柑橘パッショナート

インプットとアウトプットを繰り返すごちゃまぜスタイル

【オシゴトガタリvol.26】「時代にあった”こうありたい”」ディズニープリンセスの美しさ

緊急事態宣言が解除され、世間ではスターバックスが復活したり(ありがたい)(アールグレイフラペチーノ大変美味しいのでおすすめです)している今日このごろですね。まだまだ油断禁物でひとつひとつ粛々にやっていくしかないと思いつつも少し心が弾むばかりです。

 

ということで今回は「ディズニープリンセス」についての魅力を盛大に語ってもらおうと思います。 

ディズニープリンセス・ミュージック・コレクション:Live Your Story ~私だけの物語(ストーリー)

ついにうちのブログでディズニー関連に触れる日がくるとは…!と思いつつ、改めて「ディズニープリンセス」という”夢”が詰まっているものをお話しいただけるのすごく楽しみです。この前マツコの知らない世界で久しぶりに風間くんのプレゼン見て「きっとこれ……新アトラクション含めての紹介演る予定だったんだろうなあ」としょんぼりしたので復活したら風間くんにまたプレゼンしてほしいです。

遊戯王ファンゆえなのか、あなたの風間くんどれからといわれると金八&遊戯王のせいで、ぼーっと見ていると「うっかり闇遊戯がめちゃくちゃディズニープレゼンしてるように聞こえる」ってなってしまうのですが(でもあれ毎回すごく面白くて好きです)、昨今風間俊介くんがバリバリ活躍しているの見て嬉しくなるこの頃です。めっちゃ詳しいわけではないけど風間くんが活躍していると嬉しいからまたぜひ声優的なのもやってほしいです。遊戯さん以外も見たい……というディズニーファンの中で個人的に彼からももっと色々話を聞いてみたいところ。マツコ!!!頼む!!!(笑)

 

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「オシゴトガタリ」今日もよろしくお願いします!

オシゴトガタリについて

  • 「推し事」をテーマに色んな人にあなたの推しって何でしょう、とお伺いする企画です。
  • このブログの管理人が、「推し(好き・応援・大切・考察対象等マルチな意味を指す)事」をしているフォロワーだったり名乗りを上げてくださった方に対してインタビューしています。
  • 「無理しない」「楽しい!を人から教わる」ことを基準に行き当たりばったりで行っています。
  • 1ミリも知らない(ミリしら)のものなら「そのもの」を教えてもらって知っているものなら「この人はこういうところが好きなんだな!」と感じる。

それができる場所。それが「オシゴトガタリ」です。

 

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ディズニープリンセス前知識

ぶっちゃけ一番記憶にあるの「キングダムハーツ」とかなんですけれども、言わずとしれたディズニーの「プリンセス」たち。個人的に好きなのはティアナ、ムーランあたりなのですが……昨今実写化もされて色々活躍が目覚ましいですね。

オフィシャルでこんな映像もあって見ている側もうっとり素敵だなとニコニコしてしまう……。

youtu.be

  • ”プリンセス”とあるとおり最終的に王子様に出会ったり、王族だったり
  • 作品における「女主人公」に近いのかなって印象。
  • 恋愛エンディングを迎えることが多い印象。昨今変わってきているのかな?
  • 時期によって印象が違う。初期のほうは「穏やか」「しとやか」みたいなかんじ。後発になると「お転婆プリンセス」みたいなかんじで快活な子が多いイメージ
  • シュガー・ラッシュ2で色々オフな「こうだったら面白い」のセルフパロやってた(王子様いないとできないって発想は結構あまり好ましくないと思っている人からの批判のネタにされていたからこそ余計に) 
  • 毎回1つ1つ曲がめっちゃいい。表題曲というか「この人といえばこれ!!」みたいな曲はだいたいプリンセスの楽曲の印象。

印象が…こう…雑な感じが否めない…(いつもいってる気がする)

ということで「知っているようで、知らない」の世界へダイヴさせていただきました! 

 

さとこ。さんは普段Apple CatというYoutubeチャンネルでご活躍されるYoutuberさん。フォロワーさん経由でご紹介いただいたのですが「キングダムハーツいいよね!!!!!」「D好きな人の補完にもなってるよね!!」という盛り上がりを先日見せてくれました。めっちゃわかる。

www.youtube.com

で、そのうちの毎週木曜日に更新される「10分でわかる!ディズニー教室」が非常に興味深いです。

本当に10分でわかるディズニーの豆知識や「そうなの!?」が詰まっている内容をご説明されています。最近だとツイステッドワンダーランドについての解説もあったりと知ってるようで知らない話がいっぱい出てくるので楽しく拝見しています。

t.co

 先日見てて「ピーターパン声優多すぎ問題」については本当にそれで微妙に人と話をしていてもズレがあるのがいつも感じていたからこそ「だよね~~」が詰まっていました。

www.youtube.com

 ちなみに私は岩田光央氏のピーターパンに一番思い入れがあります。岩田光央氏、自分の2次元キャラの攻略ゲームの初恋なのですが(ゼフェル様のこといっている)、ついステでデザインのコンセプトが「銀髪」「褐色肌」「瞳が赤い」「短髪」でカリムちゃんにゴロゴロっとあっという間に転がっていったのを自分で「まぁそりゃそうなるよな……」って察している状態です。ビジュアルの好みは今も昔も変わらない…。

 

ということで、話が脱線しましたが早速いってみたいと思います!

ディズニープリンセスというカテゴリー

―まず、ディズニープリンセスって基準というか、カテゴライズになると=主人公という認識でいいんでしょうか?

そうですね…作品にもよりますが基本は主人公です!!

出番が圧倒的に少ないオーロラ姫とそもそもタイトルが男性側であるアラジン以外はそうだと思うので、間違いないかと!

(確かに「アラジン」は「アラジン」が主人公でジャスミンはヒロインだ…!)

 

―確かにオーロラ姫は出番少ない印象が…それでもやっぱり「プリンセス」ですもんね。では次にそもそも「ディズニープリンセス」のプリンセスは「どこまでがプリンセス」になるんですかね?リロアンドスティッチとかモンスターズインクは「プリンセス」かと言われるとちょい違う印象なんですが…。例えばアリスとかはプリンセスではない、のかな?と。

アリスは主人公ですが、あえて言うなら「ディズニーヒロイン」であってプリンセスではないですね!

ふしぎの国のアリス (1951) (吹替版)

ふしぎの国のアリス。アリスもチャーミングで可愛くて大好きです!なおヤングオイスターズはトラウマとする)

 

―ヒロインであってプリンセスとは違うんですね?!キングダムハーツに出てくる”セブンプリンセス”という概念からプリンセスだと思ってました。

キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナルチャプタープロローグ - PS4

※スクエア・エニックスから発売されているディズニーと共同作のゲーム「キングダムハーツ」。セブンプリンセスとはそこに出てくる名称です。

 

「セブンプリンセス」はあくまでも純粋な心を持つ7人の女性であって、厳密にはお姫様だけではないのです。なぜプリンセスと呼称しているのかは分かりませんが(笑)

(そこらへんどうなのかスクエニさん教えてほしい)


例えば、モンスターズインクのブーやリロは「お姫様」ではないのでプリンセスにはカテゴライズされないようです。

そして人外のお姫様はプリンセスとして扱われないですね。

ミニーが該当していないですし、他にも「ロビンフッド」のヒロインなんかもお姫様ですが除外されてます。

(全力でそういえばロビンフッドのヒロインはお姫様だけどプリンセスの名前に上がることないですね…めっちゃかわいいのに…!!)

ズートピア」のジュディも同様に動物かつ王族ではないのでディズニーヒロインですね!

なので、プリンセスの定義は不明ですね…物語開始時点から王族の場合と、シンデレラのようにストーリー進行で王族になるパターンありますし!ムーランに関してはそもそも王族にならないですし。←ここはファンからも突っ込まれてます。なぜプリンセスなのかと。

 

―現在のプリンセスだと公式だとどれぐらいいらっしゃる感じですか?

じゃあなるべく順番にいかせて頂きます↓↓

  1. 白雪姫(白雪姫)
  2. シンデレラ(シンデレラ)
  3. オーロラ(眠れる森の美女)
  4. アリエル(リトル・マーメイド)
  5. ベル(美女と野獣
  6. ジャスミン(アラジン)
  7. ポカホンタスポカホンタス
  8. ムーラン(ムーラン)
  9. ティアナ(プリンセスと魔法のキス
  10. メリダメリダとおそろしの森
  11. ラプンツェル塔の上のラプンツェル
  12. アナ、エルサ(アナと雪の女王
  13. モアナ(モアナと伝説の海)
  14. ヴァネロペ(シュガー・ラッシュ

以上が公式にディズニー・プリンセスとして扱われるメンバーです!
実際にディズニー・プリンセスではあるもののグッズなどで彼女たちとは少し違う扱いを受けるのが実写版(肖像権の問題らしいです)やTVシリーズのプリンセスですね。

 

(公式外伝で娘が出てくる「リトル・マーメイド2」とかは立ち位置全力でプリンセスだけどここには該当しない感じですね!後人間でいうと実写とアニメの共存の「魔法にかけられて」とかも…?)

