先日、友人のジャニオタに「仮面ライダーエグゼイドという作品があるよ」とおすすめしました。結果、案の定どっぷりはまってくれました。その時の内容が此方。
ネタバレはほぼない状態で様子を見守っていたのですが、気づいたら小野塚くんのFCに入ったり、色んなことを盛大に満喫し「エグゼイド終わってほしくないよ~~ロスだよ~~」と叫んでいる昨今です。数年前にまったく同じ現象になっている人たちを多く見てきたしなんならあったねえ…って顔まったなし。
でもそれが鍵アカウントで表に出ることはないし、後発的にハマって楽しんでるのに話せる人間が私だけ&その彼女の着眼点が面白いことも含めてこのまま終わるのはあまりにもったいなくて、その流れで「せっかくだからオシゴトガタリやらない?」と誘ってみました。
見終わったばかりのフレッシュな意見をぜひ聞いて「分かる…うんわかる…」って私もなりたいし、多分リアルタイムで追っていた私と、まとめて一挙見した彼女では”感覚が違う”というポイントも大いにあるからです。
…というのは建前で「次のオシゴトガタリ君やらない??」からの「オッケーやるわ、エグゼイドでいいよね」でした(笑)SnowManがデビューするので、そのへんも踏まえて…と思っていたような気もするんですが、まぁでも何にしても楽しんでくれているので、聞いてみたいと思います。なので、今回のお話対象は「わんわんさん」から、【仮面ライダーエグゼイド】についてです。
オシゴトガタリって何ですか
「オシゴトガタリ」とは、このブログの管理人が、「推し(好き・応援・大切・考察対象等マルチな意味を指す)事」をしているフォロワーだったり名乗りを上げてくださった方に対してインタビューする企画です。
「無理しない」「楽しい!を人から教わる」ことを基準に行き当たりばったりで行っています。
1ミリも知らない(ミリしら)のものなら「そのもの」を教えてもらう。
知っているものなら「この人はこういうところが好きなんだな!」と感じる。「あなたの好きを私に話してくれ!」これが「オシゴトガタリ」です。
今までのジャンルが「ミリしら」「なんとなく知ってる」「多分分かる」というものから「分かる」というものに変わったわけですが、その上で今回の友人の楽しみ方を聞いてみたいと思います。
仮面ライダーワールドへのきっかけ
ーオシゴトガタリ参加ありがとうございます!では早速ですが…そもそもどうして仮面ライダーの世界に足を踏み入れたんですか?
まあ間違いなく甘夏さんのせいですね!!(笑)
お ま え だ よ!と言葉を強くして言うところです。
(お言葉に甘えて文字強くしてみました)
ーそれまで仮面ライダーの作品って見ていらっしゃいましたか?
流石に名前は知ってましたよ!(笑)
仮面ライダーシリーズでちゃんと見ていたものだと、「仮面ライダー電王」ですかね。
あれも5話ぐらいまでやってた中で、友だちに勧められて、ノリで一気に追いかけて一気に追いついてリアタイをしました。
(声優オタク大体みんな一度通ってる気がする仮面ライダー電王)
もともと声優オタクでもあるので、正直電王に関しては「好きに決まってた~~」って顔してます。
そのほかは久しく見ていなかったというか、キバの途中で「朝起きれない…」という弊害の都合上フェードアウトしてしまったというのがエグゼイドに出会う前まですね。
ーそこから「名前を知った」にしろ、なぜエグゼイドを見始めたのですか?
