柑橘パッショナート

インプットとアウトプットを繰り返すごちゃまぜスタイル

【オシゴトガタリvol.27】葉山拓亮氏のミュージック・ワールドは広がり続ける

あっという間に今年ももう半分。はやいものですね。驚きが隠せません。

ということで、27回目になります「オシゴトガタリ」のお時間です!

 

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「オシゴトガタリ」今日もよろしくお願いします!

オシゴトガタリについて

  • 「推し事」をテーマに色んな人にあなたの推しって何でしょう、とお伺いする企画です。
  • このブログの管理人が、「推し(好き・応援・大切・考察対象等マルチな意味を指す)事」をしているフォロワーだったり名乗りを上げてくださった方に対してインタビューしています。
  • 「無理しない」「楽しい!を人から教わる」ことを基準に行き当たりばったりで行っています。
  • 1ミリも知らない(ミリしら)のものなら「そのもの」を教えてもらって知っているものなら「この人はこういうところが好きなんだな!」と感じる。

それができる場所。それが「オシゴトガタリ」です。

 

今回の お相手はにのさんです。以前しづきさんにお答えいただいたback numberの流れからお誘いをしていただき、お話をすすめた形です!

amanatsu0312.hateblo.jp

 

今回のお題は「葉山拓亮さん」について!調べたら関ジャニ∞に楽曲提供等もされていらっしゃるお方でした…!あまり詳しくないので色々聞かせていただこうと思います!

 

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葉山拓亮さんってどんなお人ですか?

―この度はご参加ありがとうございます。早速ではございますが葉山さんってどのような方でしょうか…?概要を教えていただけると嬉しいです!

ザッと言ってしまうと、D-LOOPのキーボードでデビューされておりますが事実上の活動終了につき、今は基本的には河村隆一さんのサポートメンバー兼プロデューサーと言いいますか、平たく言うと相棒をされております。

D-LOOPについて調べたらしんどいってレベルじゃなくてしんどかった。ご活躍が嬉しい…)

 

the end of life

 

後はTourbillonという3人組バンドをされています。

メンバーは葉山さん、河村隆一さん、INORANさんで2人からは葉山さんがリーダーといじられてるので取り敢えずリーダーという事になっております。

D-LOOPがデビュー後に活動停止状態になってから様々なアーティストの方々に曲提供されて、葉山さん自身にも色々な巡り合わせがあって良かったなぁと心から思います!

 

河村隆一さんとお付き合いが長いんですね!お二人はどんな流れで一緒に活動をされているのでしょうか?

隆一さんの2004年に販売されたSPOON/Missing youのシングル、Missing youを葉山さんが作曲・作詞を隆一さんという形で初お仕事だったと思います!

 

Missing you

Missing you

  • provided courtesy of iTunes

 

SPOON/Missing you (初回限定盤 アネモネ)

SPOON/Missing you (初回限定盤 アネモネ)

  • アーティスト:河村隆一
  • 発売日: 2004/03/03
  • メディア: CD
 

 

葉山さん曰く、その2004年の前に初めて隆一さんと会ったの隆一さん主催のゴルフコンペだったらしいんですが、その時に葉山さんは膝だかの骨折だったかビビが入ってた様で…なんでゴルフ参加したの!?と不思議でいつか何故参加したのか質問してみたいくらいです(笑)

 

―ゴルフですか?!!!!!!!ゴルフってあのゴルフ?!

そうです(笑)あのゴルフです。

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「あの」ゴルフ



(なんでゴルフ出ちゃったの…?!となる衝撃。その後無事に今があってよかった…)

その後暫く経ってから、葉山さんの所に知らない番号から電話がが会って「河村ですけど…」と挨拶されてからのお付き合いだそうです。

(どこで電話番号仕入れたの……!?)(そして電話を出て大丈夫なの……?!)

 骨折されてる方がゴルフコンペに参加したりどっから電話番号仕入れたの!?と色々突っ込みどころしかないです(笑)

それ以降のアルバムにずっと参加はされているのですが、その内にTourbillon結成されて暫くはその後はソロアルバム製作と言った流れで2009年?10年?だかくらいからライブも一緒にされてるそうです!

