柑橘パッショナート

二次元、三次元、映画、アイドル、サッカー他諸々の多趣味の結果、好きなことをアウトプットするためのビュッフェタイプになったブログです

「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」を見ました/新時代を”とべ”

天皇杯、負けました!!!!!!!!!!*1

で、まぁ神戸に行ったまま友人と「このまま観光して帰る?」「いやでも体力がないからしんどい」となって、最終的にどうしたかって気づいたら我々は映画館にいて、気がついたら仮面ライダー令和ザ・ファースト・ジェネレーションをチケット取ってました。同日うっかり宝塚のライビュやっててそれも気になった。

ちなみにいつもの友人なんですが彼女自身しっかり特撮をリアルタイムで追うのはフォーゼぶりだしフォーゼはなんなら映画見に行ってないって口だったらしいので「もしかしなくても初めて映画みる!!」ってワクワクしていました。

 

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令ジェネ感想

で、まぁ令ジェネの以下感想になります。

※安定のネタバレをかましているのでご注意ください。

 

 

 

令和ザ・ファースト・ジェネレーション映画概要

今作は前仮面ライダーである「仮面ライダージオウ」と現在絶賛放送中の「仮面ライダーゼロワン」の映画、通称”冬映画”です。

平成が終わり、令和になった上でどのような作品展開になるのか色んな意味で注目されていた中でした。

ストーリーは次の通り。

「・・・夢を忘れず、戦え」

或人が目覚めるとそこは、いつもの日常ではなく人工知能搭載ロボ・ヒューマギアに支配された世界だった・・・!

社長の座もヒューマギア・ウィルに奪われ、ヒューマギアたちの人間抹殺が激化する最中、現れたのは仮面ライダーの記憶を失くし、学生として過ごしていたはずのソウゴ・ゲイツツクヨミ、そしてそこにはウォズの姿も。

元いた世界を取り戻すべくソウゴたちとともに12年前にタイムトラベルした或人を待ち受けていたのは、仮面ライダー1型なる兵器を開発しヒューマギアを守るために戦う父親ヒューマギア・其雄(それお)と、謎のタイムジャッカー・フィーニス。

何故、其雄は仮面ライダー1型になったのか。フィーニスの本当の狙いとは一体――。そして世界のゆがみはどうなってしまうのか!? ゼロワン誕生に隠された、親子の“夢”の物語がいま始まる――。

東映ホームページより引用)

 

<予告編>

www.youtube.com

(この停止画の或人くん目が大きい。とてもきれいな顔してる)(高橋文哉くんやはり顔がきれい)

 

また、応援上映も早々に始まっており、いろんな形で楽しんでいる様子が伝わってきて嬉しい限りです。

でもあえていいたい。うちわの外側に文字が出ると規定外になると!!!!!*2(笑)

ペンライトの色も決まっているのを見て、5月のイベント(やるよね??)とかファイナルイベント(やるよね??(二度目))に振るのも楽しみにしています。

飛電或人/ゼロワン ⇒ 黄

イズ ⇒ 緑

不破諫/バルカン ⇒ 青

刃唯阿/バルキリー ⇒ オレンジ

迅 ⇒ ピンク

滅 ⇒ 紫

(公式情報より引用*3

こうやってみていると赤が何かしら出るフラグに見えてきてソワソワしちゃう…!!!(笑/アイドルオタクメンカラにソワソワするのに近い)ジオウとセットなのを見ているとイズのグリーンはリボンの色のグリーンなのでしょうけれど、ヒューマギアということもあってVOCALOID初音ミクに近いエメラルドグリーンなのかなぁとか濃淡とかも考えてしまいますね(笑)

 

ざっくり感想

例年のライダー映画と同じく、それぞれにそれぞれ見せ場があって見応えがありました。

ストーリーに関しては「これ本編の盛大なネタバレでは???」っていうポイントがめちゃくちゃあって、どこまでが力が介入し時代が変わっていったのか、どこまでが予定調和、タイムパラドックスが起きない形なのか探り探りってかんじでした。

ジオウメンバーについては相変わらずの雰囲気というか、彼らの時代もまた変化したことで「すべてを忘れて、未来をまた築いていく」なかで、ウォズが見守りながら記憶を取り戻した状態だからこその能力があるっていうのが印象的。ゲイツは安定のちょっと脳筋感があってツクヨミとのやり取りすきだなあと改めてしみじみしました。「やめなさい恥ずかしい」は完全におかんスイッチ入ってた。

 

映像として好きなところ

肉弾戦&戦争シーンは見てて見ごたえがありました。冒頭のA.I.M.Sの合流からのカー&ガンアクションは見てて見ごたえがめちゃくちゃあって「いい~~とってもいい~!!」ってなりましたね!!!

