柑橘パッショナート

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【オシゴトガタリvol.28】体育会系の作曲家「林ゆうき」が放つ”×(カケル)”の音楽

「推し」のスタンス人それぞれ、同じ「推し」でも感じ方も人それぞれです。……ということをここ近年改めてより感じるばかりです。

ということで、弊ブログのメインコンテンツの一つでもある「オシゴトガタリ」も着実におかげさまでいろんな方にお話をお伺いしていますがそのたびに「そうなんだ」「面白いな」と勉強になるばかりです。

今回のお話も新たな自分自身の「発見」と「出会い」でひたすら「なるほど」とびっくりしたり感心したりするばかりでした。

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「オシゴトガタリ」今日もよろしくお願いします!

オシゴトガタリについて

  • 「推し事」をテーマに色んな人にあなたの推しって何でしょう、とお伺いする企画です。
  • このブログの管理人が、「推し(好き・応援・大切・考察対象等マルチな意味を指す)事」をしているフォロワーだったり名乗りを上げてくださった方に対してインタビューしています。
  • 「無理しない」「楽しい!を人から教わる」ことを基準に行き当たりばったりで行っています。
  • 1ミリも知らない(ミリしら)のものなら「そのもの」を教えてもらって知っているものなら「この人はこういうところが好きなんだな!」と感じる。

それができる場所。それが「オシゴトガタリ」です。

今回お話をお伺いしたのは結月美琴さん。いきなりご連絡してしまって申し訳ないです…そして快諾していただけて本当に感謝するばかり。

 

twitter.com

音響監督/声優/作家/歌手と多方面にいろんなことをされていらっしゃいます。「脚本」というものを書くことは「小説」というカテゴライズとまた異なると思うので、いろんな活動に活発的な方のお話を聞いてすごく刺激になるばかりです。

yuduki-mikoto.themedia.jp

こちらが公式サイトさん。アイキャッチがおしゃれ!!また、公式ホームページにはサンプルボイスもありました。

youtu.be

声優さんとしていろんな役を演じられるのだなぁ、すごいなぁと改めて末席の声優ファンとして「いろんな人のいろんな努力で成り立っていること」に拍手を贈りたいばかりです。

 

ということで、そんな様々なところでご活躍をされている結月さんに「あなたの”推し”について教えて下さい!」とお聞きしたところ作曲家の「林ゆうきさん」について教えていただくこととなりました!

 

林ゆうきさんのページ

twitter.com

www.legendoor.com

 

お名前は…知っている…気がする…!と少しふわっとしている認識でしたので、これを機会に色々教えていただきました!個人的に調べてびっくりしたのは買っていたサンドラ(あさが来た)のご担当をされている方でした。ああ~~~~ああ~~~~という変な声がでました(笑)

「元体操選手の作曲家」というのも初めて知ったのですごい「知らなかった…!」がいっぱいです。

 

 

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 「林ゆうき」という作曲家について

―この度はご快諾いただきまして誠にありがとうございます!林さんについてあまり存じ上げないので、色々教えていただけたら幸いです。林さんはどんな曲を手がけられていらっしゃいますか?

劇伴作曲家で、アニメやドラマの曲を手掛けていらっしゃいます!

パッと出てくるのは「ハイキュー!!」や「僕のヒーローアカデミア」「ONE PIECE」「プリキュア」「ポケットモンスター」などですね!

(ジャンプをはじめ、キッズも大好きジャンルまで幅が広い…!)

 

―少年漫画の印象が今ぱっと聞いたかんじだと強い感じですが、そこに燦然と輝くプリキュアの文字が気になってしょうがないです…!でもプリキュアも努力友情勝利要素たくさんありますもんね…!(笑)結月さんは林さんをどちらで意識されましたか?

