柑橘パッショナート

インプットとアウトプットを繰り返すごちゃまぜスタイル

岡田さんの結婚に寄せて

もう1ヶ月前のお話になりますね。

これを書くのに果たして書いて良いものかどうなのかぐるぐる考えて自分なりに突き詰めて突き詰めてから言葉にしとこうと(まぁTwitterでは言っていたけれど)思ったのですが、しかしまぁなんだ、1ヶ月の間にやれ長野くんはお父さんになるだの、中島健人くんがぐるナイゴチバトルレギュラー決定するだの色々起こりすぎて心が大忙しで「まとめられない」ってなってました。

無料写真素材 写真ACから画像借りてます。

結婚から派生していろんなこと語ってます



このブログは真面目に不真面目に定評があるのらりくらりですし「ほじくり返すな!!!!」って怒られちゃいそうだなって思うんですが、遅いのはいつものことなので許してもらえると嬉しいです。

また、いわゆる「自分がファンをしている人」が既婚者*1なので、其のへんも含めて。

悪く言うつもりはないのですが、心象悪くなったら大変申し訳無いし、この話題はもう見たくないぞっていう方は悪いことは言わないので、全然関係ない記事を見るか、そっと閉じてもらえると幸いです。

 まず最初にご結婚の話を聞いて「あーそうかー」っていう気持ちが一番大きかったです。まぁ何度も何度も話題になっていましたしね。手つなぎデートとかで話題にもなりましたね*2。個人的にはそんなに、然程驚きはしなかったです。

「あの子だったら本当に良かったね!」といえるかと言われると、まぁ色んな噂がたっている中ですし、是非もなしっていう心境です。別にファンというわけでもアンチというわけでもないですが、彼女の前の旦那さんのお芝居が好きな友人に話を聞いててしんみり「そうかあ…」ってなった次第です。前の旦那さんが出していたエッセイ*3に彼女との幸せなお話があったということを聞いて、また、なんというか、寂しくさせるな、と。

勿論他人の恋愛ごとに口出しする権利なんてないですし、私が知らないところで色んな感情や事情が渦巻くのでしょうし、その内容を「知りたい?」と聞かれると「まぁいいかな」って首を横に振るばかりです。

彼は彼の生きる道を進んでいるという話を聞いているので、ますますの邁進を願うばかり。

 

で、まぁ話を戻すとですね、今回の件でアイドル論がどうとか、ということに関してはいろんな方が色んな形で言葉にしているので、うまいこと言えないんで、「誰か私の気持ちを代弁してくれや!」っていう状態です。

祝いたい、祝えない、色んな気持ちがあってしかるべきだと思うし、その人の気持ちはその人のものだけに大事にして、距離を図り合うのが「人と人」なのかなと思います。こうじゃなきゃファンじゃない、と言われてもじゃあ”真のファン”って何なんだろうと考えたりもしているわけです。

真のファンって何だ。真実はどこだ。真実って何?っていう、なんだろう、当人のことよりも「ファンのあり方」についてを今回のことでぼんやりと考えるようになりました。真実は何か。正義とは何か。義ってなんだろう。

「正義はどこだ」と言われればDEATHNOTEのミュージカルの曲を思い出します*4。また、真のファンって言われるたびに「真のデュエリストって何だろうな…*5」ってデュエル中にいきなりいった城之内を思い出します。彼は負けて負けて凡骨とか馬の骨とか言われて奮起して現在の場所にいるわけですけれども。そういう意味では「努力家」だと思うんですよねえ。脱線した。

 

真実って何だろう。そうやってグーグルで検索したらウィキペディアではこう書かれていました。

人間は社会を構成する前提がある社会的動物なのであり、真実は真実でもある事実の提示や自明な範囲で皆で一致し、共有されるべき事が求められる対象であるが、私的かつ個人的な範囲では他者と一致していなくても、その人物の主観という範囲での合意として真実と言えるが、人間が社会的動物として生きると言う前提がある以上、その趣での真実は他者との社会的な関係性の中で個人的な主観が許されない場合は真実ではなく、相手から見れば嘘ともなりえる危険性を孕んでいる。

難しいね、真実。何が真実なのか。どこにあるのか。正義ってなんだ。

正義の反対は悪じゃなくて別の正義、ってもいうしね。

 