ガンアクション、生身のアクションも好きなので二人が前半にぶちかましあいながら、ガンアクションは特に見ていて楽しく(笑)躍動感がより大きくあったと思います。

ライダースーツでのアクションももちろんしっかりあって、いわゆる「ガワ」での躍動感はやっぱり特撮ならではというか、ド派手に決めてくれるのいいな~~って思うばかり。

それぞれのポイントをいっぱい活用してくれて、見てて飽きることがなかったです。親子対決も見てて楽しかったし、アフレコした上での彼らの動きっていうのがリンクしているのを見て「スーツアクター」さんと「俳優」さんの二人で積み上げていくところ、やっぱいいな~~と!!!!!

 

また、ジオウサイドはバトルシーンもさることなのですが日常でのわちゃわちゃしたような騒がしい「日常」謳歌しているのがすごく好きでして。彼らが普通の学生らしく本当にスタンダードに和気あいあいと言い争ったり馬鹿なことしていたりするのって「フツーじゃない」からこその日常の美しさが見えるというか。アドリブだと思うのですが、寝てた寝てない論争のところとか、ほんとうにさりげないところなんですが個人的にめっちゃ好きです。

 

「とべ」

誰かの「継ぐ」のではない、自分の夢を跳ぶ 今回の父だけど実父ではない、養父(容姿はあの外見ではおそらくない/ヒューマギアが死んだ人間と外見を同じにしてはいけないというルールが築かれている。でも、それが成立したのはヒューマギアが浸透してからの話なので山本耕史氏(其雄)が実の父親の容姿をしている可能性も0ではない)であるヒューマギアが自分の成長に導いてくれる、その上で或人自身の業を背負ってしまう重さがハイパーしんどいってなりました。

引き起こしたくて引き起こしたわけではないけれど、結局最初に放った言葉からのアークの意思からの伝達で結果的な暴走の大元になってしまったのは事実で。或人が罪悪感を持つべきではないとは思うのですが、その感情を果たして家族や学友を失った不破や、こう言った出来事が起きている被害を受けた人間が「そっかー」と受け止められるのか?という疑問もあります。

人類のために、ヒューマギアのために、両者のために動いてきたからこその矛先が或人に迎えられそうなこの感じしんどすぎません???? 或人はみんなを笑顔にするんだ、っていうのがあって、そのベースが父のためにであって、掘り下げていったらその引き金はどこ?がこう…ぐるぐる回っているかんじが…。高橋氏のエグゼイドであったゲーム病に発症した最初の男・宝生永夢じゃないですけど「引き金」となってしまっていることとか、めちゃくちゃもう若者に業背負わせすぎてこの爆弾がいつ爆発するのか戦々恐々としています。

そしてそれがイズは把握している(であろう)ことがめちゃくちゃ…えっしんど…なにそれしんどい…。

 

「とべ」という言葉で「時代をつくる(ヒューマギアと人類の共存する時代)」と「令和の最初のライダー」とは見ていて熱かったし、その上で「原点も頂点もない」っていうキーワードは聞いてて熱かったです。

作品として「思い入れがあるもの」と「おすすめするもの」ってそれぞれ違うっていうのがあって、自分がおすすめするなら現行のものをおすすめしたいし(それが今一番最新で、どうなるのかわからなくて、今できることを詰め込んでいる、という解釈で)でもって同時に自分が思い入れがある、ってなるといろんなその時のバックグラウンドとか、心境とか思い出補正とかも相まっての作品が出てくるわけで。