ヒロアカやハイキューの曲を作業用に聴いていた時期がありまして、そこで名前は拝見しておりました。

 

ハイキュー!! O.S.T. 1

ハイキュー!! O.S.T. 1

 

 ハイキュー!!のサントラジャケットめちゃくちゃ可愛いですね…おしゃれ…O.S.Tならではのオリジナルのデザインされているのめちゃくちゃ好きです…)(OST2が影山というセットも非常に良い…)

 

ただ、明確に意識したのは、作曲家を探している時に、たまたまウチの母が林さんを紹介してくれたのが最初でして……。母は新体操関係の仕事をしているので、「林ゆうきくんって知ってる?その人なら紹介できるよ」って。母は林さんが有名なのを知らなくて、紹介してくれたんですが(笑)

お電話でお仕事の相談をしたら、丁寧に答えてくださいました。それで、完全に意識して色々聴くようになったんです。

(まさに「お仕事の繋がり」からですね!その上でお母様が紡いでくださったご縁というのも素敵だと思います。実際に「この方が作っていらっしゃるんだな」と認識した上で聞くのと、そのまま聞くのとでは印象がまた違っていそうだなぁと推察します)

 

―お母様のご縁!素敵ですね!ちなみに「林さんの楽曲」として手に取られた作品は覚えていらっしゃいますか?

直接お話した後、最初に買ったサントラは「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」です。

dabudeka.com

第1話 二つの太陽にほえろ!

(クリックするとアマプラ第一話に飛びます)(確か新作アニメ情報で見かけて気になりました。バディ刑事物っていいですよね…第一話見てパロがいっぱい!!と楽しませていただきました!)*1

DOUBLE DECKER!はメインテーマが一番好きです。今までの印象と違ってオシャレな曲だったので、こういうテイストでもかけるのか!と益々好きになりました。

 

DOUBLE DECKER!

DOUBLE DECKER!

  • provided courtesy of iTunes

 

 (おしゃれ~!!!!!!!!!!勢いがあってかっこいいですね!)

(「古畑任三郎」「相棒」「踊る大捜査線」「特捜9」などもそうですが刑事物ってサントラが絶妙に粋ですよね…!と思ったら林ゆうきさんは「BOSS」も手掛けていらっしゃるということで「なるほど~!」となんだか納得しました。それぞれにそれぞれの魅力が詰まっていて、「刑事物アニメ」でありながら洋画ぽさやドラマぽさも孕んだ「DOUBLE DECKER!」というテーマもすごく聞いてて楽しくて好きです…!)

 

「体育会系な音楽家」な人

―意識された上での楽曲をご紹介いただきましたが、今度は「思い入れのある」楽曲を教えていただけますか?もちろん「このシーンで使われてたもの!」でも大丈夫です!

やはり、ハイキューは熱いですね!

林さんの音楽って劇伴なのに、背景的な感じじゃなくて画面と対等なんですよね。それに本人もアスリートだった方なので、試合中の疾走感や、選手たちがその一本に全てをにかけている感じ、アドレナリンが全開で吹き出す音楽を作れるのかな…と。

個人的にはこの"上"という曲が好きです。公式Youtubeでフルも聞けます!*2

“上”

“上”

  • provided courtesy of iTunes

 

 

ハイキュー!!、原作漫画は見ている一方でアニメはなかなか見る機会がなかったんですが…楽曲から伝わるゾクゾク感がいいですね!「バレーは常に上を向くスポーツだ」という言葉がありますが、その「上」をダイレクトにタイトルにしているだけあって心に刺さるというか、攻めの姿勢が見えるような、ぐわっと勢いが伝わってきます。試合シーンに使われているのだと思いますが、かっこいい!「最初の入りがかっこいい」からの「段々ボルテージが上がってくる」感じがします…対決シーンがどんどん想像したくなります)

 

―なるほど、もともとご自身もスポーツをされていた方だからこそハイキュー!!のドラマティックなシーンがより一層描かれていく時にカチッとハマっているのかもしれませんね。調べてみたらドラマでもスポーツものをたくさん手掛けていらっしゃられてすごく納得しました。「画面と対等」という響き、すごく素敵だと思います。

ハイキューのアニメは音楽の面でも作画やキャスティングの面でも、非常にクオリティが高くて、原作ファンだった自分としても大満足です。

Chapter.3  

(アニメ、そして2.5の舞台も含めてどこを見てもハイキュー!!についてすごく「良い」という評価を耳にし続けているので一挙見したい次第です……)

ちなみに余談ですが、自分は主人公の日向くんと誕生日が同じです(笑)

(余談を重ねてみますが私はいませんでした…(笑)誕生日が一緒だと嬉しくなっちゃいますよね!)