 

魔法にかけられて (字幕版)

魔法にかけられて (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

―ふむふむ、いわゆるクラシカルディズニーから近年のものまで多種多様ですね…!

そうですね!クラシック扱いなのは白雪姫、シンデレラ、オーロラでウォルトの色も濃い三作かと思います!!

リトルマーメイド、美女と野獣、アラジンは全てアランメンケンが関わっていて、

かつディズニールネサンス(第二黄金期)の作品たちだす。

ちなみにアランメンケンが初めて関わったのはリトルマーメイドからのようですね!

それ以降はかなりカバーしてます。実写版やブロードウェイミュージカル版とかでも関わったりするみたいですし…。

 

 (調べてみたらノートルダムの鐘とかも舞台版手掛けているのですね…!天使にラブソングをのミュージカル版でも手掛けているという話を聞いて「ノリのよいアップテンポな曲から聞かせるものまで幅広いのを得意とされているなあ」という印象です。”あの”アラン・メンケン。さすが!)

 

プリンセスと魔法のキスで久しぶりに復活したものの、以降のプリンセスは全て3Dになりましたね。


―プリンセス存外少ないのですね?!もっといるのかと思ってました。

ディズニープリンセスが出る作品、というのは実はそこまで多くないかと思います!

90年以上あるディズニーアニメーションの歴史の中で、公式として扱われているのが20人いないので。


―素朴な疑問なのですが「ヘラクレス」のメグもいわゆる“プリンセス”ではないんですか?

ヘラクレス(吹替版)

(先日実写化の報道もあったヘラクレスのメグ。もっと日の目をみてくれ……)

ヘラクレスはゼウスの子なので神であり王族とも取れますが、EDでは「人間」として生きる事を選んでいます→王族を選ばなかった。なのでプリンスではない→メグも王族にはならない→プリンセスではない。という流れかと!

(立ち位置がヴィランズだから「プリンセス」ではない、のとはまた違う定義なのですね。個人的にはプリンセスでもええやん…!と思うのですが、なるほど面白い!)

 

―ちなみに、「アトランティス」は……?

アトランティス/失われた帝国(吹替版)

アトランティスのキーダが公式カウントされないのは本当に謎です…。

名前もプリンセス・キーダなのに…。

(メインで歌ってないからなのだろうか…やっぱり何かしら理由があるんでしょうかね…)

 

―プリンセスたちって個性豊かですよね。昨今はいわゆる「恋愛対象」がいなくてもプリンセスはプリンセスって時代は変わってきたイメージがあります!

そうなんです、ポカホンタスメリダはお相手がいません!!

それにシュガーラッシュオンラインでラプンツェルが言っていた「男性」というのは「王子」を指すかのような言葉でしたが、残念ながらラルフはあくまでも「お友達」でしたし。

(あくまでもお友達だからこその距離感としてピックアップされていた話でしたね、シュガーラッシュオンライン。子どもヒロインだからこその良さなのかなとも感じましたが現代に訴えたいものがあるのだという見方も出来るし興味深い)


プリンセスは「時代の理想像」として

―ではまず、「プリンセス」の条件って何でしょう?

個人的な条件は「自分自身に素直なヒロイン」「曇りない心を持っている」の二つですかね!!(その上で人間x王族である。という条件付)

それは受動的な白雪姫から能動的な現在のプリンセス、果てはTVシリーズのソフィアやエレナにも受け継がれている要素です!

その二つのポイントを「プリンセス」と言うならば、セブンプリンセスも例外ではないのかも知れませんね。一部王族ではないけど…

以前Disneyオタクな女性とお話した時に教えて貰ったのは、「その時代の理想像を反映している」というお話でした。

だからこそクラシックスの時代の三人は「待つ」「信じる」「お淑やか」に重点が置かれていますし、ルネサンスの三人は能動的かつ良くも悪くも「ワガママ」になってきた=自由だし、

近年のアナやヴァネロペは「周りがなんと言おうが構わない!夢は自分で掴むんだ!!」という攻めの強さがありますよね。

時代に反映された「理想像」、それは昔も今も変わらないのかも知れません。


―確かに最近の自立した子たちが多いのは自主自立の風潮に類している感じがします。

女性の自立とかが本国アメリカでは重きを置かれているように思われるのでその影響かと!!恋愛よりも仕事!恋愛よりも自分の夢!!みたいな。そういう意味でアナはルネサンス、エルサは現代寄りかも知れません!!


―ミニーマウスが「プリンセス」ではなく「ディズニーフレンズ」であるのは作品ごとに性格や立ち位置が変わるからっていう理由で考えると確かに~~~!ってうなずきっぱなしです。

そーなんですよ!!
短編でも何回か王妃様やお姫様を演じているんですが、この「演じている」って部分と人外である点の二つがプリンセスにならない理由と思われます。
ミニーはきっと「女優」なんですよね。

東京ディズニーランド ディズニー・プリンセス・デイズ “ミニーの夢見るティアラ”

 

 
(ディズニーフレンズは短編でそれぞれ、それこそミッキーもドナルドも立ち位置が変わってますもんね……シーとランドでもコンセプトも内容も異なっている。だからこそ「俳優」「女優」なのかもしれませんね!!調べてみたらミニーちゃん、「ディズニー・プリンセス・デイズ“ミニーの夢見るティアラ”」というショーを2007年にやってて、やっぱり大女優ミニーマウスという立ち位置が個人的にはしっくりきます。王妃様の格好も、可愛らしい格好も何でもできる。そう、ミニーマウスならね!)

 

時代時代に求められるプリンセス達


―では、さとこ。さんの感じるディズニープリンセスの特徴を一人ずつご紹介いただいてもよろしいですか?

お任せあれ!!

 

白雪姫

白雪姫 (字幕版)

明るくきれいな心を持つ美しい王女、白雪姫。

女王であるまま母にその美しさをねたまれます。

女王は家来に姫を殺すように命令しますが、白雪姫は森の中へ逃げ込みます。

7人のこびとたちという新たな友だちを見みつけ、楽しく暮らしますが、魔女に変身した女王に毒リンゴを食べさせられ、眠らされてしまいます。

白雪姫|作品紹介|ディズニーキッズ公式 より引用)

何よりも「待つ」そして夢を見る、信じる能力が段違いです。

「頑張って信じようとする」とかではなく、疑う事を知らない感じ。

「きっと王子様が来てくれるはずなの。フフフ。」と他の人には真似できない程に信じ切っている。そんな強さ。見所は小人たちを掌の上で踊らせる所。

彼らと白雪姫のやり取りを見ていると「実は天然の小悪魔属性かも知れない…」と思っちゃいます。可愛いけど。

(いわゆる女性的=ロングヘアーという概念を最初から「うるせえ!!!!!!!!」というかのごとくショートカットであるのディズニーすごいなと感心しました。時代の流れなのかもしれないし背景は詳しくないながらも「女の子はロングでなくては」という考えをスルーした形で作られているの個人的には好感度バチバチに高いです。可愛いし純粋だし人に優しい、でも「無自覚に実は振り回せるかも?」な側面があるのが人間的で可愛いですね(笑)お話に上がった「王子様が来てくれるはず」のあのノリを貫けるピュアさが強い女を作っていくのかもしれません。そして個人的な話ですがディズニーランドの彼女のアトラクションすごい怖くないですか……笑)

 

いつか王子様が

いつか王子様が

  • アドリアナ・カセロッティ
  • サウンドトラック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 (それこそ先程の話に上がった「いつか王子様が迎えに来てくれる」というのを歌にした曲のシーンに優しさと美しさと「この…この子…!!」ってなるかんじが詰まってるなあとしみじみします。強い)

 (小人たちのなつき方も見ててほわっとしたあったかさと「いやでも待て…男の子たちの中で混じるのなかなか危ないのでは…いやでも白雪姫ならなんとかなるのか…?」なかんじの何となく絆されるのも分かるというか/笑)

 

シンデレラ

シンデレラ(吹替版)

 

人と同じ土俵で戦わないように常に冷静でいられる強さがあります。

継母や義理の姉たちにイジワルされても目の前では怒らず泣かず、悔しさを自分の部屋まで持ち帰って泣く。堪える力が大人顔負けです。

素敵な夢と信用する友人がいれば自分は必ず幸せになれる。そう強く信じているタイプです。

見所はピンクのお手製(というか動物達が作ってくれた)ドレス。

大人っぽいドレスのイメージがある彼女の、年相応の「可愛らしさ」に溢れているのでコッチも是非知ってほしいですね!