 

―見知らぬ電話番号からってすごいあの…不用心というか…ドキドキしますね…(笑)そこから編み出されていくストーリーがめちゃくちゃ面白いです!そんなに長くやっていらっしゃるというのも驚きました。

そんな長い期間一緒に居て音楽面でも刺激があって良き相棒として仕事をしていける…と言うのは凄い関係ですよねぇ…。

葉山さんのソロライブのMCのネタだったんですが、確か事前にビビは分かってた様な感じだった記憶があります。より一層と深まる謎です。

あまり隆一さん自身、凄く気遣いの人とゴルフコンペ等に参加された方々から言われているので、特定の個人とはそうやり取りをする時間が取れず…。でも葉山さんが気にな

りどうにかツテを辿って電話したんでしょうか?これに関しては想像なんですが…。

どちらにせよ、その行動力のおかけで後々のエモさに繋がっていくのでイイねマーク✖︎200くらいは送りたいです(笑)

 

―先程「Tourbillon」についてのお話が上がったと思いますが、INORANさんとはどうでしょう? 

TourbillonとしてもINORANさんが加わるとまた違ったエモさがあってエモポイント満載です!!音楽的センスの方向性が三者三様の三人が上手く繋がる縁と言うのもすっげぇ!です。と言うと壮大な物語があった様になりますが、葉山さん⇄INORANさんに関しては隆一さんの紹介みたいなものなんですけどね…(笑)

(友達の友達が友達になってそのまま仲間になっていくのもとても親近感があって良いと思います…信じているからこそ紹介できる、というのもありますよね)
Tourbillonでは、あれよあれよとリーダー呼びされて当人は毎度手を振って違いますとは否定しているんですが、約2名がタッグを組むとなかなかにワルな先輩状態なのです(笑)

 

―葉山さんは普段どんなお仕事が多いんでしょうか?

普段は作曲、提供、作曲提供の際はクライアントさんとの打ち合わせ、収録、隆一さんライブがある際はライブアレンジからステージというお仕事が主だと思います!

なかなか表に立つ事が少ないのと情報発信が激レアなもので。多分こう言ったお仕事が主なのかな?と勝手に思ってます。

 

―情報発信はSNSとかですか?あまり発信ないと心配になりません?!生きてる?!みたいな・・・

情報の仕入れに関しては冗談抜きに希少なブログ更新だったりします!

ただ、今年の4月に入ってから不精を公表してる葉山さん自身が気を遣ってくれて毎日ブログ更新してくれているんです!ありがたい限りです…!

(推し~!!!更新して生存確認させて~!!!と常々自分の推しも筆不精なのでつくづく思います。生きているだけでいい・・写真ぽんってアップするだけでもいい…元気ならそれでいい…みたいな。毎日更新してくれるとありがたいですよね…うれしい…)

公式で”リス”なお人です

―葉山さんってどんな印象がありますか?

グループとしてはリス…な扱いですかね……。

(リス????????)

 

―リスってあの…げっ歯類の…?秋冬になると攻撃性を増すと言われるあの…?

そのリスです!!攻撃性はないですが(笑)

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リスってあの…?

(画像はいらすとやさんから借りてます)

Tourbillonがツアーの際に隆一さんが「葉山っちってリスに似てる!」と言うイジリからINORANさんも「ソウダネ!」の乗っかりだけじゃなくて、最終公演ではご本人に内緒で葉山っちリス柄トートが製作されて物販で販売されてしまうという…

(全力で乗っていくスタイル強い…)(そしてどのへんがリスに似てるのか教えてほしい…)

主に某Rのご主人様がリスネタでイジると、葉山さんはリスじゃないですと否定はしてるのにご本人もブログとかでリスネタがあるという…。

(ご本人結構ノリノリなのちょっとホッとしました)(公式リス化計画が着々と進んでいく…)

 

www.instagram.com

(まさかのファンの方からもリス化されているのが興味深い…!)

 

―ブログを拝見したらリスについて書かれているものがありました!髪型などではないのですね…!(笑)ええ…柔軟性が高い…!

lineblog.me

リスとソウダネ!が発生した確かツアー自体が東名阪の短期間だったのに最終日にはお品書きにない謎トートが陳列されてファンも騒然と言う珍事が…(笑)

リスカップネタもありました!*1!?えっ!?開封の痕跡ないか確認したの!?と色々突っ込み所満載だったんですが、普通に飲んでる辺りリスじゃないですと否定してるわりに受け止めて下さって有難い限りです!

因みに葉山さんのお母様もリスの木目込み人形を作って葉山さんに郵送して下さって、ソロライブでピアノの所に飾られていましたがお母様的に大切な息子様がリスでいいのか!?とお尋ねしたい…!!ご主人様ズと言い登場人物の皆さんが柔軟にリスを受け止めてますね(笑)

 

葉山さんの音楽について

―葉山さんはソロアルバムやりつつ一緒にプロデューサー業をしたり裏方だけど裏になりすぎず、かつライヴにも出てきてやっているっていうタイプですね!プロデューサーの方ってあんまり前にでてこない(小室さんとかつんくさんとかは出てきますが)タイプの方が多いのでそういうかんじのお方なのでしょうか…?

