9月21日から三浦大知くんのライヴツアー「COLORLESS」がついにスタートしました。
チケットをFCに入っていたこともあり*1なんとか確保でき、友人と二人で見に行ってきました。
【昨年の感想】※一緒に行った友人です
私自身、三浦大知くんを生で見るのも数回目となりましたが、ライヴでの三浦大知くんの姿が大好きなので、今回はどんなツアーになるのか……という機会に胸膨らませて早速参戦。
その感想録をつらつらと綴っておきたいと思います。
なお、安定のネタバレなので、まだ足を運んでいない方(これから行かれる方)に関しましては回避されることを推奨します。
※ネタバレ注意です※
今回のテーマについて
「COLORLESS」すなわち、彩りがない世界。
前回のONE ENDは「こちらからあちらへ」という自分からファンに向けてのツアーでした。
COLORLESSのグッズを見ていると「U」のときのカラーリングに似ている印象を受けました。
グラデーションで色鮮やか。それでいてどこかどこの「色」でもない。
今回のコンセプトは「ファン」「聴衆」が交じることによって様々な彩りとなる、ということが入っているようでした。
グッズについて
毎回思うんですが「違うそうじゃない」に大知くんのグッズではなりやすいんですが(使い勝手の難しさとかで)、今回のフェイスタオルめちゃくちゃかわいくて個人的にほしかったんですよね。
しかしながら、そのへんは売り切れてました。全体的に印象が良いものが多くて素敵だな~という気持ち。まぁ欲しかったの軒並み売り切れていたのですが!!!!(笑)
セトリについて
大体のものは検索すればネタバレ系サイトで引っかかると思うので全部を晒すつもりはないのですが(というか覚えていない)、印象としては「抑えるべきところを抑えたうえで、ONE ENDとの変化をつけてきた」という印象です。
冒頭に”どの色でもない””印象がどちらかというと薄い”という新曲を持ってきたことに寄って「ざわ…ざわ…」感が強くなったし、COLORLESSなワールドへようこそ!!っていう印象。
三浦大知くんの看板曲といえばやっぱり「(RE)PLAY」「Crt&Fight」「EXCITE」あたりが鉄板に人気だと思うのですが、そのへんもしっかり抑えてくれて、Blizzardといった昨年の新曲も踏まえてくれています。
一方で「定番曲が多い」というジレンマもありつつ(このへんはアルバムを引っさげていないという部分があると思うので、アルバム新しいの早く出てほしいなあと心待ちにしているばかり)それでも新しい認識をくれるものが詰まっているように感じました。
片隅とCornerという最新曲を踏まえた上で「どんなふうに」「どういう形に」「どういう流れで」持っていこうとするのかな、っていうのがワクワクとして詰まっていた気がします。
演出面について
今回のコンサートのステージ構成の都合上も色々あると思うのですが、幕張メッセはいわゆる「アリーナ型」。
ホールの良さとして「どの角度でもある程度見やすく、そのダンスが分かる」っていう部分があると思うんですよね。三浦大知くんは「ダンス」に特化した方でもあるので、そういう意味でも昨年本当にたくさんのホール、そして大阪城ホールといったアリーナ型にもチャレンジされていらっしゃいました。アリーナだとセンターぶち抜きステージドン!!!!といういわゆるアイドル界隈では「センターステージ」がメインステージになっているような形だったわけですが……。
今回のステージはメインステージがあって、そこから三角形型のようにステージが作られていました。直近でA.B.C-Zのコンサートで幕張メッセを使っていたものですから「あのへんに前回いたな~」という話を友人としていました(なお、そのへんのエリアは潰されていた)(多分後ろの方だから&メインステージちょっと見づらいからだと思う)
大きな光の三角形に囲われるような形でメインステージがあり、そこでたくさんのダンスと歌を披露してくれるのですが(両サイドに花道のようなものもがあります)、メインステージの横の花道はムービングというかリフト?タイプになっていて途中で階段になったりしました。何あれかっこいい。リフトああいう形になるのすごい見てて楽しかったです。ダンサーさんと一緒に曲に合わせのコミカルな大知くんのダンスも好きだなと感じました。
面白いのは「曲によって色が変わる」からこそのCOLORLESSな場所でも光、観客、演出で全部組み合わさっての「カラフル」な変化がいいなと。
Who's the Manとかもうやっぱり見ててかっこいいな~大好きだな~ってなるわけですが\だいち!/っていうC&Rがあるからこその見せ場みたいなところもあるし(もちろんお歌を歌っている大知君が主役なのは当たり前ですが)
光の使い方で言えばEXCITEやBlizzardなど「その作品」の曲であることをしっかりとタイアップとして認識しているからこその彩りが非常に嬉しかったです。
EXCITE、今までのどの公演(といっても私がいった回数なんてたかが知れていますが)でも、「ピンク×緑」の色合いなんですよね。それってエグゼイドのカラーリングが緑とピンクというどぎっつい色だからこそ。
