柑橘パッショナート

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スキウタvol02/こぶしファクトリー「ハルウララ」

気づいたら2月に入ってもう1週間経過していました。

日常が馬鹿みたいに忙しく目がまわるとか冗談ではなく言っているのですが2月は「逃げるように」なんて言葉がありますが本当それ…って顔をしています。

ということで、今回は「あなたの好きな歌プレゼンしてください!」という企画”スキウタ”第二弾を進めたいと思います。

今回のゲストはオシゴトガタリモーニング娘。のお話をしていただいたログさんです!

 

amanatsu0312.hateblo.jp

 

もう1年経っているということに衝撃を受けています。

そして今回のこぶしファクトリー、サッカーファンとして「町田ゼルビアの番組に出てる子達!!」っていう認識に最近なってます(笑)公式応援ソングを作ったりとJリーグチームとゆかりがあるとなんだか嬉しくなります。マリノスで言うゆずとか。エスパルスでいうJam9とかね!

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こぶしファクトリーに関してはニュースを駆け巡っていてファンの方の戸惑いもあったと思います。そのうえで「今」この曲を聞いてほしい!という熱を受け止めようとログさんに私からお願いを出しました。

 

ということで、こぶしファクトリーハルウララ」についてのあなたの「スキウタ」聞かせていただきます。

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よろしくおねがいします!

 

 

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ハルウララ」ってどんな曲でしょうか

この度はご快諾いただきまして誠にありがとうございます!!今回も是非熱いこぶしファクトリーのお話聞かせてください。
まずは今回のお題曲について教えていただけますか?

こぶしファクトリーの「ハルウララ」です。
曲選迷ってたんですが、これしかない!と思う曲が1曲あったのでこちらで!

 

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響きが春らしくて可愛いですね!どんな曲でしょうか?

2019年4月発売の7th Single 「Oh No 懊悩/ハルウララ」に収録された曲で、同年10月発売の2ndアルバム「辛夷第二幕」にも入っています。

(Oh No 懊悩ってタイトル名がインパクト強すぎて4回位読み直して「なんて読むんだこれ…!?」ってなりました/笑)

 

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  • アーティスト:こぶしファクトリー
  • 出版社/メーカー: UP FRONT WORKS Z = MUSIC =
  • 発売日: 2019/10/02
  • メディア: CD
 

 (こちらがCDのジャケット。和風なのが可愛いですね~!そしてカラフル!!)

プロモーションはアッパーなノリの「Oh No 懊悩」の方が多いんですが、その分シンプルな王道J-Popで、5人のユニゾンが非常に映える良曲です! 

両A面なんですね!そして曲名が読めなくて「!?」ってなり調べました…(笑)
アイドルらしかぬというか、すごい漢字で書きにくそうなタイトル…!

「おーのーおうのう!」っていうダジャレみたいな曲名です。
確かに初見は読めませんよね(笑)最近のハローはほぼ全て両A面です!ちなみに「懊悩」の言葉にちなんで、メンバー5人分のミニドラマ&替え歌なんかもやってたり(笑)

(つまり両方MVあるってことで2度美味しいってことでは……素晴らしい。)

(そして懊悩って意味調べたら「悩み悶えること」って書いてありました、なんということでしょう……!)

 

ミニドラマ!?あのミニドラマですか?!

ミニドラマはYouTube限定のプロモですね〜。5人分も投稿されて力入ってんな〜!と驚きました!

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(まさかのオタクな子の悶悩むお話でびっくりしました。学生時代に思わずやってしまいがちエピソードあるある…!そして全員のミニドラマがあるあたりとても凝っていますね。これ円盤特典じゃないの…本気…?!円盤に全部初回限定で入れてあげないといつか消えちゃうかもという恐怖感をもっているオタクとしては手元に置いておきたい…!)

