A.B.C-ZがCMやっているから!という流れで「CMで紹介しているレシピ全部やるか」をやりました。
……が、そもそも「ダイレクトに楽しませてもらうならショップいったほうがいいよね」という理論から遊びにいってきました。
自由が丘にお店を構える「ミルクランド北海道」。先日北海道に住まわれている友人に「えびちゃん今CMやってんの??」と見た連絡をいただきました。ありがたいですね。
ということで、お店にいってきた感想記録になります。
ミルクランド北海道
アクセスは自由が丘駅から徒歩5分ほど。場所としてはピーターラビットガーデンカフェのすぐそこで、目印は大きな牛でした。
存在感が凄い。そして、ベンチもブルーチーズやカットチーズの形をしていることでこだわりを感じます。
一頭の牛が1階・2階にぶち抜きでいて、その全身図が見られる作りです。
店内は1階がショップ、2階がカフェ仕様。カフェに関しては75分制でした。お伺いしたのが午後2時ぐらいだったのでランチとカフェの間なこともありすんなり入れましたが、舞台期間中は混雑しそうかなあとも思います。
1階のショップ
販売しているアイテムは北海道産の乳製品(チーズ、牛乳、バター、ソフトクリーム)をはじめ、JA北海道のスープやドレッシングなど。また、ミルクランド北海道が展開しているショッパーやミニグッズなどもありました。
スープに関しては日替わりスープなどもカフェで提供しているからでしょうか。ウキウキします。
店内には「提案レシピ」もあり、フリーペーパーとして持ち帰りが許されています。とりあえずミルク担々麺を速攻でもらっていったら友人も同じものをもらっていてめちゃくちゃ笑いました。お前もか。
要冷蔵のものが乳製品はどうしても多いのですが、アイスクリームや冷凍して持ち運べるチーズケーキなどの種類も豊富。
岩瀬牧場の「一生懸命」という名前のスフレチーズケーキが販売していたのですが、表面がきちんとチーズのあの特有のボコッとしたデザインだったので見た目からも楽しめるのが伝わってきます。
Amazonでもあるけれど、こう、お店にいったらさらっと買えるの良いですよね。
また、アイテムによっては”ミルクランド北海道”の特有の「I LOVE MILK」のシールが貼ってあります。シールの基準が一体何なのかちょっとわからなかったんですが、あれやこれや買ってみながら北海道に思いを馳せるのもまた一興ではないでしょうか。
1階はショップ以外だと、レジの横が工房になっていて、ガラス越しに2階のカフェにどんなアイテムが行くのか、その様子をちょっとだけ見ることが出来ます。
イートインスペースとして牛の下には牧場のテーブルがあります。
見上げるとまあまあ圧が強い。存在感が大きいのでご注意を。
こちらはイートインスペースに設けられた大きなテーブル。放牧されている牛たちの「こんなに広いところで育っていますよ」のイメージ図といいますが、様相を楽しむことが出来ます。触れないのでお子様連れの人は止めてあげてくださいね…。
販売しているものも様々で、それこそハンドクリームをはじめとした日用品などもあります。
JA北海道のスープも「コーンスープ」「アスパラガスのポタージュ」といったものやオニオンスープまで様々。
アスパラガスのポタージュはとても濃厚で、舌鼓をうちたくなるとろっとまろやか感でした。
こちらはオニオンスープ。同じオニオンスープでもフリーズドライのものや即席のものとそれぞれに違いますが、これは何となく「甘い!」と思えるものでした。コクがあって、玉ねぎならではの旨味もしっかりぎゅっと詰まっています。
個人的にはもうちょっと店内にあるアイテムがいっぱいあったらいいな~という欲があったりします。こう…アンテナショップ的にあれやこれや見られたら……なんていう気持ちもありつつ、何だかんだ大量に買っていました(笑)
お買い上げしたもの
ものによっては「MILK LAND」のシールが貼っていました。これの基準は一体何がどういう流れなんだろう……とも疑問ですがとりあえず買ったものを並べておきます。
おつまみチーズセット
こちらはおつまみチーズセット。「ひがしもこと乳酪館」さんのものの詰め合わせになっています。
おつまみチェダーチーズ、おつまみスモークゴーダ、おつまみゴーダ、おつまみスモークの4種類が詰め合わせになっています。これをおつまみセットにしてカットしたところみんな違ってみんないい……と驚きのワインの消費量になりました。美味しい。
酪楽館のナチュラルチーズ
見た目に完全に惚れ込んで購入。酪楽館のナチュラルチーズ鴨居のものです。
今回購入したものはシルバーラベル。この他にもゴールドタイプもあり、味の違いを楽しめる形になっています。
熟成期間2カ月以上でコクのある味わいと柔らかな食感が絶妙なバランスのセミハードタイプのナチュラルチーズです。
熱を加えると溶けやすく、料理のもそのまま食べても美味しい万能なナチュラルチーズです。
熱を加えると溶けやすく、塩気がなじんでより風味がまします。
そのまま薄くスライスして食べてもよしなのですが、パンの上にのっけてそのままトーストしてみるとジューシーさもあいまってもりもり食べられます。
考えてみれば食パンもバターや牛乳を使っているので、そのへんの相性がいいのも納得いきますね。発酵という意味では仲間!!!