隆一さんの一緒にソロアルバム制作、ライブ出演、楽曲提供等が主になっていったんだと思います。

基本的には葉山さん自身はガチの表に立つタイプではなくて…。

ただ年間隆一さんの活動ライブ数が尋常じゃない為、サポートでのライブという形では結構表に立っているという不思議な形になってます。

www.kawamura-fc.com

(試しに見てきたんですがBIOGRAPHY見てめちゃくちゃ驚きました。数が…数がえぐいぐらいにある…!!!)

 

―なんやかんや引っ張り出される、みたいなかんじですかね…?桁数がすごい!(笑)

実は葉山さん自身、本当にそう表立つ人じゃなくてご自身名義では10回前後のライブ数だけでして。

それも40歳のBDでお初でしたし、それすらもこれが最初で最後という状態だったんです。とは言えそれ以降も何度かライブとしてやってくれているんですけども。

基本いつも居るけど、超究極助っ人とも言える万能さだと思います!

元々子供の時にも葉山さん自身、オーケストラでやられてたそうなのでオケアレンジまで出来てしまうので。隆一さんのノーマイクノースピーカーコンサートでは様々な弦楽器の譜面アレンジまでやってしまうので凄く活動を支えて下さってるんではないでしょうか。

特に100曲マラソンライブの際には相当苦労してアレンジをして下さってたのが映像に残ってるので……多分その次に増えたライブの際もかなり大変だったと思います。

(万能調味料みたいなお方だ…そしてやっているものが幅広すぎてびっくりします。100曲マラソンってテニプリみたいな…そんな…すごい…!)(ノーマイクノースピーカーコンサートという単語に歌唱力と楽曲の強さを感じます…どうやって…?となるけれど耳をすまして楽しむために1音すら逃したくないあれでは!?)

 

―”ノーマイクノースピーカー”ですか?!ノーミュージックノーライフみたいなそんな…ええ…多才すぎる…。

ノーマイクノースピーカー生のライブという意味で本当に生身という事でマイク無しの武装0になります。

それに合わせたオケアレンジだったり、ギター・ピアノ編成の際はシンプルが故に会場自体の響きとまさに生物と言えるかなーと思います。

楽器隊が多い編成だと様々な楽器のアレンジをされて、葉山さんが時にはパイプオルガンも弾かれるケースもあったりと、出来ない事あるの!?と。

ベースも弾けるそうで超万能じゃん!なんですがギターはご本人曰く典型的Fコードが押さえられない人という事で駄目だそうなんですが、常人の弾ける弾けないの基準レベルが違うのでは?と思ってます(笑)

 

―にのさん的に葉山さんが関わった曲で「手はじめにこれから見てみようか」みたいな感じで最初に聞くならのおすすめとかありますか?

あっ、丁度最近葉山さんの初のソロインストアルバムの配信がされまして…!

 

よろしければこちらから是非!

(すごい曲調がみんな違うからこそのワクワクが詰まっている…!個人的に刺さったのは雨花雪恋が…すきです…ちょっとしたショート映画のような流れがあってとてもきれい。うっとりしちゃいます)

 

 

 

個人的には

葉山さんのソロアルバム

・the end of life (インストアルバム)

 


・Treasure Vox-covers- (過去の提供曲をトークボックスという非常に訳が分からないキーボードから生えてるホースを加えて歌っている様で歌っていない楽器を使った歌?でアレンジしたアルバム)

一応ライブの時に原理を説明されたんですが、例えば口の形は「あいうえお」と動かすけど声には出さない。口内共鳴の振動だかで音が鳴るから脳だか健康によろしくない楽器だそうです。
でも実際の歌い主が居るけど新しい形で、尚且つ元の歌声の個性があるから外れないラインでのアレンジと言うと凄く素敵なチョイスだったと思います!!

実際生で聴くと結構面白い印象の楽器でよくイメージされるボーカロイドとはまた違うニュアンスがあって、実は電子声が苦手なんですが凄く楽しめました!!

YouTubeで把握してきたんですがこう、ぱっとみすごい……鍵盤ハーモニカみたいなあれですね…笑 しかしそれをアレンジで提供曲を改めて披露ってもう改めて別の曲としての解釈生まれて楽しいやつでは…!ボーカロイドといえば米津玄師さんはじめとしたいろんな方がいろんな方式で世の中に訴求していったものの一つだと思いますし、葉山さんがボカロPやったらどんな曲作るのだろう、と単純に興味あります(笑)うっかりこう…名前伏せてPやってくれないかな…!なんて(笑))

 

 

D-LOOP
・Just place of Love

Just place of Love

Just place of Love

  • provided courtesy of iTunes

just〜は90年代にモロに刺さるだろ!というオーラがめちゃくそある曲だと思います!

