柑橘パッショナート

インプットとアウトプットを繰り返すごちゃまぜスタイル

ポケットモンスターの映画を見てきた/世代を越えて、そして次世代へ

いつの話だ。取り敢えず夏でした。夏映画だからね。夏はポケモン

ここにきてポケモン映画を何故私が見に行ったかというとまぁ色々理由はあるんですけど、赤/緑が流行したとき直撃世代だった自分としては一番最初のアニメの出会いを此処に来てやり直すというのは非常に興味深く、どんなもんかと思い友だちを誘い一緒にいってきた次第です。

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ちなみに151は未だに何とか言えるのは多分絶対間違いなくイマクニのポケモンいえるかなのせい。ありがとう大好きです。

 

後未だになんだかんだポケモンGOひたすらちまちまと続けているので最近とっても健康です。予告というか動画めっちゃ好き。

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ポケットモンスター映画概要

今回のポケモンは20作目ということも有り主人公「サトシ」と彼の相棒で20年付き合ってきている「ピカチュウ」がどうやって出会ったかを振り返り、そして新たにわかりやすく見える「ハジマリのストーリー」です。

人気アニメ「ポケットモンスター」の劇場版第20作。

20年前に放送されたテレビアニメ第1話のラストで、旅立ちの日に伝説のポケモン、ホウオウを目撃したサトシとピカチュウが交わした約束の続きを、完全オリジナルストーリーで描く。

マサラタウンで暮らす少年サトシは、ポケモントレーナーの資格を得る10歳の誕生日を楽しみにしていたが、当日の朝に大寝坊をしてしまう。

慌ててオーキド研究所へポケモンをもらいに行ったサトシに残されていたのは、人間に懐こうとしないピカチュウだけだった。

サトシとピカチュウはぶつかりあいながらも友情を深めていき、旅立つ日に偶然にも上空を飛んでいた伝説のポケモンと言われるホウオウを見て、いつか一緒に会いに行こうと約束する。旅の途中で出会ったトレーナーからホウオウにまつわる言い伝えを聞かされたサトシたちは、いつの間にかサトシの影に潜んでいた謎のポケモンマーシャドーに導かれるようにして、ホウオウが住むテンセイ山を目指す。ゲスト声優で本郷奏多佐藤栞里古田新太が参加。

 

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前情報の段階で

一番最初の第一話を見ていた自分にとって見れば「シゲルは?!!!!」って真っ先に反応したわけなんですけれど。

一緒に連れそう仲間もカントーからしばらく一緒だったタケシとカスミというわけでもない。

第一声「なんでや」でした。

いやね、わかってるんですよ。ポケモンの対象年齢は誰かと考えれば今の小学生なわけで、そこにいわゆる「大きいお友達」である自分たちがねじ込んでいいのかどうなのか。

赤・緑・金・銀、ルビー・サファイアとリメイクが続いている中で、昔のものをダウンロードでできたりもするわけです。

 

ポケットモンスター  赤

ポケットモンスター 赤

 
ポケットモンスター 赤 [オンラインコード]

ポケットモンスター 赤 [オンラインコード]

 
ポケットモンスター  青

ポケットモンスター 青

 
ポケットモンスター  緑

ポケットモンスター 緑

 

 「あなたはどこから?!」と聞かれると私の初めてのポケモンの出会いは赤でした。ちなみにパッケージに描かれていたリザードンがほしくてヒトカゲ

セーブの仕方を取扱説明書読まないでやった結果レポートし忘れてトキワの森あたりで電源切れて何度もやり直したのは懐かしい思い出。

なおその後ニビジム、ハナダジムでボッコボコにやられて「もうやだあああああああむかつくううううう」と言いながらひたすらレベル上げしまくってたらタマムシシティで平均レベルがあがりすぎて皆成長しすぎたことがありました。育成ゲームで一番やりこんだのは赤ですが、同時に私の小学生時代「リザードンからホウオウにする裏技」とか「ミュウをコイキングから作る裏技」とか「レベル100にする裏技」とかなんかやたらめったら裏技が流行りました。その結果持ち物に「おかあさん」だの「グレーバッジ」だのが所持してえらいことになったのは懐かしい思い出。しかもオーキド博士に捨てるな!!ってぶち切られました。懐かしい。

 

 

ゴールデンサン&シルバームーン*1を思い出させるタイトルでネット上で湧いたのは最近だと思ったらそうでもなかった。もうそんなに昔なの?え?嘘でしょ??2009年って嘘でしょ?!!!

