柑橘パッショナート

インプットとアウトプットを繰り返すごちゃまぜスタイル

A.B.C-Z橋本良亮君との2021年の振り返りと2022年への期待

2021年も大詰めですね。今年一年どんな一年だったか……と振り返りながら、自分のなかにある歴史に彩りが添えられて、非常に四苦八苦したり充実した一年でもあったと思います。

さて、はてなブログさんでは特別お題「わたしの推し」というものが開催されていて、「推し」と書いて「スター」と読む――ということで……「推しについて」をちゃんと自分なりに紐解きながら考える機会が、ブログをやっているにも関わらずあまり記していなかったな、と。今年は特に現地(現場)の舞台やライヴ等での感想になりがちだったので、改めて「2021年の推し(自担)と自分の向き合い方、そして今後について」を含めて考えていきます。真面目な感じではなく、いつもどおりの感覚で!

ありがたいことに先日「等身大のエンタメ情報」と二つ名をはてなブログからいただいたので*1、「自分なり」の、「自分の考える」推し(スター)を見ながら記しておきます。

 

今回の推しについては、今年1年振り返ったらほぼほぼ彼のことでしたし、このブログに関しての代表格になっている「A.B.C-Z」というグループのセンター、橋本良亮さんについてです。スターというのであればA.B.C-Zは「5」と「星」をとても重視するグループでもありますので(なにせデビュー曲に"5stars"とついていますしね)、このテーマなら、やっぱり橋本くんかな、と。

なので今回は「今年も一年ありがとう、そして来年もよろしく」という話です。

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原宿でラベル作ってきた様子がこちら

ラベルを作ってきた感想はこちらから。

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世の中いろんなものをいろんな形で思いつくなあと感心するばかりです。でも美味しかったからまた行きたいな。

推しという概念と担当システム

推し、という概念については様々なニュアンスが含まれています。いわゆる「エモい」と同じく近年台頭してきた言葉でもありますね。

推し=応援している、好き、おすすめ、等のニュアンス等が該当するのかな、と自分なりに解釈しているのですが、人それぞれに”推し”という考え方があるのではないでしょうか。応援スタイルが様々なことと同じように、その「考え方」としての言葉の使い方も様々。

宝塚だと「ご贔屓」というようにおっしゃるそうなんですが、ジャニーズだと「担当」というように言います。最近だと二次元等もアイドル文化が花開いているのでそちらでも使われているのを見かけますね。なので、一概に推しといってもそもそもの概念が人によってバラけているのが面白いところ。

ちなみに推し、というと女性アイドルを追う方々が主として大本は使われていた印象が私にはあります。推し被りとか、その辺も含めて男性が主として多いコンテンツで聞くかな、とも思います。

……で、かくいう私はスポーツや二次元(アニメ・ゲーム・声優などの類)に行ったりV6を楽しんだり、そして現在に至っているケースの人間です。根っからのジャニオタからと言われると余り傾倒してこなかったタイプですので、あまり「担当」というものに現在も馴染みがあるようでないようで――……ぐらいのふわっと感だったりします。

ただ、今回は「推し(スター)」というテーマなので、タイトルもそのようにしています。担当じゃなくてスター、といういう形で進めていきます。

 

手塚治虫氏の「スターシステム*2のごとく、「私(河野)の中にある考え」には他作品や人物がリンクして出てくるので、そういう意味では「自分なりの橋本良亮(自担・推し)」と向き合う時に培ってきた様々なものとリンクしていくというのは面白いなぁとしみじみします。

 

橋本良亮という”アイドル””俳優””タレント”

彼を知って来年で丁度6年目…というか5周年なのですが、アイドルとして、またタレントとして、俳優として様々な顔を見せるお姿が印象的な人です。

ジャニーズ事務所は男性アイドルが所属する事務所なので「アイドル」ということから顔やスタイルといったビジュアル面が特に主としてピックアップされる印象があります。と、同時に一人ひとりの個性があり、橋本くんにおける印象は何だろうか――と考えると、5年前知った頃は「チャラチャラっとした王子様」でした。丁度その頃は王子様になるぞ~とお話を年始のインタビューかなにかで書かれていて「そういう人なんだな」と認識していました。……ということも踏まえ、丁度変化の年であったように感じます(笑)一筋縄ではいかないタイミングというか、「やりたいこと」と「やらなきゃいけないこと」と、「求められていること」が色々きているタイミングみたいなものがたくさんある頃合いでもあったんじゃないかなあ、なんて(勝手な解釈ですが)今だからこそ思う部分もたくさんあります。