 

―音楽家って、ピアノの前に立ちたくさん書き出して考えられるタイプの方(建築家タイプ)か、一気に思いついて書き出していくタイプの方(発明家タイプ)のイメージがあるのですが、結月さんが感じられる林さんはどんなタイプの音楽家さんでしょう?

林さんは元々新体操選手なんです。あの世界は減点方式なので、一度失敗すると点数は戻らないんですよ。その一本に全力集中…それは音楽にも現れている気がします。

林さんは一言でいうなら、「体育会系の音楽家ですね。

作曲を始めた経緯も新体操で踊る曲を自分で作りたかったというところらしいので、体に流れているリズムが、クラシックやポップスとは全然違う。作家始めた当時はピアノもまともに弾けなかったそうですし、楽器経験はなかったそうです。音大にも行ってなくて、独学で学び、師匠の元で修行したんだとか。

情熱が先行して、あとから理論を学んだ…という経歴が特殊な作曲家さんです。

(新体操、と言われると「朝倉南ちゃん」(タッチ)のイメージがあるのですが、力強さとバランス、相当のトレーニングが必要であると認識しております…だからこその「集中力」も含めての力強さとしなやかさみたいなものを感じられるのかもしれません。言われて「なるほどなあ」とめちゃくちゃ納得しました)

(新体操選手→作曲家の経歴、他になかなかお聞きすることがないタイプでびっくりしました…スポーツものへのかっちりあっている感に納得です。新体操というと音楽と合わせての躍動のイメージがありますが、体に染みこまれたご自身ならではのリズムの馴染みが作る側としてオリジナリティーになっていらっしゃるのもドラマですね。)

(その上での「体育会系音楽家」という表現と、臨場感のある音楽+ご本人の情熱に納得ばかりしています。リーガル・ハイもテンポアップの瞬間が垣間見られる「ここで切り替わった!!」みたいなワクワクがリズム良く聴き心地いいですし…。ぜひ新体操の選手たちに向けても楽曲を作っていただきたいなあと思うのですが、そのへんはまだやってらっしゃらないんですかね…?)

LEGAL-HIGH

LEGAL-HIGH

  • provided courtesy of iTunes

 

(「体育会系な音楽家」という表現とてもしっくりきました。だからこその「ワクワク」とか「ドキドキ」があるのかな、と感じます…「音楽は音楽」と割り切って聞くのももちろん楽しみ方の一つだと思いますがルーツを聞いて掘り下げていくと「うわ~!!」ってなる部分もたくさんあってワクワクします…!

音楽というものを「聴いて表現する」という立ち位置から「自分が動くのにあった曲を作りたい!」というのめちゃくちゃかっこいいですし面白いですね!

プレーヤーならではの「こう動きたい」「ここでこういうのするんだ!」の夢が実現されていくというか…劇伴音楽ながら5:5の、音楽にストーリーをもって印象づけていくことで密接に互いに高め合っている姿がスポーツものっぽさ(イメージですが)も感じられます。音大等の「知識を学ぶ場所」ではないからこその大変さもある中ですが(ピアノまともに弾けなかったというの驚きました)師匠の方に情熱が伝わったからこそのストーリーが盛り沢山でお話聞けば聞くほどご本人がなんだか漫画やドラマに出てきそうな魅力を感じるばかりです。)

 

「シーン」と合わせての「楽曲」

―「思い入れのある楽曲」のお話を先程していただきましたが、結月さんの中で「シーンとの兼ね合い」として好きな楽曲をご紹介いただけますか?

