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【東京・上野毛】「ラトリエ・ア・マ・ファソン」のフォトジェニックパフェ

フォトジェニックとは、いわゆる「見栄え」に該当する言葉だと認識しています。

「かわいい」「綺麗」「素敵」いろんな表現ができると思いますが、そのフォトジェニックなものに先行してしまいがちな世の中で「味もすてき」「見た目もすてき」という相乗効果があるお店も色々増えてきているのはいいなぁと思います。シンプルなものも、クラシカルなものもあるなかで、その上で斬新なものがあることでバランスが作られていくのかな、とか。

ということで、今回は友人たち皆で話題のフォトジェニックなパフェが食べられる「ラトリエ・ア・マ・ファソン」さんに行ってきました。

ちなみに友人=今月も元気にうまいもん研究会です!(笑)

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ラトリエ・ア・マ・ファソンについて

ラトリエ・ア・マ・ファソンさんは以前町田にあった「中野屋」さんというそれはもう華やかなパフェを提供されるお店で修業された方がやっていらっしゃるお店。

現在(2020/02/26)は、東京の二子玉川近くの「上野毛」駅を最寄り駅に運営されています。

 

ラトリエ・ア・マ・ファソンの意味については公式インスタグラムにて解説がありました。

www.instagram.com

 自分たち流儀や方法を用いて何かを創り続けていくアトリエという意味を込めて

 オープンされたのは令和元年12月から。本当につい最近だった。

 

お店にいってみました!

お店のオープンは午前10時で、開店の30分前までに店外に出ている記帳台に記入したら順番に入れるシステムになっています。

上野毛から降りてすぐ。ラーメン二郎さんのすぐ近くにありました。

 

「記帳台が置かれるのがオープンの30分前らしいから、1時間ぐらい前にスタンバイしておけばいいんじゃないかな」と友達と話して、待ち合わせは8時50分にしました。

この日は3連休初日ということもあり、9時には記帳台が並んだようで……こちらのお店は1or2人での入店になっていたので二人づつでの入店記帳。

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滑り込みでした

既に連休初日ということで列ができていて、それもあってか名前をかけたのは10番目くらいでした。

それから1時間、何かしら時間を潰そうとしていたんですが、上野毛びっくりするぐらいになにもない(笑)

色々散歩してみたのですが、うっかりするほど何もなくて「どういうこと…?!」とびっくりしました。

おしゃれな珈琲店が一店ありましたので(これもだいぶ調べてお伺いした)そこでコーヒーを飲みました。こちらのコーヒーも美味しかったのでおすすめです。ゆっくり作業するのにとっても良さそう。*1

10分前には到着して順番を待ちました。

 

で、何とか1巡目で入ることに成功し(4人だったので2/2でいきました)、オーダーすることに。

 

メニューについて

お一人様1ドリンク、1パフェシステム。(追加に関してはそうじゃないらしい)

多分めちゃくちゃインスタグラマーの人も多いからか「過度な撮影」「長時間の撮影」についてはNGという記載がありました。

お店の雰囲気がとてもおしゃれだからこそ撮りたくなる気持ちも分かるだけに難しいですね。

で、早速オーダーを悩みました。パフェの種類が数多くあり、果たして何にしようかな…とあれこれ目がいく。説明を読んでも「なるほどどんなものだろう」と首をかしげてしまう。

ざっくり見たメニューのうち気になったのはこんなかんじ。

  • クレメダンジュ冬仕立て((ヨーグルトを使った爽やかなムースとミックスベリーのコンポートの組み合わせ)
  • イチゴとピスタチオのフレジェ仕立てパフェ2020(フランスの伝統菓子であるフレジェをパフェにしたもの)
  • 紅はるかの干し芋とお米のアイスのモンテビアンコ(干し芋を使ったモンブランパフェ。絶対美味しい…)
  • 焼きメレンゲで作ったアイスと博多あまおうのパフェ(シンプルに焼きメレンゲめっちゃ美味しそう。あまおう美味しいよね…)
  • タルトタタン仕立て燻製にしたアイスとラフロイグの香り(りんごでおなじみタルトタタンと燻製アイス、そしてウイスキーという味付け。美味しそう)
  • 苺と白いちご・柚子香るトロンプルイユ仕立てのパフェ 和紅茶のパルフェとフィナンシェ様々なベリーのソース(苺で白いちごでゆずで…?!と名前に目がいくパフェでした)
  • 季節限定のミモザのパフェ

 

ざっと見て気になったのはこのへん。全部美味しそうだし全部写真が多分「あえて」ないのが特徴なのかなと思いました。来るワクワクを楽しんでね!っていう気持ちなのだろうと推察。

また、ドリンクも甘いものからビターなものまで色々ありました。

 

頼んでみました!

2:2で分かれているので別テーブルの友人には食レポと写真を頼みつつ、自分たちの食べたいものも選んでみました。

 

イチゴとピスタチオのフレジェ仕立てパフェ2020

まずは此方、友人オーダーのフレジェ。

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フレジェ

めっちゃ花。そして華やかなお皿と敷き詰められた苺かわいい。

エディブルフラワーですかね。見てて「うわ~~おとぎの国か~~?」っていいたくなる華やかさを持っていました。

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アップにするとこんなかたち

これはフォトジェニック。味については見た目に反してとても軽かったです。

フレジェってなんぞやって話になるんですが日本のショートケーキに近いものがあります。同じように苺を使っていますしね。ばっちりしっかりスポンジのふわっとしたかんじを楽しむのがショートケーキで、フレジェはもっと「苺!!!」が主役なのが特徴。

 

【参考文献】

note.com

 

そんなフレジェから着想を得て作られた今回のフレジェ。

上から見ると完全にホールケーキ。華やか。

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上からみると完全にホールケーキのよう

上に彩られているフルーツや花たち。マカロンについては「すみれのリキュールを使ったかんじ」と友人が話していました。

一口食べましたがふわっとした甘さで、苺主役なのでやっぱり苺を主役に食べていくと組み合わせの印象が変わったかんじがします。苺を!食べて!クリーム食べて!そしてまた苺を!の流れが良いと思います。

 

タルトタタン仕立て燻製にしたアイスとラフロイグの香り

こちらは別の席で食べていた(2:2なので離れてしまった)友人の注文パフェ。感想を聞いただけなのですが、せっかくだから紹介します。

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下のタルトタタンが美味しそう!