(just place of love滅茶苦茶清涼感がある透明な曲ですね?!イントロがまずとても綺麗ですしボーカルの方の優しい歌い方というかこんな…こんな90年代ホイホイッ…!!てものの見事に好みでした。時代のノスタルジックさとともに音が綺麗だからこそのですかね?聴き馴染みがめっっちゃ良くてびっくりしました……)

 

Tourbillon

 ・HEAVENを推します。あの音楽はもう神だ!!って浅い言葉でしか褒めれない自分が憎いレベルです

HEAVEN

HEAVEN

  • provided courtesy of iTunes

(じっとりとゆっくりと進む中からのサビ前の間奏からガッと上がるところかっこいい。テンポが速い曲では無いからこその聞かせる感がすごくあるのと高音に音が上がった時の無理がなくでも綺麗にすっ…と河村さんが歌われるの「すげええええ」とひたすら感動しました、間奏のギュイイイイインがめちゃくちゃツボです)

HEAVENはじっくりと進んでいくせいか陰鬱とした雰囲気を纏った雰囲気なのに不思議とサビでガガっと入ると暗がりから見る光に手を伸ばしてる様な印象があります。

あのテンポで進んで聞かせる構成は自分も好きですし、ギュイインはなかなか鋭いセンスだと思います!!

当時の歌い方は結構癖が強いので最近だとまた随分と印象が変わるので二度と美味しいになれます(笑)

 

葉山さん自身イチ押し

・I'm Happy We Met

I'm Happy We Met -respect & love the earth-

I'm Happy We Met -respect & love the earth-

  • provided courtesy of iTunes


元はEARTHという女性ボーカルユニットに提供された曲なのですが、後々にD-LOOPでもカバーをされてます。

 

河村隆一
・七色

七色

七色

  • provided courtesy of iTunes

(サビの聞き取りやすさと大サビ前の間奏がめちゃくちゃ好みでした。優しい歌い方とほんと綺麗に高音出るのすごいなあと単純に河村隆一さんの声音との相性の良さを感じてしまいました…あとこの曲歌詞が…好きです…! 間奏での柔らかさみたいなのがあって、歌詞のこう…別れのようにも取れるし一方での進んだ形にも見えるのに則しているというか、歌詞が先か曲が先かいずれにしてもとても!良い!)


・Missing you

Missing you

Missing you

  • provided courtesy of iTunes

 (柔らかな歌い方へのマッチがすごい!!ですね!!頭にすごく残るというか個人的にこの曲がとても聞き馴染みもよく、頭に残るという意味でもお気に入りになりました…良い…)


・Landscape

Landscape

Landscape

  • provided courtesy of iTunes

 

河村隆一さん提供分は特にこちらが聴きやすくてオススメをしたいです!まぁ言っちゃえば自分が好き!!なだけ!!なんですが!!!

また、提供曲が多すぎるんですが、w-indsやジャニーズにも提供されてるのでもし好きなグループに提供されてたらそこを聞くといいんじゃないかな?と雑にオススメしちゃいます。

(調べてみたらあまりにも提供曲が多くて驚きました。そしてTourbillon、聞き覚えがあるようなないような…と思ったら仮面ライダーキバの主題歌されてて「ああ~!!!!!!!!」とめちゃくちゃ目からウロコでした。なるほど聞き覚えがあるわけだ)

Break the Chain

Break the Chain

  • provided courtesy of iTunes

 

―どれもこれもすごい印象に残る…良い曲だらけすぎて聞き入るばかりです。調べたらw-indsの楽曲をたくさん提供されていらっしゃっているのが興味深いです。

w-indsもファンから聞く話だと葉山さん時代の曲は今でも名曲として人気があるそうです。久し振りににひまわりと言う曲を提供した時は葉山さんのTwitterにw-indsファンの方々からお礼のリプが沢山来てました!自分は四季がめちゃくちゃ良い曲だな!!と!!

四季

四季

  • provided courtesy of iTunes

(ステップを踏む、踊るグループでもあるw-inds.の特徴がしっかり詰まっているのとサビの聞き取りやすさと、「遠い波にさらわれた」の上がり方がとってもいい…フルで効いていると世界に入っていけるかんじがすっごいします)

w-indsは子供の時からの付き合いだそうで、葉山さんも当時遊んだりしたりとしてたそうなので、ファンの方々からすると作曲家先生+保護者(?)みたいな感覚なのでしょうか…!