 

 

(シンデレラといえば実写もされましたね!アニメのイメージが強いですが実写ならではの「きれいになっていく」「芯を持った女性」という時代を経ても変わらない美しさみたいなのを感じて素敵だなぁと思うばかりです…)

シンデレラ (吹替版)

シンデレラ (吹替版)

  • 発売日: 2015/07/31
  • メディア: Prime Video
 

 (そして調べたらシンデレラって2020年で…70周年……えっ……?えっ…?)(困惑がとまらない)(ディズニーすごい)

www.disney.co.jp

(イメージがどうしてもブルー/白のドレスが先行しがちですが、年相応の”女の子”として笑ったり泣いたり、感情を持っていて母や姉たちからの仕打ちに葛藤するところも全部含めて「シンデレラ」なんですね。動物たちが彼女を慕っているのをちゃんとわかってあげて彼らと寄り添って共存していると思うと本当メンタルがしんどいオブしんどい。意地悪されても目の前では泣かないとか…人生ハードモードなのに友達たちと朗らかにしているところとか、ネズミたちの作ったドレスのシーンとか彼女が信頼されてる証そのものですよね……待てる人、大器晩成型&友達(仲間)四天王的信頼でディズニープリンセス徳川家康な立ち位置…と震えてます…っょぃ…鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギスが似合いそうですよね……)

youtu.be

(白雪姫と比べてビジュアルが少しお姉さんぽいのにピンクでしかも可愛い系っていうドレスに喜ぶところも含めて年相応というかギャップすごいですよね…!魔法のあのペールブルー?のドレスも大好きですがピンクのみんなの想いが詰まっているからこそ大事にしようとしてる彼女の優しさそりゃ王子も見かけからだろうが最終的決定打で心打つものがあるよね…と頷きたくなります。見る目ある人でよかった…。前半に関してはとにかく王子様ーーこっちだ王子様ーー!!!!!!ってなるあれそれ。後関係ないですけどシンデレラミステリーツアーめっちゃくちゃ好きだったんですがあれなんでなくなっちゃったんですかね……) 

夢はひそかに

夢はひそかに

  • Kimberly Locke
  • チルドレン・ミュージック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 (そして「夢はひそかに」、ディズニー映画といえばこの曲流れる!ってイメージがあります。プリンセスといえば!個人的にシンデレラのイメージめちゃくちゃ強いですが「忍耐」が先にきながらも努力の女の子ですよね……)

 

オーロラ姫(眠れる森の美女)

眠れる森の美女 (吹替版)

「眠れる森の美女」は、邪悪な魔女マレフィセントに呪いをかけられたオーロラ姫の物語。

予言によると、オーロラ姫は16歳の誕生日に糸車で指を刺して深い眠りに落ち、真の恋人のキスによって目覚める。

3人の良き妖精、フローラ、フォーナ、メリーウェザーは、幼いオーロラ姫に“ブライア・ローズ”という名前を付け、マレフィセントに見つからないように森の奥深くに彼女をかくまい、普通の女性として育てる。

ある日、ブライア・ローズは森でフィリップ王子と出会い、その瞬間お互い恋に落ちる。しかし妖精たちはローズに、彼女が王女であることを明かし、すぐにお城に戻らなければならないと伝える。

だがオーロラ姫は塔に1人でいるところをマレフィセントに見つかってしまう。フィリップ王子は姫を救うため城に駆けつけるが、その前にドラゴンに変身したマレフィセントが立ちはだかる。

(ディズニーシアターより引用)

 

オーロラは、上記二人と近しい性格ですが、劇中ではほぼ出番のないプリンセスというのが特徴です!

彼女に関しては実写版の方が掘り下げも出番も多くて見応えあるかも知れません。

 

マレフィセント (字幕版)

マレフィセント2 (字幕版)

ヴィランズでおなじみ「マレフィセント」により注目して作られた作品。)(2つ目のキービジュがめちゃくちゃかっこいい)

見所は出番が少ないのでほぼ全てですね。

時間も予算もたっぷりとかけられた大作なので、絵画タッチのままアニメーションする圧倒的クオリティで美麗なオーロラを目に焼き付けてほしいです。

(大本の原本である「いばら姫」を読んだことがあるのですが当時「こっわ!!!!」って思った思い出が。そのへんディズニーのアレンジがすごく加わっていて「ベースが同じでも最終的に行き着くところは全く違う」という作りなんだろうなぁと感じました。)

(色が!色がオーロラはすごい綺麗ですよね。あとお衣装が黒も合わせながらのふんわりとしたスカート、いわゆる「西洋系白人」の気品と華やかさがあるのすごいなあと思います。)

(映像シーンで言えば「いつか夢で」の動物たちとのシーンめちゃくちゃキュートですよね…品のあるお嬢さんがくるくる表情変えつつなところとかディズニーこの時代にすんごいものを作る…と今見直してもびっくりします…)

www.youtube.com

 

いつか夢で

いつか夢で

  • メアリー・コスタ, Bill Shirley & コーラス(眠れる森の美女)
  • チルドレン・ミュージック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

アリエル(リトルマーメイド)

リトル・マーメイド(吹替版)

楽しいことが大好きで好奇心いっぱいのマーメイド、アリエルは陸の世界に憧れている。

彼女は父親の“海の上に行くな”という命令を無視して、激しい嵐の中、海上に姿を現し、ステキな王子様を救出する。

人間になりたいアリエルは、邪悪な海の魔女アースラと取り引きをし、脚を手に入れるために尾びれと美しい声を失ってしまう。

そんなアリエルを助けるのは、仲良しのかわいいフランダーと、カリブ海カニでレゲエが得意な、文句ばかりのお目付け役セバスチャン。

イムリミットが迫る中、アリエルは王子の愛を手に入れ、父親の王国を守ることができるのか?

ディズニーシアターより引用

 

ルネサンス初のプリンセスということもあり大幅に性格が変わりました!!

ルールは守り守られるものではなく、縛られるものとして解釈している。

クラシック3人よりも喜怒哀楽が激しく(より自由な時代になった事と比例して年相応になっている)、信じて「行動を起こす」ことをしなければ何も変わらないというスタンスです!

見所はなんと言っても「パートオブユアワールド」。

全プリンセスでも断トツの可愛さと切なさ全開ナンバーだと思います。

個人的に純粋さと面白さが同居して可愛すぎるシーンはフォークで髪をすく所。アレは地上への憧れとスカットルへの全幅の信頼があるからこそ。

 

youtu.be

 

(まさに「女は行動力」みたいなのに時代が変わり始めた、「待っているだけでは状況は変わらないから」「あこがれを口にすることはやめない」みたいなのがGood!とされるようになってきたのを体現するようなプリンセスですよね、アリエル。周囲が「こっちでいいじゃない」って言うのに対して夢をちゃんと持っている姿は見ている側としてもすごく真っ直ぐで、また同時に「年相応」の夢を見ているかんじでのギャップが好きです。押さえたくなる、傷つけたくない親御さん側の目線も歳を重ねると「わかる…」ってなるので年代を超えて見てみると感覚が変わりそうな作品ですよね。そしてキングダムハーツでは大変お世話になりました)

 

パート・オブ・ユア・ワールド

パート・オブ・ユア・ワールド

  • すずきまゆみ
  • チルドレン・ミュージック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

(パートオブユアワールドは人ではない彼女が外の世界に憧れる、でもまだいけないのジレンマ良いですよね…親子間の関係も含めて、所謂アンデルセン童話の人魚姫をベースにここまでアレンジ加えて「ベースはある、でも出来上がったら違う存在」として燦然とそこに輝くアリエルの姿私も大好きです…。フォークでのくし、そこまでちゃんとみてませんでした…でもアリエルッてたしかに海そのものはそれはそれとして友達のことを否定しているわけではないですよね。ディズニーシーのアリエルの「マーメイドラグーンシアター」でも、スカットルもフランダーのことも、セバスチャンのことも大好きですし…がゆえの葛藤を踏まえるととてもつらい…そして、年齢を鑑みても等身大さがとても出ますね…)(後個人的にリトルマーメイド2での母親になったからこその「娘」を持ってしての彼女がトリトンの立ち位置になったから悩むこと、海に対しての思うところが好きです。つらい。2もいいぞ。後パート・オブ・ユア・ワールドといえば劇団四季Verのもいいですよね。引き込んでいく。歌詞が異なっているから「強調」したいポイント、伝えたいところが違うという意味で一つの形としてどっちも楽しめているので個人的にはありがてえ~~~~~ってなるばかりです……)

 ディズニーシーのマーメイドラグーンの雰囲気も良いですよね。絶妙に心地よい。実写化も決まっていてそっちも「ベース」があった上でどう変わってくるのか、補完として見るのか「新たな世界」として見れるのかも含めて楽しみです。アリエル役はハリー・ベイリーが決定していますが果たしてどうなるのか。個人的には「何が変わって、どう新しさを自分が感じられるか」が大事だと思っているので期待しています(笑)

 

ベル(美女と野獣

美女と野獣 (字幕版)

勇敢でしっかり者のベルと一緒に人生最大の冒険に旅立とう!

