クリスマスが今年もやってくる…楽しかった出来事を…消し去るように……と、竹内まりやのすてきなホリデイを替え歌にしたくなるくらいの仮面ライダーゼロワンの現状ですね、辛い*1。
そんな中ではありますが”クリスマス限定”かつ”お一人様でも楽しめる”っていうアフタヌーンティーがあることを偶然日比谷通りかかったら見かけてそのまま飛び込んできました。仕事帰りに一体私は何を…?!(笑)
- ザ・ペニンシュラホテル東京について
- ブティック&カフェのアフタヌーンティー
- 全体通して
- ザ・ロビーとブティック&カフェでのアフタヌーンティーの違い
- 振り返ってみて
- ザ・ペニンシュラホテルブティック&カフェの基本情報
ザ・ペニンシュラホテル東京について
帝劇の近くでおなじみ&宝塚劇場でおなじみなのか、宝塚のファンの方や帝劇に足を運ぶ舞台・ミュージカル、そしてジャニーズ等の「お芝居」が好きな人にもよく知られるおしゃんなホテルです。日比谷駅直結ということもあってユーザーも多いですね。
ペニンシュラのロビーラウンジである「ザ・ロビー」でアフタヌーンティーは以前頂いたことがあるのですが(ちょうどレ・ミゼラブルの帰りだった)、今回はその下の階にあるパティスリー&ベーカリーである「ブティック&カフェ」に行きました。
ちょうどザ・ペニンシュラホテル東京もクリスマスシーズンということもあり、全体的にクリスマスムード。ペニンシュラのマスコットはくまで有名ですが今回もめっちゃくちゃくま推してくるじゃないの…とくまがいっぱいいました。
こちらロビーのクリスマスツリー。ジンジャーマンクッキーが存在感ありますね。
ブティック&カフェのアフタヌーンティー
ブティック&カフェではお一人様からできるアフタヌーンティーがあります。
いや他のホテルでも多分言えばできるのですが、よくアフタヌーンティーは2名様~っていうふうにおっしゃっている印象があったので、「あっ一人からでもいけるんだ」「ええっこのお値段ならいくか~~いっちゃうか~~」というのりでいきました。
実際の所、今回私、「ケーキセット」(ケーキとコーヒー)を頼もうと思ったら「すいませんもうケーキセット終わってしまって」と言われてしまって、もう口の中ケーキになってたし…ショーケースにお持ち帰り用なのかケーキあったからいけるとおもって……思って…いやでももう座ってコート脱いじゃったし……もういっかーーー!!!頼んじゃうかーーーー!!!!!!!という開き直りでした。そういうこともある。
お値段は2500円(税別)。
1000円ぐらいしか変わらないんだったら色々食べたほうがよくない??ってことでチョイスすることにしました。スパークリングワインつきでもよかったかもしれない。
ちょうどクリスマスシーズンに合わせた限定ものって言われて、人間やっぱり「限定」に弱くなっちゃうよね。リミットエディションって響き超いいじゃないですか…(笑)
お品書きは次のとおり。
- Brandy Buttercream Rudolph, Matcha Financier
- Grand Marnier Custard, Spéculoos, Chantilly
- Robin’s Chocolate Bûche de Noël
- Gingerbread Nonnette, Orange Compote
- Chestnut Mont Blanc Christmas Tree
- Mince Pie, Vanilla Cream
飲み物はさっくり紅茶をチョイスしました。というのもスタッフさんに「結構味がひとつひとつしっかりしているので、シンプルなものと組み合わせたほうが良い」ということをおすすめしてもらったためです。
上段3種類からさっそくいただいてみました。上の段はこの3つ。
- Brandy Buttercream Rudolph, Matcha Financier
- Grand Marnier Custard, Spéculoos, Chantilly
- Chestnut Mont Blanc Christmas Tree
Brandy Buttercream Rudolph, Matcha Financier
(ブランデーバタークリームのルドルフ 抹茶のフィナンシェ)
ルドルフっていうのは赤鼻のトナカイのことを言うようです。知らなかった…(笑)
ブランデーの香りがしっかりとついていて、バタークリームの独特の濃厚さに負けないブランデーで思ったより重たさを感じなかったです。バタークリームって大きすぎると食べてて結構しんどいのですが、想像以上にぱくぱく行けました。
下に敷いてあるのは抹茶のフィナンシェ。これも一口サイズなので一緒に食べられました。真っ赤な丸形なのがオーナメント感もあって可愛いですね~!!見た目一番目を引きます。
Grand Marnier Custard, Spéculoos, Chantilly
(グランマニエ風味のカスタード)
グランマニエ風味とはつまりオレンジリキュールのことです。
Amazon先生でグランマニエ買えます。ちなみに読み方の問題なので「グランマルニエ」でもいいらしい。フランス語難しい。
で、まぁさっくりお店のスタッフさんの説明聞いてたんですけれどこれについては「オレンジ風味のプリンです」ってことでした。
実食すると、イメージしていたプリンの硬さとはまったく違います。とろけるとかじゃない。飲める。プリンは飲み物(?)
