「神去なあなあ日常」は、舟を編むを書いた三浦しをん氏原作の映画。
友達を誘ったら断られたのでぐぬぬ…となりながら見てきました。
監督・脚本:矢口史靖 出演:染谷将太、長澤まさみ、伊藤英明 原作:「神去なあなあ日常」三浦しをん(徳間書店 刊) 公開:2014年5月10日
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公開してもう2年経ってんの、と思いながらもまぁせっかくなんで、自分の覚えている範囲内で感想を書こうかと。(これ書いているのは2016年2月1日です)
せっかくなんで見に行った日付で記事投稿。
ちなみに公式ホームページはリンクが切れていました。
……が、公式の予告編はまだ残っていたのでのせておきますね。
まずそもそも私は原作未読です。ですので映画準拠のお話になります。
話の概要としては「大学受験に失敗した!ちくしょう!進路どうしよう!」からの「林業」にいく話。ボーイミーツガールも兼ねています。
原作がこれ。映画としてはとってもテンポが良かったです。
しかし主人公(染谷将太)があっ・・・お前それいったらめっちゃ怒られるやつ…とか思ったら「ですよねえ」となるような周囲の反応におけるツッコミが面白い。
私は東京生まれかつ育ちも東京なのでがっつり田舎の方のコミュニケーションは人づてで聞いたぐらいなのですが…そりゃ東京比較したりとか、アレヤダコレヤダっていってたらさあ。とか。
それとうっかり見入るくらいには伊藤英明氏の体つき綺麗でした。腕がすごい。
また、林業における大変さと充実さもよくよく描かれた「お仕事映画」でもありました。興味を抱くには十分だと思いますし、森林伐採!と言われるタイプのものとは明確に違う、昔ながらのやり方が「大変だけど、やりがいがある」と言わせるものでした。染谷くんの段々とできていくようになる様も印象的。
祭りのシーンは色鮮やかだし、都会の無機質な色のない世界との対比も良かったです。
緑、木の香り⇔何の色もしない、無機質 という意味で、ああ最初はあれだけ言っていたのにね!と。
長澤まさみさんに関しては(ジュビロ磐田の監督のお嬢さんという印象が未だに強いです)バイクを乗り回したりだとか、小ネタでああ男性のネタにされるなっていうシーンとか何かと体当たりでお芝居されていて面白かったです。
「お仕事映画」ではあるけれど、同時に小ネタが満載で、田舎あるある(多分)と、コメディ部分(ヒルのところ笑いました)が混在し合った映画でした。明るい気持ちになりたいならおすすめです。