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【東京 神楽坂】オー・メルヴェイユ・ドゥ・フレッドでその独特の触感”メルベイユ”を楽しむ

 神楽坂に出来たフランスの伝統菓子「メルヴェイユ」専門店「オー・メルヴェイユ・ドゥ・フレッド」をお土産に頂戴しました。

 

 一度お店にお伺いしてみたかったので嬉しい!!早速感想をつらつらと失礼します。

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メルベイユってそもそも何?

 メルベイユ(メルヴェイユ)って何ぞというところから始まるんですがフランス語で「素晴らしいもの」「驚異的なもの」を指すそうです。

 主としてフランス北部で愛されてきている伝統菓子で2段に重ねたメレンゲの上にホイップクリームがのって、その上にさらにチョコレートで包んでいる――という「甘そう」という印象がめちゃくちゃ強いお菓子です。調べてみたらベルギーフランダース地方でも同様に愛されている食べ物でもあるそうです。ドイツとフランスでも若干レシピ似てるという話も聞いたことがあるので、似たようなお菓子があるのも納得。お店の流派としては「ベルギー」のお菓子として見ていったほうがいいのかな?という印象です。

 また、オー・メルヴェイユ・ドゥ・フレッドはすでにヨーロッパで多店舗展開し、NY等でもお店を出しています。満を持して日本にも出店、というかたちですね。

 

オー・メルヴェイユ・ドゥ・フレッドの「こだわり」

ホームページを見ていると下記のようにこだわりは記載されています。

  • その場で
    すべて店内で製造
  • いつでも
    作りたて
  • 職人技
    すべて店頭的な手法で職人が手作り
  • 100% 美味しい
    他にはない美味しさ
  • 100%不思議
    説明できない触感!

お店でメレンゲを立てて、お店で組み合わせ、お店ですぐ「できたて」を食べられるっていうのはいいですね。時間をおかずそのままぱっと食べたほうが絶対美味しい。パンでもお菓子でも「できたて」というスピード感に勝てるものってやっぱりなかなかないんじゃないかな。

各種感想

ケーキ型(大型)なものから更に小さいミニタイプまで色々。

9個入り!

今回買ってきてもらったのは9個入り。せっかくなのであの味この味を楽しみたかったこともあり多種多様のものを選んでもらいました。アイテム数も豊富でシーズナルでも違うらしいので行くたびに味が変わりそうですね。

種類で見るとこんなかんじ

メルベイユ(ミニ)(左・最後尾)

メレンゲにチョコレートホイップクリームを乗せ ダークチョコレートチップでコーティング

いわゆる一番「スタンダード」なメルベイユ。表面のチョコレートチップは薄いタイプのものなのでフォークやスプーンで簡単にスッと取れます。中のホイップクリームもチョコレートなので、メレンゲのしっかりとした卵白と砂糖の甘さにさらにチョコレートの甘味がのっかるようなイメージです。食べるなら温かいブラックコーヒーと一緒に楽しむのがいいかな。食べる前の印象ではドイツのお菓子であるシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテみたいなかんじなのかな~とか勝手に思っていたのですが(がっつりチョコレートってあったので)お酒がきいているという感じではなかったです。個人的にはミニサイズが本当に丁度いい(笑)

 

アンパンサブル(ミニ)(右・最奥)

コーヒー風味のメレンゲにコーヒー風味のホイップクリームを乗せ コーヒー風味のクリスタルメレンゲチップをコーティング

コーヒー風味ということで食べてみましたがイメージとしてはカフェオレとかカフェラテくらいの「ほんのとしたコーヒーの味わいに甘さがしっかりのっかった」という感じ。紅茶よりはもちろんコーヒー。香りがしっかりしているから苦味があるコーヒーと相性よさそうだなぁという印象でした。クリスタルメレンゲチップということはそれってつまるところメレンゲなのでは??という素朴な疑問もありますが、口に入れたらふわーっと溶けていきます。しゅわというよりは口の中でゆったりと落ちていく、というかんじでした。個人的には一番これが好きでした。

 

アンクロワヤブル(ミニ)(三列目・左)

メレンゲにスペキュロスホイップクリームを乗せ ホワイトチョコレートチップでコーティング

スペキュロスというのはシナモンやカルダモンがしっかりはいったクッキーのそれ…のイメージが強いんですが、それのホイップなのでしっかりそれらが入っているホイップクリームという認識で良さそう。

食べた時に明らかに香りや味が上記2つと違っていて、「伝統菓子」っぽい、というか…なんというか、ニュアンスとして口への広がりとかはおそらく一緒なのに香辛料がしっかりはいっているとより保存状態とか持たせるように作ってきたのかなあ、とか色々なことが脳内を駆け巡りました。

組み合わせとしてはチャイとかと合わせても良さそう。ホットミルクとかと食べても柔らかさが出るのではないかな~とか感じました。

エキセントリック(ミニ・三列目右)

メレンゲにチェリーホイップクリームを乗せ クリスタルメレンゲチップをコーティング

鮮やかなピンクが特長のメルベイユ。最初完全に色合いから「フレーズかな」とか思って食べて驚きました。全然違った(笑)チェリーホイップなので酸味というよりもコクがある感じでした。コーヒー酸味があるもので調和をとっても良さそうな印象です。フルーツを使っているものはこれだけだったのでそういう意味でも面白いフレーバーでした。そしてやっぱりベルギーもチェリーよく使うんだ……?とちょっとした発見でも有りました。

 

季節限定商品(2列め・右)

バレンタインの時に足を運んだのですが季節限定の「マンゴーとパッションフルーツ

想像よりだいぶさっぱりしていて、フルーツならではのフレッシュ感がありました。通年メニューで夏とかにも入れておいて欲しい。アイスティーとの相性がよさそうだなと感じるさわやかさのあるチョコレート菓子でした。

サンーキュロット(ミニ)(最前列)

メレンゲにキャラメルホイップクリームを乗せ クリスタルメレンゲチップをコーティング

シンプルだけどしっかり甘さのあるキャラメルホイップクリームのコクがすごい。砂糖がしっかり入っているけれど他のものに比べて「恐ろしく甘い」というよりも食べやすいバランスが取れているように思いました。食べ口がさらっとしているから、それこそ一個で満足感が高かったです。

 

ワッフルについて

ワッフル

ベルギーワッフルというとパールシュガーのあのふっくら感なイメージですがどちらかというとゴーフレットに近い印象です。バターケースのように包まれていて、一個一個美味しくいただきました。フレーバーは2種類。砂糖感が強いものとバニラとありました。今回はバニラで美味しくいただきましたが、ふんわりと香るバニラと、こちらのお店の特長なのかな、すっと溶けていく味わいが心に残りました。一個でゆっくり紅茶と楽しむもよし、みんなでシェアしても良いお味でもあるな、と思いました。

 

贈答用に大きめのを持っていくもいいし、カフェで食べても良いお店でした。メルベイユがもっともっと広がることを願っています。ごちそうさまでした!!

 

店舗情報

東京都新宿区矢来町107番地2 162-0805

電話番号:03-5579-8353

ホームページ:https://auxmerveilleux.com/ja/

インスタグラム:@auxmerveilleuxdefred_officiel/

 

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