それこそ、グループとして上の4人が真面目な方向であるため、最年少な分色んな「チャラい」だったり「遊ぶ」だったり、入り口として間口を広げようとあれやこれやしている印象があって(と、同時に当時20代前半ということもありますが/笑)ソロコンサートのタイトルが「りょうちゃんとぱ☆り☆ぴ☆」でした。今当時の映像を見ると何だかしみじみする要素がたくさん散りばめられていますね。10代の頃と20代の頃と、それぞれに表情を変え、形を変えながらいろんなことを模索してきた橋本くんですが、現在は「パリピ」という印象も残しつつ、穏やかというか、落ち着いたというか――柔らかくなりましたね。

グループメンバーに「後から入った」からこその気持ちを持っている彼がグループのリードボーカルとして引っ張っている今、何を感じて何を考えているのか、ということはインタビューやブログなどから「おとなになっているんだな」と。後輩に優しく、ファンに優しく。そこは変わらないままでいながら、進んでいっているんだなぁ……なんていうことをたった5年ではありますが、見ていてファンをしていて思うところがいっぱいあります。

昨今では朝の情報番組のMCをしていたり、俳優としてドラマに挑戦する機会が明らかに増えたり、コメントを求められた時にすっと言葉にできるようになったり。

センターとして「見せ場!」というところをバチッと決め込んで「そういうのが見たかったんだよ~!!」を与えてくれるところは変わらないまま、ファンが欲しい「はっしー」を与えてくれています。

彼自身の仕事へのスタイルも多くの人と関わることで変わってきているのか、もしくは過去に言っていた「日本語がうまくなりたい(うまく伝えられない)」が「少しずつ伝えられるようになってきた」という変化なのか――少なからず、過去よりも今、そして今後の彼の変わっていく姿をファンの一人として非常に楽しませていただいております。

この背景にはグループ自体の成長(メンバーである河合さんの大ブレイク等)もあって、全員が全員「グループ」としてまとまりが強かった印象から、より外の世界に出つつ還元しあって、良い方向に循環を遂げているのかなぁ……というようにも感じます。前を向いている姿がかっこいいんですよね。

橋本良亮くんとの一年間振り返り

昨年A.B.C-Zは「グループ」の活動としてはコロナの影響を水面下では受けつつも(未発表のままツアーが多く見送りになっていることもあり、発表できなかった2020年と聞きました)2020年は映画、ABC座、クリスマスコンサート……とさまざまなことにトライしており、ご自身はドラマ(鉄の骨)や朗読劇と様々なことが行われました。Umabiのタイアップもありましたね。ウマ娘が話題になっている中でもあるので「世の中何が結びつくかわからないなあ」なんて2020年は思ったものです。

 

2021年はコロナの影響がありつつ、まず最初に記すべきは「5人でのドラマがあった」ことでしょうか。

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メ~テレとのコラボで作られた全員主役の定時制高校群像劇「ワンモア」はツッコミポイントも様々にありつつ(ストーリーの尺の問題などもあるかとは思いますが)メンバー一人ひとりのお芝居との向き合い方や、「逆あてがき」だからこその良さが出ていたと思います。

繊細で、昨今の「若者」として理解がされない部分や、抱え込んでしまったところや「大人の苦い初恋」というもの等が散りばめられた風間という人間を橋本くんが演じる際にビジュアル面の「不健康そう」という部分は勿論のこと、コミュニケーションが取りにくいところ(学校にだんだんといくことで見せる変化)等も含めての風間像をどう構築していったのかな――等すごく考えながら見させてもらいました。

これまで演じてきたキャラクターとは異なる部分――演じていたとしても「作品」が違えばキャラクターは違って当たり前なので、風間くんは風間くんでの「良さ」がありました。

人間臭いという部分で言うならば「うまく言葉にできないもどかしさ」をぐるぐると動かしている姿は「”橋本良亮”というパブリックイメージと似ていない」けれど、「似ている」ところもあるように思いますし、その表現方法の1として風間くんという人間との向き合いというのは非常に面白い試みだったんじゃないかな。役者さんにとって一人ひとりの登場人物との出会いってその人の人生を飲み込む、インプットする部分もあるだろうからこそのアウトプットが1話の中で詰まっていました。