食べ方がいろんな方向でできるチーズだと思いますので、もう一度行くことがあればまた買いに走りたいな。
ノースプレインファーム「ゴーダスモーク」
これは後述しますが、2階のカフェで食べたノースプレインファームのゴーダチーズのバージョン違い。スモークチーズです。ふわっと熟成された樹の香りがして、燻製チーズの良さが詰まっています。これに最近買ったトリュフナッツと一緒に食べると恐ろしいことに酒が消えます。その酒消えるよってぐらい消えました。
ミルクジャム(ラムレーズン)
十勝しんむら牧場のミルクジャムシリーズがお店にはいくつか並んでいて、そのうちの「ラムレーズン」をお買い上げ。
そのほかにもモカやショコラ、シナモンなども販売されていましたが公式サイトを見ていたら「こんなのもあるんだ」と食欲がそそられました。
ラムレーズンがはいっているので、とりあえずとどストレートにアイスクリームに添えて食べたのですがふわっと香る独特の味わいが何ともいえず美味しかったです。食べ方は色々でパンにのせても美味しいだろうし、アイスにのせてもおいしいだろうし、ミルクジャムなので紅茶にあわせてロシアンティー風に…というかミルクティーにしても楽しいんじゃないかと思います。バリエーション色々ですね。もうちょっと色々模索してみようと思います!
入浴剤などの雑貨
ミルクを用いた入浴剤、ハンドクリーム、フェイスパックなども販売していました。
牛乳のお風呂と言われるとドラえもんのび太の宇宙小戦争でしずかちゃんが「一度やってみたかった」と話していたシーンがあってそれがすごい印象的だったんですが――こうやって形になっているとなんだか「しずかちゃーん!!あったよー!!」みたいな気持ちになりました。
入浴剤を使用した感想ですが塚ちゃんの「お肌つるつるになった――気がする!!」みたいなのと同じく「気がする!」だけでもテンションが上りました。
2階のカフェについて
カフェは前述しましたが基本75分制。ざっと見た感じではカウンターテーブル5人前後のものと、2人がけテーブル、4人がけテーブルがいくつかあります。
また、あがって直ぐにIt's Milk Magic!のロゴが入った看板が!
全体の幅でいえば「思っていたよりもこじんまりとしているな」という作り。
壁際に画面が多くあり、牛乳ができるまでの過程をアニメーションが放送されていたり、時折A.B.C-Zのミルクマジックが出たり様々。
75分システムなのですが現段階のA~Jまでの流れなら一通りざっと見れるんじゃないでしょうか。大画面でいっぱい見られるの嬉しいですね。また、ミルクマジックに関してはちょいちょいファンの方の投稿が見られて(おそらくインスタグラムまたはTwitterでのハッシュタグを拾っているような写真でした)驚いたり。先にいっていたフォロワーさんから教えてもらっていて完全に身構えていたのですが、投稿写真のみの様子だったのでちょっとホッとしました……(笑)
どのアカウントがどんな写真を投稿している、ではなかったです。
また、牛の奥側にキッズスペースがあり、お子様が退屈になっても大丈夫な仕組みになっていました。
カフェメニューについて
おおよそホームページに掲載されているのでそちらを見ておくと確認ができるのでおすすめ!