今私が応援しているジャニーズ事務所に所属している「SnowMan」というグループがいて、その子達の中から数人がドラマに出ています。
それが「簡単なお仕事です。に応募してみた」という日本テレビでやっている作品なのですが…。
この作品に携わっている人として脚本に仮面ライダーエグゼイドの脚本をされている高橋悠也さん(通称ゅぅゃ)がいらっしゃいました。
(個人的に小文字のゅぅゃってなると遊戯王ARC-Vの榊遊矢出てきちゃうのでなんだかくすぐったい気持ちになります。お楽しみはこれからだー)
で、簡単なお仕事~がはじまる前、発表されたのもあって、甘夏さんに「高橋さんならエグゼイドの脚本だし、興味あったら見てみたらいいんじゃないかな?」と言われたことがきっかけです。
加えて、もともとSnowManの阿部亮平君がエグゼイドのキャストの一人岩永徹也君と仲がよく、2人で旅行に行ったりしていたので「阿部ちゃんが旅行にいく人とかどんな人??」とか「岩永くんを知ることで阿部ちゃんの人間像が少しでも見えるかな」と思ったのが最初です。
最終的に完全にそこの関係全部すっ飛ばして「エグゼイド楽しい~~~」ってなったので完全に手のひらの上で踊らされたと思ってます。
(阿部ちゃんは前列センター)
-最初のエグゼイドの印象覚えてますか?
「レベル1これで戦うの???マジで?大丈夫?」でしたねえ(笑)
最初はYouTubeでの公式配信がされていたので実際に見てみるのは早かったです。
当初のLv1の紹介はいろんなところで見かけていたのですが、第一印象は「サンリオピューロランドにいそう」というのと「野球チームのマスコットこんな感じじゃない?」でした。
(ハローキティ先輩が電王とコラボしたりしてますよね)
キティ先輩仕事が逆に仕事選び始めたら世界が割れる気がします(笑)
とにかくこう…イメージ的には完全に「見覚えありそう!」でしたね。東京ドームいそう。
(参考例:つば九郎さん)
ー登場人物達についてはどうでしょう?
最初エグゼイドの説明を簡易的に受けた時に「社長はおおよそテンション津田健次郎さん+緑川光さんなかんじでこう…ニュアンス的には石田彰さんか櫻井孝宏さん的な…ああいう…」みたいなふわっとした声優ファン独特のアアー!があったんですけど(笑)
(津田健次郎氏と緑川光氏は遊戯王の社長的な…あれな感じで…)
俳優陣に関しては小野塚勇人くんについて元々知っていました。HiGH&LOWが好きなので!!
で、あとは飯島くんについては甘夏さんによる「美 少年の金指一世君になんか雰囲気似てる子が今作の主役だよ」と教わってたんですがなるほどな、と(笑)
(東京B少年時代の金指一世君。ジャニーズJrに詳しくなかった私が「この子めっちゃ宝生永夢じゃない!?!!!」って一人でテンション高かった)
なので、金指くんのおかげで飯島くんの初見のイメージが大体伝わってました。
ー第1話見て、そのままの勢いで一挙見しようとしたんですか?
最初YouTubeにあるとか有能!と思って1話見たんですよ。
で、2話以降はないのか?!!と焦ってアマゾンプライムまず探して(笑)その後TSUTAYA探しにいって、もう円盤買えばいいじゃんってアニメイトも走って…ただ、終わった作品でなかったんですよね。
で、どこにあるのかなって聞いたら「東映特撮ファンクラブ*1で配信してるよ」と言われて即入りました。
その時に「これ実質タダなの????960円で実質ただ???すごない?????」ってめちゃくちゃ驚きました。
だってあれだけ探し回って(実店舗4つくらい回りました)たものが、月々これですぐ見れて、しかもシリーズ問わない。神かよ!って。
ジャニーズにも最近ジャニーズアイランド(ジュニアの事務所)で配信もやっているんですが、本編丸っと、イベントも含めて丸っと、って言うのは単純にすごい!って気持ちです。
(ちなみにジャニーズJr.公式サイト)
仮面ライダーエグゼイドについて
ーでは早速ですが仮面ライダーエグゼイドについて教えて下さい!
仮面ライダーエグゼイドは2016年~2017年に放送していた仮面ライダーシリーズ。
テーマは医療×ゲーム。外伝なども含めていろんなかたちで展開をしています。
主演は飯島寛騎くんです。最近の前髪おろしたイマドキの髪型しているとめっちゃ好み。宝生永夢の時の姿は甘夏さんと「金指一世くん*2に似てない……?」って良く話題になります。
西銘駿×飯島寛騎 PHOTO BOOK Today’s Fun! (アーティストシリーズM)
- 作者: 西銘駿,飯島寛騎,加藤亜希子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/11/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
(左が仮面ライダーゴーストの西銘駿君、右が仮面ライダーエグゼイドの飯島寛騎君。この二人、仮面ライダーでも先輩後輩ということもあり何かとAOXでもセットにされてる印象)
ー本格的にエグゼイド楽しいわーってなったのはどこからですか?