「ワンモア」という作品の試みが「アイドルグループの5人の挑戦」として見るのか「作品を通して見るのか」での印象が違ってくるからこその面白みがあったように感じます。

 

また、「モーニングこんぱす」のMCや「市町村てくてく散歩」の旅人など、出身地である千葉県との関わり合いがより濃くなった一年でした。

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番組全体が温かく、ディレクターがサンドイッチや朝ごはんをぱっと橋本くんに渡してくれるなどのフォローがあったり(この時の東京公演にちらっと番組の話になっていたので来ているのかなと思ってました)同じく出ていらっしゃるアナウンサーやスタッフの方々とも一丸となっての「チーム」になっている姿は何だか見ていて微笑ましく、橋本くんを追う前ずっとあさイチを毎朝見ていた身としては*3チームとして出来上がっていく姿というのはやっぱりいいなぁと温かな気持ちにさせていただきました。

 

ご自身でいうならば「アンラッキーガール」の出演や「痴情の接吻」の主演のことは記さずにはいられないです。映像作品はこれまで「特捜9」をはじめ色々ご出演されていましたが、アンラッキーガールや痴情の接吻のように恋愛色が強い作品というのはなんだか新鮮でした。A.B.C-Zはどちらかというと画面よりもステージの上での舞台の披露が多い印象だったので、2021年はワンモアを始め橋本くん自身たくさんのドラマにでていらっしゃったように感じます。みんなそれぞれ長所があり、頭が良かったり品があるキャラクターであったのも印象的でした(笑)

痴情の接吻に関しては「アイドル」という人物が主演でもあるということからアイドル色が強い深夜ドラマだな~とも感じつつ(まさか踊りだすとは思っていなかったです)二次元ではよく描かれる腸骨稜のラインを見る機会が自担(推し)であるとは思っていなかったので「ほっっっそ!」と驚きつつ、この体を仕上げることへの努力に拍手でした。すごかった。

 

ステージに関しては「ピース」そして「ブンとフン」が予定されていましたね。ピースはありがたいことに見に行くことが出来ました。

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橋本くんの朗読劇は「蜜蜂と遠雷」「日本文学の旅」と3回目ですが、それぞれにキャラクターの色が違い、方向性も違います。本作はオリジナル作品ということで現代の抱える問題と向き合い考えながらということがポイントとして上がっていたので、お芝居の内容と、キャラクター、演出諸々含めて自分の中で組み込みながら考えてみました。

ページをめくる時にどんなふうにめくるのか、動きを踏まえた上での朗読劇の中で、セットがかなりしっかりしている分、体の動きよりも「声音」での動きということに集中して見られたように思います。篠井さんのオカモトと反転しあうかのような「白」「黒」の表情等の切り替え等も踏まえ「聴覚」を注視していながらも、決して視覚も0ではない動かしという朗読劇の特殊性みたいなものを満喫させてもらいました。

 

ブンとフンに関しては、橋本くんご自身が新型コロナウイルス感染症にかかってしまったため中止になってしまいました。
他の誰でもない本人が悔しかったであろうとも思いますし、そこからぱたっと何も情報が出なかったことから心配でした――が、回復してくれてよかったなぁとつくづく思います。どうしても芸能人の方はワクチン接種のタイミングが難しいとも聞きますし、気をつけてもリモートが完全に出来るわけではないからこそですし……そういう意味でも、彼のファンである自分にとっても「コロナの怖さ」を痛感するばかりでした。どんなにいってもなるものはなるし、仕方ない部分ではあるからこそ、万全の体制で気をつけなければならないな――と改めて思い直させてもらえました。復帰してすぐの痩せっぷりに本当に兎に角安静にしつつ美味しいものを食べて元気になってほしいな……とひたすらそれを呟いていたことを覚えています。

 

新曲・ライヴ・パフォーマンスに関しては特に特記すべきこととしてはやはりカウントダウンライヴライヴの「紅蓮華」は書かないわけにはいかないでしょう。

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正直紅蓮華をやるという発表を聞いた時に「やるの……?!」「本当に……?!」と非常に動揺して鬼滅が好きなフォロワーさんも多いのでどうなることやらと身構えていたのですが、非常にクオリティの高い、A.B.C-Zが「ダンスが揃っている」「華やかなアクロバットができる」という魅力をしっかりと伝えられるパフォーマンスでした。