オレンジの風味もきいているのですがカスタードの味と調和していて、飲んでいても強すぎないというか、さらっとしている。多分他のものの味が濃いめだから「さっぱりしているような気がする」ってなれます。
Chestnut Mont Blanc Christmas Tree
(クリスマスツリーのモンブラン)
名前のままなんですけれど、外側はチョコレートでくるんと包んであるモンブランです。
下の台はクッキーに近い形のざくっとした形でモンブランなのですが、このモンブラン、非常に食べやすい。何がいいってサイズ感がほどよくて、モンブランの結構1個食べるとお腹いっぱい……ってなりがちな部分をうまくフォローしてくれていて「たくさんの種類を諸々食べられる」っていうのがいいな~~という。
今回食べた中では一番味が食べやすい感じがしました。ぱくぱくいけてしまうとも言う。
下段は次の3つ。
- Robin’s Chocolate Bûche de Noël
- Gingerbread Nonnette, Orange Compote
- Mince Pie, Vanilla Cream
Robin’s Chocolate Bûche de Noël
説明絶対ウソでしょそれだけしか書いていないは流石に嘘だ!!!(笑)
鳥のデザインがついているブッシュ・ド・ノエル。外側チョコレートでコーティングされています。
クリスマスの赤い鳥よく絵柄で見ますが、ロビンっていうとツグミの一種らしい。誰が殺したクックロビンのあれと一緒の「ロビン」だそうで。
ブッシュ・ド・ノエルだからなのかパサツキがあんまりなくて、切り株の見かけっていうかんじはあんまり感じられなかったです(笑)。
味はチョコロールケーキ。食べやすくて紅茶とこれが一番あった気がします。
Mince Pie, Vanilla Cream
(ミンスパイ)
サンタクロースのチョコレートがついているもの。
ミンスパイは要するにドライフルーツとかシナモン等スパイスがしっかりはいったパイのことらしい。
味がしっかりスパイシーなかんじがしまいた。後、パイ生地というかタルト生地?で作られていてザクザクっとした食感なのが私好みでした。バニラクリームが入っているので、スパイシーではあってもぱくりといける。
これに関しては味が一番強かったので紅茶のストレートかコーヒーで食べたほうがいいなという感想。美味しかったんだけどこのサイズだからこその良さもあると思う。
Gingerbread Nonnette, Orange Compote
(ジンジャーブレッドのノネット)
写真がカットされてしまっていてわかりにくいので上からの撮影したものがこちら。
>>五体投地!!<<
ノネットとはフランスの伝統菓子らしい。
お店のお姉さん的にはパンデピスに近いかんじで(パンデピス=香辛料を使ったパン。ケーキ屋さんでもよく見る)それにスパイスがしっかりはいってて、中にオレンジのコンポートが入っているとか。
クリスマスシーズンなのか今回オレンジとか、後スパイスが結構多く使われている印象です。
食べたときの食感としてはザクザク、とかしっとり、とかではなく「もっ」とした感じ(笑)うまく説明できないけど、口の中の水分が結構必要になってくるので飲み物があったほうがいいかも。オレンジコンポートがあってもなおその存在感があるってことは結構なことだと思う。
ジンジャーブレッドのチョコレートと合わせて食べるとほんのりチョコレート感が組み合わさって違う食感が混じってこれはこれで楽しい。表面に砂糖がしっかりかかっているから切ったときに「グラサージュ落ちる」っててんやわんやしました。でもこれもこのサイズだからこその良さで、紅茶コーヒーと一緒に飲むとほっとするようなかんじでした。
全体通して
これで2500円はホテルだし安いなって思いました。もちろんしょっぱいのが食べたい気持ちも嘘じゃないんですけど(笑)
ただ、突発アフタヌーンティーしたいな~~っていうときに飛び込んで正解だったと思います。
アフタヌーンティーをするときってある程度お腹に余裕があってセイボリーもスイーツも食べるぞっていう感覚が自分の場合は必要なのですが、今回はスイーツオンリーだったこともあって、有意義にゆっくりと時間を楽しめました。
ザ・ロビーとブティック&カフェでのアフタヌーンティーの違い
ザ・ロビーでもちょうど同じメニューのアフタヌーンティーをやっていたのですが、何が違うかっていうと以下の通り
- 値段
(言わずともがな。ザ・ロビー>ブティック&カフェ。ザ・ロビーは6500円だったけど、ブティック&カフェは2500円だった) - セイボリーの有無
- スコーンの有無
- 飲み物について
ザ・ロビーで食べられるものはいわゆるアフタヌーンティーの「惣菜(セイボリー)」パートもしっかりとあり、プラスでお飲み物の選択肢も広いです。さらにスコーンもあってほっかほか(重要)
で、ブティック&カフェのほうは、ザ・ロビーに提供しているスイーツ類と同じ、いわゆる「メイン」にあるであろうスイーツが一緒でした。なので、値段も含めて「もっとお手軽に」「もっと気軽に」「スイーツを主役に」っていう人には良いのかもしれません。
ケーキ類のサイズ感については私はザ・ロビーで同じメニューを食べていないからわからないんですよね。参考にならずそこは大変申し訳無い。
振り返ってみて
一人アフタヌーンティーやったことないんですけど、今回やってみて「案外いけるな」って思いました。
一人で映画いこうと一人でディズニーだろうと一人でカラオケだろうと、何にしたって「楽しんだもん勝ち」だと思うし他人の目とかあまり気にすることなくニコニコ美味しいものを楽しく食べられたと思うので、満足しています。
スイーツ一つひとつがこだわり抜かれてて、クリスマスらしいデザインで作られたものたちをじっくり味わいながら孤独のグルメごっこしているのもとても楽しかったです。
いろんなスタイルの一つの形として、こういう形でできたこととても幸運だな~と思います。違うところでも1人でも可能なのか今度調べてみたいところです。
友達とワイワイ、恋人と話をしながらじっくり。いろんな形でもアフタヌーンティーは楽しめるけれど黙々と一人で食べるのもこれはこれでとっても有意義だし需要ありそうってなるばかり。
ごちそうさまでした!!
ザ・ペニンシュラホテルブティック&カフェの基本情報
住所:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目8−1
フロアー:地下1階
営業時間:11:00 - 18:00(カフェ: 11:00 - 18:00)