父親を救出しに向かったベルは、ミステリアスな野獣が住む魔法の城にとらわれてしまう…。魅力的なキャラクターに彩られた、時代を超えて愛される物語。ディズニー史上屈指の名作アニメーション映画。

(オフィシャルの説明がこざっぱりしすぎて「???」となったのはここだけの話)

 

アリエルが種属間を越える恋愛だったのに対して、ベルは外見を越える。

野獣に対して当初は恐怖感をおぼえていましたが、実は一度も「醜い」とか外見を悪く言うことはなかった(はず)なんですよね。

父を閉じ込めなければ初対面すらも恐怖しなかったかもしれません。驚きはしたでしょうけど。

アリエルと比べて少しクラシックス寄りの受け身さはあるものの、聡明で自分の価値観をとても大切にする女の子。

そんなベルの見せ場は「愛の芽生え」における食事シーンだと思います。

当初は野獣に「正しく綺麗な食べ方」を求めていましたが、彼が歩み寄ろうとしてくれた事で、ベルも彼に歩み寄った。

その結果、スプーンではなくお皿を持ってスープを飲む食べ方にするんですよね。あそこはトキメキとほっこりの合わせ技です。

 

美女と野獣といえば実写化でエマ・ワトソンが近年演じましたね。そっちも個人的には楽しく見させてもらいました。)

amanatsu0312.hateblo.jp

 (ベルは朝の風景から「風変わり(Funny)な女の子」と冒頭から言われていますし、あの時代における「本の虫」「顔はいいのに変わってる(本ばかり読んでいる)」っていうポイントがありますよね。ビーストとベルの関係について以前Twitterで見かけた「オタクとオタクが同調して見かけを超越していった関係」というのを聞いてなるほどなあ…と納得した覚えがあります。本だけではなく実際に父親の関係やビーストとの関係を経験として得ることで女性として魅力的になっていくっていうのがあるように感じます)


youtu.be

(ビーストとの「愛の芽生え」、実写もアニメもめちゃくちゃキュートですよね…お互いがお互いを「歩み寄っていく」かんじがすごいする…かわいい…初々しさにニヤニヤする光景だなと痛感します…)

youtu.be


www.youtube.com

(こうやって比較してみるとどっちも良い。どっちもかわいい。)

 

youtu.be

ジャスミン(アラジン)

アラジン (吹替版)

魔法の世界で、機知に富む庶民のアラジンが、利発で自立心の強いジャスミンと力を合わせて、邪悪な魔法使いジャファーと戦い、王位を狙うジャファーの野望を打ち砕く。3つの願いごとを叶えられる10000歳の陽気なジーニーの助けを借りて、アラジンは自分自身を信じることを学ぶ。

ディズニーシアターより引用

 

ジャスミンは、アリエルと同じく非常に行動的で、王宮での暮らしや国の掟を窮屈に感じています。

アラジンの言っていた通り「頭が良い」上に機転が効く。

彼女の勇敢な行動がなければジャファーを倒すことは叶わなかったでしょう。

アラジンが後半までこだわっていた「身分」を彼女は全く気にしていなかった。

人の内面の見抜く力。ジャスミンは「鋭い目」が魅力です。

お気に入りシーンは二人が初めて出会う所。

youtu.be

(アニメ版が見当たらなかったんで実写の「ひと足お先に」で。出会った時のちょっとした表情がとてもいい!)

アラジンを信用して芝居に乗っかる彼女の直感で人を信用する力、見抜く力、合わせる柔軟さは目を見張るものがあります。

出会う直前で困っている子に(勝手に)食べ物をあげる所も優しさ滲んでて良いですね!

 

ジャスミンはベルの頭の良さとアリエルの窮屈さを踏襲した上でできたかんじの「深層のお姫様になりたくないが国のことを憂うジレンマ」がすごく美しいですよね…ディズニーの初の褐色肌のプリンセスでありながらそのエスニックさをふんだんに作品の空気感とマッチさせているのめちゃくちゃ好きです。みんな違ってみんないい)

(アラジンも近年実写化が行われました。見に行った感想はアニメが作られた当時よりももっとさらに「自分」を持っていいということ、女性であり「王」の器としてのジャスミンが描かれていて個人的には「ジャスミンがヒロインというよりも”主人公”という意味での立ち回りに近い部分を感じる」って印象を受けました。)

アラジン (字幕版)

(実写は実写での「原作そういえばこうだった!」「あっここでもっと考えていたんだろうな」とかが見えているのがポイントだなーって印象です。そしてウィル・スミスは安定のウィルスミスだった)

(実写は実質ジャスミンの出番が多くて、トリプル主人公って感じの印象もあり、だからこその自立した上での悩み、ノブレスオブリージュならではの「王の器」でありながらの葛藤が見えた気がします。新曲のスピーチレスは現代における女性の主張、葛藤がみえていいなあと。少し違う作品ですがグレイテストシャーマンのThis is Meに近い部分を受けた気がしました。)

youtu.be

 

amanatsu0312.hateblo.jp

 

 

ポカホンタス

ポカホンタス(吹替版)

ポカホンタスは超自然的なものを「自然に」信じるヒロイン。そして唯一の(モデルが)実在するプリンセスです。

続編は未見ですが、映画だけだと初めての「結ばれない」お姫様。

シュガラやモアナはそもそもそれをヒロインが望んでいないから例外です。エルサもかな。

見所and性格になりますが、やはり「カラーオブザウィンド」のシーンですね。

見えているもの、

聞こえているもの、

触れられるものが全てだと思っているの?

視ることを、

聴くことを、

感じることを、

試したことはある?

 

と「世界の本当の広さや深さ」を教えてくれるのがポイントです。

www.youtube.com

 

自分さえもちっぽけだと「知っている」ポカホンタスは、見ていると改めて自分を省みようと思わせてくれるヒロインですね。

 

(まず、ポカホンタスをあまり詳しく知らない人間なので「あれ実在した話なの?!」とびっくりしています。今Wikipediaみたらネイティブアメリカンのお話ということに衝撃を受けました。ディズニー作品幅が広い…)

(ボーイ・ミーツ・ガールのディズニー作品の中でも少し独立されているのかな、という印象です。登場人物がはっきり歴史上の人物だったり(勿論他作品も基盤となる小説や童話はありますが…)こう、マザーシップでありながら非常に挑戦的だな、と感じます。ネイティブアメリカンという意味でも人種的なものにも触れていると思いますし…その上で「自然とともに生きる」ことへの己の知見の深さや考えを持っているっていうのが凄く興味深いです。)

(ビジュアルがスレンダータイプのしゃんとした姿勢であることも含めて、現代的というか…クラシカルとも、ルネサンスともまたちょっと違う感じの雰囲気のヒロインですね。ちなみにお話聞いてる中で「強くてフィーリングでも自然のことをかっこいい!」というちょっとベクトルが違うとはわかっているんですが「風の谷のナウシカ」のナウシカの持つ毅然さに似たものを感じました…かっこいい…。)

 

ムーラン

ムーラン(吹替版)

はるか昔の中国。

由緒あるファ家のひとり娘ムーランは、古いしきたりに縛られない自由な心を持つ元気な少女。

年老いた父が国を守る戦いに行かねばならないと知ったムーランは、ひそかに一大決心をします。

それは、父の代わりに軍に加わるため、長い髪を切り、少年に姿を変え、愛馬カーンと共に家を飛び出すことでした。

悩んだり失敗したりもするけれど、勇気と機転では誰にも負けません。彼女の役に立とうと奮闘するファ家のへんてこな守護竜ムーシューや幸運のこおろぎクリキーと共に、雪山や王宮でムーランの大活躍が始まります。

自分を信じてのびやかに成長してゆく主人公ムーランや、最高におかしな脇役たち、そして迫力のアニメーションは、愛とユーモアいっぱいの新しい感動を届けてくれます。

(ディズニー公式「ムーラン」から引用)

 

youtu.be

 