ファンではない人たちや、彼らのことを知らない人たちに”こういう人たちがいるぞ!!”ということを伝えられるパフォーマンスなぶん、企画してくれたCDTVライヴライヴの人たちには感謝しっぱなしでした。

 

また、今年は2つのシングルが発表されました。どちらも錚々たる方々が手掛けた楽曲でお名前みて「ええ!?」と驚いたというか……。Z Project(10周年に向けたプロジェクト)披露してくれることに感慨深さを感じます。

 

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ダンスのしっかりとした、「Nothin' but funky」も、しみじみと聞く「夏と君のうた」も、今のA.B.C-Zだからこその披露できる曲で、ひとつひとつの音楽における良さを引き出してくれています。

 

2021年のBut Fankey Tourは全国本当に様々な箇所でした。ほぼ全国ツアーといってもよいのではないでしょうか。北海道から熊本まで、様々な場所で番組をしている彼らだからこその持ち味をいかしたライヴであったように思います。無事に全公演が行われたこともほっとする次第です。ライヴに行くことでそれまで「この曲が好きだな」と思っていたものがもっと好きになったり、印象が変わったりとたくさんの発見があることがライヴ特有の魅力の1だとも思うのですが、今回はリード曲がシングルカットだからこその「これまでの曲を噛み締めつつ、これまで披露されたことのない曲にも触れる」ツアーとして魅力があったと思います。来年が10周年だからこその、カップリングを主軸にしつつ積み上げられたライヴというのは非常に新鮮でした。

 

今年はWebCMに加えてテレビのCMもあるという驚きもありました。

板チョコアイスが継続してCM起用してもらえたこともありがたいばかりです。

www.morinaga.co.jp

この大喜利50点満点だったお人がTwitterにいらっしゃって「本当に50点満点出るんだ」と驚きました。最高が45点でそれ以上いかないのでウンウンうなりながらひねり出しています。

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こうやって色々考えて出してはみるけれど、じゃあそれが「番組として面白いのか」とか「周囲を笑わせられるのか」「うまい!と座布団もらえるのか」となると否なので、改めて噺家のみなさんが大喜利をして笑わせている姿を見て「すごいなあ」としみじみします。笑点見ているとやっぱり頭の回転や小粋なことを言うことの難しさ、そして落ちまで含めて思わず拍手をしてしまうあの感じ、お見事としか言いようがないです。

 

「ミルクランド北海道」のCMに関しては、TV CMに彼らが起用されたことが本当に嬉しかったです。

www.youtube.com

まだ全シリーズが出ていないからこそ「どんなものが来るのだろう?」というワクワク感や、メイキングでの様子、インタビューでのお話等も含めて何周もついつい見直してしまいます。パブリックイメージや彼らのMCでの様子などを思い出させてくれるやり取りがたくさんあって、嬉しいです。2020年と同じく牛乳が余ってしまうというニュースが取り上げられている昨今ですので少しでも牛乳を楽しく美味しく消費できればいいなぁと彼らを通じた上で自らも少し意識を持つようになりました。今後の中に昨年話題になった「蘇」とかも入るのだろうか……?!とか思ったり(笑)これがきたらいいな、あれがきたらいいな、の予想をしながら待ちたい所存です。

 

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また、知り合いに北海道の方がいらっしゃるのですが、12月24日の北海道新聞の全面カラー広告にミルクランド北海道があったよと、写真を送ってもらって非常に衝撃受けました。羨ましいがすぎる……。

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送ってもらった広告

CMは今の所音楽番組の前に1回しか見たことがないのですが、こうやって広告出してくれるご縁を大事にしていきたいなーと思うばかりです。北海道酪農がもっと盛り上がったらいいな、なんて願う次第です。

 

ラジオ番組の「J's倶楽部」を通し、SDGsのPR大使を務めたのも特記すべきことですね。丁度今日のあさイチで「2021年の明るいニュース」というものが話題になっていましたが、SDGsに対しての取り組みが取り上げられていました。2030年までに出来ること。企業や政府に任せるというよりも「一個人から始められること」を含めて考える機会の間口を広げてもらえました。

11月には公開録音もあり、どのようなことをしていくべきなのか、ふとした拍子のちょっとした行動もまた「SDGsにつながる」ということを感じさせてもらえるイベントでもあったように思います。

