柑橘パッショナート

インプットとアウトプットを繰り返すごちゃまぜスタイル

「イブニングハイティー」を満喫しよう!

君はハイティーを感じたか。

突然の小宇宙(コスモ)感。君は小宇宙を感じたか、とはなにかっていうと、詳しくは聖闘士星矢を調べてください。アスガルド編が見たくてしょうがない。

ということで、本題です。

皆さん「アフタヌーンティー」はご存知だと思いますが、私はアフタヌーン・ティーというものに数年前めっちゃハマったことがあります。

見た目華やか!カワイイ!楽しい!というあれです「女子の夢ぎゅぎゅっと詰めました」みたいな感じのものなんですが(語弊がある)、男子も女子ものんびり食べながらおしゃべりするのに適してる、お腹いっぱいになるものです。

椿山荘で「ローマの休日」テーマでいったアフタヌーンティーとか、後は帝国ホテルのロビーラウンジペニンシュラレ・ミゼラブル見終わって「ひえええ…」ってなった後に食べたりとか。最近だとドゥ・マゴ・パリとか行きました。完全にドゥ・マゴ・パリのは「いっちゃう?↑↑」のノリだったのでアレでそれ。全く関係ない、この話題について話だけした友人に「お前そういうところ自担(橋本良亮氏)にそっくりだよ」と言われました。推しに似ていくのはきっと飼い主に似るのと同じ感覚なのかもしれないですね。

 

で、先日、「イブニングハイティー」というものがあることを知りました。

「どうしよう気になる…」となっていたところ、友人に「えーなら誕生日だしついでにいこうよ~」と言われ「それだ」という二つ返事でイブニングハイティーしてきました。

その前に、スーパー銭湯岩盤浴したり温泉はいって満喫したりして、帰りにゲームセンターで100円試しに入れた結果ポムポムプリンのどでかいぬいぐるみゲットしちゃって「すげえええええ」ってなったり、太鼓の達人で「Reason!!」と「恋」と「Be the One」をしたり、Dance Dance Revolution*1もう何年ぶりだよってやって肩で息するポンコツっぷりを発揮したり、デッドストームパイレーツというシューティングゲームやったり、「高校生みたいなことしてんな!!!」っていう一日でした。

自分で言うのもなんですが好き勝手してたので改めて温度差が激しい誕生日をエンジョイしてるな!

それはそれとして、つらつらそれではハイティー体験談を語っていきたいと思います。

ここまで自分語りになってるけれど、ここからちゃんとレポします(笑)

 “ハイティー”とはそもそもなんぞや

”Evening High tea”と読むそうです。

ハイティーはアフタヌーンティーよりもさらに遅い時間、つまり、事実上の夕食であった為、サンドイッチなどの軽食やお菓子類だけではなく、肉料理や魚料理がメインとしても並ぶ。
ちなみに、ハイティーの(high)は、メインの大テーブル(ハイテーブル)で供されることからその名が来ている。


―― トラベラーズカフェ ワールドギャラリー*2より引用

アフタヌーン・ティーとは「イギリスで、午後4時から5時くらいに紅茶と菓子・軽食を楽しむ優雅なお茶会。」*3ということなので、それより遅い=18時~19時ぐらいからするものをイブニングハイティーということでいいのかなと思います。

調べたらハイティーの「ハイ」っていうのはいわゆるハイ・ソサエティ(high society)と同じ「上流の」という意味でのhighらしいです。ソサエティって言われて「尸魂界(ソウル・ソサエティ)…」って思ったあなたはBLEACH好きですね。仲間です。

 

BLEACH実写映画がフォーゼコンビの福士蒼汰吉沢亮っていう段階で「フォーゼとメテオ…」ってなって見に行く気持ちが高まりました*4。何年ぶりの共演なのかと思うと楽しみすぎる。ちなみに私が一番好きな浮竹十四郎さんは出ますかね。

BLEACHの曲はキャスト各位が歌ったりしているのが特徴です。

 

「最高に「ハイ!」ってやつだアアアアア*5」のハイテンションとは違うようです。「格式が高い」のハイ、ですね。

ということで、話がそれつつ、早速本題へ。

 

「椿山荘ル・ジャルダン」のハイティー

今回お邪魔してきたのは、椿山荘のロビーラウンジ「ル・ジャルダン」です。

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hotel-chinzanso-tokyo.jp

ル・ジャルダンって言われると「ル・ジャルダン・ブルー」という小田急永山駅にあるケーキ屋さんを真っ先に思い出すのですが(ここのケーキがめちゃくちゃ美味しくて好きです)、そもそも「ル・ジャルダンとは?」ってことで調べてみました。