(ちなみに昨今のジャニーズはCDの中にボイスドラマを特典で入れていることが蹴っこ多いです。A.B.C-Zの「Moonlight walker」、SixTONES「Imitation Rain」、Snow Man「D.D.」など)

 

プロモーションが豪勢でびっくりしました…!ちなみに何種類出たんでしょう?

今月発売されたモーニング娘。’20のシングルなんてトリプルA面ですからね(笑)
ジャケットは沢山ありますしPVは絶対どちらも出ます!
こぶしのこのシングルに限ったら初回と通常で5バージョンありますね。
アイドル知らない頃は「こんなに要るか...?」と思ってたんですが今はもう必須!ですね。どれも可愛くて集めたくなる(笑)

Oh No 懊悩/ハルウララ(B)(特典なし)

Oh No 懊悩/ハルウララ(A)(特典なし)

渋谷の広告にも出たのが下の方で、上のが個人的なお気に入りです。

(上のほうがB,下のほうがA盤ですね!後「どうみても同じCDなのに何でいくつも買うの?」問題すごく分かる…ってめちゃくちゃ首を縦に振りました。基本初回盤だけでもいいのではっていう意見も分かるのですが、どっちも内容がぜんぜん違うしジャケットも違うから集めたくなるんですよね…!わかりみが深い…!あと同梱されている曲が違ったり・笑)

(ジャケット見ていると、懊悩のほうはキレをきかせたパンクっぽいかんじで(ざっとした意見)ハルウララはある意味でとても王道な爽やかさというかアイドルっぽさがあるなあって印象でした。近いイメージだとモーンング娘'17の「若いんだし!」みたいなかんじというか) 

ハルウララ、どんなライヴに使われましたか?

2019年春ツアーのタイトルも「春麗」になった事からわかるように、昨年特に大切に歌われてきた曲ですね...!

ハルウララ、つまり春麗ということでライヴタイトルにまでなっているっていいですね。それにしたって春麗チュンリーと読んでしまって本当に申し訳ない…/ストリートファイターの弊害)

 

「背中を押してくれる曲」として

初見の印象はどんなかんじでした?

私の初見、実はこぶしファクトリーの存在をあまり知らない時でして。パワフルな歌を歌うことと、アカペラが出来ることくらいしか知りませんでした。
社会人になりたての4月、研修で山奥に閉じ込められてつらい...かえりたい.....となっていた時にたまたま見たこの曲のMVが美しくてなんだか泣けてきちゃって。ただ美しいだけじゃなく、元気を貰える曲だなって思いました。

(研修で山奥って本当にあるんだとそこにびっくりしました…お疲れさまでした…それはしんどい…)

で、なんやかんやあってようやくハマリ出したのは夏の終わり頃。
春麗のツアーには間に合わなかったんですけど、9月に発売されたツアーBlu-rayを自宅鑑賞しました。基本ライブハウスツアーなんですが、この収録回はグループ初のホールコンサートで!記念すべき日のライブということで演出面もかなり気合が入っており、アカペラ音源に合わせたMV風映像からの生アカペラとか、何の脈絡もなく和太鼓に初挑戦したりとか、てんこ盛りでした。
奇を衒ったことをやりながらも、パフォーマンスは通常運転。盛り上がる楽曲だらけで、お客さんも気合の入ったコールや振りコピをしていました。ただその中で、ライブ序盤に披露された「ハルウララ」はとにかく歌の美しさで勝負!という曲で、その美しさ、儚さに、応援する声を止めて見入ってしまいました......。
5人全員が抜群に上手くて、ユニゾンが誰も邪魔し合わず美しく絡み合っている。パワフルな曲が多いだけに、こんなことも出来るんだ!と大変感動しました。 

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ショート版ですが映像も残ってます!
この映像は発売前の3月、春麗ホールコンは5月なんですが、今比較して見てみたらかなり成長してて驚きました...。(成長後の映像は公式YouTubeに出てないので心苦しいですが)

(こういう今のタイミングでどういうのをやっていたよっていうのを伝えてくれる動画が公式にあるのとっても強い。少クラのハイライトみたいなのYoutubeでもやったらいいのになあと密かに思ってる)

まとめると、初見は「綺麗な曲で泣けるな~~」で、ライブ後は「う、美しすぎる......すっげえ......」と放心してる感じです(笑)

(すごく綺麗にまとめていただきました。有難うございます!)