(先生…!普段のリスのイメージからちょっと異なるから「先生なの!?」ってびっくりするやつでは…!推しから見た大先生だからでしょうか。でも愛嬌があって、人と関わることでまた新しい見方に出会えるのすごく素敵です)

w-indsのメンバーの方が葉山さんのお家に遊びに行った際にトイレにワンピースの単行本が置かれてたとかどうとか…www

ビシィと本棚に陳列されてると子供心に読み難いだろうと配慮したのか単にトイレに置いてあったのかは分かりませんけど、子供心はキャッチ出来たみたいです。

(突然の少年ジャンプ)(やっぱりジャンプは裏切らない)

 

―ちなみに葉山さんは基本作られた曲を自分で歌い直されたりとかはあります?

それが歌は歌わないと全力拒否で…。

デモテープとかでは存在するんですが、歌声が外に出た事は一切ないかと。ちょっと鼻歌まじりに歌われたのはライブで聴いた事はあるんですが!!!!

葉山さん自身のソロ曲になるとインストメインなのです。

全く歌えないと言う訳ではなく、自分は声質という意味では天性の物が無かった。だから持ってる方に歌ってもらって自分が持つべきところをやると古い記事で答えられた覚えがあります。その考えなのか表には出しません。との事で。

ちょっと葉山さんの歌声は気になるので聴いてみたい気持ちはあるんすけどね

(音楽を楽しむというのに特化した方なのだなぁと想うと同時に「でもちょっと聞いてみたい…!!!」という気持ちにさせられるの不可避では?!)

 

―では、「初心者におすすめ」という曲をさっき選んでもらいましたが、今度はにのさんが「これはマニアックかも知れないけど聞いてよ!!!」っていう思い入れあったり隠れた名曲だったりあればぜひ教えていただきたいです!

シングルとかではなくマニアックから選んでいいんですか!?とは言えどマイチョイスなので、いやさっきのからマニアックだろ、オメェって言われるチョイスをしてたかも知れませんが…笑

 

Tourbillon
・Nameless Greenness

Nameless Greenness

Nameless Greenness

  • provided courtesy of iTunes

(イントロがめちゃくちゃかっこいい。しっとりしている曲なのにサビでの歌詞における揺れ動きの部分めっちゃ好きです……。目の前の道を〜のくだりがすごい!!好きです。サビ前のデンデンデンデン!って迫る感じとか…こう……語彙力ないんですが感情のせき止められなさにも感じられてめっちゃ好きです…月は知っている……声と曲とのハマり方がカチッとはまっていく…


・舞(これはインストです)

(カタ、カタ、という音からのピアノの透明感がすごい迫ってくる感じでかっこいいです…聞き入っちゃうというか、入り込むというか。弦楽器のキーの高さから最初「ちょっと胡弓ぽいかんじなのかな?(中国ファンタジーで聞いたことある!)」のイメージから楽曲増えていくのめちゃくちゃ熱い!一斉に集まってくるのではなくて一つ一つを添えていって、一個の曲で展開が色々ある感じというか…跳ねるように奏でられる部分もあれば伸びがある後半の差が………こう…聞き入っちゃう………!!)

・眠りの森の君

眠りの森の君

眠りの森の君

  • provided courtesy of iTunes

 (幻想感溢れるかんじのタイトルからのその名に恥じない雰囲気ですね!!「そんなに真っすぐに歩けやしない」のフレーズが心地良くて好きです…サビ前のタカタカタカ…という疾走感に入る前の瞬間も良いですね!!からのサビでの勢いがきて、河村隆一さんのハイトーンが映えるし聞いてて幻想的だったり求めたりの曲でしんど…なのに美しさがあると言うか。間奏のピアノが美しすぎてひえっ……となりました。音楽どこが好きって聞くとわりとサビから入る人間なんですが間奏が!!!とても!!好きです。歌にはいる前の瞬間だから支えている屋台骨としての真骨頂が見れると言うか…)


・バラは散る為に

バラは散る為に

バラは散る為に

  • provided courtesy of iTunes

(イントロの物語感半端ないですね?!ストーリーぽいというか、これから何かが起きる、みたいな感じというか…。先ほどから独自の世界観を貫いて、一つ一つが曲として物語として成立している感じがします。でも一方でメロディ部分と歌詞とどっちから入ってもいいような!)
(「そして」の接続詞の部分がめちゃくちゃ音として好きです!サビからAメロに入ってからの入りが綺麗というか!!)