いやもう最初からって言っちゃえばそれっきりなんですけどね。
最初は「明日那可愛い~」でした。女の子がちゃんと仕事人として出てきて、きびきび動いているの好きなんですよ!
基本30分でコンパクトになっていたのと、話が面白いなっていうのが最初。登場人物たちも個性豊かで、音を立ててあっという間にはまりました。
ー登場人物についてはどうですか?どこが刺さりましたか?
貴利矢さんがですね、気づいたら推しになりましたね。レーザーターボ大好きです。
仮面ライダーエグゼイドにおいて欠かせない登場人物って全員そうなんですが、九条貴利矢に関して言うと飄々とした雰囲気がまず好きそうな予感していたんですよ。
ーというと?
自分の歴代の好きなキャラクターを羅列していったら、まぁもちろん九条貴利矢という人間が好きに決まってるだろうなって思いまして。
いわゆる苦労をうっかり買っちゃう自己犠牲さらっとしちゃう、お前が!!お前が幸せになるんだよ!!っていいたくなるようなタイプというか…。
(この後歴代好きだったキャラクターを並べていったら「でしょうね」祭りでした。遙かなる時空の中で3梶原景時でしょって言ってみたら顔を覆ってそうですね…と話していたので笑いがとまらなかった。そういうところだぞ)
ー九条貴利矢については早い段階から「好き~!」って言ってましたねそういえば(笑)
最初、ダイレクトに刺さったのは「蹴り」ですね。良いキックです。
もともと私の場合、過去に空手をやっていたということもあって「蹴り」っていうのが凄い好きで…他の趣味の中の一つにV6の岡田准一さんのファンでもあるのですが、ハマったきっかけはSPでの鮮やかなまでの蹴りが最初でした。
(しなやかに人を倒していくあのスタイルは実に良い)
で、九条貴利矢さんに関しては変身に於いて蹴りがね、いいんですよ。
しかも前半、真ん中、後半とタイプが違う蹴りが見れる。
小野塚勇人くんはハイローでは鉄パイプもって戦う枠の人だっただけにすごく新鮮な気持ちで見て「ああ~~~似合う~~蹴りが似合う~~~」ってずっと言ってました(笑)がゆえにクリスマスのあれを色々思ったんですけれどもね!!!!!
後エグゼイドのおかげでLDHにもどっぷりハマりました。劇団EXILEのファンクラブに入りましたし、小野塚くんの映画を片っ端から見てます(笑)
ー小野塚くんで好きな映画はありましたか?
個人的におすすめなのは「恋のしずく」です。
非常に良い作品でした。
あまりベッタベタのベタの恋愛ものって得意じゃないんですけど、この作品は非常に見やすくて、川栄李奈さんとのやり取りも「は~~尊い~~」ってなってましたね。ラストは必見。とりあえず見て欲しい。
ーエグゼイドに話を戻しますが、その他印象的なキャラクターはいますか?
宝生永夢と檀黎斗という二人のもう…もうやめてあげて…うっ…ってなるほどのストーリーでの噛み合い方が印象的です。
というか本作の子たちみんな色んなものを抱えたり背負ったりしすぎなのでおとなしくお好み焼きみんなでやいのやいの食べたりコメディをもっとしてもいいと思うんですよ。お好み焼き食べようそうしよう。
檀黎斗……というか社長に関しては本当に伝説の18話*3だけはなんとなーーーーくTwitterでまわってきていて知っていたのですが、改めて見ると「お前そんな…そんな理由でか…!」っていう気持ちになるのと、当初から最後まで全部見直して1話からみなおして、檀黎斗という存在についてすごく思いをはせることが出来ます。
気づいたら私、檀黎斗のフィギュア買ってたんですよね。
(なんて???????)
欲望に負けて…つい…。
ーフィギュアを買い出したのはこれが初ですか?
いや…その前の段階で…つい…あの…レーザーターボを…(笑)
ーフィギュアについての感想はどうですか?
