「思い出したかのようにひたすら好きなものを語る」でお馴染み弊ブログですが、先日ひさしぶりに(でもない)「うまいもん研究会」をしてきました。
うまいもん研究会ってなんだよっていう方にめちゃくちゃわかりやすくすると「好きなことやってみたいことを率先して飛び込んでみよう」というメンツの集まり。
突発的に始まって突発的に終わるという突発性感が否めないやり取りなのですが、今回は表題の通り「ぼくのかんがえたさいきょうパスタをつくろう」の会です。
※なお、作るのはプロフェッショナルである。
行ったお店
「ガストンアンドギャスパー」に行ってきました。
→【Gaston & Gaspar】 ガストン アンド ギャスパー | 六本木ミッドタウンから徒歩1分のパスタ&サラダ専門店。貴方だけのオリジナルパスタをクリエーションしよう!
もともと以前から「なにそれ~~めっちゃ気になる~~」というオリジナルパスタとサラダをカスタムできるお店としてギロッポンこと六本木にあるのは存じていたのですが、何分「めっちゃ混んでる」という噂を聞いていて二の足を踏んでいました。
ついでにいうと「乗っかってくれる連中」が限られていたので。ということで、誘ってみたら「イイヨー」の二つ返事。フットワーク軽すぎて羽根はえてそう。ゴセイジャーかな。
ということで、ウキウキとお店にいってきました!!
お店のシステム
- パスタを選ぶ
- ソースを選ぶ
- 具材を選ぶ
これだけ!簡単!ということなので、早速自分たちも実践。
なんかあれです。イメージとしては「ガンプラがここにあるじゃろう?好きに組み合わせて作るが良い」みたいなかんじかなって思いました。
そこまで話していたら坂本担さんに「どっちかっていうとミニ四駆」と言われてめちゃくちゃ納得しました。
そう…私は星馬豪……誰よりも早く…レッツ&ゴーする……そう…マグナム使い……。
/いっけーマグナム!!!\
主題歌のGET THE WORLD未だにめちゃくちゃ好きなんですがitunesになかった。解せぬ。
ということで本題に戻しますが、今回行ったお店ではパスタの麺が3種類からだったんですが、六本木店では6種類から選べるらしい。
そのうちの一つ「スタリーネ」を今ホームページ見て衝撃受けました。
星型じゃないか!!!!!なんでなかった!!!!(笑)
絶対これにしたのに!!!!
っていうのは、私が応援しているグループのA.B.C-Zがモチーフとして「星」(5stars)ということがありまして。オタクすぐそうやって関連付ける。
でもこういうショートパスタってディズニーショップとかでもプーさんとかミッキー型あったりしますよね。そういうのの一種類かな。
今見ながら「あったら絶対買ったのに~~選んだの絶対これだよ~~」って思いつつも、まぁ今回はね、違ったのでまた次回人を巻き込もうということで(笑)おとなしく話進めます。
ソースも同じくチョイスができます。
具材に関しても種類が豊富。箱入りうにからシンプルな野菜までいろいろ。
えび、あさり、イカ、タコ、サーモン、ツナ、ホタテ、鶏、ひき肉、ベーコン、サラミ、ソーセージ、トマト、エリンギ、マッシュルーム、しめじ、じゃがいも、フライドポテト、スナップえんどう、枝豆、山芋、オクラ、ブロッコリー、カリフラワー、ほうれんそう、アスパラガス、コーン、たまねぎ、黄パプリカ、赤パプリカズッキーニ、きゅうり、なす、にんじん、ピーマン、温玉、セロリ、レタス、大根、クレソン、みずな、アボカド、ラディッシュ
(季節によって変わります)
ということで、みんなでそれぞれ紙に「自分が食べたいものをチョイス」し、シェアする形に。
「これみんな同じソースとかになってたらどうしよう」
「それはそれでネタとして面白いので問題ない」
「性格が出る」
「待って具材のプラスアルファはどこまででオッケー?!」
なんて好き勝手いいながらあれやこれやとチョイス。
誰が何を頼んだのかはみんなわからないままわっくわくしながら調理を待ちます。
ちなみにみんなソース何にした?と聞いたら「トマトクリームソース」×2,「たらこクリーム」「ジェノバクリームソース」でわかれました。同じでも具材は100%違う予感。
ということで、待つこと数分。運ばれてきたのので其々プレゼン大会(と称した試食会)をはじめました。
全員の頼んだものがこちら
はいこちら、ドン!!!ぜんぜん違うね!!
