柑橘パッショナート

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雨で思い出す「踊る大捜査線」

今週の「はてなブログ」のお題が「雨の日をエンジョイ」からの”今週のお題「雨の日の楽しみ方」”だったんですけど、雨の日のシーンを思い出そうとすると踊る大捜査線の第10話、11話(最終回)が私の中では最初に出てきます。

そもそも雨の日だろうとなんだろうとサッカーだと雨でも試合やるし雨でもカッパ着て野外で飛び跳ねて応援しているという現実があるので*1、そういう意味でも「雨の日の楽しみ方じゃないじゃないか」って話になりそうなんですが、でもまぁどうせなら折角だし私の好きな「雨」の悲壮感からの踊る大捜査線のテレビドラマの楽しいよって話を聞いてほしいです。

ちなみに同じ感じで「雨のシーンで思い出すのは?」って言われたら次に思いついたのはブレードランナー仮面ライダードライブなんですけど(当時ブレードランナーをちゃんと見ていなかった勢として、ドライブを非常に楽しみ、その後ブレードランナーみて「めっちゃ影響受けてる~~~」って楽しみ切ったので、そういう意味でもこの両作の互換性みたいなのは強い。ロイミュードレプリカントの部分とか。結構思うところ多い)

 

そのへんはさておくとして、なんだかんだ踊る大捜査線がめっちゃ好きで「もういい!!!もういいんだフジテレビ…!!延命措置もうやらんでいい!!!というかもう縋らなくていいから!!!!思い出のままきれいにしておいて!!!!!」ってなる気持ちもぶっちゃけ本音でいうとちょっとある(笑)私も含めての「踊る大捜査線」についてのお話です。

 

踊る大捜査線って何?

つい先日十代のフォロワーさんとお話をする機会があり、「踊る大捜査線って何ですか」って言われてめちゃくちゃ「なん……だと……」と震えた思い出があります。ジェネレーションギャップだからしょうがない。

一方でじゃあ、と別のものが好きな人と話をしていて向こうがさも当然のように話すジャニーズJr.の子たちのエピソードやお話を聞かされて「えっ………………誰……………………ごめん………………」ってスンッってなってしまったことも結構あるので(※当時私はサッカー(Jリーグ)と特撮と声優で忙しかったのもある)(今聞くとその子達は「へえ」っていうのが多い)(HeySayJUMPの有岡くんが特撮出ていたとか全く知らなかった。見ていたのに知らなかった)わからない畑にいる人はそれぞれについて「知らなくて当然」なのだと思います。

それこそサッカー選手で言えば今久保建英選手が時の人ですが、何なら先日「久保くんは実質越前リョーマ」という話があがったぐらいですが、それにしたって知名度はサッカーファンや一部ネットニュースやニュースを注目している人がほとんどで、名前は知っているけれどプレーを知っている方はあんまりなのかなっていう。先日のエルサルバドル戦で話題にあがったことで「そんな人いるんだ」っていうふうに友人から連絡が来たので「そっか~~~そんなもんだよね~~」ってなるという。

 

▽「久保建英選手は実質越前リョーマなのでは」という迷言が生まれた出来事

amanatsu0312.hateblo.jp

 

まぁそれは声優界隈でも本当にさもありなんで、知ってる人は知ってるし知らない人は知らないってことがいいたいわけです。

 

話がめちゃくちゃそれましたが、そんなこんなの「踊る大捜査線」について。

踊る大捜査線とは1997年の1月にはじまったフジテレビのドラマです。後にフジテレビではおなじみになる本広克行氏が携わっています。PSYCHO-PASSでも関わっているお人ですね。なのでPSYCHO-PASSが始まったときに友人と「あっこれはPSYCHO-PASS絶対ある程度ヒットしたら実写にしたいやつだろうね」って話していた思い出。

後に本当に舞台になるとは思わなかったけどね!!

 

www.youtube.com

 

設定を見ていると「世界観」を借りた上での物語なので同じで違うのがポイント。お話としてどういうストーリーだったのか興味があったののが記憶にあります。

本広氏はこのPSYCHO-PASSについて「もっと男性ファンが多くなるはずだったんだけど」みたいなことを仰ってぼんやり燃えたのですが、ちなみにその時の試写会に友人と足を運んでたのを覚えています。しかし内容のことばっかり考えてて全然監督の話覚えてなかった。

 男性だろうと女性だろうと楽しめればいいんだよ~~っていう考えを持っているので、まぁ何にしてもPSYCHO-PASSPSYCHO-PASSでいろんな方面に人気が出てよかったなと思います。好きなキャラは縢ですが、常守と宜野座のコンビが好きです。後「散れ、漆黒」っていう必殺技 迷ゼリフに関して言うとすごくBLEACHみたいだなって当時思った思い出。

 

話が本広氏にいっちゃったので戻しますが、踊る大捜査線に関しては正直作品よりも「楽曲」が有名なんじゃないかなあ。

踊る大捜査線より Rhythm And Police

踊る大捜査線より Rhythm And Police

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 お台場のほうへ行くと駅の発車ベルが踊る大捜査線なのが有名だと思います。Twitterかなんかで「えっ…なんかめっちゃ怖いんだけどこの音楽…」って言ってる子がいてジェネレーションギャップ~~~っていうお話を見かけました。しょうがないそんなもんだ。

 

踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!