いやもうね、今自分がおもちゃ屋さんとか行くじゃないですか。
並んでるじゃないですか。ゼロワンとかも。
「めっっちゃ欲しい!!!!!」ってなるんですよね。
世代的にセーラームーンなんですけど、まぁセーラームーンアイテムも大好きで、色々ほしいな~って思ってたころをふと思いだしました。
でもそれ以上に今がめちゃくちゃ楽しい。大人だから「欲しい」と思ったら財力を使って買えちゃうのが恐ろしいところですよね。今目下ゼロワンのベルトもほしいなあって悩みどころです。
でもエグゼイドのゲームドライバーをそもそも家のどこに飾ろうかというところから問題点があって…いっそマネキン買って飾ろうか!?なんても思ってます。
これだけ見るともはやカオスなんですよね。
ガシャットもここにきて集め始めました。楽しい!!!!ひたすら鳴らしています(笑)ご近所迷惑にならないか不安です…が楽しい!
フィギュアに関してはもうめちゃくちゃハイクオリティでびっくりしました。
大人に向けたフィギュアだからですかね…ずっと見てられる…と…。
まぁついうっかり推しであるSnowManの佐久間くんと、甘夏さんにお使いお願いしたA.B.C-Zのアクリルスタンドと並んだらただただカオスになってめっちゃ笑ったんですけどね!!
自分の家が「おもちゃ箱」ってかんじがしてすごい見ていて楽しいです。人を呼べない(笑)
ここに檀黎斗も並ぶと思ったらもう完全に「社長ただの進撃の巨人では??」とか思ってます。
誰もが「人」らしい「人である」
ーエグゼイドの面白さってどこだと思いますか?
みんな業が深いところですかね。
それぞれがそれぞれ生きているというか…「うわっしんど…えっ…そこでその選択肢~~いや待ってそのセリフいったらどう考えてもしんどいじゃん」ってなることをバサッといっちゃう感じがすごいなと思います。書いたやつ誰!?!!ありがとうございますでもしんどいね!!みたいな。
一つ一つがちゃんと成り立っていて、次の話への引っ張り方がグイグイと入り込んで行けちゃう感じがします。
後、やっぱり「医療物」というものがベースにあるので皆頭がいいなあって印象です。わからない人に向けての説明もしかりなのですが、「相手に分かるように」どういうことかの説明も丁寧に感じました。思考回路が結構すごくはやいというか…テンポよいなと。
小説版も読み終えた今行き場のない「この…この人ら…ああ~~もう~~」っていう気持ちとかも盛りだくさんで。
ーエグゼイドで印象的な話とかありますか?
いやもう全部!!!としか言いようがないんですけどね…。
最終回を迎えてもなお「いやそれでいいのか…いやそんなことはないよね…」という言いようのない気持ちを抱きながらトゥルー・エンディングや平ジェネを見て「うわ~~」ってなったりとかしました。
一つの形として完成していくまでの、なんていうんですかね。サクラダファミリアが完成されていくのを見守っている?ような気持ちです。
小説版を見直して「待ってこれって映画のここのセリフを彼がこういうっていうことは…?つまり…?」って色んなものが芋づるで出てきて、ラインがつながっていく時の「アハ体験」と同時に「業が深い~~!!」って顔を覆ってしまう感じがあります。
それだけ「作品として、見てて楽しい」というか、のめりこめるというか…がありました。
また、作品の登場人物のそれぞれのストーリーとしても見ていて良いなと思います。例えばポッピーピポパポに焦点を当てたファイナルイベントとかは所謂「俳優さんもくるイベント」である中で、彼女がメインであるっていうのが嬉しかったですね。
仮面ライダーエグゼイド ファイナルステージ&番組キャストトークショー [DVD]
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2018/02/07
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
ー女の子二人についての印象を教えて下さい!めちゃかわですよね
大正義ですね!!
