柑橘パッショナート

インプットとアウトプットを繰り返すごちゃまぜスタイル

話題の「蘇」作ってみました。

1000年ぶりにブームがきた!と話題の「蘇」。みなさんご存知でしょうか。

ことのきっかけはコロナウイルスの結果3月に学校が休校になることから酪農家さんにとって「牛乳」をはじめとした乳製品が余ってしまうというところから…だったんですが…そこからTwitterでアレンジレシピが流行っていて、その中で「蘇」を作ってみた方のレシピを見かけました。

具体的にはこちら。

togetter.com

 

回り回って農林水産省が紹介しているあたりインターネット怖い……SNS怖い…って思うわけですが(笑)

 

元々蘇って落第忍者乱太郎でも取り上げられていたという話を聞いて「わ~さすが~!」っていう気持ちと「じゃあやってみようかなー」と思いつきでやってみました。すぐ乗っかる。

 

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参考サイトさん

Twitterとネットで「蘇 作り方」で検索。ちなみに今回はえん食べさんをメインに参考にさせてもらいました。

entabe.jp

この「彼氏は?出身高校は?」みたいな書き方全力でやめたほうがいいと……思うんですよね…。

 

「牛乳がそんなに家にない」案件

うちにあんまり蘇の大本になる「牛乳」がそもそもなかったんですよね……。

じゃあ買うか~ってなったんですが、一方で「なんか…感想みたらチーズっぽいって言ってる人多い…味失敗したらやだな…」という謎の懸念が生まれてとりあえず…とりあえず牛乳2パック買うか…という安直な(?)少なめ発想でいきました。

 

購入したのはグリコ乳業さんの「濃くておいしいミルク」2パック。

なんでグリコかって、そりゃ清水エスパルスのスポンサー様なので。サポーターなのでやっぱりこんなときでもお金いくなら…スポンサーがいいかな…っていう発想です。いつも有難うございますグリコさん。今年もポッキー&プリッツの日*1は全力エスパルスサポの一人としてお祭りにのっかりたいと思います。

 

で、せっかくだから面白いことしたいじゃん……?という気質につき冷蔵庫にあるものをばーっと見ていたらふと目に入った「干し芋」。

天然生活 訳あり 昔ながらの 平ほしいも1kg (茨城県) 干し芋 無選別 無添加

 

干し芋って時代的に1000年前もやってそうだなと思い立ちまして。

今調べたら全然違ったんですけど。何なら干し芋、発祥静岡だっていうの出てきたんですが……えっ天才……?(笑)

【参考サイト】

www.tatuma.co.jp

 

いや干し芋単純に私が好きなんですよね。今回の蘇がチーズっぽい乳製品なことから「味にあんまり失敗しなさそう」って思い達唐突アレンジレシピチャレンジになりました。もはや蘇ではない気がする。

 

(1)沸騰させよう

【材料】

  • 牛乳 400ml
  • 干し芋 1パック 2/3(思いの外残ってた)

テフロンのフライパンを持ち、とりあえずひたすらチャレンジ。

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牛乳

 とりあえず目安は「沸騰する」まで。中火で待っていました。

このときはとりあえずなんか音楽聞くか~ということで先日「オシゴトガタリ」で教わったペドロ・アスナールさんの楽曲をアルバムでitunesで聞いていました。とにかく!ひたすら!沸騰を!待つ。

 

amanatsu0312.hateblo.jp

 

(2)「干し芋いつ入れるの?」問題

実際他の味にアレンジされている方々を見ていると人によってバラバラでした。

でも確かにパンとか作るときはミキシングある程度して、生地ができたら具材入れて混ぜているような気もする。レーズンとかが潰れちゃうからだと思うんですが……。

 

甘夏「まぁいっか」

 

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沸騰したから入れました(笑)

ということで、沸騰したタイミングでそれなりに細かく切った……気持ち細かく切った干し芋を入れました。こちらがその写真。ちょっとライトの加減のせいで暗いです。

香りに対しての感想は「これ完全にコーンポタージュとかみたいな香り…」でした。

 

(3)弱火でひたすら焦げないように混ぜる

で、ここからはひたすら混ぜる作業です。腕が疲れるとみなさんがいっていた通り、腕は疲れました。

ひたすら練る間に三浦大知くんのアルバムを流していたら気づいたら口ずさんでいた。三浦大知くんはいいぞ。皆聞いてくれ。I'm Hereおすすめです。COLORLESSもいいよ。

ここで気づいたことは、時間があまりかからなかったこと。

 

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1時間ぐらい混ぜた


理由としては多分次のことが上げられるのかな…?

  1. 牛乳の量が少ない(多分もっと凝縮させるのが正しい)
  2. 芋入れるの早すぎた(やっぱり混ざってから入れればよかったかな…?)

いい具合に生地がまとまってきたので、粗熱をとってラップをし、冷蔵庫へ。

 

(4)冷蔵庫で1晩置きました

3~4時間とあったんで、まぁとりあえず一日寝て目覚めたらできてるかなぐらいの認識。

完成品がこちら。

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蘇……?

果たしてこれを「蘇」といっていいのかなんなのか…。

見た目は絶妙に芋餡。くりきんとんとかそういうのみたいな色をしています。

 

食べてみました

香りはチーズっぽさはなく、かといって牛乳でもなく…。絶妙にポタージュ系の香りがしました。

で、まずは一口。砂糖を一切使っていないにも関わらず甘い。えっ、甘い。牛乳と芋しか入ってないのに…甘い…?!ってなったんですけど、多分これは芋の甘さ…?

ミルク餡とか芋餡みたいな。口の中の水分はサブレとかスコーンみたいに「がっつり」は持っていかれなかったですけれど、「もったり」「ねっとり」が近い印象です。

いわゆるケーキ的な甘いでもなく、では和菓子的な餡の甘さでもなく……素朴な、でも確かに感じる「甘さ」みたいなものがありました。ミルクキャラメルでもなく……でもなんだ…この…知らないようで知っていそうなかんじ…というちょっと懐かしい気持ちに成るような味と表現しておきます。

 

後やっぱりレシピ通り作らないと別物になるので(笑)気をつけてください。多分私のこれ蘇のアレンジではあるけれど、干し芋と牛乳の割合的に芋の配合が多いから…「芋と牛乳を煮詰めたなんかそれっぽいけど違うもの」なので……(笑)でもこれはこれで美味しかったです。

知人に分けてみた所「もうちょっと甘いほうが食べやすいかもね」という話と「蘇…?」と言われたので私も「蘇……から着想を得た……創作料理……?」と首を傾げているばかりです(笑)

 

でもやってみて楽しかったです。こういう「知らないけれどやってみよう」と思わせてくれる機会って少ないのでハッピーな気持ちになりました!

*1:11月11日はポッキー&プリッツの日エスパルスサポがよく「ありがとー!!」ってお礼を言いまわってグリコ製品を買っている。そして私ものっかっている。何ならエスパルス公式ものっかってる

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