2019年も2月にはいって、なんかこう去年って単語をやっと使うの慣れてきた気がします。うっかり2018年の出来事を「今年さ~」っていっちゃうのってあれどこらへんなのか境界線が気になる次第です。
ということで、今年から「好きなものをひたすら話してもらう雑談場・オシゴトガタリ」を始めたわけですが、早速第2回をオファーいたしまして。無理難題なのにも受け入れていただけまして!ということでいそいそと記事もまとめたいと思います。
▽前回の記事
前回は「プロ自転車チーム」という私が全く知らない世界のお話を聞いたのですが、今回のゲストは北海道にお住まいのチャコさん。
普段はV6をはじめ様々なことに嗜む素敵なお方です。
こちらの画像も前回と同じくまんぷくメーカーさんより。しろくま (@shiroklive) さんが作られたパーツを組み合わせてチャコさんにイメージしてもらいました!
チャコさんはおいしいもの・楽しいことに対してまっすぐで一人で勝手にリスペクトしています。
今回はそんな北海道はでっかいどうでおなじみな北海道の、地元銘菓について教えてもらうことにしました。
「いや話す内容が皆さんに比べて少ないので…」っておっしゃっていましたが大丈夫なんです単純にこう…今自分が好きなもの、とかそういうのでいいんです…長く好きでもそうじゃなくても…ハッピーターンめっちゃ好きとかそういう感じで…軽率に「俺これ好きなんだよね、小技…?」みたいなそういうやつなので…コワガラナイデー!!!(笑)
友人各位に「興味あるやつは片っ端から声かけてくからな!!」と宣言しているのですが、みんな似たことを言うので全部「私は君から好きなものの話を聞きたいんだよ!!」っていう説得を試みているという話です。
「オシゴトガタリ」とは、このブログの管理人が、「推し(好き・応援・大切・考察対象等マルチな意味を指す)事」をしているフォロワーだったり、友達だったり、名乗りを上げてくださった方に対してインタビューする企画です。
「無理しない」「楽しい!を人から教わる」ことを基準に行き当たりばったりで行っています。
1ミリも知らない(ミリしら)のものなら「そのもの」を教えてもらい、
知っているものなら「この人はこういうところが好きなんだな!」と感じる。
それができる場所。それが「オシゴトガタリ」です。
ということで、今回は北海道のお菓子「ビタミンカステーラ」と「あずチャン・かぼチャン」についてです。
北海道のお菓子って「白い恋人」「六花亭」くらいしこポンと思いつかないと言ったらじゃあ教えたるぜ!!!と教えてもらいました。八割私が強引にお願いしましたすいません(笑)
二つとも全く知らないお菓子だから気になって仕方がない!!
北海道民ならみんな知ってる「ビタミンカステーラ」をご存じ?
―今回は無茶を言ってしまってすみません。ご了承いただきましてありがとうございます。
本当に私でいいんですかね…(笑)よろしくお願いします!
そもそも甘夏さんカステラって聞いてどういうのを想像します?
―うーん、長崎のカステラですかねー。お店とかはあまり詳しくないですけど、「福砂屋」と「文明堂」がぱっと言われて思いつきますかね。東京のデパ地下でおおむねあるイメージです。
(「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」の文明堂のカステラ)
いわゆる「長崎カステラ」*1って上にザラメがついて、しかもしっとりしてるかんじじゃないですか。
カステラ(かすていら・家主貞良・加須底羅)は、鶏卵を泡立てて小麦粉、砂糖(水飴)を混ぜ合わせた生地をオーブンで焼いた菓子の一つである。
(※長崎カステラについての説明)
ビタミンカステーラはそういうタイプじゃないんですよね(笑)
―ほほう…ビタミンカステーラってそもそもどんなお菓子なんですか?まったくイメージがつかめないんですが…
ビタミンカステーラは高橋製菓っていう北海道の旭川にある会社が作っているお菓子です。
北海道だとスーパーやコンビニとかでも売っていますね。東京だったらたぶんアンテナショップで売っていると思います!*2
だいたい一度は多分誰しも食べたことがあるんじゃない?ってぐらいソウルフードだと思います。
―それこそ秘密のケンミンショーとかで出てきそうですね(笑)チャコさんもよく食べられるんですか?
そうですねえ。
旭川に親戚が住んでまして、そのルーツもあって結構食べることが多かったんです。いわゆる「素朴な味」「優しい味」っていう味わいですね。昔ながらというか。
大正六年に創業されて以降今も愛されている味なのだとか…。
「当時は日本も参戦した第1次世界大戦が終結したころで、食べ物が不足し、栄養失調になる子どもも多かったといいます。そんな中で、安くて、栄養価値が高いものとして考えられたのが、この商品だと聞いています」と話すのは、秋元忠雄社長です。
ーおばあちゃんが出してくれるおやつ、とかそういう感じですかね?