いやふたりともキャラクターがすごく好きで、明日那の「お姉さんだけど可愛らしいところ」とポッピーの持っている「幼さと母性」がドッキングしてのポッピーピポパポというキャラクターが確立されているの見ているのがもうまず第一話で全部持っていかれるかんじですよ。
実質キャラクターソングが2つもあるけれどその両方が両方ともポッピーらしさが詰まっているなと感じます。
とりあえず全部見て、「はやくポッピー…ポッピー肉体得よう…幸せになって…」って気持ちがいっぱいです。永夢とのコンビはもちろんですが、他の人とのやり取りでも彼女は「ヒロイン」だけど「登場人物」としての生き様を見せてくれるのが素敵だと感じます。
西馬ニコちゃんに関しては最初見たときに「ポケモントレーナーみたいな子だ!」っていう印象でした。サブカル感満載で可愛いしこのなんかちょっと小馬鹿にしてそうなかんじの雰囲気「かわいい~~」って印象だったんですけど、グイグイおとなになっていく姿とか、大我との関係は言わずともがな好きでしたね。九条貴利矢はやく帰ってきて盛大なツッコミいれてくれって何度も思ってました。ありがとう貴利矢!!!!!!(笑)
あとこの作品、全体的に年齢層が大人が多いっていうのもポイントとして好きだなって思います。頭の回転が早い+自主自立している部分が多いというか。まぁ背負いすぎている人もいますけれど。
「大人になりきれない大人」という気持ちがあったり「大人すぎる考え方」とか見ていたらその伏線が後半になって引っ張り出されて「ウワ~~」ってなったりとか。
で、そこで流れ込んでくるEXCITEです。もうエグゼイド見ててちょうどいいタイミングで三浦大知さんのEXCITE流れてくるから「三浦大知のコンサート行きたいよ~」って気持ちにしかならない。
しかもこの「EXCITE」からのトゥルーエンディングでの「Life is Beautiful」の流れが「ちくしょう…ちくしょう…うう…でも曲好き…しんど…」ってなって、からの小説版を見て「人生は美しい…美しいな!!美しいけど!!!!!!それを言わせるのしんどくね?!!!!」て全力五体投地しました。
でもそんなEXCITEとLife is Beautifulが名曲すぎてエンドレスリピートしてます。絶版おじさんの楽曲も含めてアルバム気づいたら買ってました。
ー基本エグゼイドのストーリーはシリアスが中心でしたが、その上でEXCITEは非常に効果的でしたね
シリアスが中心で、例えば”てれびくん”とかについてくるDVDとかのストーリー見ていたらその話が「えっ…ここつながるじゃん…」って気持ちになるのがいっぱいだったわけですよ。キッズが泣かないか心配になったりもしたわけですが、そういう意味では子供の頃見たものが歳を重ねて見直して「エグゼイド好きだった~」っていうので「こんなに話あれだったのかあ」っていう気持ちにもなれるっていう部分も有るのかなって感じました。
クウガやアギトでも言えることですけれど、平成ライダーは全体的にほの暗さがあるという印象だったので、その中に同時に「ポップ」な象徴である、エンターテインメントそのものである”ゲーム”がコンセプトだから相乗効果として「かっこいい」と、同時に「みやすさ」がありました。
後「シリアスがメイン」のはずなのにふふっと笑えてくるシーンが色々あるのも好きでした。
「これどっからどう見てもモンスターハンターじゃないか!!」っていうパロディが分かるものもあるから「ゲームが好き」な人としても楽しい部分があるし(これ全面タイアップしてたらどうだったんだろうって気持ちもあります)、うっかりシリアス~~っていうのもあるけど同時に「音楽ゲームでまでEXCITEじゃないか~」っていう笑いもありました。
正直「太鼓の達人」のガシャットで勝負だ!!からのEXCITEには笑いがとまりませんでした。めちゃくちゃ満喫してる~~と…ゲーセンで見たこと有る~~そのノリ分かる~~(笑)ってずっとなってました。聞いたらビルドのBe the oneもゲーセンでできるというのを聞いて「なんだつまりコナミの回し者みたいなもんか」って納得してました。いやでもあのストーリー実はすごく好きです。
でも全体的に言えるのは「仮面ライダーエグゼイドの彼らの考えってこうだから、ここの仮説がつながっていく」「気持ちがもう本当さぁ!!!」みたいな、考察要素もすごいあるんですよね。
ミステリーでもサスペンスでもないのかもしれないけれど、その物語の世界を生きて「なぜ彼らはこういう答えに生き至ったんだろう、それは彼らのルーツに遡るわけで」みたいな感じになる、答え合わせのできる作品、っていうのも大きいと思います。
ーエグゼイドの映像演出などで好きな部分はありますか?
