昨今、推し活というキーワードが一般的になってきた中ですが、その「推し」という対象は人によって様々です。二次元、三次元、アイドル、スポーツ他諸々。
そんな中ではありますが、東京・原宿に12月15日からフルーツオレのお店が出来ました。
東京日本橋にあったコーヒーラベルを作れる「TOUCH-AND-GO COFFEE」と同じタイプのものですね。あれはすでにお店が閉まって現在は横浜で展開されているとのことでしたが……。
ということで、丁度友人と「何かクリスマスっぽいことしよう」というお話があがったこともあってやってきました。クリスマス要素がないとか言ってはいけない。
The Label Fruitについて
場所は表参道。なので当然原宿からも歩いていけます。
スタンド型で、すべてデジタルロッカー方式。注文から決済に至るまですべて「インターネット(スマホ)」で行えるデジタル世代・Z世代をターゲットに行われています。
注文の仕方
公式ホームページ*1にある注文ページにアクセス。
この段階で「受取可能時間」が表記されます。受取可能時間は混雑具合などの回避も出来る(作れる数に限界があるというのもあると思いますが)ので、そのへんがコロナ禍のなかでも「密回避」を含めて作られているのかな~なんても思いました。
ドリンクは5種類用意。
- いちご
- マンゴー
- パイナップル
- ピーチ
- メロン
そのうえで「甘さはどのくらい?」「なにかトッピングはするか?」のカスタマイズが出来て、その上で「ラベルの色」「明記する名前」がチョイス可能になります。
また、ベースとなる「牛乳」も「豆乳」や「オーツミルク」などに変更可能です。牛乳が苦手な人にも対応してくれるので、その辺含めてより「自分好み」を考えていけるのが面白いですね。
選べるラベルの色は定番カラーである赤や青などは勿論、黒やグレーや白、柔らかなブルーなど多種多様。アイドルファンに嬉しい仕様だなと思います。ハロとかアイドルマスターとか……メンカラ……いっぱいありますもんね……。ちなみにラベルの色は単色のみです。
明記できる名前はいわゆる記号系に関してはどうかわかりませんが、「.」「-」、大文字小文字などは対応可能なのがわかりました。このへんどこまで可能なのかちょっとやってみたさはある。
ラベルに関しては後ろの背景デザインも選べます。
定番のシンプルなものから、シーズナルに合わせたものまで多種多様。私がいったときはホリデーシーズンということもありクリスマス仕様に出来ました。なおシーズナルのものはプラス料金がかかりました(笑)
甘さに関しては「甘さ控えめ」「通常」「多め」の3タイプ。初手は通常パターンで良いと思います。
トッピングに関しては「ナタデココ」「フルーツ増量」「杏仁豆腐」などなど。こちらに関しては別料金システムなのでご注意ください。
決済はクレジットカードでになります。今回やったときは1000円弱でした。
やってみました
ネットで注文すると指定のメールアドレスに「受け付けました」「準備できました」「受け取りに来てね」とそれぞれメールがきます。
事前に注文制なので、お店にいったところで注文が出来ないのでご注意ください。
ということでお店にいってみると、すでに人が待っていらっしゃいました。
受け取りメールに合わせていってもいいんですが、お店の中で撮りたい場合どうしても混雑するからこのへん難しそうだなぁとも思います。
カラフルで非常にかわいい!ポップなデザインがいいですね。
店の入口には受取可能なリストがずらり。ジャニーズファンの人もいればK-popや二次元の名前かな?というものまで様々。「この名前の人は誰のことを言っているのかな?」というような想像も膨らみますね。
アイテムはすべて自販機に入っていて、ここにあなたのものがありますよ!というのがわかります。
メールについているURLからQRコードをタッチパネルのところにかざすと自動的に「受付しておいたアイテムはこれやぞ!」と扉が開きます。その時に矢印なども出てきて「これこれ!!ここです!!」と主張してくれるので迷子にはならないです。
ドリンクの撮影スポットとして店内には台なども置いてあるのでぬいやアクスタ、カードなどと一緒に撮影することも可能。壁やテーブルにもこだわりを感じました。
ラベルには「決めたデザイン」「名前」「ラベルの色」「日付」「注文番号」「入っているもの」が明記されています。
友人(SixTONES田中樹くんのファン)
- マンゴー
- 牛乳
- 杏仁豆腐追加
- 甘さ普通
- ホリデーシーズンデザイン
- ラベルは青、名前はJURI
私(A.B.C-Z橋本良亮くんのファン)
- いちご
- 牛乳
- フルーツ増量
- 甘さ普通
- ホリデーシーズンデザイン
- ラベルは赤、名前は「Hassy」
橋本くんのラベルがちょっとへにょっとなっているのを見て「スタッフさんが一つひとつ片っ端から作っているんだろうなあ……お疲れさまです」と思いました。
感想
フルーツはフローズンフルーツを使っているので非常にしゃりしゃりしています。こういうカスタムや「推し」というものありきになるとどうしてもフレーバー等に関して身構えがちなのですが、しっかりと味のバランスを取っていたので美味しかったです。
いちごはフルーツ増量していることもあってたっぷり感がありましたし、友人のマンゴー杏仁豆腐は「実質飲むマンゴープリンでは?」というようなフルーツ感。相性もよく、見ていても楽しく、食べていても美味しかったです。お値段が1000円というのもあってちょっと二の足踏みそうですが、ボリューム感もちゃんとあってデザインカスタマイズやフレーバーについて調整ができるなら順当かなぁ……とも。
あくまでも「フルーツオレ」なので、フルーツを主役に据えながら飲みやすくカスタマイズされていて、甘党の人には甘さを増しましにできるようにしているし、Z世代と呼ばれる若い人にも、大人にも楽しめる仕組みなんじゃないかなあ、とも思います。
現在は原宿だけですけど、今後展開していくんじゃないでしょうか。Webページに「現在地から近いところ」というものが見られたので、そういう意味でも今後の展開を広げていってもらえたら色んな人がいろんな形で楽しめそうでいいなぁ。
お店の概要
店舗名称 :The Label Fruit(ザラベルフルーツ)
場所 :東京都渋谷区神宮前6-3-5 NCビル1F
アクセス :東京メトロ「明治神宮前駅」徒歩2分、JR「原宿駅」徒歩5分
イートイン:可、どちらかと言うと撮影に使っている人が多い印象