 

 

お話の特徴として、当時としては珍しい形の作品でとても現代的というか…いわゆる一つの「警察」というイメージを新たに構築していったものではないかなと。

臨海副都心、お台場にできた新しい警察署「湾岸署」。通称「空き地署」と呼ばれるこの署に、新人刑事が赴任してきた。青島俊作、29歳(織田裕二)。コンピュータ・メーカーの営業マンから転職した、脱サラ刑事だ。刺激的な犯罪捜査に憧れてこの職を選んだ青島は、意気揚々、やる気満々、満面笑顔で初出勤してきた。

(公式ホームページより)

  •  「脱サラ」の刑事であるということ
  • 理想と現実突きつけられまくり
  • 所轄と警視庁のズレ(警視庁=本店、所轄=支店という発想)
  • 警察官のサラリーマンぽさ

警察もののイメージっていうと「名探偵コナン」「金田一少年の事件簿」みたいなかんじの警視庁捜査一課!!みたいな印象が強かった(THEデカ!!!みたいな。太陽にほえろ!みたいな)なかで、異色の雰囲気であったと記憶しています。

 

主演は織田裕二氏。

柳葉敏郎氏、いかりや長介氏や深津絵里さんも出ていました。私の理想の女は今も昔も深津絵里さんである。

深津絵里さんはこの後に「きらきらひかる」という監察医ものの作品を演じているわけですが、私はあれもめっちゃ好きなのでおすすめしたい…。同じものを題材にしているアンナチュラルとかVOICE(瑛太主演。生田斗真氏や石原さとみさんがこっちにも出ている)との違いや、共通点なども見れる。

ちなみに私の好きな女性のタイプは深津絵里さんがやってたすみれさんと、きらきらひかるに出ていた松雪泰子さんの月山です。強い女の人めっちゃ好き。\私を誰だと思ってんのよ/

踊る~の外伝に出てくる内田有紀ちゃんもめっちゃかわいいのでよろしくおねがいします。

 

まぁとにかく踊る大捜査線における私が受けた影響力っていうのは半端なくて。

ドラマ上、エヴァンゲリオンやルパンに影響を受けた演出の仕方っていうのもあったっていうのを後に知って(当時エヴァに関しては「怖い」って印象が先行していた)、ちゃんと見直したし(そしてやっぱり「なるほどわからん」ってなった)(とりあえず続き待ってます)、後は砂の器とか、天国と地獄といった映画のパロディ…というか「この作品がキーになっている」というものをちゃんと見て「ああ~~~なるほどこうなったんか~~!!」って感動したのを覚えています。

映画1作めの天国と地獄の描写めっちゃ好きです。かまんだに関してはマジ砂の器

で、私は東京に住んでいるものですからまぁ至極当然とばかりにお台場に憧れを抱いたし、lalalala love somebody tonightのごとくめっちゃあそこ歩いたのも覚えているし青島コートめちゃくちゃ欲しくて公式が出したもの「ほしい!!!!」ってお年玉を握りしめた思い出もあります。親に全力で止められたけどイエベ秋とPC診断された今「めっちゃ私似合うのでは!?!」とハイパーMAXテンション高く思ったりもする。そういう話じゃない。

お台場いって、展示会も見ました。実際に映画で作られたシーンも見ました。ピンクサファイア今でも「どうみてもセーラームーンじゃないか」って思ったのもいい思い出。

 

Love Somebody

Love Somebody

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 雨のシーンについて

雨のシーンって涙と一緒に溶けていくじゃないですけど、それだけで存在感があるじゃないですか。ブレードランナーの名言*2でもそうなんですけれども、とてもきれいで、心情に訴えてくる「なにか」がある。

その中で、いわゆる【職業ドラマ】としての部分とコメディの部分とシリアスを全部合体させた踊る大捜査線における最後の事件についてどんな意味合いを持つのか。

 