「jardin」=「庭」ってことで良いということなので「青い庭」ってことらしいです。jardinとgardenの違いは?英語とフランス語の違いって感覚で良さそう。なるほど。ということはロビーラウンジの「ル・ジャルダン」はそのまま「庭」という意味でいいのかもしれません。シンプルに「庭」。なるほど分かりやすいじゃねーの。

 

数年前にアフタヌーン・ティーで「ローマの休日」モチーフのものをやっていたときに椿山荘に足を運んだことがあるのですが、何気にそこからアフタヌーン・ティー楽しいぜウフフフーイ!ってなったことを思い起こすと、最初の一歩が椿山荘というのは縁だなあとしみじみします。ちなみにアフタヌーン・ティー紅茶の種類も多いのでおすすめ。

 

雰囲気がとても落ち着いている

足を運んだのがど平日もど平日、それも割と夕方にしては早い時間だったこともあり、お客さんがまばらで非常に落ち着いていました。

土日だと多分もっと混雑するのだろうなとは思ったのですが、ゆったり空間を演出されていて非常に落ち着いていました。

 

(店内入り口)

公式ホームページより、入り口

でも一方で、「ヒソヒソ話する落ち着きっぷり、静かにしなくちゃ!」という脅迫概念めっちゃある!ほどではなく、かといってクラスでグループになって「マジでー!?」と騒ぎ立てるような感じでもない。

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程々の落ち着いた感じで、けれど品よくのんびりとできるというのがこの日のロビーラウンジでの印象でした。正直3~4人でくるより二人でのんびりするのが良いなって思います。勿論くる曜日や時間帯にも関係するのでしょうが。

ロビーラウンジなだけあって商談している方とかも多くいらっしゃる印象です。

 

座ったところから庭先が見えて、丁度時間帯もあり桜色にライトアップされていてとても綺麗でした。夏にきたら新緑が綺麗に映えそう。

 

品の良さとボリューム感が半端ない「ハイティー」

(ハイティー)

ハイティー(公式画像)

 

ということで早速ハイティーをいただきました。具体的な内容はこんなかんじ。

hotel-chinzanso-tokyo.jp

 ローストビーフと3段のスタンドで夕方以降もアフタヌーン・ティー気分でティーを楽しめます。

(椿山荘公式サイトより)

今回は「シャンパン1杯と好きなドリンク1杯(ソフトドリンク、ワイン、シャンパン、カクテルなど) 」が追加されているものでいただきました。

 

最初の感想が雑すぎてちょっとあのなんかごめんってレベルである……(笑)語彙力の低下がひどい。

 

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一番上には友人が予約のときに入れてくれたであろう文字。名前と一緒にお誕生日おめでとうのフォント。友人の優しさがプライスレスすぎる。

ろうそくが生クリームに刺さっているんですがこの生クリームが美味しかったです。味がしっかりしてて私そもそも生クリームそんなに得意じゃない人なのですが「えー美味しいぞー!?」っていう驚きがありました。

後チョコプレートがTHEチョコ。しっかりしたチョコでパキッって音がしました。マジパンプレートで慣れすぎてて「おお……おお…チョコレートだ…」ってなんか感動しました。後フォントが非常に可愛らしい。女子か。女子だった。

 

本日のお品書き

メニューは其の時々季節のもので変わるそうです。

メニューを頂いて「やばい言っていることが分からない…」ってなったのは内緒。

三段オードブル

ハイティー
サマートリュフとインカの目覚めを使った一口プチシュー
枝豆とクリームチーズの春巻き アボカドディップ
キヌアと穀物各種のひき肉のメランジェ カレー風味のエスプーマ

モッツァレラチーズとモルタデッラ・セミドライトマトのピンチョス

 

魚介とツナのスイートチリソースマリネ

アンディーヴにのった野菜とズワイガニ ロメスコソース

バジル風味の茸とチキンのキッシュ

 

もなかにのせた柴漬けのダンバル

鯛のムース 桜餅見立て

フキノトウ味噌とチキンのサンド 山椒の香り

バルサミコ香るフォアグラと苺のタルトレット

 

これに好きなスイーツをひとつと、ローストビーフがついてきます。 すごい!派手!