 

ふむふむ、ライブハウスがホールになるっていいですね~!
着席もできるし場所がはっきりしているからこそ演出も違うし!そして突然の和太鼓…和太鼓…?!

(なんか聞き覚えしか無いジャニーズでよくやる「腹筋太鼓」を思い出したのは言うまでもない)

彼女ら初の大舞台で突然の和太鼓!みたいなことはハロプロでは昔から結構あるそうです(笑)
何処かでジャニーズでもそんなことある!って言われてるオタさんを見かけたのですが実際どうなんでしょうか...?

(ジャニーズというか「滝沢歌舞伎」とかで何故か腹筋しながら太鼓したりしています。そして先日劇EXILEでも太鼓してるの見ましたハイローのライヴなのに何故太鼓!?と驚いた想い出。なんだろう…みんな太鼓に引き寄せられるものがあるんですかね)

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(今では副社長になった滝沢秀明氏。私が見に行ったのは2016年だけですが最初見た時に「なんで腹筋して和太鼓してその上でぐるぐる回ってるの……?」って唖然としたのは言うまでもない。そして段々「まぁなんかよくわからないけどかっこよく思えてきたぞ…?」ってなってくる。)

なんだかわからないけど面白くて、気付いたら「あれ?かっこええやん」となっているところがジャニとハロは似ているかもですね!(笑)

ハルウララ、随想としてその救われた気持ちを聞いたら思い出せてぽんっと背中を推してくれるかんじでしょうか…?

そうですね、その経験以来この曲に度々背中を押してもらってる気がします。
歌自体は失恋ソングなんですけど、音楽と歌の力といいますか、元気を貰えるんですよね...。 

「特にここを聞いてほしい!!」ポイント

早速拝聴しました。
お互いにフォローし会えるかんじなのがすごく良いですね!誰か一人が軍抜けて声が出ているとかじゃなくて波長があっているというか…綺麗にマッチしているなあって感じました。
ではログさんのここの!!!特におすすめパートここ聞いて!!!っていうところと歌詞部分で推し部分教えてもらっていいでしょうか!

そうなんです!
今のこぶしは5人の誰が欠けても成り立たないくらい完璧なバランスが持ち味!聞いてほしいといえば、メンバーのRec映像が公式から出ておりまして。

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深みのある歌声の持ち主、のむさんこと野村みな美ちゃん。
Bメロの「終わった恋の歌 切なすぎて」というサビに繋がるパートがあるのですが、ここの力強さと声の伸びが素晴らしすぎて...。
実際に採用されたのも納得のパートです。
そして落ちサビの長尺ソロ!「きらめいてハルウララ〜ほどけていく」までは今にも消えそうな儚い歌い方なのに、「心」の三文字で何かを決意したように低く強く歌ってるんですよね。この切り替えに感動しました....。
このソロから大サビの5人歌唱に切り替わる所も含めて最高に気持ち良いので、是非意識して聞いてみてほしいです! 

一人で聞くとまた印象が全然違うと言いますか…もちろんパワフルで素敵なのですが、さらっと歌うこともできる中でこの歌い方のギャップいいですね!!
そして歌がうまい(知ってた)
きらめいて、の部分、意識して見ているととても切ない歌詞なのに「微笑んで、もう大丈夫」なの、自分から手を離していく感じすごく強さを感じます。
そのうえでのときめいて、の近くにいる、でも離せる感情というかが非常に良いですね!