もうどシンプルに効果音とか画面の「HIT!」とかジャンプ音ですよね。
もちろんバトルの殺陣もかっこよくて、アクション好きとしてワクワクする部分もあるんですけれど、レベル1がどうやって戦うのか、どういうふうに演出を加えていくのか・・・とかもすごく楽しめました。
ーエグゼイドで得た新しい「出会い」はありますか?
出演者をまず本当に「どんな人なのか、全然わからない」という状態からだったので「はじめまして」でした。
メインキャラクターでいえば「宝生永夢」の飯島寛騎君はもう完全に印象が「チベットスナギツネ」って言われているのをインターネットで調べたら出てくるし、本人もそれ知っているし「なんでだ」と笑っていたんですけど、実際見てたら「ですよねえ~」っていうところにもなったし、神だの社長だの言われていた岩永徹也君は実際は「好きなものは算数といちごと絵を描くことです」っていう夢のつまったマシュマロふわふわ系幼稚園児感否めないめちゃくちゃ頭キレる人だし、正直「阿部亮平」から入っていたはずなのに、もっとそこで阿部ちゃんのことを知ることができるのでは?とか思ってたのに一層迷子です。
でもおかげさまで、クイズ番組を見る頻度が確実にあがりましたしクイズ番組…というかプレバトもかな。いろんな番組で岩永くんがBGMにうっかり「これどう聞いてもエグゼイドでは??」って思いますし、松岡充さんがSURPRISE-DRIVE後ろで流れているのを甘夏さんが「ドライブ流してるw」ってなってる気持ちがすごいわかります(笑)
あと正解したときの神のポーズしてるのもめちゃくちゃ笑うし、彼のTwitterでさらっとタランティーノ監督たちに檀黎斗のフィギュアプレゼントしているのめっちゃくちゃ笑いました。
しかもそれ映画ナタリーとかで話題になってるんですよ。*4
そして岩永は、8月30日に日本公開される「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の監督とキャストに取材も実施。監督のクエンティン・タランティーノ、キャストのレオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーに、通訳なしで8分間インタビューを行った。なお岩永は自身のTwitterにて、彼らに檀黎斗フィギュアをプレゼントしたことを明かしている。
第一声「何いってんの…?」でした。めちゃくちゃ困惑しました。
ちなみに今回日本からは世界ふしぎ発見!のみの独占インタビューということで、タランティーノ監督、マーゴット・ロビー、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオには、日本人代表としてそれぞれ檀黎斗フィギュアを1体ずつプレゼントしました! pic.twitter.com/IIg14wCItX
— 岩永徹也/檀黎斗 (@lespros_tetsuya) August 5, 2019
そのうえでこれを見てすごいなあと納得したような、もう「この人突き抜けてる」っていう気持ちと「そういうところもコミコミで、きっと岩永徹也さんの良さなんだろうな」って思ったりとか、多分間違いなくジャニーズだけを見ていたら気づけなかった他の俳優さんやタレントさんのあり方や見方を見れるようになったのはエグゼイドがきっかけだと思います。もともと番組を見るだけでも「あっ阿部ちゃん~」だったのが「岩永くん!!」も併せて楽しい。楽しいが増えるっていいことですよね。
そしてタランティーノ監督、マーゴット・ロビー、ブラット・ピット、ディカプリオとおそろいのフィギュアを自分が持っているって思うとわくわくしますよね!!(笑)
岩永さんでいえば、さらに作品を離れた上でも「檀黎斗」という存在を愛しているのが伝わってきてめちゃくちゃ楽しいです。
ハリウッドの思い出9
— 岩永徹也/檀黎斗 (@lespros_tetsuya) August 13, 2019
幻夢の新作発表会 pic.twitter.com/T6ppKCVRuW
なにかと写真を撮るときに、檀黎斗フィギュア連れているし(これいわゆるぬい撮りの部類では?!って思う)、そのうえで「神」「檀黎斗」「社長」全部を含めての彼自身をすごく大切にしているのが先日連れて行ってもらったゲストがいらっしゃる「吉本ヒーロークラブ」でのお話でも感じられて、この人だからこそ、檀黎斗で良かったんだろうな、と。
▽わんわんさんの行った吉本ヒーロークラブについては七那さんからオシゴトガタリで聞いています!