全ての「今まで」の流れが会った上での、上と下という関係、キャリア・ノンキャリアという立ち位置を踏まえてからのシーン。

雨というのは証拠を流してしまいます。指紋とかね。そういう意味でも警察ものでは雨って重要なわけですけれど、10話の真下という存在からの青島俊作という警察官が走る描写としてとても美しく、しんどい。しんどいの極みである。あれこれ当時私どんな気持ちで来週見てたんだろう全然覚えてないけど「エーーーー!?!!!」ってなった思い出がある。しんどいオブ・ザ・イヤー97堂々受賞の瞬間。

 

そんなこんなで、私はTVシリーズ踊る大捜査線がとっても好きで、映画も1作めがめちゃくちゃ好きなんですけど、一方で「もうやめたれ…やめたって…」っていうのは多々ある。

これは特撮における「仮面ライダー電王」でもめっちゃくちゃ同じことを思っていて、そのへんについては特撮ブログでも有名なジゴワットレポートさんをみてほしい。

 

 

www.jigowatt121.com

www.jigowatt121.com

 

 

ただ、それもあってこその「今、自分はこれを見ているんだ」というヒリヒリ感みたいなのは絶対的にあって、それを踏まえた上で考えることはたくさんあるよな~~っていう部分は私が今回ピックアップした「踊る大捜査線」っていうのにもあると思います。

踊る大捜査線も何年も沈黙を貫いていたにもかかわらず、いろいろな展開で出してきました。そりゃあ節目節目に。

お台場という通称「空き地」だった場所が副都心として形を為した頃、フジテレビというテレビ局がヒットメーカーだったのもあると思います。当時のフジテレビの最強感は私も当時感じていたし(勿論全てが良いとは思わないけれど)、その中でも踊るはドラマの中で印象に残った作品として今でも上げられる。

だから「もう…もう無理させないで…!!きれいに終わらせて…!!」って賛否がでるのもメッチャクチャわかるのだ。作品展開で無理してドラマチックに描かなくてもいい。一つ一つの事件を解決して、これからも彼らは地続きの日々を生きていく。でもみたい。展開があるのは嬉しい。でも想像するのが楽しいのかもしれない。

 

このジレンマは「トクサツガガガ」でも描写されていて、実際シュレディンガーの猫状態なんですよね。わかる。で、見終わった後に「楽しかった、楽しかったけど」っていう”だけれども”が付いてしまう。やらなければよかったんじゃないかというファンのジレンマもあって、でも動きがあるからこその「見られている」という事実もある。

未来を公式に決められることっていうのはある意味で「その他の可能性を打ち消された」ということにも繋がるので、そういう意味で悩ましいってのも非常にわかる。

絶対的にある「思い出補正」というものが誰よりも何よりも難しいもので、変わったものと変わらないもののジレンマ、そこに生じる《当時見た自分の状況》と《現在の自分の変化》っていうのもあるわけで。

昔食べたものが鮮明に記憶に残っているのに今食べてみたらあっ…普通……ってなるのとか結構あるわけなんですがそれは、舌が肥えてしまっていたり、自分の食の変化だったり、いろんなことが積み重なって「同じタイミングなんて何一つ無いから」なんじゃないかな。これは何にも通ずるのかもしれない。

 

その上で何度も何度も振り返るような「雨のシーン」が90年台という世紀末を超えて、令和になった今でも鮮明に記憶に残っていて「じゃあお前の好きな雨のシーンは?」って言われたら「踊る大捜査線の雨のシーンめっちゃ好き」ってなるから不思議なものですね。

 

今まさにふと気づいたんですけど、踊る大捜査線の雨のシーンとはちょっと変わりますが、PSYCHO-PASSの1話も雨だったなあなんてしみじみしています。あれも理由はいろいろ似ている部分がありますよね。息が白い冬のツンとした匂い、雨独特の湿気。色んな感情や、ものを「流す」豊穣ととるのか、それとも隠滅と取るのか。

#1 犯罪係数

 

#1 犯罪係数

#1 犯罪係数

 

 

雨のシーンに注目して警察モノ見ているといろんな発見がこれからもできそうですね。思えばドライブもブレードランナーも「追うもの」「追われるもの」があるという意味で踊るやPSYCHO-PASSとしかり、類似点がありました。

そういう意味で、やっぱり「雨」の刑事モノって、着眼点それぞれあって、注目するべき場所、類似点、相違点を探すのって楽しいなってお話でした。

 

とりあえず「雨の日のエンジョイの仕方」ということで「映像作品見ようぜ!!!!!!!!!!!!!!!」と叫びたいと思います(笑)

*1:そういう意味では屋根があるチームが非常に羨ましい。札幌ドームでやるコンサドーレ札幌とか天国かって思う。

*2:雨の中の涙のように