・Lily(INORANさん作曲なのですが、ラップ部分は葉山さんがされてるとかどうとか)

Lily

Lily

  • provided courtesy of iTunes

 (今までの曲の雰囲気から180度変わったやつ!なのが!!来ましたね!
最初の音が入ってからのラップに「?!」と驚きました。なんとなく昨今の流行はスピード感のあるラップなのかなって印象なのですがスピードよりも聞き取りやすさと音としてゆったりながらも明るそうなメロディラインなのがめちゃ好みです…)

 

河村隆一
・taboo

 個人的主観ではありますが、分かりやすい疾走感溢れるロックだよ!!みたいな感じではないんですが、大人の余裕を持ちつつも一歩踏み込んだと言いますか。年齢を重ねたが故の成熟さを武器にしつつも、攻めの一手も持ち合わせた色気がある曲といった印象です。
その独特なミドルな曲調と要所要所で存在感を示すギター、隆一さんの色気のある声が妙にマッチしすぎたテロ曲かな、と。

taboo

taboo

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 (本当は、のところの歌い方がめちゃくちゃ好きです、河村隆一さん声が伸びた時に違和感なくすっ…と入ってくるかんじが大変良い…あと「膝を抱えて」、の伸ばしからの間奏でぎゅいーん、と2番にいくまでの流れがめちゃくちゃかっこいい!!ゆっくりした曲特有の色気がありながらかっこいい!みたいな部分の詰め合わせ感すごいします…)


・旅の終わりに

 この曲はFantasiaと言うアルバムに入っているんですが、今回は葉山さんの作曲した曲でオススメの形では上げたんですが実はアルバム全体がアルバム名を表す様な曲がパッケージされていまして……。

ノスタルジックなのにドラマ性をめちゃくちゃ感じるに尽きます。情緒があって、歌詞に夕暮れがある様にそんな景色が似合う様なゆったりとした構成を最初に感じさせてくれていたのに、サビの終わりに「そう姿は違うけれど」から入るギターソロが余韻と哀愁を感じさせてくれてから「めぐる時」にまた続く曲名を感じさせてくれるソロが最高に良い〜!!って思わせてくれてまた小気味いいテンポのサビが入ってくる部分に山あり谷ありを感じさせて高揚感を覚えずにはいられない!!ところが好きですね!!

旅の終わりに

旅の終わりに

  • provided courtesy of iTunes

 (イントロの木琴のような楽器の音が好きです!!笑入ってきた瞬間に猛烈なノスタルジック感じさせるのが…サビであえて最後下がって落ち着いて、そこからの柔らかな「巡るとき」の入りが旅の終わりにというタイトルに即して振り返っているように見えるし緩急入ってる感じにもとれるのが…。ジャケットとの雰囲気もあっててすごく素敵です!)

 

川村ゆみ
RPW

RPW

RPW

  • provided courtesy of iTunes

 (私彼女のことをあまり詳しく知りませんで…それこそゲーム(ペルソナ)でテーマ曲をやられているもののイメージなのですが、そういう意味でこのRPWという曲は最初に聴いて「エンドクレジットが見える…すごい今までの振り返りみたいな感じすごいする……」でした(雑な感想で申し訳ないです) ノスタルジーと同時に柔らかな歌い方だからこその、今みたいな良さがあって、伴奏も含めて「聞かせる」曲だなあとしみじみしました。)

アルバムのラスト曲なのでエンドクレジット解釈はとても近いと思います!

確か葉山さん自身、RPWはゲーム好きでRPGをイメージしたと仰られてた様な記憶があるんですが残念過ぎる事にソースが見つかりませんでした!

こちらは勝手な自分の勘違いな妄想説も濃厚なんですが、感じられた一個の物語の振り返り感が自分も好きです。

ゲームのエンディングで流れたら、若干ストーリーがなんやこれ状態なレベルの物でも雰囲気で泣ける気がしてしまいます。最後のととん、ととん…のドラム音がエンドロールみがあって良きかなです。

 

・二人の方舟

二人の方舟

二人の方舟

  • provided courtesy of iTunes

RPWとのギャップが!!!!!すごい!!!!!!
一気に重みが出るというか、ピアノだからこそのしっとり感からのコーラスとの入り方が綺麗というか………。葉山さんの楽曲って高音綺麗な方にすごいハマるというか……サビが!!サビが!こんなんうたえるか!!!!(声高い)って意味ですごい好きです笑「それは まるで 逃避行」からの音が二つ繰り返す感じも大人っぽさというか目を背けたいけど背けない二人の世界みたいなのが出て好きです…Bメロもよい………サビくるサビ今から!のワクワク感みたいな…(笑)) 

実はコーラスはゆみさんではなくて、緒方恵美さん(エヴァンゲリオン碇シンジくん、セーラームーンのウラヌスが有名でしょうか?)がされているのです!!