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地産地消もまたSDGsですし節水や昨今話題のプラントベースの食材など、今までは気にしてこなかったことへの意識を向けられるようになったことに加えて「自分なりの」考えとして、どういうことが出来るのか――。テレビ番組でSDGsについて丁度最近触れているのを見てついつい手を止めて見たりと「機会」「きっかけ」がA.B.C-Z、橋本君にもらえたな、とも思います。

 

冠番組でいえば今年4月から「あっぱれ!A.B.C-Z」が始まりました。ローカル番組ならではのワクワクと、和みやすさと地域への貢献感に県外の人間ながら楽しませてもらっています。和気藹々とした空間は他の番組とはまた少し違う作りで、その分和ませてもらえているなあと。

 

最後に、ABC座「ジャニーズ伝説」について。ジャニーさん、滝沢秀明くんという演出家を経て自分たちなりに作り上げたジャニ伝は彼らの「後輩も先輩も、全員で作り上げる」という要素がふんだんに散りばめられていたように思います。また、その上でストーリーをコンパクトに、けれどダレることなく「前に進む」というポジティヴな終わり方も含めて良かったなぁと。「解散なんて寂しい」一方で、進むことへの重要さ、その上での「他の誰でもなく自分が寂しいくせに」というジャニー喜多川氏への気持ちはたくさんの人たちを「見送った側」であるジャニーさんを見てきたA.B.C-Zなりの「ジャニーさんってこうだったなぁ」ということをまるで舞台の上で対話し、確認しているようでもありました。私はジャニー喜多川氏について、詳しくは知らない、謎めいているお人の印象です。「どういう人なの?」というのはジャニーズの人たちの言葉で聞いてきたぐらいで、それこそ井ノ原くんの運動会にいったりとか(笑)面白い話もあれば同時に「謎めいている」からこその要素もあって――というお人の認識です。

だからこそ、彼らを通した「ジャニーさん」を見ながら、追憶していく中でエンタメの灯火を消すことなく彼らもまた進んでいく――というのが、感慨深さを感じました。

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まだ、ジャニーズカウントダウンとジャニフェスがありますがどっちも外れているので(笑)とりあえずここまでで一区切り。

一年間怒涛で、あっという間で、以前河合さんが「一歩ずつ進んでいく」というお話をしていたとおり、去年より今年、と進んでいく橋本君とA.B.C-Zの姿にのんびりであろうとゆっくりであろうと「見られてよかったなあ」が詰まっていたように思います。

 

来年に向けての楽しみ

すでに発表されている火花アディクションを含めたベストアルバムが2月に発売されます。今から楽しみで楽しみでしょうがない状態です。

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個人としてはミュージカルがすでに橋本くんは2本決まっていますし、グループメンバーである戸塚さん、五関さん、塚田さんも舞台が決まっています。河合さんに関してはテレビ番組に相変わらず破竹の快進撃を遂げて進んでいます。

来年はA.B.C-Zがデビュー10周年ということもあり「何をしてくれるのか」と期待するばかりです。あれもこれも色んなことをするということを様々な雑誌のインタビューで言葉にされているからこそ、「どんなことをするの!?」と夢が膨らむ次第です。

橋本くんのコメントを読むだけでは分からないソロ曲がどんなものになるのか――とか、後は「あの曲を収録し直している/MVがある」ことも発表されていますし(おおかたの人達の予想通りなのだろうなあ……とも私も思っていますし)兎に角発表が楽しみな限りです。

 

過去と今と、そしてこれから

丁度ファンになったのがデビュー5周年のときでした。来年彼らは10周年、自分自身はファンになって5周年になります。

その頃は、よもやここまでファンをやっているとは思っていませんでした。その頃と今で彼に対する自分の認識が変わっているのと同じように、彼自身もまた色々なことが変わっているのでしょう。人間ですからそりゃ変わって当たり前ですしね。5年あれば中学生は成人するし大学生も就職して後輩ができるように、なにかしら環境や状況にあわせて見え方も変わってきます。

その変化を私は今の所非常に楽しく拝見している次第です。いつかもらったファンサービスが、とても大切なものになってもっともっと遠くにいったときに「あの時にもらえたあれを大事にしていたい」というのは、少年ハリウッドという作品で一人のファンのありかたで非常に感銘を受けたものなんですが、自分もまた、一つひとつのステージ、一つひとつのライヴ、一つひとつの「なにか」を見るたびに感じた思いだとか考えをまとめるためにこうしてブログをしたためています。