だいたいイメージでそういう感じです。
3か月ぐらい日持ちもするのが特徴です。だから水分量少ないって書いてありました。”日持ち””高い栄養価”がポイントで作られているからだそうです。
あとカステーラの由来は、もともと初代の方が長崎でカステラづくり修行してたから「カステーラ」なんじゃないかなと…。
初代の高橋樫夫氏は、四国の出身。長崎でカステラ作りの修行をした後、本州などで和菓子、餅の修行を続け、旭川にたどり着いたといいます。
(同上より)
―しっとりしていないって先ほどおっしゃっていましたが…
口のなかの水分持って行かれます(笑)完全にぱっさぱさになります(笑)
だから飲み物は絶対一緒にあったほうがいいですね。
―おすすめの組み合わせはありますか?
私は絶対牛乳です!!!
(さすが北海道、とか思いました)
小さい時はお皿に牛乳入れて、カステーラちぎって入れてひたひたにして食べてましたね。
大人の方はミルクティー(無糖)とかで一緒に食べるといいティータイムになると思います。
それこそ食べるシーンとしては「遅く起きたお休みの日の朝」とかでもいいかなって。
牛乳と一緒だと結構満腹感もありますし、結構やります。
……ここまで話しててあれですが「ビタミンカステーラ」に牛乳(カルシウム)って思うとすごいなんだか健康的ですね!(笑)
ーちなみに牛乳&ビタミンカステーラを発見したのはチャコさんなんですか?(笑)
牛乳は昔からですね。私が探したわけじゃないです(笑) 昔からビタミンカステーラと牛乳はセットです。
―浸しながら食べるってなんだか「失われた時を求めて」*3みたいですね。
「フランス人は何でも浸す」って記事みかけましたけど、結構そういうの多いですよね。
プルースト効果*4っていうじゃないですか。それもたぶんきっとあるかもです。懐かしい思い出と一緒というか。
―”思い出の味”ということなのですね!ちなみに食感とかはどんな感じですか?
さくっ…ふわっ…って感じですかね。歯にあたるときはさっくりしているのに噛んでるときはふわーってするような。
このカステーラの甘さを例えるなら、麩菓子の外側の甘い部分を限りなくあっさりさせたような感じですかね。
重さは、そんなに重くないんですよ。どっちかっていうと軽いです。50グラムとか。
ーカリッとトーストして上にバニラアイスかけてこう…気持ちフレンチトーストみたいな感じでやったらめちゃくちゃおいしそうって思いましたが、アレンジプランとかはしたことは?
今度やってみよう(笑)私は基本そのまま牛乳に入れるぐらいしかしたことないかもです!
でもこちらのブログで「温めてもおいしそう」ってあったのでアリだと思います。
旭川銘菓「あずチャンかぼチャン」に惚れ込んで
ーおすすめ商品第2弾「あずチャンかぼチャン」について教えてください。
こちらも旭川で昔からあるお菓子です。
ヴィバ・ロバというスーパーに8店舗あるお店なのですが、こちらのお店のひとつ。
これは旭川いかないと買えないんですよ。
食べたくても北海道は広いので行くまででちょっと一苦労だし、ネット通販だと送料がかかるというネックさがあります(笑)
(送料高いんですよ…というちゃこさんのお話に出てきたオンラインショップページ)
―さすが北海道はでっかいどう…。あずチャンかぼチャンってどんなお菓子なんですか?
一応扱いとしては「ホイル焼きカステラ」らしいです。
北海道ならではの風味豊かなバターカステラに小豆つぶ餡を使った「あずチャン」。ポコポコとしたかぼちゃを使った「かぼチャン」。昭和52年の登場以来、今も多くのみなさまに人気のロングセラー商品です。ふんわりやわらかいカステラはバターの香りとやさしい甘さがどちらの餡とも相性バッチリ!
(公式ホームページより)
昔からある定番おやつで、私は旭川行く時必ず買って帰ってきます。
アルミホイルでぐるぐるまかれていて、バターの香りがする生地の中にあんこが入っています。
中のつぶあんもカボチャあんも、甘さ控え目なんですが、周りの生地がバターの風味がしっかりしてて、これがまた美味しいんです…
ーこちらは水分持っていく系では…?