 

了解です!ではいくつか…

 

ハイキュー!!「コンセプトの戦い」

1つ目はハイキュー!より「コンセプトの戦い」。

 

コンセプトの戦い

(アマプラのアニメ本編にクリックで飛べます)

春の高校バレー宮城県予選決勝に進んだ烏野高校は、“ウシワカ”の異名を持ち、恵まれた体格で全国屈指のスパイカーとして知られる牛島若利を擁する白鳥沢学園高校と対戦する。

牛島の強烈なスパイクや天童覚の厳しいブロックに圧倒される中、烏野高校はブロックの要・月島蛍の冷静なディフェンスで粘り、日向翔陽や影山飛雄の攻撃で盛り返していくが……。(シネマトゥデイより引用)

 

同名の話で使われた白鳥沢戦のBGMです。

コンセプトの戦い

コンセプトの戦い

  • provided courtesy of iTunes

 

まさしくジャンプの友情、努力、勝利を体現した音楽です。

最後、日向に繋がる全員攻撃のシーンは、心の中で「いけえええええっ!」と叫ばずにはいられない!公式映像と共にお楽しみ下さい!

www.youtube.com

 

(まさに「全員攻撃」の上での、つなげてつなげて”そのひとつに向かって”の多彩な攻撃パターンだからこその勢いが増していくのがかっこいいです。登場人物一人一人の目が「ボール」に向かって、その上で動き、チームとしての「コンセプト」が出来上がっている烏野の空気がいいなぁと。だからこその翔陽の飛んだ後の360℃回転やすっと音が引くかんじも含めての緩急がすごい良い…背後からカラスが来るシーンでカラスの鳴き声との描写と、打ち込んだあとの「いけ、いけ……!」みたいな視聴者が緊迫するかんじというか……すごく熱い楽曲であるはずなのに、どこかで「静か」だとか「伸びやか」な部分もあって「このシーン」とのマッチ具合がとても素敵でした。そしてこの白鳥沢の話は劇場版にもなっているのですね…!)

 (あと白鳥沢編のサントラのジャケットが1年生絵でめちゃくちゃかわいくて好きです……わちゃわちゃ感が素敵…!)

 

僕のヒーローアカデミア「Jet Set Run」

2つ目は僕のヒーローアカデミアより「Jet Set Run」

Jet Set Run

Jet Set Run

  • provided courtesy of iTunes

 (ヒロアカもCDジャケットめっちゃ可愛いですね…個性が出ている…!)

TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」 2nd オリジナル・サウンドトラック

ヒロアカといえば「You Say Run」の方が馴染みがありますが、個人的にはJet Set Runも好きです。

You Say Run

You Say Run

  • provided courtesy of iTunes

(こちらも有名な「You Say Run」。ヒロアカ未履修なのですがこの楽曲は聞いたことが…!) 

 

ハイキューとヒロアカで明確に違うのは"師弟関係"なんですよね。それが音楽に乗っている気がします。

そして、この曲は体育祭で主人公ともう1人のライバル、轟くんとの戦闘で流れます。主人公のデクは生まれつきなんの個性もなく、スーパーパワーを師匠から貰ったものの、まだ使いこなせていない。

対する轟くんは、ヒーローの親から炎と氷の二つの個性を与えられたのに、父が嫌いで炎の個性を使わない。そんな違う境遇の二人がぶつかり合うシーンの曲です。

第23話 轟焦凍:オリジン

出久VS轟。開始早々、轟は一瞬で勝負を決めようと“個性”で強力な氷結を繰り出すが、出久は自損覚悟で「ワン・フォー・オール」を発動して対抗する。

轟の攻撃を“個性”で凌ぐ度に負傷していく出久。「オールマイトのようなヒーローになりたい」その一心でボロボロになりながらも立ち向かってくる出久に、心が揺れ動く轟。

むかし母からもらった言葉を思い出し、ついに轟は左手の“個性”を解放し炎熱を身にまとう。

「俺だってヒーローに…!!」お互い100%のぶつかり合いの行方は…!?