そうなんです、まず前提として一人の表現力が物凄く高いんです!数小節の歌い方の中に色んな感情が混ざっていて、力強かったり消えてしまいそうだったり、本当に丁寧で...。そしてこれが5人分絡み合っているわけですから、心を揺さぶられないわけがない。だからいつ聞いてもじんわりと沁みるんですよね。
甘夏さんに言われて改めて、サビの5文字が曲の重要な部分を担っているなと思いました。
「きらめいて」「ひらめいて」「ときめいて」「振り向いて」といった言葉に含まれる切望感が、春という季節がもつ儚さを表していて、そのあとに「微笑んでもう大丈夫」といった言葉が”それでも私は大丈夫だよ”と鼓舞するかのように掛かってくる。
切なげな5文字があるからこそ、その後に続く前向きな言葉が映えると思います。繊細な詞だな~と字面だけでも泣きそうなのに、さらに意味を強くするこぶしファクトリーの歌の力といったら!
本当にいい曲だな...と受け答えしながらグッときてしまいました(笑)

 

これから「ハルウララ」を知るあなたへ

有難うございます!最後に「ちょっとログさんにおすすめしてもらってるから聞いてみようかな!」という方へPRをお願いします。

ハルウララ」、これから春を迎える今の季節にぴったりな楽曲だと思います。鼓舞されるもよし、切なくなるもよし。
卒業ソングとしても似合うんじゃないかな?とも思える最高の春うたです。
こぶしファクトリーは残念ながら次の春を迎える頃に解散してしまいますが、この名曲は次の春も、その次の春も、ずっとずっと聴き継がれていってほしいと願っています。
そしてもし、こぶしファクトリーに興味を持ってくださる方がいましたら!解散となる3月30日までまだ時間はあります!
リリイベ等を通して無料で会える機会も残されていますし、もう遅いなんて思わずに行ってみてください。
もしかしたら「ハルウララ」も聴けるかもしれません。是非是非。

 

ハルウララ」という世界観

最初に聞いたとき「アニメのエンディングで歌っていそう」という印象でもありました。それぐらい爽やかといえばいいんですかね。青春アニメとかでありそうというか…。

「そよ風に紛れ」の部分の声の上がり方がとても素敵だなあというか、切ない曲であるとともに優しい歌であるというのは「春」らしさというかが詰まっているなと感じます。

<春>というのは終わりと始まりっていう意味で描かれる季節でもあるわけですが、それをアイドルという自分たちの持ち味を最大限持ちながら精一杯歌っている姿は見ていて「がんばれ」「できるよ」とともに「さよなら」っていうのと「いってらっしゃい」っていう部分もあるんじゃないかなあって印象です。

 

後、ハロプロの曲ってみんな英語版の字幕も入っているじゃないですか。これがすごく良いところというか、どうやっても言語が違う人たちがどういうニュアンスで伝えたいのかな?っていうのがあると思うんですが(結果として元々の動画に訳したものを違法動画としてアップロードしてしまう人もいるわけですが)それを「かゆいところに手が届く」という形で表現してくれて、ちゃんと伝えてくれるのが素敵だなと思いました。

トンチキ曲とかどういうフォロー入れてるんだろうとか思った反面で「でも海外の曲も結構”歌詞じゃなくて音楽を聞くってところに注視しているやつも多い”しなぁ」な印象があるので、そういう意味では「音楽性」の良さと「リリックの良さ」ってまたちょっと違うのかなと思います。日本人歌詞掘り下げて見がちってよく聞く。それもまた良いところだと思いますし、「だからこそリリックも見てほしい」「感じてほしい」がハロには詰まっているのかなって印象です。

 

最後の「ハルウララ……」と歌っている中での後ろでのハーモニーと力強さが一歩一歩これから踏み出していくであろう彼女たちの強さにも感じられて、改めてすごく素敵なのと「生で聞くと120%印象がまた変わってくるであろう楽曲」だろうなと…。

歌を聞く機会が限られていくのがとても残念ですが、そうだとしても「曲」としてこの世界に残っていって、それをファンが「思い出」そして新たに刻まれていく「感情」で彩っていってくれたらいいなぁと願うばかりです。とりあえずMステ出てください…春曲として…聞きたい…。

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