2022年10月20日、河合郁人さんの35歳のお誕生日です。お誕生日、おめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。
このブログでは例年A.B.C-Zのメンバーのお誕生日を祝う記事を書いてきましたが、今回も河合さんにお誕生日を祝う記事を記していきます。企画を始めた頃にひたすら思いを綴っていたので、近年だと結局のところ記したいことは同じようなものになってしまう――……という悩みから、何かしらにつなげて記事にしていきました。直近だと河合さんから紐づけて、好きな入浴剤について、とか。
私にとってのいわゆる「担当」という立ち位置は橋本くんですが、メンバーひとりひとりが築いた先、集った先の「A.B.C-Z」が好きです。そのため、色々こねながら、「今年の河合さんのここがいいな」をまとめていきたいと思います。
昨年は東京公演、ツアーのラストが河合さんのお誕生日でした。昨年のことなのに何だか遥か彼方遠い昔のようにも感じるのは、多分2022年が充実した、忙しない一年になっているが故とも考えられます。
テレビで見ない日がない、飛ぶ鳥を落とす勢いで見ていた2021年に比べて2022年はスポット的に「ここ!」というものをいっぱい見られたような気がしています。
新しい河合さんの”声”の表現
ボイスオーバーのお仕事に対してNHK番組「でこぼこポン!」でポンのお仕事がレギュラーとなりました。
吹き替えでいえば、最近「バッドガイズ」でピラニアを演じていましたが、同じ「声」のお仕事のなかでいうと、ピラニアは芸能人の吹き替えであることがPRポイントとして重要視していることから「≒河合郁人」を求められているのに対して、でこぼこポン!は河合さんの色を消しつつのキャラクターを演じ分けているようにも感じられます。
「でこぼこポン!」では発達支援番組として作られていますが、見ていて「なるほどなあ」と思うポイントや、大人でもこだわりが強くて悩んでしまうところに対して参考になるケースもあり非常に柔軟性がある番組です。*1河合さんの声って入ってきやすいので、いわゆる子供向けの番組のこういうキャラクターで「≠河合郁人」にすごくしやすいのかな、と感じるようになったのは今年に入ってから。より新しい出会い、新しい発見につながりました。
「バッドガイズ」は前述したでこぼこポン!や、テレビのお仕事などを経て「芸能人」の河合さんのイメージをがっつり合致させたキャラクターでした。本国の吹き替えとのギャップがほぼなく、お歌のシーンでも「これまでの子供っぽいピラニア」との違いを見せつけ、「空気を読まない」騒がしさを一掃する見せ場でもありました。
「河合さんのファン」の人も、アニメそのものを楽しみたい人にとっても入りやすい作品でした。ドリームワークスの良さが詰められ、随所にオマージュを込められた怪盗チームの爽快アクション要素。こうやって「見る機会」につなげてもらえたことも感謝したいですね。
「声優」というお仕事は声のプロフェッショナルですが、そのなり方というのも様々です。ルパン三世の栗田貫一さんはもともとルパンのモノマネから入って、最終的にご本人が二代目のルパン三世として確立されていらっしゃったりしていますし。河合さんのキャリアの中で、ポンとピラニアという「映像に入れていくピラニア」と「その場の流れで得るリアルさがあるポン」の相反する2つでのお仕事は、確実に新しい一面を見せてくれています。
Twitterを始めたことで見えてくる「程よい距離感」
A.B.C-ZはSNSを現在TikTok、Twitterの2種類行っています。ファンの人、ファン以外の人にも彼ららしさを訴求するために行っているものです。
特に活発的に動いているSNSはTwitter。5人が更新する内容は日々の何気ないことやお仕事の合間を縫ってのさりげない一言などが中心です。河合さんはその中でも自撮りを多く投稿されています。
さて僕の本日の行き先はどこでしょう?!