(公式ホームページの「エピソード」より引用)

(クリックするとアマプラレンタルページに飛びます。1期23話に収録)

曲の緩急の付け方と二人の感情のピークがシンクロしているので、アニメと合わせてぜひどうぞ!

youtu.be

www.youtube.com

 

 

(ハイキューもヒロアカも同じジャンプですが、ちょっとまた違いがあるのがいいですね!一つとして同じ作品がないからこその「音楽も当然違っている」というのが感じられるというか……!境遇が違う、立ち位置が対比的な二人がぶつかりあうからこその良さというか…。出久に対して「この状況で何笑ってんだよ」の下りのシーンが高めあっているからこそのライバル関係の良さの描写としてちょっと落ち着いていて(’話をしていて)だからこその次の「動き」になっていくのが勢いとしてのっていくのが音楽との連動も含め手非常に良いというか…)

(どちら側の目線としての音楽としても見れますし(デク側からしてみたら自分の闘志がすごいものを見て、畏怖とともに超えたい気持ちにも見えますし、轟くんからすると自分自身の変わっていく瞬間みたいなものを見えている気がします…)音楽、動きとのあわさりかたがかっこよくて見てて「熱い…!」とわくわくさせられました。良い少年漫画というか……自分の中で向き合ってやる、っていう流れが好きです。「なりたい自分になっていい」という言葉を思い出しながら、自分の目指したいものは何なのかをはっきりと受け入れていくくだりとして「轟くんのはじまり」であり、同時に「出久」にとってもはじまりとして向き合うのがめっちゃ熱くて素敵ですね……バトルシーン良い…ぜひ2つセットで!ということだったので見たのですがすごい勢いで見入りました…ワクワクが止まらない…) 

スター☆トゥインクルプリキュア「スターカラーペンダント!カラーチャージ!」

 3つ目はプリキュア作品から「スター☆トゥインクルプリキュア」の変身シーンに使われている楽曲を!
実はプリキュアが変身シーンで歌うのはこれが初めてなんです。

それぞれの変身バンクも可愛いので是非!

スターカラーペンダント! カラーチャージ!

スターカラーペンダント! カラーチャージ!

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(か、か~~がや~く~~~ほ~~し~をあつめて~!!!!!!!!!!!!のやつですね!!!!!!!!!ニチアサ見ているので「知ってる曲だ!!!!!!!!」とめちゃくちゃはっとさせられました)

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(変身のでででで…と「くる?くる?」みたいなとこから一気にきーらーめーくー!!となっていくのめちゃくちゃかわいいですね…「スタートゥインクルー!」といっているのもいいというか……。SEの有効活用というか……変身とSEと音楽が3つ合わさることで非常に印象付けられるというか、数話飛び飛びでみたぐらいのにわかの私でも「この曲知ってる…きーらーめーくーのやつだ…」となるぐらいインパクトがあるやつだ…と有る種「この人が作っているの!」とびっくりしました。キャラソンではないですが、調べてみたらプリキュア全員それぞれがソロで歌っているものもあるんですね…余談ですが見た回のこともあってか私はソレイユが好きです……/笑)(そして「歌うのはじめて」ということもびっくりしました。確かにEDは印象がありますが変身シーンで歌っている子たちはいないのか……と。キャラソンプリキュアはある文化だと教わってるので、そういう意味では「馴染み深い」し必ず入るシーンとして「変身シーン」があるからこその印象づけとしてもとても素敵ですね。この作品のコンセプトである「惑星」「星」「キラキラ」の雰囲気が詰まっているのも可愛くて好きです…!)

 

ボールルームへようこそ

この曲!というピンポイントではないですが「ボールルームへようこそ!」という、社交ダンスがテーマのアニメも林さんが劇伴を作っていらっしゃるので、作品と合わせて聞くならオススメです!

TVアニメ『ボールルームへようこそ』オリジナルサウンドトラック

やはりダンス系は強いし、かっこいい曲も可愛い曲も、体が動き出しそうになるのが、林さんの曲の特徴です。とにかくテンションを上げたい時に聴くのがオススメですね。

 

ボールルームへようこそ、1期までなのですが見ていたので「ああ~!!!!!!!!!作られてるのですね~!!!」となんだかすごくしっくり&納得しました…ご経歴や他の楽曲を踏まえて聞いていくと「林さんが作った」というのも納得するというか、作品のコンセプトがコンセプトだけに「この楽曲すごいなあ」とか「素敵だなぁ」と思うところがたくさんあって、その上での社交ダンスの「スポ根」要素もしっかり踏まえているからこその音楽が馴染みよく、かつ効果的に動かれているので聞いてて楽しませていただきました…!)

