」を重ねて見ていたのですが、ジェリーの俳優である松島勇気さんすごすぎてぽかーんとしていた。めちゃくちゃキレイに飛ぶし、めちゃくちゃキレイに動くし、そして彼の周りでアンサンブルが踊る度にきれいに揃っているのが。マスゲームっていうぐらいに整っていました。

傘を使って、興奮気味に「君は運命だ!」「君はすごい!」とリズに言い寄るシーンなのですが、バレエを基盤として軸足をきれいにあげていて、少し上のあたりから見ているとズレがなく、揃い方が美しくてびっくりしました。「揃っているのが当たり前」なのかもしれないけれど、その揃い方が、ダンスが、とても見ていて楽しかったです。

また、オーディションでこの作品の中でこのダンスを選んだのもわかる気がしました。

後々出てくるタップもすごく素敵なのですが(私はタップダンスシーンがすごく好きです)、とてもカラフルで、ジェリーというメインキャラクターがひたすらに笑顔なのが印象的で、「THE劇団四季」のイメージに沿っている意味も込で、すごく見ていてワクワクしました。あの踊りに関していうと「全身でやろう」とする塚田さんが選ばれたのがすごいわかる…わかる…!っていう部分もあり、また、ダンスに自信があるからこその”足先を気にする”というバレエの動きをどうにかものにしようとする五関くんが印象的だったのをテレビで見ながら感じていて。ぜひ五関さんにはこの舞台見て、このダンスを見て「自分の新しいダンスの振り付け」として吸収するものがあったらいいなあなんて全く自分がダンスできないくせに何いってんだと思いつつ(笑)感じました。

 

A.B.C-Zの「選考」について、お芝居を見て、その上で色々調べて、劇団四季には「慣れ、だれ、崩れ」、「一音落とす者は去れ」という教訓があることをそういえば以前テレビでやっていた(塚田僚一さんがキャッツを取材する中身だったはず)のを思い出しました。これを調べたときに、ちょうど下記のサイトさんをお見かけして、読ませていただき納得いたしました。

kindantheatre.com

セリフを、言葉を一つひとつ「演出家」と「脚本」がいいたかったこと、表現したかったことを飲み込み、その上で自分らしさを踏まえて「届ける」仕事です。だからこそ、劇団四季にはアドリブがない、と聞いたことがあります。

これは劇団四季が「役者ではなく舞台を見せる」「常に一定のクオリティーで見せる」ということをモットーとしているから、だとも。

だから、勝手に台詞を変えたり歌い方をアレンジするのも禁止なのだと知りました。“いつ来ても同じように楽しめる舞台”が劇団四季だからこそなのだとも。だから「セリフを忘れるな」「伝えるべきことを忘れるな」「すべてを相手に届けろ」っていうのが劇団四季の重要性なのかなと感じています。

 

で、この上で思ったのは「そりゃあ、セリフを覚えきれず軌道修正をしようとしてアドリブみたいになってしまった橋本君は今回の結果が落とされてしまうのは残念ながら仕方ないかな」ってことでした。

コインロッカー・ベイビーズで、DEATH TRAPでその時時で「そのキャラクター」を自分の中に取り込んで、憑依させてお芝居をしているので、そこに「キャラクター」はいるけれど、ニュアンスや言葉はその時時で変わっていました。

ダンスの部分がとてもよかったので「なぜ彼が落とされてしまったのか」と考えた上で、今回の劇団四季を拝見していて「仕方ない」と思う部分もあり…。

逆に言うと、それが彼の「舞台は生き物」の考え方であるなら、それはそれで「四季とは違う彼の形」を確立していけばいいかなって思うし、逆に「四季にもう一度やって舞台に立つ」という考えならば問題点が明確に見えているということで、どちらにもふれるのかなあと。次、仮にオーディションがあったとき。次、仮にまた劇団四季×A.B.C-Zを出来るときがあったとき、どんなふうに彼が自分のお芝居を“劇団四季として”やるのかっていうのを勝負してほしいなと。

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うっかり記念にかったサントラ(ブロードウェイ版)とBlack Sugar

そして、劇団四季のTV番組の一つとしてA.B.C-Z挑戦してもらう機会があるのであれば、ぜひ四季メゾットの発声オーディションとかもしてほしいなあ(笑)