ホームページ見たときに”どこが専門カフェページなのか?”と迷子になったので参考になれば幸いです。メニューページはPDFになっているので合わせてチェックしてみてください*1
トライミルク
メニューを頼んだ後、お通しとばかりに利き牛乳として牛乳をフリーで提供していらっしゃいました。丁度そのキャンペーン中とのこと。せっかくなので飲んだのですが、いつも飲んでいるものとまた一味違って驚いた次第です。お店のロゴが入ったグラス可愛かったです!
この日頂いたのは北海道サロベツ牛乳でした。美味しかった…。
牛乳の飲み比べ
価格帯が安く、かつ「ミルクランド北海道」のコンセプトにもマッチした飲み比べ。3種類好きな牛乳を選べることもなおよし。
よつ葉のバターでおなじみの牛乳や、生クリームでお世話になっているタカナシ乳業と製菓・製パンでおなじみのものから「世の中にはこういうのもあるんだ」というメーカーさんのものまで。東京ではあまり見かけないものもたくさんあったので嬉しいですね。
利き牛乳と全く同じ牛乳を選んだのは先にメニューを選んでしまったからという偶然の結果です。
今回選んだのは上記3つ。飲み比べてみると三者三様で「自分の知っている牛乳のコクでいうとこれ」とか「なんとなく甘い?気がするのはこれ」とか「さっぱりしている気がするのはこれ」というちょっとずつの違いがわかります。
それぞれ飲み比べても、同じものを飲んだとしても意見が全く異なるのが面白いところでした。きっとアレンジをするならこれ、そのままならこれ――みたいな着眼点を変えることで印象も変わりそうですね。
ザ・チーズハンバーグ
ラクレットチーズ、ミックスチーズ、チェダーチーズ、生クリーム、バター、牛乳とがっつり北海道の乳製品を用いつつ、北海道産牛100%を使った「チーズを堪能しつつお肉も北海道産」なハンバーグ。
がっつりチーズソースなのですが、ソースをかけてジュージューと熱い状態で油が跳ねる姿を見つつ、待つ状態は「炭火焼きハンバーグレストランさわやか」と同じ方式ですね!!!!!見てて楽しい。
お肉がジューシーで肉厚なのですが、そこにチーズのコクと風味がしっかり詰まっているソースで「北海道産を食す!」という楽しみが詰まっていました。ご飯orパンを選べるセットもあるのでそれを合わせてもよいかもしれません。
なおスープは日替わり。この日はオニオンスープだったのですが、オニオンスープは下で販売していたJA北海道さんのオニオンスープかな?とにかくまろやかで美味しかったです。中に入っているチーズがとろとろでした。
こちらのカフェでは基本的に飲み物は甘い!!!!!が主流なだけに(後は牛乳)スープのような塩味があるものとても大事です…ありがたい…。
北海道大地のじゃがバター
言わずともがな北海道×北海道なら鉄板に美味しいに決まっているだろう!なジャガバタ。湯気がふわあと浮かび、とろとろと溶けていくバターの独特の香りもしてきます。組み合わせはもう言わずともがな。400円でこれが食べられるのは最高すぎる。
縁日でもスタグルでもじゃがバタ大好きな人物として「あっつ!うっま!」と思わず笑みがこぼれちゃいますね。また食べたい一品です。
北海道産ナチュラルチーズの食べ比べ
715円で様々なチーズを食べ比べる機会を設けてくれる盛り合わせ。
店によっては素直にめちゃくちゃ高いチーズセットなんてあるあるなんですがこれをワインと合わせて1100円ぐらいで済むのとても嬉しいです。なお、お酒も勿論北海道産。飲みやすくて美味しかったです。日替わりでチーズも異なってくるということだったのですが、この日のチーズの盛り合わせは以下の通り。
クリームチーズはハスカップジャムと合わせて柔らかな紫色をしていました。フルーティーで食べやすいお味。
それぞれナチュラルチーズでも特徴が違っていて、ハードが好きかとかウォッシュが好きかとか色んな意見があると思いますが、私はブルーチーズの独特な塩っけと酒のアテになる感が好きで――食べやすいのはワインチェダーかなぁとも感じました。
こちらのチーズは全部下の階で購入ができるのが嬉しい所。気に入ったら家でまた晩酌のお供になりますね!(買いました)
スキレットのダブルクリームパンケーキ
北海道産牛乳・乳製品を使用したオリジナルスイーツ。クリームチーズ、生クリーム、ヨーグルト、牛乳を使っています。
ふっかふかのシフォンケーキの中にクリームが入っていて溶け出す前に食べなければならないある意味「時間との勝負」系スイーツです。悠長に写真撮ってる場合じゃない。
そんなにベッタベタのギッタギタに甘いという印象はなく、むしろシフォン生地との相性がほどよく、味わって食べられるスイーツです。
惜しむとしたらこちらのカフェでは「コーヒー」「紅茶」などのいわゆるスタンダードなドリンクを取り扱っていないので「甘い!!うまい!!!」をずっとしなくてはならないジレンマがあります。こう…甘いのと苦味のあるコーヒーとのマリアージュを……楽しませていただきたく……!!!(笑)
また、こちらのメニューはレシピも配布しているのでおうちでもできるということでした。家で…このクオリティを…?!!!