私がファン、応援している、といえる人は沢山いますが、そのうちの何人かは既婚者です。

サッカー選手とかの結婚はアスリートなので奥様の理解が必要になってくるから速い人が多いわけです。そうじゃない人も色々居ますが……でも大半はご結婚されています。

また、三浦大知くんも既婚者ですし、井ノ原さんもそう。岡田さんと同じグループの井ノ原さんに関しては今でも結婚のことを「あれはすごかった」としみじみ言われていますし、notジャニーズファンの友達にも「あの結婚の仕方はちょっと…うん……センセーショナルだよね……」と、再三言われてきました。当時はTwitterをやっているよりもmixiMSNメッセンジャーが主流だったと記憶しています。調べてみたら、2006年7月に開始されたんですね、Twitter…。

 

どんな結婚の発表がいいんだろう、って話になるといつも長野くんのお話になります。勿論長野くんの結婚でも「しんどい」っていう人はしんどい、ってなったと思いますし、個人差があると思いますけれど。

 

余談ですが、Twitterは英語で「さえずり・興奮」「無駄話」、または「なじる人・嘲る人」という意味でもある*6そうなので、自分のツイートの8割が無駄話と雑談ばかりなので「あっ間違いじゃないのか!」と何だかホッとしています(笑)これからもピーチクパーチク話していこうと思います。

 

また、つい先日声優さんで結婚された人がいて、そちらの方も嘗て自分が応援していたお人でも有るので「そうかあ」と色んなことを考えています。G.Addictが本当に本当に好きだったんだ。もうないんだなと突きつけられた感じがしてだいぶ寂しいのでHIGH-END聞いておこうと思います。未だにeverlasting note好きなんだよ。大好きなんだよ~(しみじみ)

で、まぁ、その方のファンが、ファンであることをゆっくりと自分の中で噛み締めて、だからこそ線をひこうとしている姿が目に止まって、ああどのジャンルでも皆色んな思いがあるんだろうなっていう、至極当たり前のことを考えて、皆それぞれに咀嚼して、自分なりに解答を見つけていくのだろうとそう思います。

「結婚するからファンをやめる」というのではないという気持ち。そのたくさんの蓄積されたものの引き金になっているという人。

そのたくさんのものを飲みきって、それでもまだ一緒に歩いてみたいと思ったからファンであろうって思う人。

いろいろがいると思います。全員いわゆる「リア恋」(リアルに恋をしている人、の略称。「ガチ恋」とも言うらしい。)というわけでもないのではないかな、とか。

 

何にせよ自分が選んだ決断に対して、後悔がないといいなって思います。"You Only Live Once”*7ですね。

You Only Live Once

You Only Live Once

  • YURI!!! on ICE feat. w.hatano
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

せっかくなら楽しみたい気持ち、自分の気持ちに嘘をつきたくないでいたいですね。

苦しみながらファンをやることはない、と思う気持ちと、それでも追いかけたい気持ちとか、いろいろがあると思います。だって好きだもんね。好きだからこそ悩む部分もあるのもわかります。もっとこうして欲しいなって淡い気持ちがどんどん膨れ上がってしまって、破裂しそうになるとか、どこのジャンルにおいてもあるかと。

サッカー期待しすぎて絶望に叩き落されるあるあるだし。

なんでそんな不用意な敵を作ることを君は言ってしまうんだい…ってなったりもするし。

今季注目アニメ!!やったー!と思ったら「oh…」ってなることもあるし。

そういうたくさんのヒト・モノ・コトがあるから、「面白い」「好き」「楽しい」が生まれるのだと思います。

inuunited.com

個人的にサッカー面でお世話になっているいぬゆなさんの記事。いろんなことがこの記事を書かれる前に個人的に起きてたので初めて記事読んだ時「そうだよなあ」って心が救われた気分になりました。本人に言った覚えあるようなないようなですけれど。 

 

 

まぁ何にしても、どんな思いがあっても、それでいいんじゃないかなと思います。

勿論だからといって八つ当たりしあって相手を傷つけて良いわけじゃないけれど。

違う意見だからといってすり潰されるのも嫌だし、自分がこう思ったから何言っても良い周りを考えないみたいなことを言われるのも嫌なんですけれど。

何言っても良いんでしょ!からのヤマアラシのジレンマは結局自分も相手も血だらけになって苦しいよってなります。

自分の気持ちは大事に、でも相手が「どういうことを思っているか」を考えながら言葉を選ぶことは難しいけれど大切なことだなと常々思います。この二つは、個人的にはリンクしています。

 

31音のルールを守って

想いと技術の上に編まれた歌だからこそ 千年残ったんです

「伝える」「伝わる」はルールの向こうにある

さっきみたいな言葉で 花野さんの本当の想いが部長に伝わったと思いますか?

