先日よく読むブログサイトさんにて気になるものがありました。
読むラジオ、とてもわかる……めっちゃわかる…!!とウンウン頷かずにはいられませんでした。
というのも、私のスタンスとして「ブログ=ラジオ番組」という認識だったからです。
ということで、読み手としてと書き手としてのお話です。
書き手としての「ラジオ番組」
私はラジオ番組が好きでちょこちょこ聞いているのですが、こういったブログ関連の提唱をするときはだいたい「ブログは私のラジオ番組」という主張をしています。
過去のでいうとこのへんの記事で主張しています。
私の中でブログの位置づけは「あなたのラジオ番組」だと思っています。
Twitterもそうなんですけど、たくさんの番組があって、その中で「この人の番組聞きたいな~」っていうのでチョイスしているのが近いかもしれません。
たくさんのブログが流れてきて、色んな人が色んな意見を言っていて、リスナーとしてそれを聞いて(見て)いる。DJがいろんなことを考えて伝えてくれるから、それにリプ(※Twitterだったりコメントだったり、メールだったり)する的な。
ラジオっていっても色々あると思います。
お題があってしっかりやって、コンセプトも何もかもしっかりしたものもあれば、やれ松坂桃李くんが乗り込んできてひたすら遊戯王の話だけして不能犯の話どこにいったの????ってぐらいポカーンとしちゃう某菅田将暉くんのオールナイトニッポンだって。
じゃあ自分の中で適していたものはどれかっていうとオールナイトニッポンのゆるさと、コンセプトをそれぞれにドッキングしたものでした。
ブログがフラットだっていいじゃない!!! - 柑橘パッショナート
過去に言ってる内容からですが、概ね変わってません。
ブログがラジオ番組なら広告はいわゆるCMコーナーな感じ。(今までは公式の、この時間帯はこのCM!が入ってたけどそれが個別に「この番組に広告を!」という形でアドセンスが入った)
書き手の話として、結騎さんの「こういう風にしている!」というお話、正直「そんな…そんなしっかり読み直してるなんてすごい…」が本音でした。
なぜか?
答えはめちゃくちゃ簡単で、私はほぼ読み直しということはしないからです(笑)
これは学校の試験とかでも…ほぼ読み返しをしないという悪癖なのであれなんですが………
ゆえに、結騎さんの読み手が聴いていて楽しいテンポについてご自身で考えそれをロジック立てているあたり感心してました。
前述したけど、ラジオって言っても色々じゃないですか。
ラジオだと言うことがキツくなる方も結構いますけど、ラジオだからといって何を言ってもいいわけじゃない。
個人ラジオで仕事でやっているのであれば、そこは線引きしてしかりだと思うので、自分の中で「自分の想いを持った上で何かを伝える」って言うものとして、ラジオの聞きやすさの影響もあります。
ラジオというのも人によって十人十色で、ANN(オールナイトニッポン)のように自由度が高いものもあれば、コンセプトの定まっている知識欲をかきたてるようなものもある。
ラジオ局によって、ラジオの番組によって空気間は大きく変わります。もちろんパーソナリティーによっても。
で、そこで個性が生まれて少しずつ形取っていく。 伝え方、話し方、テンポがその人の「ラジオ(ブログ)」。極論言えばパーソナリティー(DJ)は私(書き手)で、番組(ブログ)を合わせるかどうかはリスナー(読み手)次第!
話をするけど、その中でリスナーが「今日はこの気分じゃないな」と思ったら切ってもいいし、「このDJの話最近つまらないから聞くのやめようかな…」とさっと去っていくパターンだってあっておかしくないわけです。
それこそ「なんとなく読んでてなんとなーく終わる」も勿論あるわけで(笑)
ブログの方向変わったな、ていうときはそれこそ「新しい企画を始めてみてるんだなあ」とか。
更新がされないときは「今は番組改編のシーズンでやってないのかな」とかみたいに考えたりしてます。
伝える、伝わるはルールの向こうにある
これ、ちはやふるの名言なんですけどね。
じゃあうまく相手に思ったこと伝えるのってどうしたらいいんだ…?てなるわけです。
ちはやふるのこのシーン心揺さぶられるから見てほしい。
(アニメだと2期2話)
『伝える伝わるは、ルールの向こうにある』
— TVアニメ「ちはやふる」毎週火曜深夜 放送中! (@chihaya_anime) 2019年8月14日
百人一首が千年を超えても残り続けるのはルールのもとに編まれた歌だからこそと伝える奏ちゃん。
太一への想いを偶然本人に聞かれてしまった菫でしたが、ここからかるたと真剣に向かい合います。
(TVアニメ「ちはやふる2」第2首より) #chihaya_anime pic.twitter.com/lv14XOxSZb
で、まあ、自分の中ではルールを決めて書こうかな、という意識を作ったわけです。
- 自分が書きたいと思うことを書くけど、それを「必ず」というミッションにしない
- 1に伴い、書きたいと思うなら勢いでもういっそ書こうぜ!
こうです。捻りも何もない…笑
ただ、私の中で作った私へのルールなので「伝わる、伝える」は誰に?なのかって考えた時に出てくるのは「私」なわけです。
私が私に私のために自分のインプットアウトプットをしていく。
だから多分「この人の文体めっちゃくちゃ読みにくいな!!!」と当ブログで思われた方もいると思います。それはそれでいいと思うんですよ。
だってそれは「合わなかった」というご自身の経験になるわけで。それを繰り返して言ったらこの人の文体なら合う!っていう発見に繋がっていくわけですし、そうやって「好み」って出てくるんじゃないかなと。
私のための、過去の私や未来の私からのメッセージ。パッション。そんなかんじです。
ブログのパッショナートはもともとパッションからの派生用語ですね。甘夏(=柑橘)がやってるパッションなブログです。
リズムを刻むロールモデルを作るといいよ!
