基本「楽しい」「興味ある」「やってみたい」を素直に享受したいをインプット&アウトプットするために「うまいもん研究会」と称して(実際はただのライングループ名ともいう)やっているのですが、我々のゆるゆる楽しい会がなんだかんだで20回を記事が超えまして。回数に分けているとは言えだいぶやってるな~ってめちゃくちゃ楽しいことになっています。
ところで私の一押しA.B.C-Z橋本良亮くん映画決まりましたねおめでとうございます。話したいこと多すぎるし何なら仮面ライダーブレンがついに決まってしまって割と私が大混乱おこしている。どういうこっちゃ。
で、タイトルが不穏な空気しかしないわけですけれども、今回は花見をしようからのお出かけ編でした。行き当たりばったりとみせかけて結構緻密に計画をたててくれています。メンバーが(※私は行き当たりばったり)。
▽ひたすら花見をしている午前
後半戦は電車移動もしたので勢いに身を任せてだーっと書いていきたいと思います。
「トルコ至宝展」に行こう!
乃木坂にある「国立新美術館」にて現在トルコ至宝展がやっていることもあり、いきたいな~とぼやいていたら「よっしゃ行こうぜ!!」と二つ返事してもらえました。フットワークかるすぎてびっくりした。
ちょうど本屋さんでトルコ至宝展の100円割引券を貰えたのもあって、皆でさくっとお伺い。
そもそも論ホームページがゴージャスである。
で、見に行きながら、粛々とした雰囲気の中ルビー・サファイア・エメラルド、トルコ石などめちゃくちゃゴージャスに使いまくったトルコ至宝を見まくったわけです。
オスマン帝国といえば「し、知ってる!ヘタリアで見たぞ!!」というあれそれ。知識が浅すぎる。
全体がひんやりと涼しかったのですが、並んでいる者たちは本当に派手。
そしてトルコという国柄的に「チューリップ」を重宝されているという話を聞きました。
「でもイスラム教徒だからバラ水めっちゃ使うじゃん?」「それはそれでこれはこれ精神なのでは」「なるほどな」という謎の会話を繰り広げ、バラ水差しに一体いくつ宝石つけとるんだ…?ってなったりしていました。
内装については美術手帖さんが公式で記事をあげていたのでそっちを参照。
実物で見て、取っ手がエメラルドになってる短剣を見たんですが第一声「めちゃくちゃ持ちにくそう」「滑りそう」でした。本当にすいません。悪気はないんです。ゴージャスすぎてイメージがまったくつかない的な。
展示されているのをみながら、おそらくは式典用とはわかっていてもうっかり滑ったらどうするんだろう…とかめちゃくちゃドキドキ。
あと式典用の金ピカの水筒があって、それがめちゃくちゃ派手。すごい派手。一言でまとめると「水入れるより重さがしんどくなるやつ」ってやつでした。
儀式用だからこその凄さとわかっていてもこう…すごい圧倒されました…。
「これキッズが持ったら絶対重たい」「遠足いったらしんどい(※儀式なので遠足には持っていかない)」とかおもいつつ、細部に至るまでの宝石の細やかさがすごかった……すごかった(二度目)
また、至宝展は4つぐらいに区切られていて、所謂「オッストルコだぜ!宝石だぜ!!攻撃力めっちゃ高いぜ!!」のこれでもか~という絢爛豪華な宝石装飾品じゃらっとを発揮してくれているコーナーと、お洋服のコーナー、チューリップめっちゃ好き!!なトルコの紹介。すごかった。これもチューリップだった。ずっとチューリップなんだけど、所謂日本人のイメージする現代的なチューリップではない形のチューリップのデザインで「なるほど…なるほど…?」ってなったりとか。
あと巨大なテントがあって「テント…テント!?すごい!!これゲームでしか見たことないやつ!!!」となんかうっかりゲーム感覚のような気持ちでトルコの文化に触れていました。いやうっかりギルドとか単語があるから…。
ピストルケースにもチューリップが描かれていたり、兜なのにどうみても蕾の形だったりとか「チューリップの存在主張めちゃくちゃあるのに表現の仕方がそれぞれ違う、そう、チューリップならね」みたいな気持ちになりました。
お洋服に関しては首がすごいしまる。どう考えても首がしまっていたそうなんだけど当時のオスマン帝国の人首めっちゃ細かったのかなあとか。それに反してサイズ大きすぎない??十二単かよってぐらい引きずらない??とか思ったり。
感想書かれているブログをお見かけして「それな」ってめちゃくちゃうなずいたのでご紹介。
ズボンのサイズが大きすぎてびっくりした。雪男かなってぐらい大きいのも飾られていました。
また、トルコは「ハーレム(ハレム?)」という所謂日本で言う大奥的なものがあって、世界各地から王の寵愛を受けようとする女の人達が集まっていました。
友人の一言「でも立ち位置的には奴隷なんだねえ」っていうのが結構ささる。身分の違いは絶対的に敷かれていたんだろうなあとか。
絢爛豪華、華やかの極みであってもやっていることは本当どこの国でも変わらずいろんな愛憎うごめいていたんだろうな~とか思います。その世界がどんなふうだったのか興味もありつつ暗殺だの何だのやばい空気もあると思うので(大奥でもさんざん見た)そういう意味では、こう…常時修羅場と嫉妬の世界だったのかなとも。
あと、憲兵?のひとつの団体で頭に「これでもかってぐらいのもふもふ」を付けている(あれなんだったんだろう)のがあったんですが、それを見た友人が第一声「チルタリスっぽい」っていうのが印象的すぎました。
こちらポケモンカードゲームで説明するとわかりやすい、ひこうタイプのチルタリスです。ポケモンカードゲーム懐かしくて震えるんですけれどGBカラーで出してたやつの話しだすとキリがないので端折ります。途中までなら…途中までならわかるよ…!!
