柑橘パッショナート

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五関晃一といふ男が迎えた変化と、進む先

先日橋本良亮くんがお誕生日を迎え、それに併せて(※ただし大分遅刻している)記事を書きました。

それに対して友人から「五関君の誕生日書いてないやんけ!」と言われたので改めて書きたいと思います。もう大遅刻ってレベルじゃない。

書こうと思わなかったわけじゃないんですけど、ふわりとした認識しかない私が書いていいものか……からの開き直りの書き出しです。誕生日当日にやりたかった…。

 

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たくさんのおめでとうを込めて

2017/07/27段階で私が今思う、五関晃一という男の人の魅力を語っていこうと思います。

 初見の印象は私は「長野くんみたいなお方だなあ」でした。長野博さんは我慢強いことで有名で、仏の心を持ったV6どころかJ-FRIENDS内でも話題に成る人です。

彼と同じように、少しミステリアスでけれど穏やか。それが「五関晃一さん」という人の私の当初の印象でした。

その印象が変わったのは、Myojoの1万字インタビューと、テレガイの記事で、だめんずっぽいグラビアをやられた際です。(あれはいい特集だった・・・)当時のことを振り返りながら「自分の歌のパートが少なく、戸塚・河合が中心だったから」と嫉妬を全く隠さずに彼は言葉にしました。このときに非常に私は驚き、そして至極当然ながら、「彼はアイドルとして持つべきもの、意欲、というものを持っている人なんだろうなあ」と感じています。もちろん、それは今も。


そこにあるのは彼もまた「アイドル」であるという自負なのかなと思います。絶対的なプライド。プライドが高いからこそ、地道にこつこつ積み上げていく。だからこそ私生活が見えなかろうがなんだろうが、ゆらり、と陽炎のように彼は美しく見えるのだろうと思います。

 

この事務所における怖いことで定評のある振付担当の方(某ナイナイの岡村さんもジャニーズ経験!で「本気ですか」ってガチで聞き返されていたのを覚えている)に怒られることがほぼなかったという稀有な方です。
物腰穏やかな印象で、聞き手に回ることが多い人ですが、先日発売された5-Performer-Zで橋本君が「みんなと居る時合わせようとしてテンパっちゃうから」とよくよく五関くんのことを見ているなあと思いました。

 

五関くんにおけるメンバーとの関係というのは、「最年長」というカテゴリであると同時に「振付師」としての部分も絶対的に入ってくるわけです。
この事務所の振付についてのシステムについて今まで殆どV6しか見てこなかった私からすると「えーっ!振付担当する人いるんだ へええ!」っていういろいろな衝撃。
実際SLTコンのDVDを初めて見たときにびっくりしました。

いろんなコンサートのDVDがA.B.C-Zでは発売されているわけで、その中でも直近のコンサートDVDに該当する通称SLTコンサートのDVDを見た時の私の言いようのないワクワク感ですよ。

 

 


え、なにこれすごい、楽しい。この場所いってみたい」とそう思わせてくれました。

楽曲それこそ当時の最新アルバムしか聞いていなかったのに、目を奪われるコンサートだったと思います。

彼らの非日常的な、非現実的な、ファンとの共有する世界。パーティー、楽、ライフ、感謝を繋ぐ場所、いろんな表現があると思いますが、その中で五関くんが振りつけたものの「綺麗だなあ」と思わせてくれる部分は確実に私は目を奪われていたわけです。

「振付」のために渡米して学んで、新しいものを吸収していく。
渡辺直美さんもそうですけれど、ただ「行く」だけじゃなくて、何かを自分の中で取り込んでいくことって大切なんだと思います。