 

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手前の桜餅見立ててるのが鯛のムース。とっても春らしさがいっぱい。

 

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二段目はシンプル。

 

この中で特別「あっ美味しい」となったのは次のとおり。

 

「サマートリュフとインカの目覚めを使った一口プチシュー」は本当に手のひらサイズでころーんとしたタイプです。シュー生地はふわっとしているのですが中に入っている、香りも良い。一口でぱくっと食べ切れちゃうのが勿体無い気持ちにもなります。

 

「枝豆とクリームチーズの春巻き アボカドディップ」は春巻きがさくさくで美味しいけれど中のクリームチーズがとろりとしていて枝豆プラスクリームチーズって改めておつまみとして最高すぎない?お酒のアテとしてもいけるし、アボカドもクセが強すぎない。これ居酒屋であってもええんやで…ってなりました。素材が違うのか。そうなのか…。

 

「アンディーヴにのった野菜とズワイガニ ロメスコソース」はロメスコソースって何やねん…と思って調べてみました。*6 スペインの地方で野菜につけるもののようです。トマトソースっぽかったんですが相性がよく、カニの印象がちゃんと残っていました。ほろっとしているのでこれもまた一口でいける。アンディーヴとは要するにバゲットでした。

 

見かけと「苺…?!」っていう気持ちになったにもかかわらず「バルサミコ香るフォアグラと苺のタルトレット」はバルサミコ酢と苺の相性がすごいいい。酸味と甘みがあるいちごなのにフォアグラと一緒に食べて臭いが独特で苦手~><ってならないで済む辺りマスキングがちゃんとされているんだなあと思いました。女性ウケよさそう。そしてタルト生地のバターしっかりのかりっと感が嬉しい。

 

サンドイッチのパン生地がちょっともしょっとしていたのが個人的には残念。ふわっ&しっとりしていてほしかったかも(笑)と思わなくもないのですが、生地が厚手でツナサンドとして食べるぶんと考えるなら納得。

 

正直見かけだけなら「まぁこんなもんか」と思うじゃないですか。

運ばれてきたローストビーフ見たら「あっ食べきれるかな」って思いました。

 

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どーん!!

こちらローストビーフです。分厚い。ステーキかってレベルに分厚かった。

お肉がとろとろで筋じゃない方向で切っても切れやすく、かつ口に入れたときにジューシーで顔がふにゃふにゃになります。幸せか。

付けられるソースは3タイプ、ラディッシュソース、塩、オニオンソースだったかな。

塩との相性が一番良かったです。お肉の味を邪魔せず、引き立ててくれる。

お肉と、オードブルとの組み合わせで、かつお酒が入って大満足です。お肉のとろみともぐもぐ噛んでいくことで余計に広がる美味しさと。何、あれです。語彙力がないから「美味しかった」しか言えなかった。分厚いけど食べられる、でもお腹いっぱいである。

 

春のスイーツ

紅茶は1つの種類を飲み続けられます。ティーポットを変えてくれるので飲み放題。気づいたら3回ぐらいおかわりしていた。飲みすぎである。ウイスキーの香りがするミルクティーで飲むと美味しい紅茶を私はいただきました。

 

ちなみにスイーツは選べる体制。ここでも選べる幸せがやってくる。

選択肢はこの日は以下の通り。

シャンティを纏ったピスタチオムース 春の装い

桜ティラミス

ニューヨークスタイルチーズケーキ ストロベリーアイスクリーム添え

アップルパイ ジンジャー風味のアイスクリーム添え

クラシックチョコレートケーキ バニラアイスクリーム添え

クッキーカップに入ったアイスクリーム3種盛り

シャーベット3種盛り合わせ

まぁ悩むよね。まぁえらい悩みますよ。

で。まぁ最終的に私は桜ティラミス、友人がアップルパイとなりました。

 

(画像)

桜ティラミス


見かけがTHE春ってかんじ。マスカルポーネとチェリーの酸味がベストマッチして、かつ香りがいい。紅茶との相性もとってもいいし、食べきって「おう…お腹いっぱいだ……」ってなるなかにもふわーっとした優しい香りと味わいにじっくりじっくり味わって食べられます。見かけも中身も春らしさ満点。

 

(画像)

アップルパイ

こちらがアップルパイ。さっくさくのパイに、中のリンゴもぎっしり。

何がいいってジンジャーアイスとの相性。そしてアップルパイがちゃんとあったかいということ。あたたかくてサクサクなアップルパイとの相性が悪い訳がない。ジンジャーは「生姜ですこんにちは!」って主張するのに辛さがないから、とてもバランスが取れます。目がぱちぱち覚めるのに美味しい。しょうがが持っている成分のせいなのかアイスなのにポカポカしてました。

 

結論的に言うと

めっちゃ美味しかったし楽しかった。

サーブしてくれるスタッフさんの対応も非常に丁寧で、またいくっきゃねえなこりゃ!って気持ちになったのと、友人が祝ってくれた優しさと同時にスタッフさんもやわらかくお祝いして下ってそれを「邪魔しない」形だったのが非常に嬉しかったです。

サプライズされて歌を歌われるながれとかどうも緊張しちゃうタイプなのですが、今回はとてもスムーズで、品がいいなあ……と感動しました。すごい。嬉しい。

友達のバースデーとか、特別な日にまた行けたらいいなあって思うばかりです。ごちそうさまでした。

 

椿山荘東京

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