— A.B.C-Z (えーびーしーずぃー) (@abcz_official) 2022年10月16日
河合郁人#ABCZ#フミ幹線 pic.twitter.com/Ay42YMCmjc
今年、河合さんご自身が新型コロナウイルスに羅患したからこそ、毎日事務所の有料ブログで更新されていた時の貴重さを知りました。毎日どんなふうに過ごしているのか、言えること言えないこともあるでしょうにブログを更新してくださること、本当に頭が下がるばかりでした。そんな中で、無料のSNSであるTwitterで元気な姿を画像つきで掲載してもらうことで、同じ時代に生きていて、どんなふうに過ごしているのかおすそ分けをしていただけているのを、より近く感じるようになりました。
インターネットの向こうには彼らがいて過ごしているなかで、近すぎず、かといって雲の上すぎないというべきなのか「今日も生きている」姿が見られるというのはSNSが普及したこの時世だから見られることでもありますよね。雑誌、新聞、テレビごしではなく「リアルタイム」に生きている姿が見られるのもありがたいです。
その写真のタイムラグがあろうと/なかろうと、投稿ボタンを押して「生きている」というのが見られること、河合さんのお写真が載っていることで、河合さんのファンである友人にとっては「ああ、自分も今日、仕事を頑張ろう」となっていることを身近で話していて感じます。写真があってもなくても、元気でいることが嬉しいのは事実ですが、写真があると「おっ!」とウキウキもしますよね(笑)
毎日投稿してくれたら、それはそれでとっても嬉しいのですが、強制でもないでしょうし、自由に発信できることがTwitterならではなのかなとも考えています。(マネージャーさんが校閲しているようには考えにくいですし、チェックしていたとしても時差はブログよりも少ないのかなとも思います)
ブログでよりお金を払ってでも見たいというファンに向けたサービスを提供しつつ、無料コンテンツで見られる範囲で、程よい距離感でいつづけている姿を見ながら「いろんな意見が飛び交うSNSをうまく使いこなしていらっしゃるなあ」と感心するばかりです。ポジティヴ意見もネガティヴ意見も色々ありますが、ご自分のPRとして「どのぐらいの感覚で」「どれぐらいの距離感で」を図りながら写真をアップしてくれたり、さりげない一言をいただけるお陰で、今日も明日も活力になりますね。ありがたいです。
「アイドル」としての向上心
河合さんというとアイドルとしての部分と、タレントとしての部分が同居し合っている現状ではないでしょうか。「ものまねタレント」から「タレント」になってきて、より多くの人に、例えばゴゴスマでのコメンテーターや池上彰さんの番組などのゲストとして出てくることが増えたことで「アイドル」という立ち位置から「テレビによく出ている人」や「名前を知っている人」に変わってきたと思います。
ただ、その一方で「アイドル」としてのキラキラしたパフォーマンスを繰り広げる”アイドル・河合郁人”を見られる機会は、どうしても現場が一番で、知らない人からすると見られないぶん「タレント」として見られがち。ファンとしては「ライヴ・コンサート」でのキラキラが見たくて、でも世間が求める河合さんはタレント要素なわけで――みたいな、ファンだからこそ抱えるジレンマは色々ありますよね。
だからこそ、先日の横浜コンサートで素直に「どのグループにも負けたくない」と口にしてくれたことがグループの1ファンとして嬉しかったです。
どこのアイドルグループと比較しないでも「A.B.C-Z」だから良いと思える煌めきがあるというように感じているものがあるからこそ、前向きに、自己研鑽に励んでいる、目指す姿勢を感じられて嬉しかったです。
バク転企画に挑戦するためにボディメイクを続けたり、「ファンの声に応えたい」と努力しようとすること。怪我をして潜在的に残ってしまっているであろう恐怖と戦いながらも挑もうとする姿勢は、いくつになっても”諦めなくていい”というような勇気を発信してくれる、アイドルそのものですよね。
誰かと比較しなくても河合さんは河合さんとして、A.B.C-ZはA.B.C-Zとしてかっこよくて素敵なグループなので、それを自信を持って進んでいってくれていること。自分が「彼らが好きでよかったな」と思わせてくれること、ありがたいですし、魅力だとも感じています。
これからの河合さんに期待していること
「コメンテーター」「司会」「タレント」そして「アイドル」。マルチに挑戦し続けている河合さんですが、やりたいことを仕事として実現していく力が本当にすごいと感心しています。そもそものルーツを遡っていけばSMAPの木村拓哉さんから始まり、好きなことと常に河合さんはリンクしながらお仕事につなげていったんですよね。ジャニーズ事務所に入ったこともそうですし、ご自身の持ち味のものまねも「好き」からつながっています。
それこそ、西武ライオンズの試合で始球式をして以降、野球少年だった河合さんがより「好きなスポーツやチーム」についてツイートしやすくなったのかなとも感じています。もともと好きだったとしても、持続することってなかなか難しいことですし、スケジュール過多な中で試合のハイライトや結果を追いかける、試合そのものを見ることも毎日試合が行われる野球ならではの楽しさと難しさではないでしょうか。