貴族っぽくはあるものの、王族ではない(その上、ラストも王族になる訳でもない)プリンセス。

唯一の「男装する」プリンセスでもありますね。

「他者を想う故の頑固さ」というのが大きな特徴で、父の代わりに男のフリをして戦いに出る。自己犠牲的な精神と時代に負けない強さがありますね。

彼女の発想力と精神的強さが描かれ、そして身体能力もメキメキ上げていく「闘志を燃やせ」のシーンはめちゃくちゃ格好良いです。

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可愛い、美しい、それだけがプリンセスの魅力じゃない。スポ根的なヒロインがいても良いじゃないか。と思わせてくれる魅力があります。

先に「リフレクション」で迷いや弱さ、美声を披露しているので尚更引き立ちます。

youtu.be

そしてオーロラ、アリエル、ムーランの三人を吹き替えるすずきまゆみ さんの演じ分けと歌声も本当に素敵。

 

(私は!!ムーランが!!大好きです!!!!!!!!!!!)(香港ディズニーランド行ったの概ねムーランのおかげ)

(アジア系プリンセスとして登場したムーランですが、こちらも実写が決まりました。)

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(自分自身を父親のために戦場に赴くことを決めた勇ましさとたおやかさ、女の子らしさとのギャップがすごくあるヒロインですよね…リフレクション聞いた時は本当にめちゃくちゃ綺麗なお歌でびっくりしました。私もリフレクションはもっとみんな聞いてほしい)日本語版も英語版もとても良いので…。舞台にもなってほしいんですけど劇団四季どうですかね!!!!!)

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(「女だから家にいろ」「女だから守られる」「女だから祈ることしかできない」という背景から、自分だからできること、立ち向かっていかなくてはと「見ているだけでは始まらない」という気持ちとともに、そこから自分の現実を知って、男女差があるなかで励み、認めてもらう流れはまさに「ど根性主人公」感があって、私はすっごく好きです。「頑張ったからと言って認めてもらえるわけではない」部分もこみこみでリアルだなぁ…と思いつつ、ディズニーならではの華やかさとハッピーさも盛り込まれた作品だからこそきらめくムーランの汗と涙と努力が美しいです)

 

ティアナ

プリンセスと魔法のキス (吹替版)

貧しくても愛情豊かに育ったティアナは、大好きな父と一緒に夢見たレストランを開くため、懸命に働く毎日を送っていました。

ある晩、富豪の娘シャーロットが、ナヴィーン王子を招待して開いた舞踏会に、ティアナも出席します。

すると、一匹のカエルが現れ、ティアナにキスをして欲しいと言います。自分は魔法で姿を変えられた王子だと言うカエルに戸惑いながらも、キスするティアナ。

すると、今度はティアナまで…。思いがけない展開に、ティアナとナヴィーンの魔法を解くための旅が始まります!

互いに好意を持ちはじめたふたりが本当に大切なものを見つけた時、その魔法も解けるのです。旅の途中で出会う仲間たちとの絆を通し、本当に大切なものを見つけ、夢をかなえてゆく―ディズニーが贈る、新しいロマンチック・ストーリーです。

(公式ホームページ「プリンセスと魔法のキス」より)

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ティアナはアリエルほどではないものの、一つ前のムーランとは時間の空いたプリンセスです。そして初の黒人プリンセス!

非常に芯が強くて、でも頑固というより前向きで明るくてしなやかな強さを感じるプリンセスなのがポイントです!

サッパリしてそうな外見ですが乙女な一面もあってギャップ萌えです。そして料理が上手!!

「王子様との結婚」ではなく「自分の店を開く」ことを夢に掲げているのが特徴で、
ムーランからはじまっている路線に感じます。「シュガーラッシュ」のヴァネロペあたりはその到達点とも言えるかも知れませんが。

しかも「憧れる」とかではなく「自分でつかむ!」という現実的な見方をしてるのも共感出来ます。夢を持ちながら性質は「目標」に近い。

ティアナは夢見る乙女ではないんですよね。彼女の場合は、もっとリアルに考えています。

見所は友人であるシャーロットとの友情。この映画は彼女の存在無くしては成立しないしハッピーエンドにならない。

でも逆に考えた時に、ティアナが一所懸命で心優しい性格だったからこそ周りにも恵まれて人に助けられた。

人柄故に友人に支えられて幸せになる点はシンデレラに似ていますし、そういう意味で「シンデレラストーリー」と言えるかも知れませんね。

 

(世の中はもっとプリンセスと魔法のキスについて知ってもらいたいと自分もめちゃくちゃ思います……)

(「アメリカンドリーム」のような部分と「レミーのおいしいレストラン」のような”自分でやっていうことで世界は変わる”という部分が共存している印象があります。たくさんのプリンセスたちのいいところを引き継ぎ、その上でのオリジナリティを持ったプリンセス。ここまできて「自分がどうにかする」「自分の目標がある」「そのための道筋を考える」っていうとてもリアリティあふれるというか、現代的に言うとキャリアアップしていく女性間違いなし感がすごい感じられます。一方で柔和なところもちゃんとあって、さらにいえば「王子様」を信用しなかったり納得できなかったりしながらぶつかっていくというのは年相応で可愛いですよね…見ていて共感しやすいプリンセスで、ほっこりします。いつか実写にこれもしてくれるんだろうか。カエルだから難しいかなあ。)

(そういえばプリンセスと魔法のキスについて、当時友人に「ケロケロちゃいむ的な」と言われてすごい笑った記憶があります。カエルだからって…!(笑)でもどっちも大好きです。)

 

ラプンツェル塔の上のラプンツェル

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森の奥深く、人目を避けるようにしてたたずむ高い塔。

そこには、金色に輝く“魔法”の髪を持つ少女ラプンツェルが暮らしていました。

18年間一度も塔の外に出たことがないラプンツェルは、毎年自分の誕生日になると夜空を舞うたくさんの灯りに、特別な想いを抱き、今年こそは塔を出て、灯りの本当の意味を知りたいと願っていました。

そんな中、突然塔に現れた大泥棒フリンと共に、ついに新しい世界への一歩を踏み出します。初めての自由、冒険、恋、そして、彼女自身の秘められた真実が解き明かされ…。

新しい世界へ踏み出す<勇気>のすばらしさを描いた、記念すべきディズニー長編アニメーション第50作目にふさわしい、美しく感動に満ちた物語。

公式サイトから引用

ラプンツェルは「ついに3Dプリンセス登場!」って感じでしたね。

手書きの可愛さに勝てる訳?っていう不安やナメた思考をぶっ飛ばす可愛さ!!

しょこたん(芝居)も小此木まりさん(歌)も超絶ハマってアランメンケンパンチのクリーンヒットでした。

外に出たい願望のままに飛び出したものの、突然の環境の変化や母(ヴィラン)への罪悪感で情緒が不安定になる感じも現代っぽさと親近感あって良かったです

見所はいくつもありますが、先ずはスタッフがとことん拘ったという髪の毛の美しさ!

あの長さの髪を細かく繊細に表現するまでの手間を考えると気が遠くなりそうです…
でもやっぱり映画館観た時はクギ付けになりました。美しい髪!!

そして最近ネタにもされていましたが、幽閉時の過ごした方!!笑えるように演出されてますけどあの年数ずーっと同じ部屋にいたら普通狂いますからね。凄すぎる。

同時に可愛さ、器用さ、歌声の美しさ、そして彼女の夢という魅力がバンバン打ち出されるので「自由への扉」のシーンは推せます!


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ラプンツェルのいわゆる「3Dは2Dよりも魅力が出ない」という世論を打ち消すスタイルがすごくて衝撃的だったのを覚えています。3Dでここまでなめらかになるのか~!!ってなるのもそうですが、髪の毛なびかせているのがすごいしなやかでした…。ショートカットもめっちゃかわいい。好き)

(昨今の外に出るなっていう状態も含めて精神力がすごい強い子ですよね。そのうえでいわゆる「毒親」と言われてしまうであろう母親とのジレンマ、その上での彼女に対しての愛情も持っている気持ちも嘘じゃないブレる感じがより「人臭い」っていうのを感じます…フェアリーゴッドマザーを嫌いになりきれない上での(もちろん彼女は彼女で歪んだ愛情(それを愛というべきなのか難しいけれど)を持っているだろうなってのが伝わる)「それでも私はあなたを受け入れない」という決別のシーンが好きです。勧善懲悪らしさと、でも絶対そんなTHE HAPPYにラプンツェルなりきれるのだろうか、というほんのり見えそうで見えないほの暗さとか。良い。ラプンツェルルネサンスの「考えて動こう、動かなきゃはじまらない」っていう部分と、その後のムーランたちの「守りたい何かがある」っていう気持ちを組み合わせた「外に出たい」という気持ちに対して衝動的な部分と一方で「親のこと」「相手のこと」を考えたりする「待つだけではない、かといって振り返らないわけではない」の動きがすごくまた温故知新で良いですよね…相手役がヴィランより(盗賊)っていうのも個人的にはライオンキング2やアラジンなどの良いところをしっかりと踏まえつつ、原作をリスペクトしているかんじがして好きで…。白人・金髪のロングに紫って確か海外文学における「美人はこう描く!」みたいな部分に必要だった要素(現在は違うとは思うんですが、文学として)だったので(対比的なのが知性があって黒髪でラテン系な美女が妖艶扱いだったと聞きます)両面的な要素を持ちながら「外を知らない」がゆえの無垢さとバカ正直さ、しかも相棒がそこか~~!!(でもだめなことはだめと線引できる)っていうラプンツェルの魅力すっごいありますね・・・・!)