四季の独特の発声、どこにいても何をしていても聞き取れる、表情が見えないくらい離れていても「セリフ」「動き」で全部が伝わってくるというのがすごい良いと感じたので…そういうのも、またやってくれたらいいな。四季ならではの、「劇団四季」の特色をバリバリだしたオーディション、見られたらいいな。

 

そういえばTravis Japan川島如恵留くんはもともと劇団四季にいたと聞きます。だからとても体がしなやかで、美しいんだろうな~という納得もありつつ。そういう意味でも豊永利行さんはどうなんだろうってふと思いました。(劇団四季美女と野獣でチップをしていた経歴をお持ちです)。トラジャを見る度に「あれ川島くんでしょ!!」っていつも友達に言って「そうだよ」って言われるくらいには踊りに目がいくのすが、私の好みがわかりやすいっていう(笑)あと宮近くんの倍速ダンスが大好きです。ちょっといってること意味わかんないけどトラジャのそういうチャレンジ精神とても素晴らしいと思う。実はよくJr動画みてます(笑)

 

「キャスト」の人気か「作品の人気」かのジレンマ

今回の「パリのアメリカ人」はトニー賞を受賞した話題の作品です。でも、「トニー賞を受賞した注目作品」ってどこに向けてなのかなってぼんやりと考えてみました。

実際、客席は想像していたよりも土日にもかかわらず空席が目立っていて、そのことが友人(初・四季)にとっては衝撃だったみたいです。

劇団四季というのは満員御礼ですごい人気」というイメージがあります。

ただ、演目によってそれは結構差が激しくて、例えばキャッツとかライオンキングとか、あとはディズニー作品とか「どうなるものなのか」わかっているというのは所謂「今まで劇団四季を見てこなかった人」にとっても入りやすくて、楽しめるから「最初の劇団四季」として手を出すの、わかります。

トニー賞を受賞したパリのアメリカ人を劇団四季で」これって多分劇団四季が好き》(ないしは見たことがある)(もしくはもっとめちゃくちゃファン、会員)という部分か《ミュージカルというものに対して熱量がある》という点があるかがマストなのかなと思います。

劇団四季のお値段を見たら3000円~1万円の席レベルがそれぞれにあって、好きなところで見られます。これは正直ジャニーズの「一律同じお値段でやらせていただいております」*10とは正反対の位置に座しています。で、これに関して私は割と肯定的でして。そりゃあまぁ見やすいところは高くあっていいし、初心者の人でも入りやすいお値段があったらそっちのほうがありがたいよねっていう。

でも、そのほかに「拘束時間」というのはやっぱりあって(これはどの舞台でもいえることですね!)、その「この作品のために行く時間、見る時間、費やす金額」というものたちっていうのはその人によって大きく価値観が変わります。

だからこそ、「新しいもの」というのはやっぱりちょっぴり勇気がいるものなのかもしれません。

どんな作品なのだろうか、っていうのを調べても「自分の好みとあうのかわからない」「話題性があるけれど、どうなのかわからない」っていうのはきっと踏み出すものとしてためらいがあるのだろうなあとか。そういう意味で「アラジン」「リトルマーメイド」とかはイメージしやすいし子どもも大人もストーリーがわかるからこそ入りやすいのかな……とか。キャッツとかは歴史があるぶんだけ固定ファンも多いのかなあと・・あくまでも予想ですけれども。

 

私も以前、別の友人と「鹿鳴館」を見に行ったときに、同じように驚きを抱いたのを記憶しています。

(そして同時に「ろ、鹿鳴館内容がめっちゃしんどい~~知ってたけどしんどい~~!!」って思った思い出)(ちょうどその頃「蝶の毒華の鎖」というあのへんの時代を駆け抜けたゲームを友達とやっていた流れで自分たちの中でちょっとしたブームだった)。

ちなみに鹿鳴館はストレートプレイの作品で、「劇団四季=歌ありダンスあり、パフォーマンスが多い!」っていう概念だったものをひっくり返していただける、三島由紀夫色めちゃくちゃ出まくった「人間という業の深い生き物の考え方」「見方」「憎悪と嫉妬と、見栄と虚栄心と」とのごちゃごちゃ感が人の心をえぐり出す描写として「しんど~~!!!」ってなった思い出です。

調べてみたら劇団四季は本来ストレートプレイの劇団だったということで、「えっそうなんだ」という発見で、驚いたものです。

www.youtube.com

 