バスケットの国アメリカの、その空気を吸うだけで僕は高く跳べると思っていたのかなぁ…

そういう言葉があります。SLAMDUNKの谷沢の話です。あれは谷沢が悪いというよりも安西先生との信頼関係の構築がしきれなかった結果だと思いますが…。
五関くんが渡米して、たくさんのものを得て、そしてA.B.C-Zで何をしたいのか何をするのかを見出していく。「ダンシング五関先生」と小ネタにされていますが、この振付を考えるのに大きな部屋で大の字になって滾々と考えて編み出していくのは大変だと思いますし、河合くんにバッサリ「やり直して」と言われたりともしたことがあったと聞きます。
彼はプロフェッショナルとして、A.B.C-Zのもつ「アクロバット」をどうやって伸ばそう、としているのかが伺えます。
ここに「Fly a Flag」で屋良くんの振付が入ったり、今回の「テレパシー One!Two!」でTAKAHIROさんが入ることで影響を彼自身も受けることが出来る、成長していくんだと思います。だからTAKAHIROさんの振付を経た上で五関くんが新たに振付を追加していくであろう今後が楽しみだしコンサートで「何がおこるのか」ということがワクワクしてしょうがない。
飽くなき探究心で、どんどん我々を魅せていって欲しいですね。
また、これが顕著に出ていたなと思うのが橋本くんのソロコンサートに於ける「振付師」としての五関くんの立ち位置。これは五つ星でも彼が口にした「橋本良亮の神格化」に伴った彼の魅せ方、どうしたら橋本良亮を綺麗に、かっこよく誰もが目をひく「センター」に仕立て上げるかというのが見えます。五つ星読んでて「あああああ五関くん本当それ~~それだよ~~そうなんだよ~~~」っていいたくてたまらなくて、多分私が橋本くんに求めるアイドル像、偶像としての橋本良亮の部類は五関くんが視野にいれている状態の「彼」に近いものがあって、もう机を叩きながら そ れ で す よ と言いたい。凄いぞ見抜かれているぞ!
今年の5周年、そして結成された日にも行われるコンサート。何が起こるんでしょうね。今から楽しみですし、イベント、記念日大好きな人達です。大切に大切に、我々に素敵なものを送ってくれると確信している次第です。


五関晃一の「脱がないエロチシズム」


「脱げばいいと思うなよ!」案件は割りとジャニーズだけじゃなくて若手俳優をはじめ声優とか、まぁいろんな各所で言われているんですが、例に漏れず取り敢えず脱いでおけばいっかー☆みたいなのが彼らにもあったわけですが。まぁもちろん肌が見えることでアドレナリンが放出されることもきっと間違いないんでしょうけれど。
その中で、やっぱりSLTコンの影響なんですけど「To Night’s Love」を見た感想は「この人すごいなあ」でした。
指の先からつま先まで力の入れ方が良いなというか。身体がしなやかな人だなあと思ったというか。
私の知りうるダンスマシーンと言われると森田剛氏を真っ先に思い出すのですが、彼の力の強弱とかそういうののポイントを五関君を見てて思い出しました。To Night’s Loveでは服装はとても着込まれているわけですが、だというのに目を釘付けにさせる色気があると思いました。
脱がない色気で、けれど確かに人の目を引きつける踊りがあって、首筋、手の動きに「ひい!かっこいいな!」って言う気持ちでいっぱいです。

例えばそれは少年倶楽部で歌ってた嵐の「Sakura」でもそうですね。
あれは振付を彼がやったというのもありますが、す、と入っていく空気感というか、が、すごいなあ、かっこいいなあと語彙力が微塵もない小学生みたいな感想ですが「かっけー!」「すげー!」っていう一言でした(笑)

 

だから今年も、出来れば私は五関くんに脱がないで貰いたい。脱がないけれど醸し出す大人の色香みたいなものを存分に放出して「ああ・・・これが五関様か・・・」とうち震わせていただきたいのです。


五関晃一くんの今後のお仕事について欲しいこと


先日、観月ありささんのお芝居で朗読劇をされていましたね。
声優業に挑戦したいという五関君。ごせきさまと同じ誕生日でいうと、私がひたすら大好き風間俊介くんがいるわけですが、「声」という仕事は改めて大変だよなあと思います。
風間くんのエピソードでいえばひたすらひたすら居残り練習をして、ひたすらひたすら練習をして、周りからネタにされながら(ニコニコで一番愛されているジャニーズという肩書をほしいままにし)昨年遊戯さんとして再びステージにたちました。
声優という仕事は、まぁどの仕事もそうですけど、やりたいからといってやれるわけじゃないし、その業界というのは狭き門であると聞きます。
それでも「やってみたい」という気持ちを隠すことなく面に出せる、口に出せるというのはとても良いことだと思います。養成所にいけばどうにかなる、学べばどうにかなるもんでもないとは思いますが、試してみてもらいたいなあと思います。やってみて欲しいなあ。