仮面ライダーを演じられた人たちって一年間やるっていうのもあってなのかすごくキャラクターに思い入れがあるのかなと。
檀正宗をやっていらっしゃった絶版おじさん…じゃなくて貴水博之さんも正直access全然知らなかったんですよ。
どんな人でどんなことをされているのかを知らなかったから「な、なんか突然歌い出した~!!しかも歌うめぇ~~~!!」っていう認識で。中の人…というか俳優さん?貴水さんのツイッターみたらもうなんか「突き抜けてただただクロノスめっちゃ好きな人」で、彼もまたインスタにめちゃくちゃクロノスとの写真あげてるんですよね。ツアー中のリハ写真も。
初福島メチャ盛り上がりサンキュウウウッ🎉🎉🎉‼️‼️‼️‼️‼️今日はどっちがお好みダアアアッ😜⁉️⁉️⁉️ #両方 #で #NoZeppan #ヒロのアクスタ #仮面ライダー #クロノスvsロヒ #応援 #ありがとう #次は #名古屋 #大阪 #ファイナル #何かが #起こる #カモンhttps://t.co/fMpIknsmnDhttps://t.co/5vAS2YieWY pic.twitter.com/p4Q5IiqXGW
— 貴水博之 official (檀正宗/仮面ライダークロノス) (@TAKAMI_official) September 8, 2019
そんなに??そんなに好き?!!えっめっちゃ私も好き…みたいな気持ちになって、こう、この二人のやいのやいのしている感もすっごい楽しいなと思いました。
今となってはエグゼイドをきっかけにしてインスタもツイッターも役者さんフォローしまくってます。楽しい。
エグゼイドの出てくる作品ということで平ジェネと呼ばれるライダー大集合映画も見て「あなた誰だ!!」っていう部分もありましたがすごく楽しめました。
そっれこそゴーストとドライブが今の所気になります。オーズとWはオタクとしてはホイホイされそうな予感を感知しています。そうやって「過去作品」に出会う機会をもらえていますね。ビルドも甘夏さんとやり取りしてるとスタンプ飛んでくるし、平ジェネで「この子(桐生戦兎)頭めちゃくちゃいいのに2号の子めちゃくちゃバカだな??」ってすごい気になるし、終わり方も含めて世界観が探り探りだからこその「気になる」がいっぱいあります。
これから「出会える」ものたちにもすっっごい期待を寄せています。キバも途中で力尽きてしまったけれど今みたら当時とは違う発見が絶対あるし、それこそ「簡単な~」に出ていた武田航平君はキバにもいるし、ビルドにもいるし、多分もっと新鮮な気持ちで見れるし。
あと、平成ライダー集合っていう意味でも「本筋にとってもかんでいそうなディケイド未履修だから後で見よう」って途中でとりあえずおいてあるジオウも見るつもりです。多分知っていたほうが絶対楽しいって思って期待を寄せています。檀黎斗の選択肢が「宝生永夢に出会わなかった未来」としてのIFとしてしんどすぎ案件。
あと最近劇団EXILEに小野塚くんのおかげではまってるんですが、それもこれもエグゼイドがきっかけですし、「ライダー陣営のときはすごくツッコミしてる」って言われている小野塚くんを見るのも逆から入っているだけにふわふわしているの和やかな気持ちで見ています。すべてが新鮮です(笑)
ー最後に、エグゼイドを知らない人、このブログをご覧になってる方へおすすめをお願いします
正直今の段階でだいぶネタバレしてる気しかしないんですけどね?!!!