北海道生まれのカルボナーラライス
北海道産生クリームと牛乳があればカルボナーラソースがおうちでも簡単に作れちゃう!ヘルシーな玄米入りとうきびライスと黄身がよくからみます。
カルボナーラと言われるとパスタが先に出てきますが、ごはんと組み合わせても当然美味しい。ミックスチーズと生クリーム、牛乳をふんだんに使ったご飯です。
イメージとしてはリゾットとパエリアの間ぐらいのイメージです。あくまでもご飯はごはんで、スープごはんほど汁感があるわけではなく、リゾットほどもっちりとしているというよりも――…なので、一番適していたのは「親子丼」とかでしょうか。濃厚ではありますが、黄身をほぐしながら一緒に食べることで味にしまりが出ます。
また、量的にもチーズが入っていることで腹持ちがよく、多分量としてはそこまでいっぱい!という感じではないのですが(多分男性ならぺろりと食べられてしまうぐらい)それでも満足感が得られるのではないでしょうか。
レシピのカードももらったのですが……なるほど…手間がかかりそう……と盛大に二の足踏んでます(笑)
ソフトクリーム食べ比べ
デザートメニューは他にも色々ありますが、さっくりさっぱりソフトクリームを食べ比べることも出来ます。どうやらこれは1階でのお買い物として楽しむ形もできそうなかんじ。
今回は放牧牛乳さんのソフトクリームとお店のソフトクリームを食べ比べ。
それぞれにミルキーなのですが、糖度や甘さ、そして生乳の違いなど全て含めて「同じ」ではないからこその面白さがあります。そのまま食べるか、クラッカーにのせて食べるかでも食感が変わるので試すことをおすすめします。
コーヒーゼリー
しっかりと生クリームと牛乳、そしてコーヒーゼリーが合わさったドリンク。
これに関しては1Fの注文でも可能。テイクアウトもできるメニューです。
甘さもあるけれどもコーヒーゼリーそのものがあまり甘くないのでほどよい感じがしました。あっという間に食べられます。どのメニューも比較的甘いドリンクが中心なので、コーヒーゼリーをクラッシュしながら飲むとなんだか感覚がバグると言うか「あ、さっぱりしている」みたいな感覚に陥ります(笑)
また、カップのデザインが12月はクリスマス仕様なんですね。可愛かったです。
アクセスについて
ピーターラビットガーデンカフェの直ぐ側なので、歩いても大体5分もかからないところにあります。大きな牛がいるので目印としてはわかりやすいです。
住所:東京都目黒区自由が丘1−26ー16 山川ビル
[電話番号]03-3723-5700
[定休日]水曜日
※水曜日が祝休日の場合は翌木曜休
※その他、お盆・年末年始は休業
[営業時間]11:00〜19:00
※お食事メニューは18:00オーダーストップ
※ソフトクリーム・ドリンクは18:30オーダーストップ
A.B.C-Zのファンの人達も多くご活用していましたが、そうじゃない一般のお客さんもいて、全体的にゆったりじっくり楽しめるようなショップであったと思います。
注意事項としてはスイーツはスイーツでドリンクが甘いもの以外だと牛乳しかないのでご注意!というところでしょうか…(笑)ごちそうさまでした。