ちなみにチルタリスはもっふもふなひこうタイプの鳥ポケモンとして有名で、なんならメガシンカ(更に進化するやつ)もしていてそのへんも話題。豪華になっている…!!!とびっくりします。水に濡れるとめちゃくちゃぺしゃんこなのがアニメポケモンで説明されていて貧相ってレベルじゃない…ってなりました(笑)
このなんかもっふもふなものを頭に付けていて存在感が強い兵士の人たちの様が気になって気になって。存在感があった……。絵で見てもすごかった。そして感想が「チルタリスじゃん」だったせいで本当に頭にのこってしまった。
また、タイルもめちゃくちゃ個性的。色鮮やかで可愛かったです。ここでもずっとチューリップなのが面白い。
トルコの文化のひとつに中国からの食器類を「よっしゃこれにトルコの石つけちゃお!!飾っちゃお!」っていうのがあって、それがこう…中洋折衷というか、独特の文化を作っているのが興味深い。中国の少しシックな、白と炭とかほんの少しの青みとかに「ここに食器があるじゃろ、これをこうしてこうじゃ!!」ってぐらいに石と金をドーーーンと装飾していくスタイル、嫌いじゃない…派手だ…ってしみじみしました(笑)
またこのあとに日本とトルコ(トルコは親日国家で有名ですね)のつながりとしてのお話や展示物があってあちらに渡った有田焼等も飾られていて友人から「日本と中国で全然彩り方って違いますよね」って言われました。中国はこう…勢いでさらーっとしているけれど日本やドイツは「細かいか?緻密なのか??なんなんなんでこんな細かくしちゃったん…」みたいなのがよく見て取れるというか。なるほど言われてみれば確かに。お国柄、国民性、文化の違いですね。面白い。
あとは帰りにお土産品コーナーも立ち寄ったのですがトルコならではのものもたくさん売られていて、あの文化が好きな人にとっては嬉しいことこの上ないな~という。お土産のお菓子箱がめちゃくちゃかわいかったです。
展示物のなかにはチューリップの一輪挿しみたいなのもいっぱいあって、「ここからここまで全部チューリップ飾ったるで~!」ってのが面白かったです。彩りがみんな違う。そして友人の「こういうの見てるとメンカラ…!って思うところもあるよね」って言葉に思わず笑ってしまいました。
皆そういうところだぞ。
色々見ながらああでもないこうでもないここはこうなのかなとか考えたり見たりするのが、楽しかったです。
脱・港区怖い。モツ鍋「幸」に行こう!
美術館をあとにしてああだこうだとお茶をして(この間に隣にいらっしゃったマダムたちがめちゃくちゃ声優トークしててむ、無双~~!!戦国無双~!!って気になった)
で、今回お伺いしたのは乃木坂からほど近く。六本木と西麻布の間。多分立地的には西麻布にあたる「博多もつ料理 幸」さんへ。
此方はV6長野博さんが書かれている「美味博愛」に掲載されているモツ鍋料理屋さんです。
「全部三ツ星! V6長野博の食べ歩きガイド 美味博愛 (BIMI HAKUAI)」 (TOKYO NEWS MOOK 337号)
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我々の中ではバイブルと化しつつある此方ですが、長野博さんの食べ歩きにのっかって「自分たちもいきたいし長野さんがおすすめするならいってみるっきゃ~ないよね~」でした。
結構掲載されているお店も閉店されることがおおくて、これは早めに抑えないとやばいやつだ…と飲食業界の荒波に揉まれながらいつもでかけております。
で、お邪魔してみました。
あれっ…ここ…見覚えが…と思ったら2014年の「V6 on LIVE MONSTER」でデビュー20週年を来年迎える彼らが飲んだり鍋をつつきながらトークしてもらうっていう「秘密のお食事会」の番組がありまして。
そのロケ地でもあったようです。気づかなかった。
このときの名言が「俺達にとっちゃお前は岡田。オカダの3文字に尽きるんだよ」っていう三宅健さんの言葉ですね。
ちょうどタイミングとして「軍師官兵衛」の頃合いだったし、世間が次は岡田准一と言われている中での彼らの「変わらない」「変えない」関係としての良さが如実に出た内容だったのを記憶しています。
ここでもポニーキャニオンなあたり本当にポニーキャニオンは色んな所にいるなあと思うばかりです。軍師官兵衛よくできていたと思うので(個人的に楽しませてもらった)ぜひ今からでも…と思うわけです。