また余談ですが、緒方さんのアルバムの方ではゆみさんがコーラスされてる逆バージョンがあります。

 

二人の方舟

二人の方舟

  • provided courtesy of iTunes

 
この曲の好きなところはしっとりとした聴かせる様なメロからサビに入る最後の逃避行〜の上り方がもうツボで。その綺麗な高音に寄り添う様なハスキーな緒方さんの声のハーモニーも堪能しながら大人ワールド堪能しまくってる所で「この↓世界の↑」の一気にエンジン全開展開が最高すぎます!!葉山さんは綺麗な高音を凄く活かすなぁと思います。

緒方恵美さんVerだと全然また印象が!!違う!!!)

 

東郷祐佳
・Deep Blue Sky

Deep Blue Sky

Deep Blue Sky

  • provided courtesy of iTunes

 (大人っぽい入りの中でタイトルであるDeep Blue Sky…と歌うメロディと伴奏がすっと入ってきますね!!!美しい!!そばにいるよ、の聞き馴染みの良さたるや…ここの部分だけで5回再生してました。)

まず歌い出しの段階でタイトルから連想される様な海の上を今で言うとドローンが高速で移動しながら撮影しているMVの様な情景が浮かびます。漠然と疾走感とありながらも深みが海に繋がるんでしょうか。

そして「俯きそうになる日もあるけど、窓の外を見れば」のサビ前の全半の独特に跳ねるメロディーが耳が凄く惹かれつつ、窓の外からの綺麗にメロディーがステップして跳ね上がって次に来るサビに向けて来るぞ、来ちゃうぞ…と予兆を感じさせてくれるところが超好きですね…!

(わかり味が深い。漠然とこんなイメージで…でMVが脳内で再生されていくような楽曲で繰り返し聞いちゃいます…)


・You Make Me Happy

You Make Me Happy

You Make Me Happy

  • provided courtesy of iTunes

 (もう細かいこと言わず誰か結婚式で流してくれ……といいたくなるくらい繊細なタッチで柔らかかつ美しい曲でびっくりしました。系統がまた全然違う…引き出しがたくさんありすぎて寒暖差で風邪ひきそうです。優しい歌い方がとてもいい)

繊細な温もりがあるメロディはまさにしっとりと友!ワイの結婚式でお願いする!!歌え!!って感じなんです(笑)

 

葉山さんの曲を聴いてると葉山さんが好きな音楽進行とかはあるんだろうなぁと色々なパターンの曲が良きかなと。

誤解を恐れて、言い訳をしますと私めは音楽理論・用語に関しては超絶疎いので勝手に感じた主観で、好きな進行とか言うと何か超上から目線で語ってやがるって話になって言ってしまうんですが、音楽に物語性もとい情景をしっかり構成されていて単に耳から耳まで通過してしまうのではなくて、それが1枚の写真であったりスタッフロール、風景といった風に個々が受け取る景色がある事が色々な印象に繋がってるのかもしれません。

 

 

葉山さんのスタート地点として…

―ここまで色々教えていただきましてありがとうございました!最後に「これから知りたいな~」という方へ!にのさんからのメッセージをお願いします!

 

1・音楽家の葉山さんとしては、一曲毎にまるで風景や物語性があり余韻や世界観を楽しみたい!単に右から左に通過して行くものではなくて、何かを感じたい方は是非どうぞ!!!!

様々なアーティストの方を手掛けられていらっしゃるので、自分の知らない世界観や見聞を広めると言ってしまうと大それた風に聞こえてはしまいますが、例えばシンガーソングライター、アイドル、バンド…と多ジャンルに携わるだけに入口は思う以上に身近にあるのかもしれません。

そこから自分自身が好きだと感じる入口だった歌う人達の曲→作曲家→他提供曲のアーティストに広げられるのは音楽家の葉山さんと言う万華鏡を通して様々な世界、異なる情景を感じられるのが、誤解を恐れずに分かりやすい形で言ってしまうと「テレビやCDを歌ってリリースするアーティスト」よりも作曲家なのかな?と今回の河野さんとのお話でふと思い至った部分でもあります。

きっかけから、そんな様々なカラーを楽しみたい、ちょっと違うもの見たいんだよなぁって方に作曲と言う部分から広げるのはオススメなので是非どうぞ!!