また、トクサツガガガの仲村さんが自分が幼い頃に出会って、その世界に導いてくれたのは確かにすごい作品のものがあったかもしれないけど「自分の世界に君はいなかった」わけで、だから、原点も頂点も或る種その人次第なのかなって感想になるわけです。トクサツガガガはいいぞ。

原点も頂点もない。その相手として仮面ライダーを選んだのはわかるのですが「元来悪役であるべきだ」という主張は正直メタになってしまうというか個人的には「自分はこれで正しい」という発想の中で彼女は生きていると思っていたからこそ、「あれっ自分ヒールという自覚あった上でやってるのか」っていうようにも思いました。結構正義の反対は別の正義論でやっている印象だったので・・。

 

A.I.M.Sの関係ってとても良いなと再確認

最近この二人すごい好き!!!!!!!!!1って騒いでる部分があるんですが(笑)不破と唯阿の関係って顧問とそのチームの隊長なわけで、基本戦いにおいては信用というか「同じ目的」で組織としても同じだから繋がってはいるんだけど人間的にはお互いめちゃくちゃベタベタはし合わないという非常にドライな関係でそれが改めて今作でも見えていいなぁと。

一方でここぞという時にフォローに回れる、いわゆるバディ的な要素もあってそこの関係がとても好きです。タイムジャッカーによって歪められた世界でもしかりなんだけど、彼らはあくまでも食えない関係のまま、でも同じ枠であることで共闘していく。言葉ではなく態度でしめす関係。

ある種滅亡迅雷とは違う形での「つながり」だなあと感じます。

ツクヨミゲイツの関係に似てるけどそれもまたちょっと違うと言うか。ルパパトのつかさ先輩と圭一郎にも似たような、でも違う、そんななんか不思議な距離感。

ラストのシーンでも絶対的なポイントとしてこの二人の「自分がヒューマギアになって人間を襲ったらこいつが自分のことを知った上で止めてくれる(行動不能にして、その業を背負ってくれる)か?」という問いかけがあるわけですが、不穏すぎる。

しかも現在(2019/12/22放送)で来週の予告でザイアが発明したの人間がヒューマギアに匹敵する能力得るやつじゃないですか…使ってヒューマギアと同じようにアークの意志で暴走する可能性あるじゃないですか…。そしたら前述した展開まじで相棒(というか同僚)に引き金放つ展開になるわけで、うわ、つらっ…ってぐるぐる考えていたりします。

いやこんなん好きに決まってる…。こう、殺伐としてる物騒なこと話してる、同じテーブルにはつかない、でもこの二人の程よい距離感を互いが理解してるなって伝わるのが凄い好きです。軽口をたまに叩いてるけど、茶化しあってるのではなく、近すぎず、でも遠くない。その程よさが良いスパイスになってると思います。

或人とイズ(飛電)、滅亡迅雷、エイムズ。この三者三様の関係というのは本編でも描かれていたけれど今作の映画でもよくよく形になっていたように感じました。その上での唯阿がザイアの所属であり、狭間に揺れている(この上でちゃんと信念を持ってると不破の言葉に自分をちゃんと取り戻す)流れが良くていいなーって感じますね。

レジスタンスになってもその距離感が変わっていなくて正直ちょっと安心しました(笑)

 

父を越える、ということ

仮面ライダーでもそうなんですけど「父親を越える」っていうのはやっぱりとても大事なことというか、「父親殺し」にもあるように、自分にとって一番身近な存在って親になるわけで、そこを越えようとしていくのは大事なことなのかなと思います。

其雄と或人は血の繋がりはなかったとしても、お互いが「それが望んだこと」としてぶつかり合うというのが印象的で。「俺を倒して前に進め」という其雄のわかってて自分が立ちふさがるのは親としてのシンギュラリティのそれであるよなあと感じるばかりでした。

或人は或人でそれを受け止めた上で「とぶ」ということを決めていくっていうのは一種の「自立」「親離れ」にも似たもので、雛が成長していくものに近いものを感じました。ドラえもんの「おばあちゃんの思い出」じゃないけれど、できなかったことをする。そのうえで、変わろうとする(まぁこのあとソウゴによって消される部分もあるのですが/あれは個人的には削除されていると考えています。来年の映画で思い出す可能性もあるけど)のはすごく・・こう・・・自立していく姿として美しいなと感じました。

