「忠臣蔵」は12月14日に赤穂浪士が忠義のために吉良上野介を討つ実話が基になっているものです。これが三国志のように派生し、人間性を描いたりよりドラマチックになったりと現代にまで愛されている物語の一つでもあります。ちょっと判官贔屓が入っているのも含めて当時の幕府や政府に対しての反発をそこで一矢報いてくれた部分もあって民衆受けしたんだろうなと推察しています。
ということで、先日「決算!忠臣蔵」を見てきました。
個人的には吉良上野介名君説も好きで、地元の人からすると「そりゃそうかもしれないんだけどさ~~」の見方によってどんなふうにも変わるっていうスタンスは歴史ものあるあるとして(徳川が悪く書かれて石田・豊臣が良く描かれるのも含めて)面白いなと感じます。どっちかっていうと「賄賂!!」「金!!!」っていう印象が調べてると出てきて、こう…あっ西軍と東軍で徳川家康における色んな人の意見と同じ感じ!!(※私は徳川家康の話結構好きなんですけどね!)って思うばかりです。
"受け継がれる意志"
"時代のうねり"
"人の夢"これらは止めることのできないものだ
────人々が『自由』の答えを求める限り
それらは決して止まることはない
ってONE PIECEのBelieve(Folder5)の冒頭に朗読シーンがあるじゃないですか。あんなかんじ。幻聴がもれなくこの曲聞くと冒頭に入ってきちゃうんですよね。ウィーアー!も富、名声、力、この世の以下略…な朗読も聞こえてくるから恐ろしい。
個人的にはザ・ベイビースターズのヒカリへも好きです。と、まぁそんなONE PIECEネタはともかく。
今年、その映画が作品としてあるという話を聞いて非常に楽しみにしておりました。
なにせ、堤真一さんは好きな俳優さんだし、岡村隆史さんは映画に関して言えば久しぶりだし、そもそも映画のメガホンを取るのが「殿、利息でござる」でお馴染みの中村義洋監督っていうのがありました。
中村義洋監督の妻夫木聡さん、竹内結子さんという「わ、わかる~~!!中村さんの映画おなじみの人だ~~!!」ってなる安心感と安定感がありながら「堀部安兵衛」「大石内蔵助」と歴史的に人気の高い「赤穂浪士四十七士」を取り扱う、しかもまたお金関係である。*1
これは楽しみだな~折角だからみたいな~と思っていたのですが。まぁなんていうか、一番びっくりしたのはここに自分が応援している「A.B.C-Z橋本良亮」という人が起用されたということ。
世間で言う「バーター」*2なのかどうなのかは私はまったくわかりませんが、その発表を聞いて「な、なんだってぇー?!」と非常に驚いたし、元々行く予定だったものがさらに彩られてびっくりした思い出があります。で、まぁ映画初日にいってきたわけで……その感想を書いておこうと思います。
※映画感想ですが、ネタバレ大いに上等という流れで書いています。
- 決算!忠臣蔵について
- 概要
- 自分の応援したい人がいること
- 歴史勉強番組として見れる作品
- 同じ世界でも「住む世界が違う」が刺さる
- 営業と経理での価値観の相違
- 経理の映画として
- ストーリーと俳優の話
- 「W主演」「群像劇」という扱いのむずかしさ
- 「推し」の芝居について
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