柑橘パッショナート

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ロバート・ダウニー・ジュニアによる「ドクター・ドリトル」を見ました

 先日ようやくTOHOシネマズで映画を見れるぞ!!!!ということもあり、最初に何を見ようかなと考えた所ドクター・ドリトルをロバート・ダウニー・ジュニアがやられるということもあり以前友達と「見に行こうね」と話していた中だったので足を運んできました。

ドクター・ドリトルについて印象があるかっていうと小説を小学生の頃読んだのと、エディー・マーフィーのコメディ映画をやんわりと見た覚えがあるぐらいの感覚だったのですが…………。

 

「せっかくだからなんとなくの記憶のままでいこうかな」と足を運んできました。感想はだいぶうろ覚えとの対決ですが(笑)動物もの映画はなんだかんだ見ててテンションがあがるので、のんびり見てみることに。

dr-dolittle.jp

 

 

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ドクター・ドリトル見てきました

 

www.youtube.com


吹替版は先日亡くなられた藤原啓治さんが演じられていました。どちらを見るかで悩んだのですが、洋画は字幕派なので字幕を選びました。


あらすじ

腕のいい医師で、動物と会話ができるドリトル先生(ロバート・ダウニー・Jr)は、さまざまな動物たちと大自然の中で暮らしていた。ある日、女王が重病だと聞いた彼は、女王を救える唯一の治療法を知るために、助手のスタビンズ少年をはじめ、オウム、ゴリラ、アヒルたちと一緒に伝説の島へ旅立つ。

キャスト・スタッフ

ロバート・ダウニー・Jrドリトル先生。そしてドリトル先生と縁がある「ラソーリ」をアントニオ・バンデラスが演じます。監督はスティーヴン・ギャガン。脚本も彼が手掛けています。

 

感想

世代交代というか、「次の世代を育てる」側に着目された作品だったと思います。どうやっても比較対象として取り上げられやすいであろうエディー・マーフィーのドクター・ドリトルとの違いというか、自分が見てきたなかでの「印象」がぜんぜん違うからこそのみやすさがあったように感じます。
冒頭で「ドリトル先生ってこういう人だよ」という概要をあらすじで説明された上で「どうしてこの人はこんなに人と接するのを嫌がっている偏屈な人なのか」を提示されているから入り込みやすかったです。
動物たちはモーションキャプチャーで動いているとは思えないほど躍動感に溢れており、また、助手の子、ドリトル先生ともども視線が「そこ」にあっていて、当たり前なのかもしれませんが非常に感心しました。2次元と3次元が融合しながら、「存在している」のは改めてすごいなぁと。
ラソーリを演じるアントニオ・バンデラスに関してはゾロの印象が非常に強いですし、スパイファミリーのお父さんもかっこよくて好きなんですが、そういう雰囲気とはまた違った、クールで一方で「強敵」「勝てない」という雰囲気が詰まった相手でした。だからこその対峙は非常に熱い。
レディ・ローズの品ある佇まいも良かったです。
「ファミリーが見て楽しい」ので、どちらかというとターゲット層はティーンズかさらにその下の子供層。ストーリーはとてもシンプルで、もう1波あってもいいかなぁとはお思いました。そういう意味ではとてもシンプルで、流れが想像つくいわゆる「ご都合主義」という指摘があってもおかしくない部分もありました。が、個人的には「これはこれで」で見て楽しかったです。

コメディ色というよりも「冒険譚」というようなイメージが強い感じがしました。が、ロバート・ダウニー・ジュニアはイメージしている「小綺麗な人」ではないですし、現実的ではない(そもそもドリトル先生もそういうお話ではないし)からこそ「非現実だけど現実」みたいな境目を楽しむようなかんじでした。

 

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