人生日々ハイテンション

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「嘘を愛する女」感想録/貴方の嘘はどこから?

突然ですが高橋一生さんの芝居が好きです。

一番思い入れのある芝居は何だろうって考えたらやっぱり天沢聖司*1名前をなくした女神*2医龍*3あたりなんですけれど、やっぱりみんな大好きシンゴジラも良かったと思いますし、軍師官兵衛は言わずともがなですしね!後は「わた恋」では不器用な乙女ゲーアプリ会社の社長演じていましたね。*41乙女ゲーユーザーなので「アプリゲームだってちゃんと出来のいいもん作らないと課金しないぞ!!!乙女ゲーユーザー結構シビアだぞ!!」って思ってました(笑)ティーンズというには大人っぽく、大人向け恋愛にしては少し夢を見ている、そんなあいだのドラマでしたね。

 

まぁ何にしても、やっぱり常に進化し続けて「一番見てほしいのはどれ?」って聞かれたらやっぱり最新作を見てほしいなっていう気持ちがあります。

ということ最新作である「嘘を愛する女」を見てきました。

 

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嘘を愛する女

ふーあーゆー!じーらしたがるねー!!(A.B.C-Z Moonlight Walkerより)

主演の長澤まさみさんはお隣さん*5でおなじみですね。磐田の方ってイメージが未だにあります。

でもフレンドパークで「Jリーグのサッカーチーム、5つ答えよ」っていうののときに最初に「清水エスパルス」って言ってて「あっこの子すき」ってなりました(ちょろい)。いろんなお芝居をされますが、本人のサバサバっとした明るいかんじが印象的で好きな女優さんの一人です。

清水エスパルスと言えば広瀬麻知子アナ、河井陽介選手ご結婚おめでとうございます。正直しょんないTVで発表&エスパルス公式発表で大爆笑しました。かわいちゃんおめでとう。サッカー垢では大騒ぎしていましたけれど普段のアカウントで騒いだたら絶対「かわい」違いで混乱されそうだなと思って黙っときました(笑)

 

ということで、のんびり感想を。

嘘を愛する女について

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配給会社は東宝

usoai.jp

 食品メーカーに勤め、業界の第一線を走るキャリアウーマン・川原由加利(長澤まさみ)は、研究医で面倒見の良い恋人・小出桔平(高橋一生)と同棲5年目を迎えていた。

ある日、由加利が自宅で桔平の遅い帰りを待っていると、突然警察官が訪ねてくる。

「一体、彼は誰ですか?」

くも膜下出血で倒れ意識を失ったところを発見された桔平。

なんと、彼の所持していた運転免許証、医師免許証は、すべて偽造されたもので、職業はおろか名前すらも「嘘」という事実が判明したのだった。

騙され続けていたことへのショックと、「彼が何者なのか」という疑問をぬぐえない由加利は、意を決して私立探偵・海原匠(吉田鋼太郎)と助手のキム(DAIGO)を頼ることに。

(TOHOシネマズより引用)

 主演は長澤まさみ。相手役に高橋一生とdTVのCMを思い出しました(笑)

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その他に、DAIGO、川栄李奈黒木瞳吉田鋼太郎というメンバーで作られています。

監督は中江和仁氏。何を他にしているのか調べたら資生堂シーブリーズのCM等を手がけていた方で長編作品は初の様子。ナオト・インティライミの「いつかきっと」などのPV*6も手がけています。

 

また、同作はTSUTAYAが主催する、映像クリエイター発掘プログラム「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM(以下、TCP)」の第一回グランプリ受賞作品。なので全面的にTSUTAYAでバックアップ。TSUTAYAカードなども此方の作品デザインのものも出ています。

通称は「嘘愛」らしい。何でも略せばいいって問題じゃないと思うんだけどなあ…(笑)略さなくてもいいやすいものなので私はそのまま口にしておきます。

 

感想

ストーリー感想

人は何事にもちょっとした嘘を積み重ねて生きている部分が絶対的にあるわけで、その「嘘」の大小はさておくとして存在するのだろうなあっていうのを見ていて思いました。

「浮気をしていない」「潔白だ」って言っても、ほの暗い何か、後ろめたい何かがあるとそういうときって絶対何かしらがあるからこそひっかかって相手を「信頼」という台座をぐらぐら揺るがしてしまうのかな、とか。