ボールルーム、社交ダンス

ボールルーム、社交ダンス

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(良い意味でディズニーファンタジーのようなワクワク感が詰まっている「キラキラとした世界観」と、その上での泥臭さ、白鳥のような努力部分が見える作品だからこその音楽との兼ね合いが非常に素敵ですよね)

Shake Shake

Shake Shake

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 (まさに「新体操」をやってきた林さんだからこその音楽と身体のシンクロ具合がワクワクします。shake shakeは楽曲が好みなのと身体が小刻みに揺れるようなかんじも含めて好きです・・)

 (主題歌のUNISON SQUARE GARDENの10%roll,10romance*3もすごく好きで聞いているものですから一つ一つのシーンの良さを噛み締めながら見直したいなぁとつくづく思うばかりです…)

 

想像力が働く音楽達

―自然と動き出してしまうような、心が乗ってしまうような「ハイキュー!!」「ボールルームへようこそ」「僕のヒーローアカデミア」などが上がりましたが(どちらかというと「静と動」でいうと「動」が多いという印象です)、反対に「静かに見えるでしょう…実はね、これはね、聞いてみるとすごく勢いも出てくるんですよ……」みたいないわゆる”ギャップ”を感じられた作品等あったりしますか?沢山の緩急を持った方だからこその表現として予想外な物もたくさんありそうな気がします。

声優の梶裕貴さんがプロデュースしているプラネタリウム番組の音楽を林ゆうきさんが担当しているのです。

planetarium.konicaminolta.jp

これ、実は自分もまだ行けてないんですけど…(笑)

世界の色んな星空を音楽で表現していて、先に曲だけ聴いてます。「何も変わらない日常」という導入の曲が好きですね!

何も変わらない日常

何も変わらない日常

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林さんの曲は空間広めの壮大なストリングスの中に際立ったメインテーマやメインの楽器が流れる事が多いので、その壮大さが宇宙や星空というテーマに合ってるなと感じました。

綺麗で静かめの音楽でも、何か芯の強さがあったり、心に優しく火を灯してくれるんですよ。そして、彼の音楽はダンス的な意味だけでなく、体も心も自然にノれる感じがしますね。

 

(梶さん本当に色んな所にいらっしゃる…アグレッシヴに活動されていて「声優」というもともと裏方と言われがちだったお仕事からどんどん前に出ていってらっしゃるなぁという印象です。数年前に推しのラジオ(※ジャニーズ)に来たとき一人でめちゃくちゃびっくりしたのを思い出しました)*4

(「何も変わらない日常」がいわゆるイントロダクションとしてすごく落ち着いていて、心穏やかな感じで、こう、これいったら「それが仕事だから」ってなっちゃうのかもしれませんが、他作品とはまた違った良さが詰まっているなぁと…。そこから「Starry Globe 世界をめぐる星の旅」だけでも印象が違いますし、大きく壮大な雰囲気に広がっていくのも含めて流れがすごく素敵です。(そこから流れてハワイになって「ハワイだ…」って一発でわかる楽曲作られているのもちょっとなんだか良い意味でふふっと微笑ましくなりました…)

ハワイ

ハワイ

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 (その上で「ハワイの星空の伝説」(モアナでおなじみの「マウイ島の伝説」とかもしかりですねのつながりとか、柔らかさも持ち合わせながらのしっとりとしているかんじにどこか雰囲気を噛み締められるなぁ……と体感させられます。ハワイの星空の伝説、ハワイとも「ハワイの星空」ともまた違った「誰かの言葉から紡がれる物語」としての明るさがあって良いですね。よるに見る星空なのに、どこか明るい。)