私自身は別の競技かつ別チームのサポなので(こちらはこちらで現状胃痛マッハ案件ですが)勝つときもあれば負けるときもあるを心情にしていても、やっぱり勝ち負けで翌日のテンションというのは大きく変わりますし、勝敗はさておくにしても試合の中で見つけたポジティヴ要素をできるだけ言おうとしている河合さんには頭が下がるばかりです。なかなかできないことですし見たくないぐらいの結果とか……あるあるですよね……。
コメンテーターのエッセンスでは、河合さんの「知らないをそのまま知らないで終わらせない姿勢」から、有識者の人に解説をいただくことで一緒に学べる機会をいただけているとも感じています。
河合さんの素朴な疑問からの「そうなんだ~」という発見もありますし「それは知っていて欲しいな?!」という衝撃も両方あります。折角なので、そのまま学ばれたことを更に掘り下げて、知識が深まっていって「そうなんだ!」を発信していってくれたら嬉しいですし、その結果がいかんなく発揮されたら良いなと願っています。それこそMCのときのちょっとした豆知識とか雑学のように、ファンからしても「へえ~」というものが増えていったら嬉しいです。
ゴゴスマの司会もしかりですし、いろんなお仕事って地続きにつながっていますね。一つではなく、枝分かれして、次のステージに更に進んでいく。失敗を次にいかしながら、一つ、また一つとクリアしていく河合さんの姿は「アイドル」なのか「タレント」なのか「コメンテーター」なのかと考えればグラデーションカラーをしていて、その時時にいろんな顔を見せてくれるのもまた「河合郁人という人」だからこそなのかもしれません。「サビだけカラオケ」で鬼連チャンのイージーモードにつながったり*2しているのも、バラエティ要素をいかしつつ、おいしいところであるのもわかっています。テレビで求めている河合さん像が「アイドル”なのに”失敗しちゃう」なのもあるかもしれません、もしかしたら本当に「な、なんだってー!?」なのかもしれません。そこは私は視聴者の一人なのでどうなのかは分からないままです。
でも、挑戦し続ける、励む河合さんを見ていることが好きで、やっぱり成功した時の「かっこいい!」の河合さんをもっと見たいからこそ、笑っていたりうっかりがあったり、バラエティ要素もりもりでも、バシッと決めてくれるところが2022年10月20日に35歳を迎え、来年は歳男として進む河合さんの中により見られたら良いなあと願っています。
何よりも健やかで、たくさん笑って、たくさん今まで以上に素敵なエンターテインメントを発信してもらえたらファンとしては本当に嬉しいです。
来週には最新シングル「#IMA」が発売されますね。ゆったりとしたバラードで、秋冬の肌寒くなってきたからこそ感じる人恋しさ、聞かせるお歌として多くの人に愛されてほしいなと願っています。
「いつか」じゃなくて「今」、同じ時代で励んでいる、進んでいる河合さんとA.B.C-Zを好きでいられて良かったと、一人ひとりのパートを聞きながら「好きなところをいっぱい伝えていきたいな」とつくづく感じています。河合さんにとってより素敵な一年になりますこと、心より願っています。
今年のお誕生日イラストについて&おまけ
今回の誕生日イラストも伊於さんにお願いしました。いつも本当にありがとうございます。伊於さんのポートフォリオは此方から御覧ください。
現在絶賛「え、社内システム全てワンオペしている私を解雇ですか?」のコミカライズも担当されているので是非御覧ください。小説とはまた角度の違う楽しさなので、併せて読むとポップさが増しましになるので読んでてとても楽しいです。コミカライズ書籍化したら買いますね!
これは描かせていただいたいざ進めやキッチンなえびちゃんです
— 伊於🍹『ワンオペ解雇』連載中 (@io_xxxx) 2022年10月19日
河合さんお誕生日おめでとうございます🌷 https://t.co/cW6nEUPTXM
弊ブログのアイコン・ヘッダー等も伊於さんに毎回どうしたものかと相談していますが毎回本当に素敵なアイデア思いついてくれて頭が上がりません。本当に……圧倒的感謝……!
今回のコンセプトは「いざ進めやキッチン!」で、河合さんのお誕生日を祝うためにみんなでモンブランを作ってもらおうという内容になっています。タイトル言われて「それはキテレツ大百科」と盛り上がったのですが、キテレツ大百科ってリアタイじゃなくても再放送めちゃくちゃやってたイメージあります。良い作品ですよね。
「みんなでモンブラン作っちゃうぞえいえいおー!」という感じがいいよねと先日スコーンを食べながらやりたいことやコンセプトを伝えていたら素敵なものをくださって本当に感謝感謝です…!
こちらはおまけで頂いたモンブラン完成の様子。モンブランを選んだ理由は「秋の味覚」かつ、以前河合さんがケーキ類をあまり食さず好きなケーキというとモンブランかな、といったことをなにかの雑誌だったでお話していたのを覚えていたためです。盛大に祝われて盛大に食してもらい、盛大にハッピーであってほしいものです。
ちなみに個人的にモンブランは名古屋のヴィヴィエンヌさんのモンブランが……大好きです……(余談)
そういえば木村さんがご出演されていたグランメゾン東京でもモンブランアマファソン、出てきましたね!とふと思い出しました。インターコンチネンタルホテル東京でコラボをされているのを食べておいしかったのをよく覚えています*3。美味しいモンブラン、食べられていたらいいな~!
ということで、とっても楽しい、素敵なお誕生日と一年になりますように。