 

メリダメリダとおそろしの森

メリダとおそろしの森 (吹替版)

〈家族の絆〉と運命を自分で切り開いていくヒロインの冒険を描いた、勇気と感動のファンタジー・アドベンチャー

馬を駆り、弓を射ることが大好きなお転婆な王女メリダは、魔法で熊に変えられてしまった母を救う手掛かりを探して、森に足を踏み入れる。

そこで彼女は、思いもよらない自分の運命と向き合うのだった。神秘的な古代スコットランドを舞台に、鬼火やおかしな魔女、キュートな三つ子の弟たちなど楽しいキャラクターも登場。ディズニー&ピクサーならではの美しい映像も必見!

メリダとおそろしの森|ブルーレイ・DVD・デジタル配信|ディズニー公式より引用)

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ピクサー初のディズニープリンセスであり、初の女性主人公でもあります。

歴代プリンセスでも1.2位を争うほどの頑固さと、強さはムーランといい勝負な気がします。

この映画の凄く良い所は「自分勝手」と「自分に素直に生きること」の違いを教えてくれる事かなと思います。

劇中「ここだ!」と強くプッシュするポイントがあるというより、全体を眺めてその成長を見守ってほしいですね。

勢いと効果を知らなかったとは言え、母親に呪いに近い魔法をかける原因を作った彼女。

同じくピクサー作品主人公のウッディ(1の)に近い性質ですよね。自分の思い通りにいかない事が嫌で、かと言って「対話」する事が得意ではない。

でも事件が起きて、その中で人の「本質」を見る力と優しさ(思い遣り)を習得していく。

プリンセス中、最も成長する子と呼べるかも知れません。

ポイントを絞るなら弓の腕前!ロビンフッドと良い勝負です。

 

シュガー・ラッシュ・オンラインで「世の中こんなヒロインいるのか!」とちょっと驚いたキャラクターでした。なので、香港ディズニーランドで彼女のパフォーマンスが入っているのを見て「めっちゃかっこいい!」「すごい!」となるのに時間はかからなかったです。弓!!!いいですね!!ちらっと見た予告編でもめっちゃかっこいい!!!!とワクワクしました……色合いもモスグリーンとダークグリーンの間になびく赤い髪でかっこいい…強い…好き……っていうふうにウキウキさせてくれますね…キングダムハーツにいたらめっちゃ強そう(見たい))

 

ヴァネロペ(シュガー・ラッシュ

シュガー・ラッシュ (吹替版)

ゲームの世界の“裏側”で繰り広げられる大冒険! 閉店後のゲームセンターで動き出す、人間が知らない<ゲームの裏側>の世界。そこでは、様々なゲームキャラたちが、笑ったり、怒ったり、人生に悩んでたりしていた!?長年演じてきた悪役に嫌気がさし、自分のゲームを飛び出したラルフは、お菓子の国のレース・ゲーム“シュガー・ラッシュ”で仲間はずれの少女ヴァネロペと出会い、友情を深めていく。しかし、ラルフの脱走はゲームの世界にパニックを引き起こし…。ヒーローに憧れるラルフは、ヴァネロペと彼らの世界を救えるのか?ワクワクドキドキ、そして思わずグッとくる、感動のファンタジー・アドベンチャー

シュガー・ラッシュより引用)

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ディズニープリンセスの中でも完全に幼女!

そして「2作目」からお姫様である事をプッシュされた特殊な境遇の子ですね。というかゲームキャラなのでかなりグレーだとは思いますが。

新世代のプリンセスって感じが凄く強いですね。良い意味で高貴さが無いところや、強気だけど繊細だったり。

クラシックのプリンセスは防御力、ルネサンス以降は攻撃力が強い感じあります。ヴァネロペはその点でいうと攻撃力が高め(笑)

見所は「1」ならラルフをヒーローにする所かなと。

お互いがお互いを必要とする。必要だと認める事って、自分の弱さと向き合う事だから中々出来るものじゃない。自分を知り、彼に希望を与える素敵なシーンでした。

オンラインでは自立したい彼女と一緒に居たいラルフのすれ違いがズッシリときますが、プリンセスとの問答が一番のポイントじゃないでしょうか?

あの場面での対応こそ「新時代の女性」を表している気がします。

「プリンセスだから」とかいらない。私は私。という確固たる意思。ヴァネロペはヴァネロペなのです。

シュガー・ラッシュっていわゆる「メタネタ」で出来上がったものだからこその扱いが特殊なんですよね。立ち位置が「プリンセス」だけど「プリンセスじゃない」という興味深さ。でもシュガーラッシュオンラインでは「プリンセス」として「プリンセスという立ち位置をならざるを得ないプリンセスたちとそれぞれのオフの状態にあって、「あなたも私もプリンセス」ってなっているのが面白いところ。キャラ崩壊といえばそうだけれど「そういう一面もあったっていいじゃない?」というシュガーラッシュの想像力を膨らませたところからのメタネタとしては個人的に大いに楽しませてもらっています)

(メタネタと言えば「Twitter」と名付けられた青い鳥のいる森が定期的に山火事ぽい形で火事になってるの見て「ああ…炎上かあ…」ってなるの割とめっちゃメタネタだなと。)

 

アナ、エルサ(アナと雪の女王

アナと雪の女王 (字幕版)

凍った世界を救うのは—真実の愛。

ふたりの心はひとつだった。姉エルサが“秘密の力”に目覚めるまでは…。

王家の姉妹、エルサとアナ。触れたものすべてを凍らせてしまう“禁断の力”を隠し続けてきた姉エルサは、その力を制御できずに王国を冬にしてしまう。

雪や氷から大切な姉と王国を取り戻すために、妹アナは山男のクリストフとスヴェン、“心温かい雪だるま”のオラフと共に、エルサの後を追って雪山へ向かう。アナの思いは凍った心をとかし、凍った世界を救うことができるのか? そして、すべての鍵を握る“真実の愛”とは…?

(公式サイトより引用)

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初のヴィランとラブソングを歌ってしかもトレンドまで持って行ったアナと、
王子を必要としないプリンセスのエルサ。

「2」まで含めたこの二人の対比が実に素晴らしいなと僕は思うんです。シュガラとは違う意味で二人で一つというか。2はトイスト4やシュガラ2同様「別れ」「自立」が最近のディズニーのテーマなのでしょうね。そしてアナ雪2は上記2作ほどの賛否を起こさず、それどころか個人的には「1」をも軽く越えたから凄い。手放しで褒められる大名作!!


見所はコアなんですが「雪だるま作ろう」の少女期アナのセリフ「頑張れジャンヌ!」が悶絶するほど可愛いです。しかもヴァネロペとかもやってた諸星すみれさんなのですよー激カワです。

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あとはやはりエルサを一途に思える純粋さと強さ。

他の人と違って小さな頃から彼女を知っているから魔法を使おうが何だろうがそれを受け止めるんですよね!