とりあえず主題歌をこみこみで聞いていくと色んな意味でわくわくします。最初はEXCITEからはいって、そこから映画のLife is Beautifulになるじゃないですか。
これの後に小説版読むと「ライフイズビューティフル……うう…ううう…」ってなるというか。曲とのリンクの仕方がすごく良かったです。
本当にめちゃくちゃ軽率な流れで私はエグゼイドを2週間ぐらいでほぼ網羅しちゃったんですけれど、情報量がすごく多くて、ゆっくり見ていっても楽しいし、それこそ「マジかあ~~~~」って展開に一喜一憂しながら本当に楽しめる作品だったと思います。
かつてゲームをめちゃくちゃ楽しんだ人も楽しめるし、ワンダースワンが覇権をとれた世界線と紹介されたときに「ワンダースワンコンセプトよかったのになあ」って思い出に浸りながら、多分触ったことなさそうな宝生永夢(飯島寛騎くん)が手に取っているのをすごく不思議な気持ちで見ていました(笑)
また、現在進行しているドラマ「簡単なお仕事です。に応募してみた」を見ていると「ああ~~この後どうなるの~~どうするの~~」みたいな気持ちになるわけですが、エグゼイドの高橋悠也さんだからな…という気持ちとのソワソワもあります。
エグゼイドから、今ゼロワンがはじまり再び高橋さんが手掛けるという意味でもすごく楽しく見ています。
こっちに関してはほんとうに1話から一緒に歩いていて、どうなるんだろうのネタバレ0状態で毎回毎回一喜一憂しています。1話、2話はYoutubeで配信してるから見て欲しい。というか見始めて早々に「待って~~この2号ライダーの子との関係しんどい~」ってなってます。或人くんからチベットスナギツネの気配を感じていてどうかそうならないでほしいって気持ちとでも絶対なんかある…って気持ち、不破くんとの「人類の敵」と「人類の夢」としての二律背反、どちらにもなり得るというわかり会えない状態からどう歩み寄っていくのだろう、とか…。
あと甘夏さんが散々いってる「ファブルの福士蒼汰枠」ことテロ組織の子のノールックキルに笑顔っぷりが「ウワ~~この子多分好きだわ~」ってなっているんですが…もうその子もライダーになるのかな?とか。本当にワクワクしてます
(ファブルの福士蒼汰枠:岡田准一主演「ファブル」にて福士蒼汰が殺し屋をやっててあんなかんじで笑顔で人ばしばし無双してたので命名(?)大体あってると思う)
だからこそ、ゼロワンから入った人も、エグゼイドを見てみてほしい~~って気持ちになりますし…何にしても「わくわく」が詰まっている、子供のテンションで今すごく楽しいです。
エグゼイドのときには見られなかった「現在進行系のCM」(仮面ライダーグミとか)もみれるから、今目下ガンバライジングやるしかないのか~~?!!!って気持ちでいっぱいです(笑)
私みたいに1話だけでもとりあえず見てみるか!からぜひ試してみてもらいたいですね!エグゼイドはいいぞ!!!!
ーありがとうございました!!
お話を聞いた上で…
今回の仮面ライダーエグゼイドに関しては、私も楽しんで見ている一人なのでじゃあどういう状態で、どういうふうに、どんな着眼点で楽しんでいるのかな?というポイントを踏まえて聞いてみました。
同じ作品でも、きっかけが違えばそれぞれ見るポイントは違ってくるので、エグゼイドを楽しんでいる、それこそ「現行の頃の自分とは違う角度で見ている」という意味でもすごく掘り下げ&考察を楽しませてもらいました。
エグゼイドに関してはひとつひとつを振り返るというよりも流れで私は見ていたので、わんわんさんの「ここのさ…これってさ…さっきのさ…これでは…?」みたいなのになるし、「簡単なお仕事です。に応募してみた」を通ってきているからこその、もしかしてもしかしなくてもホラーとしてこの人間が一番怖いのではベクトルが見られたりするんですよね。えっ怖い。
改めてお話を聞いて「仮面ライダーエグゼイド」の世界を楽しめました。もう一度見直したい!!!!!でもゼロワンも見たい!!!!後恋のしずくを絶対番宣してくれと言われたので絶対的に番宣しておきました。ちょっとみたいぞ。
ということで、オシゴトガタリお答えいただきましてありがとうございました~!!