以前、DEATHTRAPのときに六代目片岡愛之助氏が「毎日お客様でいっぱいで」とお話されているのをなんとなく覚えていたのですが……改めて考えさせられました。なかなか一杯になることはないという言葉が、お芝居を見た上での突き刺さりを感じます。

それは「知名度」という意味なのか、それは「ファン層」という意味なのか……いまいちなんとも言えませんが、それも踏まえて、改めてちょっと考えさせられるというか。

「ジャニーズだからいっぱいである」「ジャニーズだから評価される」という面はわかっていたことだし、知っていることでは有りました。それだけ所属している団体・母体に対して大きなものであるというのも事実です。

ただ、俳優さんが千客万来であることに対し、自分のお芝居を「これでいいんだ」ってなってしまうのは少し寂しいなと今回のお芝居を通して感じました。

ふと生田斗真くんがウエンツ瑛士くんと「火曜サプライズ」に出たとき*11に”天てれ終わって、自分が舞台に出たときにその舞台から見えるくらい、客席がガラガラだった”というお話をされていまして。それに対してウエンツ瑛士くんも「俺もそうだった」っていう話をされていて、子役から大人になられるということ、ヒット作品から卒業するということの重みを感じました。

まぁその後毎年毎年火曜サプライズ生田斗真くん出ていて、その映像を見る度に「この人たち本当仲良しだな~~」と和やかな気持ちになるんですが。めっちゃいいと思う…天てれ世代を生き抜いた私にとってはありがてえありがてえの極みだから…そういうのもっとやって…!!(笑)ウエンツ瑛士くん帰ってきたらまたお芝居見せてね!!

で、話を戻しますが、お芝居にいくときに付随される、「俳優(出演者)」に付加されるものは何なのか。俳優としての価値はどのくらいなのか、という意味でちょっと考えました。

アイドルであったり(これは元XXXの~っていうのにも言えるんですけれど)何かのヒットだったりしたときに「●●役(または●●に出ていた)の誰々」っていうのは効果があるのってやっぱりある程度の範囲だと思うわけで。

お芝居に対して「面白いのかどうかわからない」ものに最初飛び込むわけだから、そこに追加されるもの…演出家だったり、俳優だったり、脚本だったり、振り付けだったり…があって、だから、その価値を挙げていかざるを得ない。「自分が今どの位置にあって、自分に対して、自分の”芝居”にどのくらい人がお金を出してもいいと思ってくれているのか」っていうのって大事なんじゃないかなと。そしてそれを磨こうと努力しているのって大切なんじゃないかなと感じます。

だからこそ生田斗真くんやウエンツ瑛士さんが今こうして「お芝居」の方向で光り輝いているというのはあるんじゃないかな。また生田斗真くんのお芝居も見たいし、ウエンツ瑛士さんに関しては現在舞台のために留学中で、日本での芸能活動を休止されています。

 柿沢くんのTwitterで様子が書かれていて、ちょっとほっとしました。元気で戻ってきたときにこれでもかという披露をしてくれるのを期待しています。私は彼と濱田めぐみさんのミュージカル「スコット&ゼルダ」がとても良かったと思っている人なので…。昨

今の様子をWaTでともに走り抜いてきた小池徹平くんが話していて*12なんだかあったかい気持ちになりました。それにしてもカッキー(柿澤勇人さん)と小池徹平君ってとんだミュージカルのDEATH NOTEでとてもおもしろいなって思います(笑)

 

で、話を戻しますが、肩書って絶対大事で、逆に言うと起用する側もビジネスなので色んな所を見るだろうし(この人を起用することでいくかかかって、プラスで常に満席で…興行収入はどうで、とか)だからこそ、自分がやるにあたって何を見るかどう考えるかっていうのは大事なことなんじゃないかなと。

これはジャニーズの方々だけじゃなくて2.5のお芝居でもよくあることだなって思うし(人気があったのは「役柄」に人気があった自分である、という話よく聞く)、そこから自分の現状を知って更にブラッシュアップして俳優として花を咲かせるっていうのってとても大事なことで素敵なことで、その花を咲かせたことによってまた人が「あの人あの役をやっていたんだ」という流れになるのかな、って思ったりもする。