マイナスどころか魅力だとも思っている。

好奇心とキレイな心、真っ直ぐさという魔法以上のものを持っているのがアナ。

 

エルサは一作目→短編2作→「2」とドンドンたくましくなります。

うつむきがちで影のある女性だったのがレリゴ*1で(悪い意味で)はっちゃけて、事件の収束後は少し明るくなって。

短編ではシスコンっぷりを発揮してくれたりしますし、一作目で事件の原因となった「責任感」が「2」ではとても大きな意味を持つ。

彼女は他のディズニープリンセス達と比較して最も「王女(女王)」に近しいと思うんです。

他のプリンセス達は基本的に夢や自由を追いかけます。でも彼女は全く逆の方面に進む。責任や役割をとても大切にしてるんですよね。

でもそこにアイデンティティを見出してるからとても格好良い。望んでその立場を受け入れる。優しくて温かい「雪の女王」なんですよね。

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(よく見かけた「アナは末っ子でエルサは長女あるある」みたいなのがあるんですが、個人的に共感しやすいっていうか「まぁそうなるわな」ってうなずいたのがアナだったんですね。でもあれエルサの立場になって溜め込みに溜め込んだらそりゃあ爆発するよね…っていうこう、着眼点によってどんなふうにも色を持てる二人のプリンセスだと思います。)

(エルサはプリンセスであるのと同時に作中ではクイーンになっているからこそのより「誰かのために自分を制御しなくては」という気持ちの流れが「ちょ、長女~~!!!」って頭抱えたくなります。責任感ありすぎて踏み出せなかったからこその2なのかな、っていうのも含めて。さとこ。さんがおっしゃる「ルネサンス以降は攻撃力」というのを踏まえていくと、エルサの立ち位置って伝統とかしきたりとかを守った上で、自分の感情を押し留めてでも「それ」を守ろうとした結果の反動だからどちらかというと「静」によりたかった「動」なのかなと。もともとヴィランズとして作られる予定だったという話を聞いて(原作がそうだし)、そこからここまで魅力的なレディになっていったのも興味深いです。アナはまさにアリエルたちのような「女は行動力」がものを言っている感じがします。動き出すことで始まる。でもストーリーの段階で彼女もまた「閉じ込められていた(静)」からの「動」で、本来だったら逆だった二人が作中で交差しあっているまさに「Wヒロイン」「Wプリンセス」だからなのかな、と感じます。キングダムハーツステージできればもっと派生も見たかったのはここだけの話/笑)(ある意味ちょっとトトロのメイちゃんとサツキちゃんをふと思い出させるなあーっていう。どっちも違うからどっちも愛しい。)

(エルサが”プリンセス”で”クイーン”っていう部分の一番感じられるというのはすごく同意で、今まで「お姫様」という立ち位置の上で出てくる「誰かに崇められる」「自分が位が高いからこそ他人を見る」ということが強調されているなって思います。抑え込まないと国が大変になる。自分が我慢すればどうにか丸く収まる。どうにかしなくちゃ、「プリンセスだから」「王家」だから。このへんがすごく感じられました。職業的な「ノブレス・オブリージュ」( 貴族 が地位と尊敬を受けるのは、卑怯なふるまいをせず戦いの場では率先して自己犠牲を払う勇気をもっているからである、という考え方)をちゃんと持って女王としてちゃんとしなくちゃ…の扉あけて、とかこれまでの「お姫様!」としての立ち位置だけではなく「そこに伴ったもの」を描いてるの珍しいし、すごく現実味があって(ある種魔法にかけられてにも言えましたが笑)そこからの2の決断も最高ですねわかります…!!!)

 

モアナ(モアナと伝説の海)

モアナと伝説の海 (字幕版)

 

豊かな自然に恵まれた南の楽園、モトゥヌイ。タラおばあちゃんが子供たちにある伝説を語り聞かせていた。「命の女神テ・フィティの<心>には、命を創り出す偉大な力が宿っていた。その<心>を半神半人のマウイが盗んだとき、暗黒の闇が生まれた。だが、闇がすべてを覆いつくす前にサンゴ礁を超えて旅する者がテ・フィティの<心>を返し、私らを救ってくれる」と―。
そんな伝説を聞いて育った少女モアナは、幼いころに不思議な体験をしていた。まるで海が生き物のようにモアナに触れ、何かを伝えようとしたのだ。だが、モトゥヌイには島を取り囲むサンゴ礁の外には出てはいけないという掟があり、航海は禁じられていた。掟を守る村長のトゥイは、「大海原に飛び出して、その先に何があるのか見てみたい」という気持ちを募らせる娘のモアナに、「海は危険だ。お前の幸せはここにある」と言い聞かせていた。
ある日、モトゥヌイに不穏な出来事が起こり始める。ココナッツの木が病気にかかり、魚も捕れなくなったのだ。それらは全て、半神半人のマウイが盗んだテ・フィティの<心>によって生まれた闇が、今にもモトゥヌイを飲み込もうとしているからだった…伝説は本当だったのだ。
「自分の心の声に従うように」―タラおばあちゃんの最期の言葉を胸に、自分の運命を知ったモアナは大海原へと旅立つ。テ・フィティに<心>を返すために、愛する島と皆を救うために―。

(公式ホームページより)

 

youtu.be

 

彼女はアリエルっぽさとポカホンタスっぽさと、
ある種のエルサっぽさを兼ね備えた女の子に思えます。

    1. 将来の長(プリンセス)として、一人の人間として村のために行動する強さと責任感。(エルサ要素)
    2. 自分の好奇心と村人の為にルールを犯そうとする(アリエル要素)
    3. 幼い頃から海に守られ、自然の力を「知って」いる事(ポカホンタス要素)

 

ルールは柔軟に変えていくもの。という柔らかくも強い精神を感じます。

ベターですが見所は「どこまでも」のシーンではないでしょうか?

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掟と自分の本心の間で葛藤しながらも、やはり心の声には勝てずに海に出る。

「長の娘」という自覚と共に自由な心も持ち合わせていて、優しい子故に迷いながらも海に出る事を選ぶ。

あのシーンには責任感と冒険心と歌と海、作品としての「モアナ」とキャラクターとしてのモアナの魅力がギュっと詰め込まれているように感じます!!

出たは良いものの出鼻挫かれるオチも最高に可愛いです。

 

(前述したノブレス・オブリージュを生まれながらにして抱えながら生きなくてはならない、そしてそれを「受け入れなくては」という葛藤をしているのが個人的にこういうキャラクター大好きなのでめっちゃ好きです。悩んで葛藤してその上で「決めていく」「勇気を持つ」というのはディズニー作品におけるルネサンス以降の特徴なのかな、と感じます)(また、「見かけで判断しない」という上でのマウイという特殊な人物に対しての距離感もちょうど良くてよいなと。「恋愛」ではないけれど、そこに確かに生まれる感情を「信頼」と呼ぶならその相棒と共闘していき、戦っていく、自らの足で「自分で」王になることを選んでいくモアナの強さみたいなものを感じます。だからこそ彼女が「海に選ばれた」人でもあるのかな、と。タマトアがアースラの生まれ変わりではという一説を調べてたら見かけていて、なるほどそれならモアナもまたアリエルや他のプリンセスたちの影響を持って生まれ落ちた人なのかもしれないな、とも感じました。)

 

ということで、以上がプリンセスたちの見どころでした!

各々の「夢」「生き様」があるけれど、成長し学び自立していくという点は全て共通していて素敵ですよね!

次に出てきてほしい「こんなプリンセスがみたい」!

―ということで改めて全員お話聞いた上で「この子もあの子もそれぞれの境遇でそれぞれ考えながら頑張っていく」というのは共通していきながら表現が全く違うからこその”良さ”なんだろうなぁと感じました。では、これからのディズニーで「こんなプリンセス見てみたいかも!」というのがあったら教えて下さい!いわゆる「ぼくのかんがえたプリンセス」ですね!

すっごくストレートに言うと「出し尽くした」感は否めなかったりもするので、ヴィラン・プリンセスなんかいても良いのかなぁと。

とはいえあくまでも「ディズニー映画」なので主人公が悪さをするのではなく、魔族の一家に生まれながらも、周りの生き方に疑問を持ち立ち上がる…みたいな。

リロアンドスティッチにおけるスティッチ的な要素を持つプリンセスですかね。

王子と出会い、恋をして人間を知り、家族に立ち向かう。

あーコレ完全にライオンキング2ですね。男女逆転の(笑)

ライオン・キング2 シンバズ・プライド (字幕版)

広大な野生の王国、プライドランドを治める王となったシンバ。

動物たちから祝福されて、シンバと妻のナラに小さなプリンセス、キアラが誕生しました。シンバが気がかりなのは、プライドランドから追放したライオンたちが棲む荒れ地、アウトランド

やんちゃなキアラは、父の心配もよそに荒れ地に出かけ、雄の子ライオンのコブと仲良くなります。

ところが追放されたライオンたちは、コブを使い、プライドランドの乗っ取りを企んでいたのです。若いキアラとコブ、そしてプライドランドの行く末は…? 

 (ライオンキング2もそうなんですが「親御さんになったときの1のキャラクター」たちのメンタルがこう絶妙に「過去の自分達を見ている今日な気持ちになってしんどい」っていう因果応報感好きなんですよね…リトルマーメイド2しかり…ライオンキング2しかり……因果はめぐる・・)

 

―そういえば「THE ヴィランズプリンセス」っていませんね!ラプンツェルとかはあくまでも母親がアレなだけで、自分自身はそこから踏み出しているわけですし…メグがヴィランズ側でありながら……っていう部分はありますが「プリンセス」になっていないのを考えるともっともっといろんな『自分自身の考え』を生み出していく「家にも何にも捉えられない」っていうの自立みたいですね~~!!