声優という仕事もバリエーション色々ですし、五関くんがやりたい「声優」のお仕事はアニメーションやゲームなのか、それともナレーションなのか、ボイスオーバーとしてなのか、気になっていますが、表に立つのではなくそこに立ち「声」で誰かに何かを伝えるということは必要不可欠なものでもあります。
個人的には「本日はご来場いただきまして~」ってコンサートの下りで絶対ある影ナレーションをその場でやっちゃえばいいのに、生アフレコしちゃえばいいのに!なんて、思うばかりです。何事も挑戦。その挑戦のために渡米するほどの勇気を持つ人だと思ったら応援したくなります。

真意が見えない、飄々とした空気感をまとった五関晃一という人がこれからどんな世界を我々に魅せてくれるのか楽しみだし、まずは直近、7月30日からのコンサートが心から楽しみです。

 

メンバーと、彼

2017年の頭、泣いた橋本君を支えて「お前はそれでいいんだ」という風にいっていた戸塚さんのお話が有名ですが、その横で泣いている五関さんの話も話題になりました。

「この5人っていいなって思った」という、その、普段ミステリアスというかのらりくらりとしている彼が言葉にしたこと。

Reboot!!!の件でうまくいかなくて橋本君がやり直したいといい、その上で「ちゃんとやってくれよ」という風に懇願したこと。その話を聞いていて、ああ、チームになっていくってきっとこういうことなのだろうなあ、と私は思いました。

彼らは前身の「ABC」があり、そのうえで「A.B.C-Z」になりました。だからこそ、できないこと、できることがあって、言いたいこと言えないこともきっとそれぞれにあるのでしょう。

彼らはあまり言いあいをしません。「僕達そんなに仲良くないので」と彼らは言葉にしています。

が、その一方で私が彼ら、特に五関君に対して感じたのは前述も致しましたが森田剛さんというお人が言葉にした「V6って何ですか?」って聞かれたときに「仕事仲間」と答えたことです。気になる方は是非検索してもらいたいんですけれど、今のV6がこうしてあるのってそれぞれがそれぞれに立ち位置を考えて歩いていって、職人気質と言われながら集まったときに魅せる力、みたいなものが爆発するのがいいなあと私は思っています。

職人。一人一人がやることをやって、集まって、そしてまた次のステップにいく。ある人はミュージカル、ある人はグルメ、ある人は朝の顔、ある人は手話、ある人は舞台、またある人は映画。それでも彼らは「アイドル」で。集まったときに魅せる、個人の顔ではなく「団体になったとき」の顔は、ほっと一息つかせてくれるんですよね。

もちろん、V6とA.B.C-Zは環境状況一人一人個人が違いますから、同じではないです。

けれど、剛くんが坂本くんがやめる夢をみて泣いた、という話をしたときと、今こうして「この5人がいいなあ」となった五関くんの話は私にとって心を揺さぶる何かであって、シンメとしてのアクロバットを主力として発揮している塚ちゃんとのコンビも、何かあったときに速攻でレスポンスを返す河合くんとの関係も、五関くんのこと大好きなとっつーの関係も、「良亮」と最年少のことを今もなお呼び続けている五関くんにセンターとしての力を託されている、信じられている橋本くんとの関係も。

それらすべてが、ステップとして、それらすべてが前に進む原動力になっていてほしいな、と思います。

 

ミステリアスで飄々としていて、けれど決めるところは決める。五関晃一という人の魅力を考えれば考えるほど、大人の魅力が増していけばましていくほど、ふっとみせる表情に、私は心がぎゅう、と掴まれます。すごいなあ、プロフェッショナルになっていくんだろうなあ。

32歳、おめでとうございます。アニメでいったらエヴァンゲリオン加持リョウジさんより年上ですよ、びっくりしちゃいますね。これからもそのキレキレなダンスと、ほのぼのとした口調と、ギャップを我々に届け続けてください。

これからのあなたにも幸あれ!

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