柑橘パッショナート

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名探偵コナン「から紅の恋歌」を見てきました

ということで封切りになったことを機に、昨年映画館で見なかったぶん今年はちゃんと映画館でコナンを見るかなあと思いたって映画館にいってきました。

劇場版名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)

多分コナンを”映画館で見る”、ということがひょっとせんでもめちゃくちゃ久しぶりでして。最後に見に行ったのいつ?と振り返ってみると業火の向日葵が最後でした。あれは灰原が可愛かった記憶があります。

それはさておくとして。昨年の安室さんと赤木さんのおかげなのか周囲がコナンフィーバーしてたのでじゃあ、ってことでつらつらと。

 

www.conan-movie.jp

 

 

 

小さくなっても頭脳は同じ!迷宮なしの名探偵!

コナンという作品における概要って必要なのだろうかとちょっと思ったんですが、でも映画の冒頭でいつものように俺の名は工藤新一~のいつものくだりがあるのでまぁせっかくなので。

幼馴染以上恋人未満の微妙なラインを行く毛利蘭と遊びにいったら事件に巻き込まれて怪しい取引現場を目撃、現場を見ていたらその仲間に頭を殴られて変な薬を飲まされ身体が縮んでいた!(CV高山みなみ)っていう話です。

恋はスリルショックサスペンスなんて曲があるぐらいなんですが要するに推理エンターテインメントな漫画です。少年サンデーで絶賛連載中。連載完結したら黒の組織でまとめたやつ出してください。

 

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今作のあらすじ

爆破された、大阪のシンボル!

日売テレビで、爆破事件が発生!その時百人一首界を牽引する「皐月会」が開催する会見が行われており、大パニックに!崩壊していくビルの中、西の名探偵・服部平次とその幼馴染・遠山和葉だけが取り残されるが、間一髪の所でコナンによって無事救出される。まるでテロのような事件、しかし犯人の目的もわからない不可解な状況に違和感を禁じ得ないコナンと平次。

 

平次の婚約者?謎の美女・大岡紅葉!

爆破騒動の中、コナンは平次の婚約者だと言い張る女性と出会う。その名は、大岡紅葉。紅葉はなんと競技かるたの高校生チャンピオンだった。ひょんなことから、和葉はそんな紅葉に平次を懸けた勝負を百人一首で挑むこととなり、実力者である平次の母親・静華を師に、特訓する日々が始まった。

 

残された、京都のメッセージ!

時を同じくして京都・嵐山の日本家屋で、皐月杯の優勝者が殺害される事件が発生。その時、殺害現場のモニターに映し出されていたのは、紅葉の姿。そして意味深に数多のかるた札が被害者の周りに散らばっていた。果たして紅葉と事件の関係とは?

 

恋の歌が生んだ、悲劇!

コナンと平次は大阪府警京都府警とともに、2つの事件に関係する皐月会の捜査を始める。やがて、次々と捜査線上に浮かび上がる謎の存在。紐解いていくと、そこには“百人一首にまつわる共通点”が隠されていた――。大阪と京都、2つの事件が1つに繋がる時、仕掛けられた運命の歯車が加速し始める!


東西の名探偵を翻弄する、古からの歌。
時を超えて詠み継がれるその歌は、
秘めし想いが綴られた“恋歌”か、
復讐に血塗られた“哀歌”か—。

 

ということで今回は新しい登場人物が出てくることとなりました。

大岡紅葉。後その付き人の伊織。大岡紅葉は高校生の今一番クイーンに近い存在と言われている人。うん、若宮詩暢*1かな?(※現役クイーン/別作品)

それはさておくとしてCVがゆきのさつき雪野五月)さんで、もうなんか新一側じゃなくてある意味でよかったなと思いました完全にCHANGE THE WORLDしちゃう。犬夜叉な意味で。せつこそれるーみっくや。

まぁそれはそれとして。伊織の声は小野大輔氏がやっていました。

なお、今回は完全に「ラブコメ回」な映画だったようです。青山剛昌氏がコメントしていました。

 

感想

最初の段階でこの人犯人で多分そういうことだろうなって思ってしまったのが悔しい。

後爆破は今回あったけどあんまりなかったですね。終始和葉が平次のことめっちゃ好きなのが分かるという物語。

競技かるたがテーマになっているので、ちはやふるで読み込んでいたぶんちょっと見ていてモヤモヤする部分はぶっちゃけありました。一朝一夕でクイーンに立ち向かおうとするにしたってもうちょっと時間あってほしかったなっていうのがとてもありまして。

別にコナンの設定過多に対してはいつものことで気にしないし楽しめるタイプなんですけど(相変わらずのチート流石!みたいな)

今作のテーマに対しての「これ……競技かるたおよび百人一首である意味とは……」ってなったのはちょっとさみしかったです。ちはやふるとコラボイラストしているから余計に。

冒頭爆破は割りとよくある話なのですが、今回は2時間SPでもよかったようにも感じました。決め札についてのやり取りはそんな1枚で大丈夫なのか……競技かるたで……ってちょっと思わなくもなかったのと攻めかるたが悪いみたいな言われ方はあんまりうれしくなかったかな。

 

でも良かった点について思うと相変わらずのグラフィックのキレイさですね。紅葉の散り方とかこまごましたところもきれいでした。

EDに近江神宮が出たのは競技かるたの高校生選手権におけるやっぱり聖地だからでしょうか。

すごいちはやふるで見覚えのある光景がいっぱいで(近江神宮ってどんなところ?→「真っ赤やよ」の流れを思い出す)、ああEDのところで出るのありがたいですよね。11番目のストライカーのEDでひたすらJリーグコラボを全面的に押し出してくれたのを思い出しました。

しかし同じように「Jリーグ」「百人一首」をテーマにしているのになあ。あれかな遠藤保仁氏が面白すぎたのが問題なのだろうか(最早ネタ映画として見られた)

 

取り敢えず来年は安室さんが主役ですね。カウントダウンで「ゼロ」といったのはつまりそういうことでしょうか。少しでも展開があるといいなあ。話の展開が楽しみです。

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