最後はポカホンタス的に「対話」で終わらせたら最高に痺れますね。

いつも一緒だったからこそ敵になって見えたモノがあった、みたいな。

 

(そういう意味では「自立」「別れ」との選択があってとてもいい…どんなふうな作品になるのかなとワクワクしちゃう…)

 

ヴィランズといえばヴィランズの第2世代の作品がありますよね?あれはプリンセス系はあまり関係ないのでしょうか。

「ディセンダント」ですね!未見ですが、あの作品は多種多様なディズニー映画を取り扱ってるみたいですね。ハデスとかも出たらみたいです。

ディセンダント (吹替版)

魔法にかけられて」のジゼルと同じく肖像権が絡むはずなので、公式二次創作だと思いますー。

魔法にかけられて、アニメと実車の混濁感大好きなので残念……うっかり混じってもいいのに……!)

 

プリンセスたちとさとこさん。の思い入れ

―さとこ。さんはそういえば「あなたのディズニー入り口どこから?」と聞かれたらどこになるんでしょう?

自分はキンハーが入口なので全体が好きですね(*´꒳`*)!派生も含めてみんな好きです。

 

youtu.be

キングダム ハーツ - HD 1.5+2.5 リミックス - PS4

キングダム ハーツ - HD 1.5+2.5 リミックス - PS4

  • 発売日: 2017/03/09
  • メディア: Video Game
 

 (突然のキングダムハーツ!!!!!!!)(みんな3やろう3!!)

 

―意外なところから!!!ちなみに思い入れのあるプリンセスはいらっしゃいますか?

僕、外見ではアナとかラプンツェル好みなのですが、心に刻まれてるのはシンデレラなんですよ!!

彼女の「夢を信じ、怒らず、一所懸命」な生き方と心の綺麗さ、内面では傷ついてたり怒ってたりするのを気丈に振る舞って隠す所に「等身大で本当の強さ」を感じて、プリンセスだからとかではなく人間として心から尊敬してるんです。

「夢はひそかに」もだいっっすきなナンバーです♫

 

―なかなか公式でありながら公式ではないところから入っているからこそお聞きしたいのですが「シュガーラッシュオンライン」や「キングダムハーツ」や、最近だと「ツイステッドワンダーランド」などから「じゃあ本格的にもう少し知ってみようかな」という方へのおすすめはありますか?

本家の「理想を体現」している所に注目して貰いたいですね。それによって時代の流れも感じられると思います。

そこからシュガラ2を観ると、裏側にある「描かれなかった等身大の」彼女たちが見えてくるかなと!!

キンハーに関してはBbSをプレイして頂けると!

クラシックなプリンセス達の再現度を楽しめるかと思いますー♫性格も含めて!まずは触れてみることが一番だと思います。

キングダム ハーツ バース バイ スリープ - PSP

 

改めてプリンセスの良さを考えていくなかで

―個性があって見方によっては、「ここのヒロインとこのヒロインお互い解釈違いで生き方が合わなくて友達にはなれなさそう…」っていうのとかも時代背景まるまる含めてありそうですが、ある種ディズニーのいいところって「それはそれで、この作品ではこう」っていうスタンスが多様なだけだよ、というのを改めて感じられたような気がします。

その点ではシュガラの集まりはダラダラしてて最高でしたよね!そんなの置いといて一緒にくつろごう。みたいな。公式さんメリダを雑に扱わないで〜(笑)

300ピース ジグソーパズル ディズニー わたしもプリンセス(シュガー・ラッシュ:オンライン) (30.5x43cm)

(この絶妙なヒロイン大集合!!!プリンセスやぞ!!がつまりながらもナチュラルに「まーでもさー大変だよねー」って言い合っている感じがすごい好きです)

 

―では最後に「ディズニーは見るけどプリンセスはあまり見ないかも」「知ってるけどあまり選択肢で選ばないかもなあ」という方々に向けて、プリンセス作品の面白さ、楽しさ、さとこ。さんの感じる魅力をふんだんにお願いします!

 

先ず「何となく手が出ない」という方に向けて伝えたいのは「あくまでも一人の人間の物語なんです」という所。

多分、甘ったるいラブストーリーが嫌だったり、男子であれば「女の子向けなんでしょ?」とカテゴライズしてしまって手を出さない人もいらっしゃると思います。

それだけじゃないし、ラブストーリーでもそこに至るまでの過程に意味がある!!
本質は「誇り」や「夢」といったとても身近で、人生を更に輝かせる要素に満ちている。

「本当に大切に思っているもの」または「自分が成し遂げたいこと」といった内面に目を向けるキッカケになる。

プリンセス達はいつだって僕たちに足りない何か、目指している何かを教えてくれる教師の様な存在なので、男女問わず、そしてディズニーが好きなら尚更彼女たちの物語を観ないのは勿体ないですよ!是非。

 

そして(個人的に)プリンセス映画をより楽しむ方法は「なぜ彼女(たち)が選ばれたのか?」という視点。

それは「王子に選ばれた」でも「物語の主人公に選ばれた」でも解釈は構わないのですが、何がどう魅力的なのだろう?とじっくり考えながら映画を観ることです。

基本的にプリンセス達は外見に恵まれていると思います。それは間違いありません。

でもその点じゃなくて、もっとパーソナルな部分、特別なところです。

白雪姫はどんなに悲しく辛い事があっても笑顔を忘れず夢をみる事を諦めなかった。その上で誰にでも優しく接した。

他の姉妹達ではなくアリエルが選ばれたのは「良くも悪くも」ルール違反する事をためらわなかったから。

そうそう出来ない事を当たり前のように出来てしまう。みんなが何とも思わない事を疑問に思い、感じて、自分の理想をイメージし続ける事の出来る存在。

彼女たちがそれぞれ持つ「強さ」ってなんだろう?と考えながら観るとより深く楽しめると思います!

(他にもきっとヒロインに近い立場になれる人たちはいたけれど、その上で「どうしてこの子が選ばれたのか、またどうしてこの子だからそれが”できた”のか?」新しい見方ができそうです!!)

 

―素敵なお話ありがとうございました!もっともっと掘り下げて見てみたい気持ちになりました~!

 

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お話を聞いた上で

このお話を聞く前に「最近プリンセスってみんな自主自立の地に足ついたヒロインがメインだけど、いわゆる”クラシカル”なプリンセスになりたい子だっているのではないかなぁ。そういう子達に向けた作品もあってもいいんじゃないかなぁ」と友人と話しておりました。

時代にあわせて変わっていくプリンセスたちの姿は勇ましく美しく、見ていてウキウキするものばかりなのですが、一方でクラシカルヒロインたちにももっとスポットがあたったり、「待つ」「動じない」ことでの美しさ嫋やかさが見られたらいいなぁと思っていたので今回のお話を聞いて改めて「時代が求める女性像」として見られたのが興味深かったです。

また、同時にディズニーが考える「今、時代が求めている姿」でそれこそ直近のモアナにいたっているのを見ると今までのプリンセスたち全員に言える「夢を諦めない」という共通して伝えたいポイントは一貫しているのだなぁと思いました。

かの有名なウォルト・ディズニーの言葉で「If you can dream,you can do it!」というものがあります。これは私自身もすごく指針にしている言葉なのですが、まさに彼女たちは体現している存在なのでしょう。

耐えて、こらえて、自分の気持に正直に、ときにわがままに、ときに自由に、ときに誰かを想い、また時には失敗したり。それらを全部ひっくるめて、いろんなことを「彼女たち」を通じることで経験ができるというのは時代を経ても変わらない「少年少女」そして「大人たち」、誰にとっても与えてくれる想像力みたいなものを注ぎ込まれたものなのだろうと感じます。可能性そのものとして彼女たちプリンセスはあるのかもしれないです。

波長が合わないかもしれない、考え方が合わないかもしれない部分も全部ひっくるめて「聖人君子」になりきれない彼女たちがプリンセスとして作品を彩って冒険したり恋をしたり、色鮮やかに見せてくれるから、わくわくがとまらないのかもしれないなあ…と改めて痛感しました。

「クラシカルタイプの”待っている””受動タイプ”は求められていないかもしれない」とも思いましたがそうであるならマレフィセントとか、シンデレラとか実写化するわけもなく……という意味で「多様性」として、どんどんディズニーなりに広げていったのが近年の姿なのかもしれませんね。ちなみにそんな「待っているだけ」と「動かなくちゃ」のギャップを描いたのが「魔法にかけられて」なので、魔法にかけられてがもっとメジャーになってくれないかなあ…とヒソヒソ願うばかりです(笑)

ということで、さとこ。さん、素敵なお話ありがとうございました!

*1:Let It Go

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