 

と、まぁ時代を遡っちゃうわけで、年令を重ねるとわからなくなるんですよね。

今作はそういう意味でも一度立ち返って今の子達へ、というお話になったのもわかります。

 

映画の感想

ダイジェストプラスα、というのが私の印象ですね。

最初の出会いのシーンは根本は変わらないのと、当時は151しかない世界の中だったけれどここまで広がったからこそ見えるものがある「カントー」という地方の一つにすぎない、マサラタウンのサトシくんが旅立つというお話なのだなと思いました。

惜しいのは「ポケモンマスター」というものの意味が映画で「何だかよくわからないけれどなる」というお話になっていて、それが個人的には残念かな。

ポケモンマスターってポケモンを全部集めたもののことだと思っていたので。「めざせポケモンマスター」って歌の意味がそこで明確化されたのだろうけれど、うーむ。

 

めざせポケモンマスター/ひゃくごじゅういち

めざせポケモンマスター/ひゃくごじゅういち

 

 初めてCDを買ったのがめざせポケモンマスターの人も世代柄多いのでちょっと複雑だったのは内緒。

 

新キャラについての二人についてはお芝居も含めて概ね満足です。

個性もたっているし、彼らが彼らとしてたびに出た理由もわかる。レントラー本郷奏多くんはダンガンロンパで声優業もされているので違和感がなかったかな。

 

映画の感想としては「総集編」ってかんじ。キャタピーバタフリーになる流れとバイバイバタフリーじゃないか…っていうのとリザードンとの別れのシーンとか色々思い出しました。「弱いリザードンなんていらない」っていって突っぱねたけれどちゃんとマスターとしてトレーナーとして向き合おうとしたサトシを思い出したりね。

リザードンとサトシのあの反抗期(※バッジの個数ってあんまりアニメ世界だと関係ないよね)を見ていると思うところがあって、さらに言えば元のトレーナーに対しての割り切りについてはある意味ででこちらでもいいかなと思う部分はある。トレーナーに対して温情を捨てきれない、そういうところは人間臭くて好き。

マーシャドーに関してはちょっとインパクトが薄くて感想として書きにくいかな。なんか見ててミュウツーの逆襲感を感じたのは私だけでは多分ないと思うんだけれど。

後20年目にしてついに、まさかの喋ったアアアアアアアアアアアアアアアアっていうことには本気でビビりました。喋らなくても意思疎通ができているからこその繋がり、みたいなものがあって個人的には複雑ですけれど。

ロケット団にかんしては時間の尺の都合上綺麗に存在があってないようなものにされているのは寂しかったな。ニャースのあいうえお見てほしい…今の子にニャースの物語見て欲しい…ブロードウェイはいいぞ。

 

いい部分悪い部分もあるし、当時を知っているからこその「あー」っていう部分と「おお!」っていう部分の混在かな。

完全リメイクならドラえもんの日本誕生とかみたいなのでも良かったんだけれど、一方でこれは「アニメシリーズ」から抜粋してオリジナルで映画に組み替えているから、ってことなんだろうなあと思ったり。

 

ただめざせポケモンマスターとかBGMが細かくゲームとか最初の頃のアニメのものだったりとか、一番最初、第一話のニドリーノvsゲンガーのシーンはゲームOPじゃないですかーー!!!ってなるし、サトシの帽子がポケモンリーグの限定でもらえた帽子じゃないというところとか細かいところを見ていくと「今の時代にあった、今のサトシがどうやって旅立っていったか」というお話なのだろうと思います。

EDで「今のサトシが出会う、別の次元では仲間として共に旅をした人たち」の反応というのが印象的。

 

ポケモンという作品はひたすら主人公がサトシで仲間がピカチュウで、そのエリアによって仲間が変わって、仕方ないこととは言えどこか上塗りを重ねていく部分があるから、ピカチュウのレベルはどう見てもLv100だろ!!ってツッコミをよく見かけたりするんですけれどね。ゲームだと主人公がそのエリアで変わるからまた入りやすいのですが、此処まで来ていると変えるのとてもむずかしいだろうし。