 

2・葉山さん本体(本体ってなんだって話)

1では音楽家としての葉山さんでした。2では、葉山さん自身についてですが最後に…の題材の癖して長くなってますが、自分の悪い癖ですね。

パッと身の外見は高身長で細身の超クールなイケメンでクルクルセットの髪型だと超絶王子様風な印象が強いです。

その見た目のせいか、タクシーでEXILEの人に間違えられたり

したりと恐らくと一般の方は何者?と感じられる様な雰囲気の方だと思います。

その印象とは裏腹に鎌倉のピアノの弾ける巨大なリス さんです。

そして結構くだらない事で大ウケしてたり、怠惰な部分があったりと見た目のクールさと王子感とは異なる完璧超人ではないギャップが最高です。

また喋ると、クスリと来るタイプの笑いのセンスがあるトーク力が高くて面白いです。

それにリスじゃないですと否定はされるんですが、多々ブログに切り株リスやリスのコスプレ、リスカップとリスネタに乗ってくれる所もかなり素敵です。

多分ファンの皆様の前では丁寧な王子様チックなキャラなんですが、地味にお母様がリスの木目込み人形を作って送ってこられた際に、勝手に作って送りつけてきやがるんですよね〜(笑)(だいぶ前でニュアンスではありますが…)のMCされたりと所々俗っぽいよく居る等身大の人感が滲む時のギャップも最高です。

見れば見るほど知れば知るほど、味わい深いスルメの様な人です。

是非、胡桃とスルメを齧りたい人は葉山っち沼にどうぞ!!

葉山さんってどんな人ー?今回の話で興味がちょっとあるなってググった方なんかは見た目のギャップからマジで殺られます。以上、最後に沼ドボン紹介になってるか自信はない断末魔でした!!!

(ありがとうございました!!)

 

お話を聞いてみて

音楽というのは一人で作るものではないですが、その上ですごくしっかりいろんな楽曲を作られている方が世の中にはいらっしゃるんだなぁと舌を巻きました。すごい。バリエーションが多い。全く知らない、今回は0からのスタートだったからこそ「ええ?!!こんな曲が?!」とか「あんな曲まで!?」の驚きの連続でした。

ご本人が「リス」と呼ばれているのをご承知で、その上で「嫌がる」でもなく「受け入れつつ」、ファンの方とのコミュニケーションも取られているのすごくほわっと温かい気持ちになりました。

Tourbillonとしてのグループでの楽曲もストーリー性があるものからアグレッシヴなものまで多種多様でアルバム一つとっても「これは?!」「こっちは?!」ってなる驚きの連続です。かと思えば川村ゆみさんの「二人の方舟」のように水面に波紋が浮かぶようなしずかで優しい音楽も作られる。

ないものから有るものを作るって相当労力がいると思います。それを…リスと呼ばれるあの御方が…?!っていうギャップもそうですし、Twitterを拝見しているとブログのタイトルがすごく短くサバサバしているかんじがします(笑)ここでは掲載していないのですが、葉山さんエピソードを色々聞いていて血の通った人間で、好きなものがたくさんあって、ちょっとはにかみ屋さんで…と並べていくと「そんなん推しにされたら震えちゃう…」みたいの連続でした(笑)

アーティストか輝くにはやっぱり音楽家が必要で、その上で葉山さんの作る世界観を河村隆一さんだったり、川村ゆみさんだったり、それこそw-inds.だったりが表現することでさらにさらに奥行きがでてきて、相互が高まりあっているかんじがめちゃくちゃしました。推しに曲作って欲しいというワガママは言いませんが(笑)いつか機会があったら聞いてみたいな~~~って思います。三浦大知くんとかどうですか?!駄目ですか?!聞いてみたいです!!(笑)

 

教えていただいた楽曲はitunesでもれなくリストに入れたのですが、個人的にas it isの少し横揺れしたいような、聞き入るような楽曲もいいなぁ…ってなりました。

 

as it is

as it is

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「この人だから、この曲は輝く」とか「この曲はこの人が詠ってこそ」とか色々な意見があるとは思うのですが、葉山さんが芽吹かせた楽曲がどんどん色んな人の手に渡って、たくさん「同じ」「でも少し違う」なきれいな音楽として花開いていく瞬間をこれからも少しずつ、本当に沼の第一歩を覗き見させていただいたかんじなのですが、触れていけたら!と!!思います!!

にのさん、お忙しいなかお時間いただきましてありがとうございました!!

 

*1:ファンからリスカップをもらったお話

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