と、「ちはやふる」9巻でかなちゃんが言葉にしていますが、「言葉を伝える」とき、どうやったら自分が一番伝えたいことを相手にも伝えられるのか、本当に難しくてぐるぐるしています。

選ぶ言葉一つで、相手に伝わる印象は全然変わっていく。

信じられないマイナスに届くかもしれないし、驚くほどプラスに「あなたの一言で超毎日ハッピー!Thank you!」ってなったりもするし。だから考えながら言葉を選ぶって大切なのだろうな、って思います。十人十色かもしれないけれど、勿論感じ方はそれぞれかもしれないけれど、だからこそ、「言葉えらび」って難しくて、楽しい。

 

先日サッカー関連で気になるツイートをお見かけしました。

 

 

これはどこの人どこのサポどこのジャンルでもありえるのかなって思う。

私の文章が誰かを傷つけているかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

いつもチャラン=ポー=ラン(1761~1804)*8の文章なので、余計に。ネタに走っている/煽っていると思われていても仕方ないかなと思う部分と、自分なりの思うところをまとめよう、としての反発ぷりです。

 

岡田さんの結婚を経て、自分の中で「どう思ったか」って言われると「おめでとう!!」も嘘じゃない、でも「すごく……クリスマスカードと誤解します……おお……ネットで先に話題になっててよかった…」っていうのも嘘じゃない。

悲しかった!っていう人の気持ちも分からないでもない。でも嬉しかった!という人の気持ちもわからないわけでもない。

ファンを辞めるっていう人の気持ちもわからないわけでもない。ファンで居続けるっていう人の気持ちも分からないでもない。

いろんなものが地層みたいにどんどん積み重なって、そこで「人」がそれぞれ違って、考えが生まれていくのだろうと思います。 

 

ということで、「誰かの願いが叶うころ」を聞いて、明日が雪だってことも踏まえてぼんやりと自分の中で「お前はじゃあどう咀嚼するのか」と問いかけてずっと「まぁなるようになるさ」ぐらいのゆるふわっとしていた気持ちに整理をつけようとしてこの文章を書いています。

 

www.youtube.com

誰かの願いが叶うときに、また別の誰かが泣いているだろうって曲なんですけれど。

そうだよなあ、そんな当たり前のことなんだけど、やっぱり皆に幸せになってほしいよなあっていう、ラブ・アンド・ピース!!って思うのに世の中というのはうまく回らないなあ…。

 

岡田准一さん、ご結婚おめでとうございます。役者としても、アイドルとしても、人としてもさらにさらにステップアップしていってくださいね。

そして併せて話題に出たので、寺島拓篤さん、ご結婚おめでとうございます。名刺もらったり三ツ星いったり、本当に自分の学生時代駆け抜けていったものを今こうして改めて考える機会をもらえたこと嬉しいですし、停電少女と羽蟲のオーケストラの柩や、天ヶ瀬冬馬というアイドルが大好きです。演じてくれてありがとうございます。幕張外れたのでライビュで楽しみたいと思います。

 

多分明日にはいつも通りのんきにマイペースな日記を書いていると思います。

*1:井ノ原快彦さんを指す

*2:2016年12月21日発売の『FLASH』に掲載されたのですが、これがまた話題になった。

*3:「はじめまして、こんにちは。」というエッセイ。

*4:www.youtube.com

*5:突然言い出して親友の本田に「少なからず真のデュエリストはデュエル中にたんまとかタイムとかしない」って言われてた。ごもっとも。

*6:twitterの意味 - goo辞書 英和和英

*7:人生一度きり、の英訳。

*8:※当たり前ですが実在しません

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