どこかで「これでいいんだ」じゃなくて「もっとこうしたい」「もっとお芝居を磨きたい」に続いていってもらえたら、その続いていく姿を見ていけたらいいな~なんて、観劇する側としては終わりなき成長を願っています。変化を楽しんでいけたら。そんなふうにも思う。

 

お芝居という世界の中でどう評価されるのか。どういう状態がスタンディングオベーションするのか、というものを考えた時、他のところのお芝居を見たら「これってとてもシビアだ」と改めて痛感させられたというか。

お芝居に来る。お客さんでいっぱいになる。

「作品」というものに対しての知名度なのか。「演出家」「脚本」「キャスト」としての知名度なのか。

いろんなものが渦巻いていくなかで、その中での求められる要素に外側から持つ「肩書を持っている」ということは大いに力になるのだろうと。繰り返しになりますが考えています。

これは、吹き替えにおける芸能人の起用についてもしかりで、よく「声優を使うべきだ」という声を耳にします。直近で言えば「シャザム!」とか「ドラゴンクエスト5」とかですね。ドラクエ声優がいるじゃないかっていう人はぜひともドラマCDも聞いてほしい。堀川りょうさんと川村万梨阿さんだよ…いいよ…。

CDシアター ドラゴンクエスト5〈VOLUME2〉

CDシアター ドラゴンクエスト5〈VOLUME2〉

 

まぁドラゴンクエストに関しては個人的には声優さんが俳優さんとか結構ざらにあって、それこそ山田孝之さんとかヒーローズでやってたし(重要な役割だったしそんなに問題なかったように思う)、まぁ、そんなもんだよなっても思っています。

 

私はこの「声優か、有名俳優か」の件に関して「ちゃんと合っていればそれでいい」派なので(※冒頭でお話した「アイシールド21」の蛭魔妖一というキャラクターが最たる例だし、遊戯王という枠でいえば風間俊介くんはまさに”ジャニーズ”の人ですね。当初めちゃくちゃ文句言われていたイメージがありますし、実際そうだと思う。当初からここまでよく伸びたと思うし、彼も自分自身について遊戯王の振り返りについては数年前の遊戯王劇場版の番宣番組ですごい言っていた)、どちらかといえば、「やめろ」という意見に関しては「とりあえず見てからの評価の方がいいんじゃないか」派なんですけど、そういう意味で、お芝居が好きという人たちが見る「肩書がついている人たち、外からきた人たちはそれだけで持っているプラス面」に対して複雑な気持ちを抱いてしまう感情もそうだろうな、と思います。

もちろんそれは今回の自分が「この作品が気になっているからチケットを取った」という流れの中で「テレビ(自分の好きな番組)で、自分の好きな人達が出ていて、そこの流れでますます楽しみになった」というのが一つ入っているのも事実でだからこそ、「こんなにおもしろい舞台だからこそ、もっともっと知ってほしい」と感じ入るばかりでした。

 

私はこの「パリのアメリカ人」の立ち位置はまだ作品として産声をあげたばかりで、過去の映画のものであることから「どんな作品なのだろう」と思われてしまう部分があって、劇団四季のファンの人達が「見てみよう」の段階にある作品で所謂<これから>伸びていく作品だと思います。

ぜひ今後も公演を重ねていくにつれて、口コミで、いろんな形で、みんなの興味の1になってほしいし、「とても楽しかった!」というふうに思ってもらえたらいいなと感じます。

 

劇団四季」というパブリックイメージをそのまま踏襲した作品、それが「パリのアメリカ人」だと思いました。歌あり、ダンスあり、ハッピーエンド!!だからみてほしい。そんな作品です。

 

「見てくれ!!!!」と叫びたい 

「パリのアメリカ人」のキャストの方々のコメントを見て、また、舞台に対して受け取った人たちの熱気を含めて「もっと盛り上がって欲しい」「もっと満員御礼になってほしい」と、そう思いました。いい舞台だったと感じるからこそ、評価されてほしいし沢山の人にみてほしい。

演劇人生を変えてくれたミュージカル

俳優として悩んでいたときに観劇し、ノックアウトされました。

音楽やダンスの素晴らしさはもちろん、ダンサーたちがプライドを持ち楽しみながら舞台に立つ姿を見て、僕自身忘れていた大切なことを思い出し、救われたような気持ちになりました。

人生を変えてくれた――そんな恩も感じています。

(ジェリー役/松島勇気さんのコメント)(公式ホームページより)