そんなことはないです(笑)わりかししっとり目ですね。
―ちなみにこちらはばら売りも…?
それぞればら売りしています!1個80円台だし、3個入りで300円台なので1個あたりそんなに高くないのもポイントが高いです。
ーそれはお買い得!ちなみにどっちか好きなほう買ってきてあげる!って言われたらどっち選びます?
両方がいいですね(笑)
うーん‥‥かぼチャンの方が好きかもですね!
どっちも美味しいですけどね!(笑)
―こちらは組み合わせとしては先ほどの「ビタミンカステーラ」と同じで牛乳とがいいんでしょうか?
う~~んバターの香りがしっかりしていてあんこが入っていますので、イメージとしては和洋折衷焼き菓子みたいなかんじですから、一緒に楽しむとしたら普通に紅茶・コーヒー・お茶あたりだと思います!!つまみ食い的な感覚で食べていくとうっかりなくなります(笑)
―これでアレンジはちなみにやったりは?
これもやったことないですね~どうなんだろう…。
ーところであずチャンとかぼチャンの「チャン」って…?
多分パッケージデザインのキャラクターのことかと(笑)
最後に
ー今回、2つをご紹介いただきましたがまだ食べたことのない&この2つを知らない人にぜひアピールを!
これだけじゃなく、北海道は広いのでまだまだご当地おやつ、名物沢山ありますので、是非北海道へ遊びに来て下さい!来なくてもまずは食べてください!!(笑)
元気です北海道!!!
「ビタミンカステーラ」を実際に食べてみよう。
お話聞いた以上は食べないなんて選択肢はないだろうということで「ビタミンカステーラ」を買ってみました。
北海道物産展とかでも売ってくれないのかな~とデパート催事場に思いをはせながらもアンテナショップのほうが確実だということでいってきました。
来ちゃった。
遅い時間でも流石に混雑してました、そう、有楽町だからね!!!
ということで陳列棚を見ながら、さっくり発見。入り口付近にありました。
う、売ってた〜!!といそいそお買い上げ。
テレビ!で!紹介された!!どれでですか!!!ケンミンショーかな?!!と思いつつ、購入。
サイズ的には本当にちょっと小さめ。菓子パンっていうよりも触ってみるとふかっ…としているかんじ。多分小麦粉だけどパンとかの強力粉ではなく薄力粉かなと勝手に予想。
大きさはスマホと同じくらいのサイズとイメージするといいかも。
ちなみに今回のお供は北海道3.6牛乳さん。
完全に見た目美味しそうと惹かれて買いました。こるならとことんこだわりたい、そう、甘夏ならね。
普通に通販できることに驚いた。流石の北海道。
とりだしたら瞬間表面の皮めくれてしまった。写真映え要素が0になってマジごめんなさいとなりました(笑)
栄養成分はこんなかんじ。思いのほかカロリーが低い(比較対象は菓子パン系)。さっくりおやつにはもってこい。
もってみたら結構軽め。
口に含んでみるとふんわーと柔らかな優しい味。噛む時はサクッとしてるけど基本はふわふわ、あと残り香がすごいする。鼻に抜けてく感じって言えばいいの?誰か専門家来て。語彙力足りない!!
「あっ…これ牛乳いるわ……」てなりました。
一口目余裕っしょ〜!!とか食べてていやいるな??必要だな??てなりました。牛乳と組み合わせると食べやすさが出る気がします。
今回冷たい牛乳で食べたけどホットミルクでもありだなと思いました。
あと牛乳に果たすのめっちゃわかる…なんかこう…うん…わかる…。そして牛乳との組み合わせ美味しいわ。3.6牛乳飲みやすい(笑)
カステラっていうよりも素朴な味と言えばいいんですかねえ。日持ちするってのもわかる。
一個試しにトースターで焼いて食べたら中々カリッカリになりました。
それも美味しかったので、フレンチトーストとかみたいな感覚で焼いてたべたらおやつ感増します。
ちょっとしたおやつに、朝ごはんに、って言うのもわかります。マドレーヌほどバター要素が強いわけでもないので……こう、いい、類似例が出ないのが悔しい(笑)
あずチャンかぼチャンも探してみたんですが流石になくて残念。通販か。通販だな!!!!
ということでチャコさん、ご協力ありがとうございました!!!知らない世界がまた1つ知ることができて本当に楽しかったです!
ということでこの企画は随時人の話をひたすら聞いてプレゼンにどんどん質問追加してみたいな感じでやり取りしてるので、俺の好きもちょっと聞いてよ!!とかあったらお気軽にどうぞ名乗り出てください(笑)