ハワイの星空の伝説

ハワイの星空の伝説

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(「壮大さが宇宙や星空というテーマに合っている」というのも聞いててとても納得しました。楽器の使い方とか細やかなところは学がないので分からないのですが、一曲一曲に情味が感じられて、いわゆる【タイトルと音楽を聞くだけで想像できるものがある】感じがしますね。その上で、ここから梶さんの星に関するナレーションや視覚的に見る【楽しみ】が付随されていくことを考えていくと「どうやるの!」感が…いつか聞いてみたい次第です!静かだからこその内側に込められた一本の芯がぶれていないのが分かる気がします。ゆったりと、でも確かに「ある」というか、概念に似たものがあるのかなぁってホクホクしました。「タイムズスクエア」と「カンボジア」はそれぞれの日常を描いている(のかな?)なかで、それぞれの世界でいきる人たちの日常として刻まれているからこそ自然にノれるものがありますし…試合や戦闘以外にも日常があるからこその彩られる世界観にも寄り添われている部分もすごく感じられました。)

 

―ちなみに、調べてみたらコンサートもされていらっしゃったようで…!結月さんはコンサート等は行かれたり、見られたりしましたか?その時の感想とかもあればぜひお聞きしてみたいです!!

林さんのライブはタイミングが合わず、まだ生で見れていなくて、自分もYouTubeなどで拝見しております。

コンサートでは林さんもプレイヤーとして参加しており、曲への想いなんかも話していましたね。

10周年記念の劇伴食堂はやし屋は集大成といった感じでした。早く生音で聴いてみたいです!

www.youtube.com

 

(まさに「食堂」というタイトルの通り「こんな曲も」「あんな曲も」というものが選びたい放題というか、見ごたえと聴き応え、食べごたえが詰まったような林さんが紡ぐ音楽達。その音楽が一つ一つ、生で聞くことでの衝撃というか…発見もたくさんあるのだろうなぁと動画を見ながら思いました…好きな曲やられちゃったら泣いちゃう…) 

林さんを「知った」あなたへ

―たくさんのお話、ありがとうございます!それでは、私のように「劇伴音楽に注視したことない/何気なく聞いていた」人や「聞いているけれど知らない」という方々に向けて結月さんの「こんなふうに楽しいよ!」「林さんに触れる楽しみ」などを教えていただけますでしょうか?

林さんの曲はとにかく熱いので、個人的には、締め切り前の頑張り時や筋トレ時にかけています。

高揚感を得たい時に、聞くアドレナリンとして、皆さんもどうぞ!

そして、気になったアニメやドラマを是非見てほしいのです!曲だけでも十分にカッコいいですが、シーンと合わせるとより楽しめます。

 

―素敵なお話ありがとうございました!!!

 

お話を聞いた上で……

音楽というのはもちろん「音楽だけでも成り立つ」ものだとは思いますが、その一方で劇伴という作品を通して見ることでまた顔が変わるものもたくさんあります。

林さんのお名前を聞いて自分でも検索をかけて前情報として調べたときに「このひとか!」となるほど納得した(「あさが来た」などは存じ上げていたので…)のですが、一方で「じゃあ具体的に音楽家さんとしての素敵な部分を教えてもらうとしたらどんなところを聞いてみようかな」と探り探り結月さんに聞いていったのですが……。

 

例にあげてもらった、おすすめの音楽である「ハイキュー!!」と「僕のヒーローアカデミア」というジャンプ作品2つをとってみてもそれぞれが”見せたい”と思うコンセプトが違うということもあって色合いが違うのが印象的でした。

ハイキュー!!はコミックス途中までな上に僕のヒーローアカデミアに関してはほとんどミリしらがゆえに聞きながら「なるほど」「そうなのか」とウンウンうなりながら見て、実際にこうなんだ、ああなんだと感心するばかりです。

 

また、ハイキュー!!の中のベストシーンを講師域が取り上げられているものがあったので自分でも見てみたところ、原作で印象的だった山口のサーブを青葉城西高校相手に入れるシーンがすごく丁寧に映像で、そして音楽で描かれているのが素敵でした。人気なシーンなのめっちゃ分かるし原作でもいいシーン、映像で見てもいいシーンと一度で二度美味しくて、まさに「入れ」「いけ」「できる」という気持ちからの爆発が全面的に伝わってきたシーンでした。その前の段階のツッキーとの喧嘩を踏まえての成長していくくだりは「少年漫画」としての王道部分を踏まえているし、その中で音楽がギラつくだけではなくて歩み寄っていくのが見えるのが好きだなぁ良いなぁとなる名シーンですよね。

www.youtube.com

 

www.youtube.com

2つが揃ってめちゃくちゃ良いシーンなのがビシビシ伝わってきます。

 