自分はEXCITEからのファンなので、イントロが来た瞬間に「で、で、出た~!!!!!」って沸き立ちましたし、タオルぶんぶん振り回す空気も好きだし、超英雄祭の三浦大知という人がどのように特撮オタクに受け入れられたか?という空気感とはまた全く違う「三浦大知のホーム」であるこの場所で「三浦大知の楽曲であるEXCITE」がファンの人達に「同時に特撮の曲として」受け入れられているのだろうとかも見ててワクワクしました。
また、EXCITEあたりでは大知君がメインステージを降りて客席を走り、センターステージ(いわゆるお立ち台に近い形)(もっと大きかったけど)でぶんぶんタオマフ回しているのを見られて私は大満足です。すごい楽しそうだったし私も楽しかったです。相当エキサイしてた。
Blizzardは昨年見に行った時当時私は「何の曲だろう」ぐらいのふわっふわ感だったので改めてDRAGON BALLの曲だと知ってワクワクしました。ブロリーが好きな人たちに「今回の曲良かった…熱い…」と散々MVみた報告を聞いて、曲をちゃんと聞いて改めてワクワクするし、Blizzardのアーイーヤーイヤーイヤーイヤーイヤーーーのあの流れも大好きなので、「そこにいる全員が知っている」上での盛り上がりっていうのはまた違うなあと楽しかったです。
また、Cry&Fightの一気に音がシン……と静まる空間みたいなのも大好きで、無音ダンスといえば、ですが、本当に生で見るからこその「凄さ」みたいなのがあるよなあてつくづく感じます。
三浦大知君の凄さって実際に生で見ることでビシビシ体に突き刺さるような「圧倒的」感があって、その代表例がCry&Fightなのだろうか、っても感じます。そのままパフォーマンスしてもやっぱりすごいけど「無音ダンス」として一気に有名になったCrt&Fight、実際にその目で、生の呼吸とか、ステップとかを感じて欲しさがあるから本当に足を運ぶ機会を持って欲しさがある。ちなみに友人は「何あれ???ねえ何あれ???」って昨年のONE ENDツアーのときに見てすごい興奮していたのを覚えています。わかる。意味がわからない。
違う曲でも無音ダンスできるのかな、とかふと思ったりするんですけど、明らかに負担が半端ないだろうな~っても思う(笑)いつか見ることが出来たらいいな。
「片隅/Corner」は2つの楽曲であり同じメロディラインなわけです。
私はすごくCornerが好きでエンリピしていたのですが、今回の演出で良い意味で片隅に持っていかれました。三浦大知のバラードはいいぞ。こう、世界に引っ張り込まれるというか…。
これは一緒にいった友人ですが、ぱっと横を見たらめっちゃ泣いてました。
歌詞だけ見るととても切ない曲ですが、それを表現にもっていこうとするときの、体全体で表現しているのを見て、ぶるぶる心臓が震えるかんじを受けていたのは私だけではなかったですし、突き刺す何かがすごく感じられました。
改めて片隅、とてもいい曲です。
Cornerではもっとアグレッシヴに、表現のしかたの違いを見せつけてくれて、ワクワクするかんじで。良い意味でも「表裏」みたいな、三浦大知の表現の仕方一つでこんなに違うんだな、と思わせるものが詰まっていました。
また、今回は例年やっている「あなたが一曲選んでください」のコーナーはなかったです。昨年の「今までのセトリからはいどうぞ!!」企画のファンからの壮大な無茶振りは日替わりという意味でも楽しいなあと感じていたのですが(しかし演者側がとても大変だろうなあと毎回思う(笑))今回は「三浦大知のステージ」としてファンと一体になって、彩りが出来ました、っていう印象なのでそれはそれで楽しめるというか…。
後個人的に嬉しかったのはアレンジを加えた「すごく好きな曲」が見られたこと。
例えばLullabyであったりとか(まさかやってくれるとは思わなかった)(そして本当に良かった)
例えば三浦大知の「新しい挑戦」を見られたりとか。
球体も大好きですが「いつものアグレッシヴな三浦大知」とは違うからこそのライヴで組み込むならどうやるんだろう?って思わせておいての「飛行船」たち。
演出一つ、アレンジでこんなにも変わるんだなぁとつくづく感じさせられました。
心が躍るし、どっしりと突きつけられる部分があったりと、とても見応えがあるライヴでした。
これからたくさんの場所をめぐるし、2019ー2020っていってるからには追加公演あるよね??ね??って気持ちなんですけれど、そういう意味でもたくさんの「発見」や「新しい」にもっともっと出会える機会を貰えるんだろうなとワクワクしています。
新しいアルバムやシングルにも出会いたいし、雰囲気が一転するような、エンターテインメントがぎゅっと詰まって、「こんなものもあります」「あんなものもあります」「さらにこんなこともやってみたいと思います」「一筋縄ではいかない?でも楽しいでしょう!」っていうような、進化し続ける、変革を遂げて「今だからできる」を更新していく三浦大知くんの姿をこれからも見続けて行けたら良いなあと思うばかりです。
怪我なく、楽しく、ワクワクするようなライヴツアーが続きますように!!
*1:FC名は「大知識」といいます。誰がうまいことを