唐突ではありますが遊戯王が好きです。
遊戯王がまずなにか分かるか心配っていうあれでそれもあるんですが、わかること前提で話を進めます。高橋和希先生による週刊少年ジャンプで連載していたマンガです。
原作の高橋和希先生の描く遊☆戯☆王という世界観が好きで、特撮みたいでアメコミみたいで「説明文である内容をいかにカッコよく言うか選手権」みたいなことをさも当然にやってくれたアニメも大好きです。
風間俊介という俳優さんを金八先生ではっきりと「兼末健次郎」として知り、そして遊戯王というマンガで「声優ジャニーズかよ(笑)緒方恵美さんでいいじゃん(笑)」と思っていたにも関わらず最終的になんだかんだ掌を返し「遊戯王デュエルモンスターズという作品において風間俊介という人は欠かせないし、これはこれでとてもいいものだと思うし、NAS版の遊戯は彼であってほしい」という気持ちを抱き現在に至っています。
映画に関しては見に行って安定の楽しんできたタイプです。
デュエルターミナルで散財し、タッグフォースであれやこれや四苦八苦し、デュエリストだけどどちらかというと「作品進行」を楽しんでいたために自分がやるというよりも見ることを楽しんでいながら、ぼんやりポンコツデュエリストをしていたわけです。ちなみに私はバーンデッキを基本使っていました。ホルスも好きでした。なので、ある程度はデュエルについても知識は0ではないです。もちろん詳しい人達から見たらショボショボのショボだろうし。
俳優の松坂桃李くんが決闘者だったことに親近感を覚えているタイプの、まぁ所謂「ゆるいファン」だと思います。
もうなんか最終的にあの人ラジオも始まったし振り抜けるところまで振り抜けていただきたい。
で、そんな遊戯王に対して現在進行系でアニメもやっているわけですが。
遊戯王と言えば「カードはめっちゃくちゃ出るけどグッズはそんなに出ない」でお馴染みでした。それこそデュエルをしない人たちからすると「グッズ投資ができないのでお金をつぎ込む先がサントラぐらいしかない!!!!」っていうのもあったし、少なからず5D'sまでは「ち、違う~~そうじゃない~~そうじゃないんだ公式~~!!」っていう感じで、こう…もう一声!!って感じだったんですよね。周りの遊戯王ファンの友人たちは頭を抱え「遊戯王はグッズがあれでそれだけどその分カードでお金回収しているから」って言っていた思い出があります。
それが、だんだんと変わり始めたんですよね。そんな思い出話をつらつらと。
一番記憶にあるのは「遊戯王」という原作の世界のワンコイングランデフィギュアが出たこと。
コトブキヤ ワンコイングランデフィギュアコレクション 遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ 決闘 デュエル 開始!! BOX
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- 発売日: 2011/03/23
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これが出たとき私の周りは正直お祭り騒ぎだった。
だって遊戯王だもの……で諦めていたものが出たのだから大騒ぎだった。
しかもこれが、ファンの心を得たかのように第二段も出た。
コトブキヤ 遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ ワンコイングランデフィギュアコレクション 古の決闘 ディアハ ノンスケール トレーディングミニフィギュア BOX
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- 発売日: 2011/05/21
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お師匠様(ブラック・マジシャン)とブラマジガールもセットだし、シークレットは「嫁」と散々ネタにされていた青眼の白龍(ブルーアイズホワイトドラゴン)の魂として寄り添い続けるキサラだったから、箱買い待ったなしだった。
これらのフィギュアは全部まるっとまとめて家に残っているし(ケースに入れているとは言えやっぱり色あせてきたのが残念である)、私の中では「セトとキサラはセットにしたいよね」とホクホクしているし、遊戯とアテムと闇遊戯 は並べることでニコニコする。
まぁそんなことを言っていたら、「ラバーストラップ」というものが出た。この時点で私の周りの遊戯王ファンたちは大騒ぎでした。「遊戯王が?!!!ラバストなんて出した?!!!」沢渡シンゴ(CV矢野奨吾君)が好きだった私はとりあえず買った。というか大体買ってきたと思う。「満足さん(※鬼柳京介/中の人は小野友樹さん)も出ないかな」といっていたら、出た。どうした遊戯王本気か遊戯王と散々思っていた思い出。
げ、「劇場で満足~~!!!!!!!」*1満足さんだ~!!と思わず購入した。
最終的に私のPSPとPSVitaは彼と万丈目さんがいる。万丈目さんかわいいよね大好きです。
そんなかんじで、小出し小出しにしていたらフィギュアが出て「おいおい表遊戯さんはいつだね」とかいってたらマジで出たし、色々感動しっぱなしだった。
「最近遊戯王がファンに優しい」というあれそれ。
で、2019年には私が大好きでやまない女キャラ天上院明日香のつままれもついに出る。
ラバーじゃなくてアクリルなんだけど何でもいい。私のなかで明日香は特別なキャラなので正直驚いたし、女キャラに優しくないで定評があった遊戯王がついについに…とぶっちゃけ震えている。
なお天上院明日香は遊戯王GXに登場しているけれどARC-Vにも出ている。ARC-V色々言われたけど今現在の小林沙苗さんの声での明日香が見れたので私は感謝しているし、あれはあれでああいうものだと思って嫌いじゃない。楽しかった。ツッコミ要素多いけど。
遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX 天上院明日香 アクリルつままれストラップ
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ちなみにこの明日香さんは現在進行系でどこにぶら下げるか困っている。つけるところがない。でもつけたいジレンマ。十代と明日香と万丈目と翔と三沢で並べたいんだけど数が多すぎて頭を抱えるやつ。