さらに今回のメンバーの中で「えっ西麻布とか超怖い、港区系の人がいる場所じゃん。黒縁メガネでなんか健康的でツーピーススーツでマフラーゴッドファーザー巻してる人がいるとこじゃん」って言ってる人がいて。どんな先入観だって盛大に笑ったんですけど「大丈夫そういう人がいない店にいけばいいんだコワクナイヨー」というテンションでいってきました。
しかし港区系男子といわれて思いつくのがアルコ&ピースの平子さんなんですけれど(※彼が実際にどうなのかは知らない)…ちなみに私の知り合いに港区系男子はいません(笑)
で、折角なので皆でいろいろ頼もうぜ!!!ってことなりました。それはそれでこれはこれ。
今回食べたもの
お通しあったかくてこれがめっちゃ美味しい。食べごたえある。
チャージ料に対してそりゃそうだなって感じの味でした。品が良い。
葱まみれの薄切りタン塩
「私が葱が好き」「私は牛タンが好き」「よっしゃ交渉成立!!」で成り立った今回の一品料理。
圧倒的アヒルが4羽こっちを見ているけれどそれをほっといておいてもわかる葱の刻みの美味しそう感。タレと葱と薄切りの牛タンの味わいが程よいんですよね。食感も良い。もりもり食べられてしまう。野菜も程よい。
ポテトサラダ
今回ポテサラを頼んだのですが、友人それぞれの特徴として「おうちのポテサラどんなの事情」を聞くことができました。
これって結構大きなことで、卵サンドでもそうなんですけど「1.卵の潰し方はどのぐらい?」とか「2.芋はペーストぐらいにつるつるにするのか食感残すのか」とか「3.組み合わせる調味料はどんなかんじ?」とか。
ちなみに友人の中には「ポテサラに絶対ソース入れるね、家」っていう人もいました。我が家はそもそもポテトサラダをあまり作らない家なので(どちらかというと葉野菜ドーン!!が多かった)そういうもんか~って色々興味深く聞かせてもらいました。とりあえず私がいいたいのは「胡椒がいっぱいはいってると嬉しい」でした。
あとだし巻き卵はお家ごとで甘いのorしょっぱいのとかもあるし!!こういうので意見照らし合せていくのっていいよなってしみじみ。
此方のお店のはつるーっとしていて、食べやすい形。ハムも大ぶりカットで、でもパクパクいけてしまうやべえやつだ…!ってかんじです。
みんな大好きモツ鍋
今回のオーダーモツ鍋。長野さんの美味博愛にも紹介されていたし、テレビでも話していたときにもつなべを食べていました。
ぷるぷるのモツと、たくさんの野菜がテンションが上がる。ニラがね!!美味しいよね!!ニラがね!!!
更にここに追加で野菜と豆腐とモツを頼み(笑)しめは雑炊にしました。雑炊も味がすごく染み込んでいて、ここのモツ鍋はお出汁がしっかり濃い目。
しかも都度お出汁追加してくれる幸せ要素満載。思わず飲んでしまう。塩分過多でも飲んでしまう…出汁はいいぞ…。
ちなみに友人は前回ラーメンにしたらしくて「アア~…それも絶対美味しい~」と次回いく楽しみも増えました素晴らしすぎか。
で、食べ終えてのんびり話していたのですが「港区そんなに怖いところじゃなかった」という結論になりました。多分ピンから切までってかんじなのでしょうね、港区も。
帰る前に「二人によければこれを見てほしくな…」と取り出したのはA.B.C-ZのBlack Sugar。持ってきたんかい。と思わずツッコミを自分でも入れつつ。でももともと友人たちに「今回の曲いいから聞いてほしい」「楽しんでもらえたら」「私の好きなグループめっちゃかっこいい」という意味で渡していいか聞いたら「いいよー」って言ってもらえて、それぞれお渡ししました。
●Black Sugarの私の感想
それぞれにそれぞれが「楽しい」と思えることを布教し合ったり「楽しい」を聞いたりすることが楽しいと思います。
自分が知らないこと、楽しいことをいつも教えてもらったり、また逆に伝えたりすることで幅が広がって視野も一人でいたときとはまた違う形で広がるので、これからもお互いこんなんがあってな~~っていう話題を出せたら、と思います。
ということで、今回の散策紀行はこれで終わりです。
次回何やる~?って話したら長野博さんの「味の履歴書」や「美味博愛」で出たところや自分たちが行きたいところ、あとはやりたいものも羅列しあって、非常に非常にディスカッションが進んでおります。
以前やった「鍋パーティー」「ぽん酢会」みたいなのもまたやりたい!!
普段外に出るのとお家でやるのと半分半分なかんじなのですが、この「俺たちは葱をどこまで極められるのか…それが知りたくてアマゾンの奥地へと向かった(※向かってない)」感みたいなのも楽しいんですよね…。
自分たちの「すき」「楽しい」「やってみよう」がこれからもやれたらいいなあ~~ってひたすら思うばかりです。みんな会話がポンポン進むからすごい楽しい。