柑橘パッショナート

インプットとアウトプットを繰り返すごちゃまぜスタイル

こぶしファクトリーのラストシングルに触れました

2020年3月31日、こぶしファクトリーが活動終了されました。

先日「オシゴトガタリ」と「スキウタ」でそれぞれお話をお伺いしたログさんからいろんなことを聞いた上で「ハロの世界を自分ももう少し聞いてみたいなあ」と感じていたところ、ちょうどA.B.C-Zの「チートタイム」が発売されたのもあって「よかったら布教させてください」とお願いし、その結果「じゃあCD交換しましょう」ということで、こぶしファクトリーのCDを頂戴しました。

なので、せっかくだから「全力で楽しんでその感想を書くぞ!」となり、現在に至っています。今回はそんな「私が感じたこぶしファクトリーのファイナルシングル」について。

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こぶしファクトリーについて

ハロープロジェクトのグループの一つ。

”「春の訪れを告げるように、他の木々にさきがけて白い花を梢いっぱいに咲かせる日本原産の花、「コブシ(辛夷)」のように「優美」でありながら、コブシという名前の由来でもある(にぎりこぶし)に象徴される「力強さ」を兼ね備えたグループになってほしい”という思いから名付けられたグループです。

力づよさと伸びやかさがあり、その楽曲は「かわいい」ものから「かっこいい」ものまで多種多様です。

 

amanatsu0312.hateblo.jp

こちらは先日お話をお伺いした「ハルウララ

柔らかな雰囲気と、ほんのちょっとの切なさとありながら「旅立ち(巣立ち)」もある曲でした。MVの色合いも春らしくてとても良い。

 

「青春の花」と「スタートライン」

ファイナルシングルは両A面。両A面いいな~~!!となりつつ、ジャケットが両方異なることもあってチェックしてみました。

「青春の花/スタートライン」が今作となります。

 

青春の花/スタートライン(初回生産限定盤A)(DVD付)(特典なし)

 まずこちら「青春の花」。A.B.C-Zも5つの色で「暖色ばっかだな!?」ってなるのが特徴なんですが*1こぶしファクトリーのメンバーカラーの寒色が中心なのもかわいいなぁと思います。

白い衣装に柔らかな色合いの紙吹雪が似合います。後フォントめっちゃ好み。かわいい。

 

スタートラインは「青春の花」と比べて青と白をベースにした爽やかな作り。

青春の花/スタートライン(初回生産限定盤B)(DVD付)(特典なし)

雰囲気がぜんぜん違うのと、パンツスタイル女子めっちゃ好きなので「かわいい~!!」ってなってました。静と動が両方で詰まっているのが両方違って両方いい。

 

MVと特典感想

楽曲は星部ショウさんによる作詞・作曲。

MVはまさに「両A面」というのにふさわしいぐらい「静」「動」で別れている感じでした。男性的/女性的というつもりはありませんが「それぞれにそれぞれの良さがある」というか。「この子たちこんな一面もあるんだね!」という印象。

 

「青春の花」はまさに”卒業”という形にふさわしくしっとりと、でも聞かせるような曲なので、MVも道を歩いた上で自分たちの「これから」の進む先を考えているような印象を受けました。

www.youtube.com

 

撮影時がおそらく1月ぐらいだとして、色合いが白をとばしながら繊細なかんじと「前に進む」という力強さと柔らかさの組み合わせだなと。それがゆえの白、パステル、ぱきっとした色合いの3段階なのかもしれない。

それぞれの進路はそれぞれに違うとわかっているけれども「今は」一緒で「これから」違う、っていうのが伝わってくる感じでした。

 

スタートラインは、ライヴ会場(ステージ)の上からのパフォーマンスとして取れるのが良いです。

www.youtube.com

後本人たちがうっかり反応しているのめっちゃかわいい。MV鑑賞会ってこう、そのやり取り見ているだけで元気出ますよね。か~わいい~~みたいな。

「この子は多分パンツスタイルのほうが好き」「今の髪型がいい」とかいろんな意見が自分の中にあるんですが、浜浦さんのピンヒールにパンツスタイルがドンピシャ好みなのでもっとパンツスタイルのやつあったら教えて下さい。バリバリ歩いているところ、動いている所、踊っているところがみたい。

これをライヴで「本人たちがファンを前にして」やれないのが本当に残念だなと今でも悔しいばかりです。旅立ちということは「スタート」で、そういう意味では同じはじまりの歌でもスタートライン/青春の花それぞれの「見せたいところ」が違うからこその楽しみがあると詰まっています。

 

また、特典映像を見て「これこの前!!Youtubeで見たぞ!!」とオシゴトガタリで学んだものがいっぱいありました。

チョット愚直に!猪突猛進とか…!

 

みんな若い!ってなる初々しさと、その「昔」が踏まえての自分のステップアップされているかんじが絶妙に出ていて見ていて「そっか~~!!」とほっこりします。

こぶしファクトリーの子たちのメンバーカラーがパステルというか、ちょっと独特なのはなぜだろうっt以前調べたときにもっと本当はたくさんいて、いろんなことがあって現在の形に収まったと思うので…そういう意味で元メンバーがいたことを踏まえて今の形にどんどんどんどん臨機応変に変えざるを得ない中でブラッシュアップしていったのかな、と感じました。

 

 

曲を受け継ぐということ

ジャニーズだと「この先輩が歌っていた曲」を後輩たちが披露して曲をつなげていくということはよくあって、それこそジャニーズJrで自分たちの曲を持っていない中のときにカバーが主体になる事が多いんですが(だから「can do! can go!」とかJrの曲とたまに勘違いされる)(V6の曲です)

ハロの子たちはどうなのだろう、と考えます。モー娘。の子たちは世代が変わっても恋愛レボリューション21とかLOVEマシーン歌っている印象なのですが、すでに形がなくなってしまったグループの曲は他の人達が歌う機会があるのだろうか……。せっかくだから良い曲だし、それぞれがそれぞれに大切にして、歌っていってほしいなと思います。

 

新しく進み続けるメンバーそれぞれの道筋が明るいものでありますように。そう願うばかりです。

*1:A.B.C-Zジャニーズ事務所のアイドルグループ。メンカラは赤、桃、紫、青、黄。色でまとめると突然のキキララ感が出る。(

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