正直まとめって難しくないですか?
私超苦手でしてお芝居とかアンケートとか書いてって言われてめちゃくちゃ長く書くタイプなんですよね。
よく「ジャニオタは文章が面白い」っていうの見かけるんですけど、そこに自分が該当してるのか?と考えた時「いうて私ジャニオタ人生よりも二次元オタクの時間のほうが長いしな………」って首傾げていたりします。
最近は声優さんと合わせてとか二次元や、KPOP、女性アーティストも好き!という方もたくさんお見かけしているので(もちろんこれは私が気付いていなかっただけという点もある)、いろんな人が発信しやすくなっているなと感じる点も多いです。
じゃあ私が書いている文章たちはどこで構築されてどういう形で「今」になっていったのかな…と考えていきました。
元々二次創作をしているような人間で、どちらかというと「その人の作品が好きだからと言ってその人自身が好きかは別」というような、漫画家小説家アーティスト他【何かを表現する人】にありがち展開は何度も経験してきました(笑)
これは逆に私自身も言われたことがありますしね。 でも「うるせーー!!!!!!書きたいもの書くわ!!!!!!!!」という、なんというか……あの……昨今疎遠にされがちの「よろずサイト(サークル)」として本当になんでもありというか…(笑)この辺今の「ビュッフェタイプブログ」というスタンスに似てますね。
特化したところで自分の性格的に無理なの決まってたからです。
最初から無理と経験でわかってるなら、好きなこと書く雑記系にしていこうとなりました。おかげで続けられているところも多くあります。
最初は「サッカーと映画に関すること」にしようと…思っていた時代も…あったんですがねえ……そんな名残はもう無い。
基盤。
ベースとなっていったことってなんだろう?
これを考えていくと、インターネットではいろんなサイトさんの更新履歴と一緒に添えてあるようなさりげない「日記」とかになっていきます。
後はインタビュー記事を読むのが好きでして……ほら…若手俳優から外タレ、声優、映画監督に至るまでダ・ヴィンチとかオリコンとか、舞台のプログラムあと映画雑誌とか……雑誌で言うとduetやMyojoとかもそうですね。
そういったところでいろんな人が話しているのを読むのが楽しくて好きなんですよね。(推し以外の記事も割と読む)
それ以外だと、さくらももこさんや向田邦子さんのエッセイが好きでした。
エッセイって何がいいってほんのちょっとの何気ないことが彩りを持っていくことではないでしょうか。最近……もう何年も前になっちゃいますけど、モデル・女優の杏さんが書かれていたエッセイも読みました。めっちゃ好きです!
この辺はいつか読書感想文としてブログにもあげたい。
そんなこんなで日記、エッセイ、インタビュー記事、ここにスパイスとして「ラジオ」が入ってくるんですが…… 私の好きなラジオDJはクリスペプラー氏をやっぱりあげるんですが(心地よい語り)、あんなに素敵な喋りはペプラーさん独自のもので私には出来ないので(笑)
品のある喋りは?とかテンション高い喋りは?とか色々考えて、まあ最終的に今のこの語り方になったわけです。
ということで、私のロールモデルは杏さんだったり、ペプラーさんだったり、過去にお世話になった二次創作サイトさんの日記であったり、喋りひとつとっても180度違う人たちがたくさんいて、そのエッセンスをいただきながら、経験を積ませていただき自分の血となり肉になるってわけです。
一番困る「書いてりゃ答えは多分見えてくるよ」の職人みたいな発言になっちゃうんですが、いろんなブロガーさんやいろんなエッセイストさん、インタビュアーさんたちの記事。掘り下げで「この人こんなこと聞いてる!」とか「そりゃ盲点でした!」とか、同じお題でも、同じ囲み取材でも書き方違うからこその「自分に合う人」は必ず見つかってきます。
そこを知っていくと、さらに語彙力も増えていきます。何故こんな四字熟語やことわざを覚えてしまったんだ…一体この慣用句いつ使うの…とかあったりするわけですが、存外ふとしたときに出てくることもあるので、色々みていくと楽しいと思います(笑)
読み手としての「読むラジオ」
最初の方にも言いましたが私はブログはラジオとしてみています。
(これはその昔私が送ったメールが読まれたラジオCD。時代である…)
で、リスナーとして文字を追いかけ、リズムにのり、その文字の心地よさに浸りながらブログに触れていると「この人はどの局のどんなラジオ番組でやってるのかな」と勝手にイメージします。
NHKらじらーみたいな形なのか、ANNのゆるっと、でも長くリアルタイムで進んでいくものなのか、J-WAVEの最新ヒットチャートを紹介してくれる系なのか、5分番組、でも着実にお話を聞けるものなのか。
ゲストが来て対談していくタイプなのか…とか。
そんなことを考え、文字を追っていくとその書いている人の考えと合わさって彩を持つんですよね。みんな違う考えだからこそ、みんな何が違って何を表現したいのか。リスナーとして何を求めているのか…みたいなのを自分の中で突き詰めていくと面白いです。
……という、自分なりの考えでした!
みんな!気軽にラジオDJみたいなノリでブログやろうぜ!ここで一曲!
ヘタリアで「まぁなんとかなるぞ」を聞いてくれよなっ…ということで、これをBGMにまた次回!笑
ということで、「読むラジオ」のDJ、つまりブログDJですかね?そんな感じで今日もこれからもマイペースにやってきたいと思います!