話が逸れたけれど、まぁとにかく「遊戯王はキャラクターそのものよりもカード」っていう時代があったのは事実で、その中でアニメや原作のキャラも含めて好きだった私は「ええい作品へのお金の振込先が思いつかない!!」っていう状態だったんですけれども、それが変わって何年も経ちました。
満足Tシャツとか出たときは「本気か?」「大丈夫か?」とか思ってたわけですけれど。
なんだかんだ遊戯さんをはじめとしたフィギュアも出て、今度は遊星も出るという。私の中の不動遊星のフィギュアってどっちかっていうと遊星号に乗ってる空気椅子してた遊星だから、それがここまできれいになっているとぶっちゃけびっくりするのだ。
鮮やかに作られた十代はアニメ終了後の十代らしさを引き連れて、アニメが終わってから何年立っても変わらない明るさと真っ直ぐさと少年がおとなになりながらも「楽しむ」心を引き連れてフィギュアになってやって来ていて、感慨深さがあったわけで。
遊☆戯☆王 デュエルモンスターズGX 遊城十代 1/7 完成品フィギュア(月刊ホビージャパン2018年1月号&2月号 誌上通販、一部販売店限定)
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闇遊戯も城之内くんも海馬瀬人も、みんなフィギュアになっていく中で次の世代の子たちもフィギュアになっていくのを見て「遊戯王ってすごいなあ」となんだかじんわりしている。
遊戯王っていうのはカードゲームになる前も「遊戯王」で、その部分と同時にカードゲームでバカ売れになって「デュエルモンスターズ」になったからこその「今」もあると思っている。
今年、遊戯王OCG20周年ですって。成人しちゃいましたよ遊戯王。すごいなあ。当時を走り抜けた人も、途中からハマった人も、色んな人がいろんな形で楽しんでいると思う。
なんかうっかり動画見てたら泣きそうになりましたよね。
特別すっごい記憶があるかと聞かれると「ゆるい決闘者」だし、タッグフォースとかでカードを集めるタイプだし、のんびりのんびりだし、はじめて箱で購入したのは十六夜アキさんのボックス「CROSSROADS OF CHAOS」で、まぁ案の定ですけどブラック・ローズ・ドラゴンは手に入らなかったわけですが(笑)
遊戯王 5D'sOCG CROSSROADS OF CHAOS BOX
- 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
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エクシーズが出てきてペンデュラム召喚も出来るようになったあたりでやっと手に入れたのは懐かしい思い出。
アキさん、いつ見てもかわいいし何度も言うけど十六夜アキをやっているのがデカレンジャーのジャスミンということに私はテンションが上がる。木下あゆ美さんが元気でいるのが嬉しい。そしてお芝居もだんだん朗らかになっていくのがアキさんにあってて好きでした。
とかいってたら、デュエルディスクも出るらしい。
昔々、おもちゃとして安く出たのを覚えているのですが……。
遊戯王5D's オフィシャルカードゲーム デュエルディスク 遊星Ver. DX
- 出版社/メーカー: コナミ
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遊星と十代は記憶にあるし中野のまんだらけでいつぞやに見た記憶があるんですよね。記憶違いかなあ。十代のはフリスビーになる!!ってマンガでネタにされていたのも覚えています。生徒手帳に落書きしちゃう系の男子ってかんじがしてTHE1期の遊城十代感。
まぁそんなこんなで、そんなデュエルディスクが「大人向け」に、グッズとして、バンダイプレミアムが出すあたりが色々感慨深い。
デュエル開始の宣言をしろ!
— プレミアムバンダイ (@p_bandai) March 20, 2019
『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』に登場する「デュエルディスク」を全長約715mmの実物大で完全再現☆
徹底的にリサーチし、劇中さながらの発光パターンやギミックを追求!!「海馬瀬人」役 津田健次郎さんによる新規収録の台詞も40種以上搭載♪https://t.co/8smJbd5XM5 pic.twitter.com/aqiXyQdtOG
この街は戦場と化す!と原作でネタにもされていたわけですが……。そうかあ、ついに出るのか~…ってしみじみしている。
音声もあるのすごいよな~~SEもBGMもある。クリティウスの牙ある辺りぶれない。熱き決闘者も好き。やはり鉄板。
バンダイプレミアムは大人に向けた楽しめるっていうのがポイントだと思うので(仮面ライダーエグゼイドも黎斗社長(思えばこれも社長だ)の迷シーンと名高い宝生永夢ゥ…入のやつ出たのは記憶に新しい)、そういう意味でも「いろんな形で」楽しめるチャンスができたと思えばいいのかなと。
何にしても公式に還元できて、公式が「グッズを出すぞ~」って言ってもらえるものがあるっていいなって感じるばかり。2万円を高いととるか安いととるかはその人次第だけれど、こう…なんか…言えることは「遊戯王って本当にいろんな形で出してもいいなって思ってくれるようになったんだな」っていう(購買層が高くなったといえばそれっきりだけれど/セーラームーンとかと同じかんじ)風に感じます。いや何にしてもいいたいのは遊戯王って楽しいから、ぜひみんな楽しもうぜ!!!ってかんじで。
色々思いつつ、そんなこんなで遊戯王の最新作VRAINSはサイバー系でまたベクトルが違うし、それぞれにそれぞれの色を持つ遊戯王で「あなたはどこから」が出来るのってとても楽しいし、そのプレゼンをしてもらいながら「ちょっと新しいのも見てみようかな」「これはこれで楽しいな」ってなれたら素敵だよねって話です。
ということで、デュエルディスク出る記念に勢いにかまけて記事書いてみました。遊戯王っていいよね!!!!!!
そんな高橋和希先生最新マンガも読むっきゃないねこりゃ!!!
*1:劇場版遊☆戯☆王時空を超えた絆の予告版で映画を見たお姉さん3人組が言っていた言葉