第16話 -HOLLY STAGE FOR 50- 本物の握手

(※少年ハリウッド「本物の握手」)

いつか自分が見直した時にベッドでゴロゴロして頭を抱えて今すぐ消そうと思うかもしれないし(少なからず当初の頃の記事を見て消したい感情に襲われている)、一方で「そうだったなぁ」と懐かしむかもしれません。それも全部踏まえての「自分が彼を通して刻んだ感情が歴史になっていく」のだなと刻んでいる最中です。

「推し、燃ゆ」という小説で推しが背骨であるというように描写がされていましたが、じゃあ橋本くんは自分にとって何だろうか。A.B.C-Zというグループは自分にとって何だろうか、と考えてみました。

 

 

答えはまだないです。が、少なからず自分に「変化をもたらしてくれているもの」であることは間違いなくて、ポジティヴな方向に向かっていけているようにも思います。

橋本くんがパンが好き~!というお話を至るところでお話されているのを見て触発されて「パンシェルジュ検定受けてみるか~!」という軽いノリで受けて最終的に学生の頃のように単語帳を作って、ノートを取り直してあれやこれやと暗記していたこともそうです。

 

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すべては縁だと思いますし、ちょっとしたきっかけで物事に踏み込んでいけるものは多くあるでしょう。パンはパンとして食べることが好きだし、自分なりの「好き」を履歴書や形で記載したり残したりできるパンシェルジュというものを得たことで、自分を説明する時に楽になりました。これは橋本くんがきっかけですが、最終的には自分という人物を彩る絵の具に名前がついたような、そんな感じがします。

デビュー10周年という節目の年。そして来年橋本くんは28歳から29歳という20代ラストを飾る一年にもなります。若い=良いというよりも、それぞれに魅力があるからこそ、最大限の「今」の彼にできる魅力をいっぱいいっぱい放って、あの柔らかな歌声と、繊細な表情と、明るくさっぱりとしたケラケラとした笑い声と、ぽんこつさも含めて好きだなぁと思える気持ちと、そしてファンやメンバーやたくさんの人達に「好きだよ」と伝えられる素直さを持って進んでいってもらえたら。

その進んでいく姿をおすそ分けしてもらって、今日も一人で勝手にハッピーを享受したいものです。音楽にしろ舞台にしろ映像にしろバラエティにしろ何にしろ、彼を通して見れるものが広がって、また同時に彼らをどんどん更に好きになって、過去の自分に「5年前も良かったね。そのうえで、今もとっても楽しいよ」と伝えられる自分にもまたなれたら良いなあ~……なんて、「橋本くんを通して駆け抜けた2021年、そしてこれから進むであろう2022年」に思いを馳せたいと思います。

 

以前も書きましたが、私は基本的に同担拒否に関しては「解釈の不一致」とかスタンスの違いが故に生じるものでもあると思っています。(もちろん嫉妬とか、いろんな感情もあると思いますが)各々に各々が感じた自担や推しに対する見解を大事にしていけたらいいし、そこに正解はなくて「答え」として一人ひとりにあって然るべきかな、と。飛影はそんなそんなこと言わないという迷言がありますが、作り手や本尊(自担)たちの考えを解釈していくにしても、そこに必要なのは「自分の地盤」なので…(笑)

なので、こらは「私(河野夏橙)のフィルター越しの橋本良亮という人と、そこから汲み取った自分の1年の彩り」みたいなもんです。人によって同じ作品見ても感じ方が違うし印象も違うからこその面白さですね。

 

……推しの魅力というか、隙あらば自分語りというブログの特性をいかしつつ「実はあまり話していないんじゃないか!?」ということでほぼ自分でつらつら話しただけという……(笑)

まあでも10周年のタイミングで多分同じようなことをきっと言うんだろうな、とも思うのですが、とにかく身体を大事にして健やかに楽しく日々を送って、そして素敵なお仕事をして楽しませてくれたら……とかそんなことを思う年末でした。

*1:はてなブログ10周年のサイトにて、弊ブログをご紹介いただいたのですが、その二つ名が「等身大のエンタメ情報」でした

*2:作品ごとに共通するキャラクターが出てきて彼らは「俳優」のごとく動き回る

*3:井ノ原くんが好きなので……

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