林さんご自身のインタビューをインターネットの海をさまよってみた所偶然お見かけしました。

 

 

www.jasrac.or.jp

一緒になることでプラス(+)になるのではなく"かける"(×)ことで相乗効果を狙わなければと。0.5秒ずらすだけで、盛り上がり方が激変することを意識して作っています。トリハダが立つ瞬間を生み出したいので。今、自分が一番作り出したい音楽には、その瞬間が欠かせません。

 

「鳥肌が立つ瞬間」というのはまさに言い得て妙というか、物語のピークとかカットで見た中での印象的なシーン、心に刺さるシーン、しんどいシーン(めちゃくちゃ感動するシーン)全部含めてそれぞれ、何かしら「心に刺さる」ところってありますよね。

見ていて引き込まれるところでいうとまさにプリキュアの変身シーンもそれに当たる部分も目線でいえばあるのかなぁと感じました。一番見ることの多いシーンだからこその、引き込まれる要素がすごくある。きーらーめーくー♪と子供が歌いたくなるようなワクワクと、楽しみと。

「心に刺さる瞬間」「鳥肌がたつ」というのは熱いだけではなく三木孝浩監督の「アオハライド」「青空エール」のような青春系の、いわゆる「少女漫画」と言われるものの中にもとてもあってそのキラキラした要素が映像の光や演者の表情、演出の中だけではなく音楽もあることでぶわっと広がっていく部分を感じます。

 

www.highflyers.nu

こちらのインタビューで「あさが来た」のお話をされていたのですが個人的にめちゃくちゃあさが来た、見ていたのもあって何だか嬉しくなりました。 

あさが来た

あさが来た

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素敵なシーンが沢山ありましたがラストシーンの波瑠さんと玉木宏さんのシーンの演出・音楽ともに大好きです。

また、主題歌の「365日の紙飛行機」のリミックスも大好きです。ついつい聞いてしまう…。 

365日の紙飛行機 YHMix

365日の紙飛行機 YHMix

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1つのジャンルに捉われずにアニメやドラマ、実写の映画やゲームの音楽もやりたい。今まで色んなものをやらせて頂きましたが、全て作り方が違うし、監督や音響効果や台詞の音を担当する人によっても作り方が変わってくるので、ジャンルを偏ってやってしまうと自分の作品の世界観が狭まると思うので、色々と出来るようにしていきたいです。

 

こうお話される林さんの世界は上記の頃から経過して絶対的にどんどん変わっていってるんじゃないかなあと感じます。

「熱い」「感動する」「迫力」それぞれに魅力があって、だからこそ”かける”世界が大きく大きく、映像と演者の芝居、そして濃淡も含めて奥行きがでてきて乗算されていくのだろうなぁ。

プラネタリウムに関してはまさに「新しいジャンル」であると思いますし(個人的に北欧の音楽がどう映像と組み合わさるのかめちゃくちゃ気になります)この機会に掘り下げて色々林さんのお話お伺いできたの嬉しいばかりです。

 

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こちらは声優・岡本信彦さんの依頼で作られたもの。本当に多種多様、多方面にて活躍されているので今後がすごく楽しみな次第です。そしてこのリストを早速使わせていただいて筋トレ用にきかせてもらっています。ありがたい…。

 

そして今日という日が819=ハイキューの日ということで何だかご縁みたいなものも感じてしまいました(笑)

 ハイキューも連載最後までアニメやってもらえたらいいなぁ……とか密かに願っております(笑)

あと個人的に「いつかやりたい」とお話していた大河ドラマの作曲、めちゃくちゃ聞いてみたいです……!!!

素敵なお話、ありがとうございました!!