だからこそ「これから」続けていってほしい、これからどんどん人づてに「パリのアメリカ人、面白かった」となって、沢山の人が見る機会を得て、コメディタッチながらも其々の苦悩や右往左往を含めて、「楽しい」と思えて、最後は笑顔と拍手で終えることができたらいいなと思いました。

今回我々が見たときはスタンディングオベーションが起きたのとともに、7回のカーテンコールがおきました。正直ここまでカーテンコールがおきたの見るの初めてで(東宝ミュージカル。天使にラブソングを、の初演の頃みにいったときもカーテンコール多かったけれど)、「うわ~すごいな~!!」っていうすごいしみじみとした感想を抱いたのを覚えています。

 

「パリのアメリカ人」。本当に面白かった。

「ミュージカルだよ!!」っていう意味でもタップがあってコンテンポラリーダンスがあって、バレエがあって、ひたすらに動きがしなやかで、小道具が可愛くて。いろんなキッカケで、いろんな縁でこうやって重なって重なって「見に行く機会ができた」ということがすごく嬉しいし、その御蔭で笑顔になれたことも楽しかった。良いお芝居でした。

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面白かった結果アイコンもアレンジしてみた

公式ホームページでアイコンをデコれるアプリもあって、思わず作っちゃいましたよね(笑)いやそのへんも込みで劇団四季ってすごいな~ってしみじみしたという感想でした。

*1:港区怖い病克服!美術館&もつ鍋「幸」へ」にて掲載。美術館で「トルコ至宝展」を見てきました+港区怖い(偏見)を克服してきました

*2:ハナヒラケ!花見を兼ねてピクニックしようぜ!」にて、全力代々木公園で花見をしながら花より団子してきました。

*3:戦国無双シリーズにおける徳川家康のキャラクター傾向。ひたすら耐えて耐えて耐えて耐えて最後に花咲かせる系。戦国無双の東軍の話グッとくるから好き。コーエーテクモゲームス真田幸村推しなのは昔からなんだけれど、「悪役」ではないという意味で徳川家康の描写がとても人臭くて好き

*4:戦国無双真田幸村のセリフ

*5:雨に唄えばの楽曲をトラウマにさせてくれる

*6:三国志、蜀の義三兄弟による契

*7:2018年春のCMは横光三国志だった。ネットで探せば多分転見られるかもしれない

*8:「#280」「#281」の2019.03.16と2019.03.23にて放送。
◇2019.03.16【ジャニーズがアノ劇団四季に殴りこみ?新作舞台オーディション】日本2大エンターテインメントであるジャニーズA.B.C-Z劇団四季の新作舞台「パリのアメリカ人」出演をかけオーディションに挑む!また劇団の巨大本社に潜入…果たして!?
◇2019.03.23【ジャニーズが劇団四季「パリのアメリカ人」ガチオーディション!】日本の二大エンターテインメント、ジャニーズと劇団四季A.B.C-Zが最新作「パリのアメリカ人」に挑戦!合格者ナシもありなオーディション…舞台に上がれる者はいるのか

*9:◇2017年11月25日【ジャニーズ初!劇団四季からオファーあの名作の舞台に上がるか
日本の2大エンタテイメント】「ジャニーズ」「劇団四季」が史上初のコラボ!新作「ソング&ダンス65」の舞台にA.B.C-Zが挑む!難関クリアで舞台に上がることはできるのか」(https://www.tv-tokyo.co.jp/abchanzoo/lineup/171125.html
◇2017年12月02日【史上初ジャニーズがあの劇団四季からオファー名作の舞台に!?】日本の2大エンタテインメント「ジャニーズ」「劇団四季」が史上初のコラボ!新作舞台にA.B.C-Zが挑む!後編の今夜は遂に本番の舞台に上がるメンバーが決まる!果たして!? https://www.tv-tokyo.co.jp/abchanzoo/lineup/171202.html

*10:KinKi Kids堂本光一さんの安全安心の平常運転なかんじのセリフ。私はこれはこれで嫌いじゃない。どこから見ても、近かろうと遠かろうと「満足させてやる」って危心持ちなのかなって解釈しているので

*11:2016年8月9日放送回

*12:小池徹平、留学中のウエンツ瑛士にアドバイス?「帰国して英語喋れない方がおもしろい」 (1/2) | 芸能ニュースならザテレビジョン