「フォトジェニック」という響きが浸透して久しいですね。
インスタグラムからの「映える」という発想に行き着いて見栄えも大事ってことで色んなものがどんどん出てきています。
見目華やかなものは私も好きなのですが、クラシカルなもの・かわいいものと組み合わさってまた新しい何かを生み出していくのってすごいなあって感じるばかりです。
パンでもお菓子でも場所でも色んなもので、形で、どんどん新しいものが芽吹いていくのは嬉しいですよね。
そんな折り、友人から「カルピス展行こうよ」と誘ってもらいました。
聞けばカルピスは100周年を迎えるらしく、記念展示ということです。
で、それに合わせた「ことばの宇宙」が7月7日までということだったので「待ってくれ~~終わっちゃうじゃん~~~じゃあいこう~~」って行ってきました。
で折角だから、終わってしまった部分もあるけど終わってないところもあるので、その感想録をまとめておきます。
カルピスについて
カルピスといえば「カラダにピース」でおなじみのあの飲料。
七夕が誕生日ということで、そのお祝いをしている。そしてそれが100周年を迎えているということがまず前提。
カルピスについてどう思うって言われると「お中元にもらうもの」っていうのが幼少期から現在に至るまでの私の印象です。
アフタヌーンティーとコラボしたりと、ドリンク系の中でも白と青のドット柄が可愛くて女性人気も高いイメージ。
お中元の食べ物というと”やっぱ伊藤ハムとカルピスの印象。
カルピス100周年
そもそもカルピスが100年超えることにすごいめっちゃくちゃびっくりしているわけですが。
思いの外ちゃんとしていた。
カルピスっていうと金持ちの家=カルピス原液めっちゃ使って水割りの濃度が違うっていうのがネタになっている気がするのですが、まぁそれはそれとして。
千代田アーツ3331のイベントに行ってきました
この日は驚くべき土砂降りっぷりで「こんな日に出かけるなんてどうかしていた」と振り返りたいくらいには頭を抱えさせたわけですが、それでもうっかり行っちゃったわけです。
でも同じように「まぁでも今日が最終日なら行くしかないよね」っていう人が大勢いた印象。そういう人できっと経済というものは回っているのかな~なんていうことも感じました。
入り口はいってすぐにある「ことばの宇宙」から。こちらは7月7日までということだったのでこれを記載している頃には終わっているという…。
ことばの宇宙
ことばの宇宙は100色を使ってひらがな五十音を散りばめた展示。
最終日ということも相まってすごい人でした。また、隠しミッキーならぬ「隠しカルピス」もあったらしいんですが人多すぎてまったくわからなかったです(笑)
色は本当にたくさんの色でグラデーションになっていて、見ているだけでもすごい楽しかったです。
後「反転するとこれは”さ”なのか”ち”なのかわからない」という問題が生じていて「これはどっち?!どっち!?」と友達と二人して悩んだりしていました。
五十音といわれると「むすめふさほせ」とか「いろはにほへと」とかの並びをふと思い出しますが、今回の展示に関しては並びがランダムなのかなって印象です。
ぶわーっと並ぶ言葉たちに圧倒されて、思わず言葉がでなくなりました。
また、スタッフの方が「とても繊細なので触らないでください」っていうのもわかるぐらいの、風の動きでゆらゆらしているのが「紙なのかな?」って思わせるかんじ。まぁ触っている人がいて「うわぁ…」ってドン引きした部分もあったんですが*1。
文字が浮かび上がるっていうとまっさきに「夏目友人帳」とか、「文豪とアルケミスト」とかシンケンジャーとかふと思い出したわけですが、こう…おわかりいただけますかね…そういうの…すごいいいですよね…そういう演出が個人的にすごい好きで(ハリーポッターでもあった記憶)、この「ことばの宇宙」を見ていて同じような気持ちになりました。
そういうの…こう…ワクワクしますよね…言いようのないワクワク感が…!!
また、同じブースの中でも、100の言葉を選んで並べてカルピスと一緒にとても淡くて素敵なグラデーションな「文字たち」のコーナーがありました。
色合いが本当にきれいなグラデーションになっていて、白い背景だから余計にめちゃくちゃ「うわ~~きれいだ~」ってなるんですよね。部屋そのものが白で、細かい部分がドットだったり、単色で表現されたからこそというべきか。見ごたえがすごいありました。そしてこれも相変わらずちょっとした人の動きでくるくる文字が回るので撮るのが大変そうだなってなりました(笑)
dot river
光と音で構成された天の川イメージの、ドットといえばカルピスじゃん??っていうイベント。
こちらに関しては14日まで開催中らしい。
ということで、いってみたところ「実際に体験するのは整理券配布方式、1時間後に2時間後のやつを配布します」っていう感じだったので「あっ、無理だ~~」という一言で、そのかわりの体験できないけど周りからそれを見ることが出来るやつを体験。
「まぁ見れるだけでも楽しいだろうしいってみようよ」と列を並んでみました。
そもそもこの場所、もともと学校?があった場所らしくて限りなく学校みたいな建物なわけですが、並んでたらペッパーが大量にある部屋もあって「やばいあれすごいディストピア……」とか思ってたわけですが。
中に入るときは靴を脱いで早速入ってみました。
なかに入っていくと真ん中にたくさんの水玉(でいいのかな)があって、2人で入ってお互いを見つけて合わせると音がなって七色にぶわーーっと光を飛ばす、みたいなそんなかんじのものでした。
「天の川」だし、「七夕」だし、そうだよねそういうテーマだよねって納得しつつ、音が「カランカラン」っていう氷がコップにぶつかる音で涼める素敵な感じでした。
歩くエリアは結構あって、大きく外回りしていくと、中の人達が入れ代わり立ち代わり触れて、音がなって色が広がっていくのを外側から楽しめます。
そりゃあもちろん中から入って見たほうが上も右も左もカラフルでいいのかもしれませんが、これはこれで楽しめました。というか外から見ても楽しいようにできているあたりがいいなっていう。
人には人の乳酸菌
出口付近にはカルピスとのコラボドリンクも販売していたのですが、めちゃくちゃ混雑していて(笑)さらに土砂降り雨だったので「これはもう無理だな~」と思ってさっさか帰っちゃったんですが、イベント自体はよく考えられている仕組みになっていて、見ていて楽しかったです。
「無料イベントなのにすごいしっかりできていたな」っていうのが個人的な印象で、いわゆる有料イベントにも色々入って見に行ったことが有るのですが、それらとはまた一歩違った雰囲気があるのが楽しかったです。
「ヒトには人の乳酸菌」というCMがカルピスにはありましたが、今現在のCMは竹野内豊さん、長澤まさみさん、永野芽郁さんによってやっているんですね。
カルピスブランド100周年か~すごいな~~と改めて痛感するばかり。
ということで、今年の夏の元気なご挨拶はカルピスにしようかな(笑)なんてそんなことを感じている今日このごろでした!
*1:そういう人は多分花見とかの桜の枝掴んでぶんぶん花散らしちゃうタイプなんだろうな…と悲しくなった