まぁびっくりしたのは此処に来て金銀伝説の3匹がピックアップされたこと。

エンテイとか映画でも一回やってるやんけ!!だから「あのサトシは映画のサトシとはまた違うサトシ」として私は認識しました。

 

 

スイクンに関しては今作のヒロイン(仲間?)のマコトがキーとなっているのが印象的。三匹の話が水墨画のような状態から表現されるのがとても演出として好きだなと思いました。

エンテイライコウスイクンジョウト地方の伝説の三匹ではありますが、第一話の段階ですでに存在しているホウオウの中で切っても切れない関係だからだろうなあと思います。カントーの伝説の3匹はルギア爆誕で喧嘩してるしね!!(笑)

 

 その作品ごとに、その作品に思い入れがあって、そうやって世代って続いていくのかなあと思います。

それはそれで、きっと悪いことではなくて、だからまぁ先日のミュウツーの作品もキャスト変わったり「私の思い出の中にいるミュウツーとのギャップ」に苦しんだりとか色々有るんでしょうけれど。

まぁそれはそれで。でもどうせならミュウツーの逆襲見てほしいし本当にしみじみ泣かされた思い出を振り返るいい機会だなと思いました。

 

ポケモン映像だとこれが好き

以前公式が新しい展開として表現したポケモンシリーズのアニメーション。

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ピカチュウさんが折笠富美子さんでかわいい。そして動きがめっちゃすごい。

ジェネレーションズは「ポケモン」の短編アニメーションですがどれもこれも作品シリーズ好きからしてみれば「ああこう表現するのもいいなあ」と思えるようなもの。短編だからこその良さだとも思います。

取り敢えずNを石田彰氏に選んだ時点で神かよって思いました。ありがとうございます超わかる。その渚カヲル感めっちゃ分かる。

そういえばシルバーはやっぱりサカキの息子認定なのだなあとか色々思うところがありました。

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個人的にライバルの話が一番好き。

 

後はオリジンもすごい良い作りだったと思います。素直に面白かった。わくわくしました

ポケットモンスター ジ・オリジン [Blu-ray]

ポケットモンスター ジ・オリジン [Blu-ray]

 

 

後は金銀でSPでしあけどライコウ 雷の伝説が個人的に好き。

 

2002年にレンタルビデオがリリースされており、同時期にレンタル開始されたアニメポケットモンスターのビデオの巻末では本作品の予告編を見ることができる。

2005年にはレンタル専用のみでDVD化され、このDVDではケンタのポケギアのマークなど一部のシーンが修正され、箱の前面イラストにもバショウ、ブソン、シラヌイ博士が加わっている。

日本国外ではアメリカ、イギリスでポケモン番外編としてDVDが発売された。

 「レンタル専用」というのがまた……また……ぐぬぬ……。超好きなんですけど…ケンタとマリナちゃんの関係が好きで……あとお互いに高めあっていくのが好きで。

 

改めてこうやって見ていると自分の人生にポケモンは欠かせない何か一部分になっているしそういう意味でも思い入れの強いものはいくつもあるんだなと思います。

イワークビバークとかね。ラッキーのお話とか。結構随所随所にアニポケも思い出が詰まっているなあ、なんて思い出に浸りながら、今のポケモンとの新たな出会いと新たな旅立ちを見守りたいと思います。思い入れの強い作品と、これから出会う新たな楽しみがいっぱいいっぱいこれからもあったらいいなあなんて思います。

 

取り敢えずミュウツー、ルギア、セレビィあたりを今改めて見てきっと荒削りだろうけれども感じる違う部分が出てくると思うので、そういう意味でもなんかこう……見直したい……。

 

 何年たってもやっぱりミュウツーの逆襲は好き…。

 

ポケモンの曲は「めざせポケモンマスター」だけじゃなくて「OK!」とか「Ready Go!」とかいいぞ…田村直美はいいぞ…。

まぁ何にしても大人になると気づけた「いつもいつでもうまくいくなんて保証はどこにもないけど」ですよね。素敵な曲です。

*1:ポケモン「OK!」の歌詞より

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