 

ゲストキャラクターについて

まず生駒里奈さん。めっちゃかわいい。白がとても似合っていて撮れ高が高い(笑)マントの長さが3mほどあるというのを見て「ネオ・クイーン・セレニティかな???」ってうっかりセーラームーンを彷彿と思い出しましたが、それでも歩いていく姿すごい本当にひらひらとしていて見ていてきれいでした。宝塚でもありそう。

Figuarts Zero chouette(フィギュアーツ ゼロ シュエット) プリンセス・セレニティ 

 ウィルは銀で全体的に品が良い形で、こう…港区男子というキーワードが2019年は話題になりましたが、そういう「上昇志向」が強いかんじが出ていて、其雄とのギャップが印象的でした。彼が無骨であればあるほど、ウィルが華やかで、同じように「社長」に命じられて仕える側としてのあり方みたいなの、考えていました。

 

ヒューマギアの「幸せ」

これのすけ(ひらがなで書くと一気に刀剣乱舞のこんのすけ感出る)社長が「ヒューマギアに対しての対価は?」についてコメントを返さなかったのを見て彼がどのように彼らを見て考えていたのかをすごく感じました。

彼が見ていたのは「人類の労働からの開放」であって、その代わりにヒューマギアをあてがうというもの。まぁ労働って人間に与えられた神からの罰っていうか楽園追放されたからしょうがないんですよね…*4

で、まぁじゃあ人類の資金繰りはどうやって?ってなるとヒューマギアが築いた成果をもらっていく。彼らに対して対価を与えなかったそれは奴隷制と同じであり、それはシンギュラリティに達した彼らから暴走されても仕方ないですよね。一方で労働法が改善されてそりゃあそうなんだろうけれど働き方改革によって職人の世界とか省力化、時短化が求められているっていう時代の現状もあって、そういう状態の中で「ヒューマギア」っていう存在がきたら誰でも飛びつきたくなるだろうなーとも思います。このへん割と現実的に「そりゃあ飛電が一気に名を馳せていったのもわかる」ってなるもんです。

ヒューマギアへのケアは昨今話題の外国人労働者に対しての日本のケアにも通じるところがあって、やっぱり正当に評価して、彼らも同じように「働いている」と考えていってほしいなあと思うからこそ今作を見ていていくら「鉄の塊」だとしても、人格を宿し、動いているものであるならいたわるべきであり、それについては仮面ライダーゼロワンの話のなかでも漫画家の話であったりさまざまな形で描かれていたので、掘り下げられていったように感じます。時代の問題に結構触れているかんじがしますね。

 

だからこそ、ウィルが信じきれなかったのと、其雄が一度はそちらによりながらもやはり「或人と、自分が笑う未来」っていうのを信じていたっていうのはいわゆるずっと出てきた”接してきた相手”によっての変化というか、ものには心が宿るのはてなのかなぁとも思います。

誰もが幸せにはなり得なくてそれは人間でも同じでヒューマギアもまた、十人十色であるっていうのが株主総会のシーンで見られたの良かったです。

 

特典の話

今回特典が飛電或人社長の名刺、イズの名刺、ソウゴ、ゲイツツクヨミの学生証、そしてシークレットだったんですが…

 あけたらシークレット&ゲイツでした。どうしてそうなった。ちなみに友人は或人とソウゴでしたね!!

シークレットに関してはインターネット的にはコメディ要員に最終的にされるぞとか色々言われていますが(私も彼がコメディ要員にどこまでなるのかそれはそれで期待しています)、突き抜けた今のヒールっぷりで、ヒューマギアを「時代遅れ、無用」としたうえで彼がどんな思考を持つのか、とてもとても楽しみです。

*1:清水エスパルスVSヴィッセル神戸ノエビアスタジアム神戸で試合が12月22日にありました。結果は3-1で敗退。これにより元日の試合はなくなりました。そんなもんなかった。

*2:ジャニオタ的な意味で「うちわ」という枠の中におさめること(規定内であること)が重要であると教わってきたので…

*3:ニュース|仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション | ☆応援上映の楽しみ方☆

*4:聖書参照