柑橘パッショナート

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云年ぶりに本を出して思ったこと

といってもいわゆる「リトルブック」とか「同人誌」って言われるタイプのものなのですが、自分なりに考えたものを手元に残せる形で書籍化させられたことっていうのは非常に興味深くて面白いなって思います。

 

 

ブログではなく、本にすること

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手元に残すということ

Image by Sofia Iivarinen from Pixabay

 

先日SNSでもブログでも「電子書籍めちゃくちゃ楽でそうするようにしている」という話をしてきましたが、自分がじゃあ実際に書籍化したことについて考えてみます。

元々私はイラストではなく文字(ブログもまた「文字」ですね)を連ねていくことのほうが好きなので、今回も続けていったわけです。

同人誌っていうのはいろんなかたちでいろんなように言われています。二次創作もあれば、一次創作もあるし、評論等もこれもまた「同人誌」にもなります。

色んな人がいて、いろんな考えがあって、そこにあるのはLGBTと呼ばれるタイプの方々として見たものもあれば男女という2人の関係のものであったり、そうじゃなくて作品の考察とか、考えを掘り下げるとか、まぁいろんな形の、本当に千差万別の世界が「そこ」にはあるんだなぁと感じます。

 

ブログで今までやってきた内容であるものを書籍化にいつかしていきたいという思いが常にあるというのは以前ブログで綴っているわけですが、その一方で電子書籍めっちゃ楽~好き~というジレンマは常にあります。

 

amanatsu0312.hateblo.jp

 

amanatsu0312.hateblo.jp

 

個人的には「ブログ」とそうじゃないときに読む「本」(電子/紙)で考えるとそれぞれで見るタイミングが違うから「形にしたい」っていう気持ちは根底にあっても表現の仕方が似ていたとしても、エリアが違う以上広げていけたらいいなぁとも思っています。

 

ブログのエリア

ブログはオワコンと言われている時代になって久しいということをみなさんが上げているなかで、一方ではてなブログのランキングとか見たり、ブログのRTとか見ていたりするとジャニオタの方のすごい長くて盛り込まれた文章が話題になっているのを見たりします。

ジャニオタだけじゃなくて、ハロヲタさんとかもそうですね。

「何かにとてもハマったとき」「何かに得も言われぬ自分の感情を吐き出したい」というときにブログというのは使われることが多いですし、そしてその勢いが衰えて緩やかに落ちてきているとしても、彼らの言葉はたしかに届いています。

だから、私はSNS(誰でもなかったとしても”誰か”になれる場所)とブログとのリンク性はとても良い連動性というか、関係性になれるんじゃないかなあって思っています。

だからブログの戦う場所はどちらかというと「SNS」を相手にインターネットでやっていくんじゃなくて「プラットフォームのSNS」があって、そこから派生していく自分の場所に近いかんじですかね。

 

同人誌を作成するフィールド

これもまた千差万別というか…二次創作、一次創作、諸々が集まるといえばやっぱりコミケなのかなぁと思うし、色んなイベントがそれぞれにありますよね。

イベントに足を運ぶと分かる「一期一会の出会い」みたいなのがあります。ふらふらっと寄っていたところで素敵なものであって買ってしまうとか(よくある)。そういう意味で「出会いの場所」としてイベントがある一方で、前述したSNSだけでやる人もいる。嘗てで言うとホームページ、オンラインのみの人というべきか。

でもそれは決して悪いことではないし、出版物にはお金がかかる(オンラインもnoteとかならお金かかるけど)わけだから結構考えさせられます。

でもじゃあ同人誌を書く人作る人は減っているのかって疑問になるけど、その答えはきっとノーで、それこそSNSと同じように色んな人がいろんな形で出版をしています。発信の場所が増えたからこそ「やってみよう」になっているのかなぁとか。実際同人誌は嘗てよりもだいぶお安くたくさんのところで作れるようになったし。ありがたいお話です。

 

表現の場を作っていくこと、何かを作るということ

やっぱ楽しいね!!!!!っていうそれだけなんですけど。

「生みの苦しみを知りなさい 知ったうえで 覚悟を持って人を許しなさい 短歌でも 文学でもなんでもです」という言葉を「ちはやふる18巻」で見て改めていろんな解釈違いやいろんな考えを持った人の作品にふれる機会があるたびに、いろんな角度で人はたくさんのものを見ているのだろうなあ……という実にありふれた意見が生まれました。

合う/合わないはさておくとして、みんな其々何かしらを考えたから形にしているわけじゃないですか。ブログにしたって、同人にしたって、一次創作にしたって二次創作にしたって、それこそドラマにしたって映画にしたっていろんなタイミングにしろ「作る」ということってやっぱりめちゃくちゃ大変なんですよね。

その上で、作ることが大変なんだっていうのを知った後に「まぁそれでも自分には合わなかったな」って思うことも多くあります。だけどその上で「産みの苦しみを知っている」状態で言う言葉はきっと変わって来る部分もあるんじゃないかなあ…なんて思います。

まぁ何が言いたいかって言うとですね。

一期一会って素敵だし、本を手にとった瞬間っていうかの高揚感もすごく良いし、やっぱり楽しいよね。って話でした(笑)

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