先日友人に「よければヒルトン東京でマリーアントワネットから着想したビュッフェをやるらしいんで行きませんか?」と言われました。
解答は二つ返事で「いいともー!」でした。いつものことです。
ということで、マリー・アントワネットをイメージして作られてスイーツビュッフェを求めてヒルトン東京マーブルラウンジに友人と二人で行ってきました。その感想録なんぞをまとめておきます。
ちなみに関係ないですが私のなかのマリー・アントワネットって何って言われたら圧倒的ベルサイユのばらです。ベルばらはいいぞ!!!
また、「薔薇に隠されしヴェリテ」という乙女ゲーもフランス革命がモチーフの作品でして、今回誘っていただいた友人はその流れからでした。ヴェリテの好きキャラ?お察しください(ダントンとアルトワ伯爵です)(お察しください)
今回行ってきたのは「マリー・アントワネット La Finale」。その言葉のとおり「人生」を描いたマリー・アントワネットのビュッフェです。
こちら、結婚式から断頭台の露に消えるまでをカテゴリ分けして展示&チョイスできる形なんですけど、本当にその対比がすごい。美しいの一言でした。
入り口はマリー・アントワネットとルイ16世の結婚式をお祝いするかのようなバラのアーチから始まります。結婚式に招待されたかのような錯覚を覚えるくらい派手。
まずは席に座って説明を受けるのですがこの時ちょうど時間が入れ替わりのタイミングだったのか人がいない、奥のバーを使わせてもらいました。ありがたや。
で、のんびり並んでたらなんとびっくり断頭台もありました。
サンソン*1じゃないですかーー!!
で、中にはいっていくと、黒と赤のコーナーと青・ピンク・黄色のパステルカラーでぱきっと2つに別れています。
安定の黒コーナー。マリーの最期をイメージしているのが誰がどう見ても分かる作り。
マリーの結婚
こちらは結婚式モチーフのインテリア。アクセサリーにプレゼントに花にもうなんか夢いっぱい女の子の幸せ詰め込んだぜ!ってかんじの作りです。
また、紅茶にあうスコーンもあり、紅茶も種類があってウキウキしました。ゆっくりのんびり食べられる。
「結婚式」モチーフではもうその時点でもタイトルが華やかなものたちが並びます。
バラの風味のメレンゲにラズベリーとローズクリームをあえ、バラの花びらを散りばめたムラング・シャンティ「フランスの薔薇」や、ブラックベリーやブルーベリーを乗せたタルト「王妃の宝石箱」をはじめ、「シャンパンゼリー」や「アップルタルト」など、目にも舌にも麗しいスイーツが並ぶ様子は圧巻です♡
ブリオッシュなども並んでおり、しょっぱいものも割りとこちらではあるイメージでした。まぁスイーツビュッフェなので少ないんですがね!(笑)
スイーツをチョイスするところもきちんとしっかり彩られていて、もう装飾品だらけでひたすら「かわええ…」「美しや……」ってなっていました。
ちなみにいつものヒルトンと同じくアイスクリームをその場で作ってくれるのは健在。今回はワッフルコーンでチョコミントをいただきました。
la final
黒と金をベースにした雰囲気で作られており、ゴシック&エレガント仕様。断頭台や王妃が幽閉されていた塔がイメージということで背が高い作りになっているものが多くありました。
置かれているものもラズベリーソースやチョコレート、黒と赤が中心でした。
カップケーキやマカロンも黒いまたは赤い。
また、「マリーの初恋」と書かれたものがあり、フェルゼン伯爵のことを思い頭を抱えた次第です。
濃厚さでいうとこちらのほうが圧倒的に上だと感じました。もう軒並み甘い!!(笑)
中はおしゃれなシャンデリアで飾られており、もうなんか目がチカチカ……華やかの極みでした。
きらびやかなのに、マリーの最期というその反動感がすごいなと思います。よくできている。きらびやかだけど、しんどい。
チョコレートフォンデュはピンクとミルクチョコレートで可愛らしいですね。マリーの結婚と最期に合わせての対比なのでしょうか。すごい!
黒と赤のカップケーキ。
ほろ苦いフォンダン ショコラを割ると、キルシュ香る真っ赤なフランボワーズソースが滴る「黒い玉座」、チョコレートのシューにラズベリーを乗せた「喪帽風ルリジューズ」等、悲劇の王妃の結末を暗示するゴシック・エレガントなスイーツ約10種類が楽しめます。
感想
スイーツビュッフェなので当たり前なのですが「めっちゃ甘い」でした。
色々食べながら甘いの しょっぱいの 甘いのでいかないとしんどいなと(笑)
色々食べましたがムース、ケーキ類が多く、ふわーっとした甘さで、ザクザクとした食感ではなく、柔らかい食感のものが多い気がしました。サブレみたいなのはなかったのだろうか…笑 当時食べていたとされるブリオッシュやパン・オ・レ等があるのでそのへんも踏まえながら食べました。
フォンダンショコラはびっくりするぐらいビターなのに中のフランボワーズの酸味が強くて美味しい。ホットコーヒー必須。
友達と優雅に食べていたのですがやっぱりたくさんの人で「あれもこれもこっちも~!」って選び始めたらきりがなくなりました。ビュッフェって難しいですよね。
何度か分けていけたらいいのにねえ、っていいながらお腹いっぱいといいつつ「マリーの初恋」とかを選んだり、コーヒーおかわりしたりコーヒーおかわりしたりしていました(笑)
惜しむのは、やっぱりどうやっても席数が多く、混雑して一つ取るのにでもとても行列を為してしまうってことでしょうか。時間制限だしな~っていういろんな焦りとかもあり、ちょっとピリッとした空間だったのは否めず、ちょっと怖かった…(笑)
ただ、2周3周するのが難しいどれもこれも甘さだったので、他の方も含めて半ばぐらいになるとゆるーっとした空間になった印象でした。
ごちそうさまでした。
ヒルトン東京マーブルラウンジ
所在地: 〒160-0023 東京都新宿区 西新宿6丁目6-2 ヒルトン東京 1F
時間: 本日営業 · 6時00分~23時00分
電話: 03-3344-5111
*1:シャルル=アンリ・サンソンのこと。マリー・アントワネットだけではなく断頭台で多くの人の首を斬ってきた処刑人。ちなみにTYPE-MOONのFGOでも登場しています。ベルサイユのばらだとモブになっています。ジョジョ的にはジャイロのモデルは彼でもあるそうです。→人類史で2番目に多くの首を斬り落としたアンリ・サンソン 心優しき処刑人の苦悩 - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)