席に燻製した状態でやってきて、食べる前に蓋をぱかっと開けます。香が一気に広がって、そして食べ進められるかんじ。

「冗談のアイスがスモークされていて、下段のクッキーはシナモンが聞いててタルトタタンと合う!!」「香ばしい香がする!中断のアイスがウイスキーを感じます!」「中段はバニラっぽくて冗談はクリーム感が強い」とのこと。何それ美味しいに決まってる。

 個人的にタルトタタンは「タルト・タタンの夢」という小説を読んでめちゃくちゃ好きになったスイーツのひとつなので、もっと世間的にどんどこ広まれと思うばかりです。

タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)

タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)

 

 

苺と白いちご・柚子香るトロンプルイユ仕立てのパフェ 和紅茶のパルフェとフィナンシェ様々なベリーのソース

 此方も別席の友人が注文したもの。タイトルが…タイトルが長い…。

トロンプルイユとはいわゆるトリックアートとかそっちの部類のもの。

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形が面白い

運ばれてきたときに台形型?の形でやってきていて「あれはパフェ…?!」と驚いたのですが(先入観におけるパフェのアイデンティティ的な意味で)真っ赤で華やかでかわいいな~ってなります。おしゃれ!

食べた感想を聞いてみたら「あれね…苺じゃないの…その形どったゼリーなんだ……」と言われて「???????!」とめちゃくちゃ驚きました。手がこっている……。

ばっちり苺を食べられるパフェだったよとニコニコしていてそれも美味しそうでした…。フィナンシェのフィナンシェ部分はどこなんでしょうね、下なのかな。気になるばかり!

 

ミモザのパフェ

ここで満を持して私が頼んだパフェについて。

3月8日は「国際女性デー」です。ということで、この日にちなんでカクテルのミモザ(白ワイン×オレンジジュース)から着想を得たミモザのパフェを展開しています。

お店のスタッフさんもミモザの髪飾りをつけていらっしゃってソーキュートでした。声をかけてみたら「ミモザのパフェをやっているので」ということ。

 

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ミモザのパフェ

遠巻きで見ると「????」ってかんじがしますね。近くで見てみましょう。

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上から見るとたまごサラダみたい

こう!!肉眼で見るとめっちゃかわいいんですけど撮影するにあたってスキルがたりなさすぎて難しかったです。難しい…。

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ということで正面近く

此方が近くに寄った状態の写真。

白ワインのさっぱりとしたゼリーとオレンジのソースの組み合わせが美味しかったです。中にカステラじゃないけど不思議な食感の(スポンジじゃなさそう)生地が入っているのがアクセントになっていました。

上にあるのはミモザを意識したクランブルみたいな…オレンジがかわいいんですがこれがまあ綺麗にボロボロ落ちていく(笑)華やかでかわいいんですけどね!ゼリーとソースとあわせると爽やか感がましまし。

 

ドリンクについて

ワンパフェ、ワンドリンクなのですが、今回は「アーノルドパーマー」と「セパレートハーブティー」をチョイス。

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左がアーノルドパーマー、右がセパレートハーブティー

 

アーノルドパーマーはシアトルで流行っているアイスティー×レモネード。今回はセイロンティーで割られたものでした。非常に飲みやすく、そもそもレモンティーというものがあるからなのかあまり違和感なくするする飲めました。

セパレートハーブティーについてはこれはバタフライピーティーなのかな。「朝焼けをイメージ」ということだったのですがこの…写真を見ていると分かる赤から青にかけての色合いがとても綺麗ですね!

レモンが入っているのでぐるぐるかき混ぜていくことでだんだんと紫になって朝になっていくのが特徴だと思います。こちらはハーブティーってこともあってか甘さが際立っている印象でした。

 

何時にいったらいいのか?聞いてみた

お会計の時にふっと気になったのでお店の方に聞いてみました。

 

Q.いつもこんなかんじで人気なんでしょうか?

A.そうですね、土日は特に……今日は連休なのもあって、皆さん朝からいらっしゃってくださってます。

 

Q.記帳台って何時ぐらいに置いてます?

A.大体30分前ぐらいなんですけど、今日は9時ぐらいでした。

 

Q.狙い目の時間とかあります?

A.平日の午後1~2時ぐらいだったら並ばなくても比較的入れると思います。Instagramで都度更新しているので見てもらえたら。

(あくまでも現状なので、確証はできないとのこと。そりゃそうだ)

 

なので、気になる方はその時間帯を狙ってみると良いと思います。とても丁寧に接していただけました。ありがとうございます。そしてごちそうさまでした!

 

お店の概要

【住所】〒158-0093 東京都世田谷区上野毛 1-26−14

 (※東急大井町線 「上野毛駅」正面口改札より徒歩50秒)

【営業時間】 10:00 〜 開店

【定休日】お店のホームページないしはInstagramをチェック

【ホームページ】https://latelieramafacon.com/

Instagramhttps://www.instagram.com/latelier_a_ma_facon/

*1:DESIGN CAFÉ STABLEさんといいます

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