テーブルに並ばれるたびに「これお前だろ」「いやいやいや」みたいなやり取りをしていたわけですが。
じゃあそれぞれどんなものを頼んだのかプレゼンをしてもらおうってことになりました。
坂本担/「たらこにブロッコリーは外せない」
写真じゃめちゃくちゃ伝えきれないけれど(ライトのせい)(撮影できなかった)柔らかい桜色になっている、クリーミーなパスタ。
- 「たらこクリームソース」ベースに麺は「スパゲティ」(シンプル)
- ブロッコリーは欠かせない。外せない
- いかときのこの相性がとてもいい
ということで早速実食。えったらこって海鮮類あうのかとまず驚いた。いや海の幸だからそりゃそうなのかもしれないんですけれども。
「え~めっちゃ美味しいじゃないの~」と驚いた。多分自分では組み合わせないチョイスだったのと、どちらかというとたらこって和風の印象があったけれどちゃんと洋風でした。
いちげさん「きのことの相性がいいから、食感がそれぞれ全然違うんですよね。食べてて面白い」
ショコラさん「香りがいいし、ぷちっとした味わいがまた良い。優しい味付けっていうのがシンプル」
甘夏「海鮮の組み合わせがね、はじける磯の香り*1ってかんじなのにくさみがないのがいいね。美味しい」
長野担/いちげさん「自分の好きを詰め込みました」
続けていちげさんのチョイスパスタ。白いけれどまず香りが出汁みたいな美味しそうなにおいがしました。書きながらあれなんですけどお腹空いた(笑)
ジェノバクリームソースは色合い的にはホワイト。でも味わいはしっかり風味豊か。
出てきた瞬間にいいたくなったのは「く、クレアおばさん…!!」でした。
こうなんていうかコテコテの!!みんなだいすきなかんじのシチューみたいな!!(笑)
いちげさんご自身がポイントとしてきのこが好きということだったのですが、食べてみるときのこの味わいが深くて、きのこスープなんだけどパスタで和風じゃなくてクリーミィなのが面白いです。うまみが出つつまろやか。
ショコラさん「なんかいちげさんって感じがする。おなかにやさしいしお鍋みたいな感覚で食べられる」
坂本担さん「きのこ贅沢に使っているのがね、いいよね。チキンときのこって最強」
甘夏「クリームソースにブロッコリーとかもう冷静に考えなくても美味しいに決まってるよね。スパゲティが麺としてしっかり固めなのがいい」
チキンとの相性も良いに決まっていた。
長野担ショコラさん/「トマトとほうれん草は鉄板だよね」
「家ではトマトクリームなんて面倒なことしないから選んだ」ということでトマトクリームをチョイス。
- フェットチーネでトマトクリーム
- ほうれん草、海老、マッシュルーム、玉ねぎ
の組み合わせで、シンプルに、けれど「これはそりゃああうに決まってるわ~~」という王道に王道を進むパスタ。
いちげさん「玉ねぎの甘みとトマトクリームの甘みにマッシュルームの旨味で組み合わせが抜群」
甘夏「玉ねぎとほうれん草ってバターソテーにしても鉄板なのにパスタにされて美味しくないわけがなかった」
私さっきからおんなじことしかいってなくない?(笑)
全体としてフェットチーネは普段のパスタに比べて平べったい(ラザニア細切りにしたイメージ)ので、ソースとの絡み方がまた違うのが面白いですよね。もちっとした感覚が非常にいい。きしめんとはまた違う、なんだ、なんていうのこれ。美味しかった。
井ノ原担甘夏/「夏の終わりにはただあなたにあいたくなーるのー」
率先して井ノ原くんのお友達森山直太朗さんを紹介していくスタイル。
コンセプトとしては以下の通り
- 季節的にもう夏物が終わるので旬のものを今のうちに食べておきたかった
- 枝豆とか冬食べられないじゃん?後トマトクリームソースに枝豆とオクラって色合い絶対映えるよね
- どうせならこう、いろんな食感楽しみたいよね
- トマトクリームソース/フェットチーネ/枝豆/サーモン/ズッキーニ/オクラ
ということで、なんか気づいたらいろいろ盛られていた。
サーモンがスモークされていてふんわりとした味と枝豆の相性がベストマッチ。ズッキーニの代わりにナスでもよかったかな~と思ったけどそれにすると夏野菜のパスタだしなあという悩みもありつつ。ズッキーニも美味しかった。おくらで粘り気があるのがまた個人的に好き。
「サーモンってホワイトソースのイメージがあるけどトマトクリームとも合う。後枝豆が美味しい」
いちげさん「ぷちっとした食感と、他のものとの相性がいい。フェットチーネだからくるんでも美味しいですよね」
ショコラさん「めちゃくちゃ具だくさんっていうの甘夏っぽい。わかる。後夏らしいかんじで季節が終わるな~って思える」
すごい勢いでみんなバラケてて、「絶対みんなが選ばないものを選ぶぞ」になるのか、それとも「私が単純に食べたいからみんな食べてよ~~」ってなったのか、はたまた「あっでもこれじゃかぶるかな~やめとこうかな~」って揺れたりとかしていたことが後々発覚。でもみんな基本「選ばない」っていうものを選ぶ主義ではなく組み合わせ、所謂フードペアリングを考えているのが面白かったです。
ちょうど昨日27時間テレビでAIが旨味のことを鑑みたフードペアリングの提案みたいなのをやっていたのですが*2、自分で考えてみるっていうのもそれはそれで面白いなと思います。
27時間テレビでいうとメカジキをやった塚ちゃんすごいなって思いました。塚田僚一さんやるたびにどんどん顔つき、体の使い方が変わっていくのすごい。プロフェッショナルが教えることを全部吸収しようとしているのが好感度高い。
次回は「誰がどれでしょ~~」っていうのをやれたらいいし、「この人っぽい組み合わせを考えてみよう」っていうのをやってみたいよねっていう結論に至りました。
基本価格は1280円とかそのへんだったので、いろいろプラスしてカスタマイズしたからだいたい1500円前後だと思うのですが、それでも非常に楽しめたし、話題作りにもなりました(笑)
場所調べたら結構色んな場所にもあって、色んな人誘って、いろんな食べ方ができたらいいな~とも思いました。
みんなでシェアしながら「あーその着眼点はなかった」「天才かよ」と言い合いながら食べられるのってとっても楽しい。こういうのをやれるお店って案外少ないから、是非試してみてもらいたいな。
ということで、以上体験レポでした。ご飯の感想録になると一気に書くことが偏ってしまうな~というのが最近のなやみどころです。
余談
そういえばパスタを食べることに夢中で鯛のカルパッチョ完全に頼んで運ばれてきたのに食べるの遅くなっていたというオチがついた。
さっぱりしていて美味しかった……忘れないよ君のこと…!(笑)