ストーリーの展開については中盤大見せ場であろうところ(きっちゃんの名前がわかる下り)は見ながら想像はしていませんでしたが、小説部分のイメージについては「だろうな」っていう予想がついたのでそんなに驚きませんでした(笑)そうじゃなかったら彼女の立つ瀬がなさすぎるもんね……。

実際のきっちゃんが「きっちゃんになる前」の時の話は結構心にきました。前の奥さんの心の壊れ方がとても芝居としてよかったです…が、全体を通してみると、さほど大きな「びっくり」「超展開」「そうくるか~」はなかったかな、とも。もっと「悪人」とかみたいにどうしようもないメンタル的に追いやられるようなものが来るかと思ったから「ああ、このぐらいか」というほっとした感じもしたり(笑)

 

演出に関して言えば私割りと朗読とか好きだし高橋一生くんのお声もとても好きなのですがくどく感じました。もうわかった!もうそのフレーズもわかった!!!聞いた!!!ってお腹いっぱいになってしまうかんじ。

いやキーワードなのはいいんですが、いい加減そのフレーズのこすりっぷりやめてあげて…ってなったかんじかな。

お芝居としては主演の二人とDAIGOと吉田鋼太郎がとてもいい印象を受けました。川栄李奈もイラァ…っとくるストーカー感うまいなと思ったし。

また、好きなシーンでいうと超なんてこともないところなんですが瀬戸内で吉田鋼太郎長澤まさみの二人がタバコを吸うシーンが好きです。イメージが変わった、の流れのコナンの小五郎おじさんの話題がでたりとか。

また、きっちゃんに似た人の人のお芝居が印象的で、彼を個人的に讃えたいところです。

 

キャラクターについて

そもそも論長澤まさみという女優は好きでもこのヒロインを好きかと聞かれたらNoですね!!(笑)割りとイラッとくるタイプ!わかるわかる、だけどいるわこういう人!!みたいな。

反省したかと思いきやそうでもなかったの繰り返しで「人はそう変わらんな」って思った上でのとどめの「浮気してた」宣言にお前…ってなりました。いや友達にほしくないぞ!!(笑)

長澤まさみさん本人も「等身大」として演じたといっていただけにそういう意味でとてもとてもリアルでした。女に嫌われる女、自信を過信にしてしまった人。そういう意味でアップダウンが激しいかんじの人、いるいる…っていう風に見られたので、共感とかは一切ほとんどなかったんですが、彼女の視点として描かれて精神的に自分もきっちゃんを追い詰めてたのではないかというぐるぐるに巻き込まれているかんじが印象的。

 

きっちゃんに関してはヒモっぽかんじのもしゃもしゃ眼鏡とそうじゃないときのギャップがとてもいいなと思います。割りと私彼の神経質なお芝居が好きなんですけれど、今回のきっちゃんに関して言えば最初朗らか穏やかだけれども、もともとは自分のことばっかりだったからっていうのがあって、の「きっちゃん」に至ったまでのお芝居の変化を楽しめたかな。

 

他のメインの3人(吉田鋼太郎、DAIGO、川栄李奈)も良い演じ方をしていました。吉田鋼太郎に回し蹴りする川栄李奈の勢いの良さ好きだなって思います。

ただ一方で川栄李奈の登場人物のストーカーっぷりにドン引きしたっていうか結局先生に対して好意を抱いていている割には何をしたかったのかよくわからないなっていう印象。泥棒猫として引っ掻き回したいのか、単純に由加利に「あんたのせい」って言わせたかっただけなのか、この人何考えてるのかわからないし何をしたいのかもわからないし、其の割に引き下がるの早いし「ええー…」ってめっちゃ動揺しました。もっと何かするのかと期待しすぎちゃったかなあとも思ったり。んふふ♡みたいな笑い方は端的に「うっわ怖っ」っていう意味では悪くなかったと思うんで、もっとこの方のお芝居みたいなって思ったり。

 

吉田鋼太郎に関しては言わずともがなの安定感。冴えない探偵としての立ち位置が良いのと、嫁・娘とのズレが面白かった。娘はもっと怒ってもいい。大人だなあっていうのと「どうしようもない」という気持ちをジタバタしている由加利を見ながら動かされてでもワガママにキレたり。そりゃ切れるわ。もっとふんだくってもいいと思う。割りと振り回されていますが、心を少し近づけたときの関係はいいなと思いました。タバコのシーン本当好きです。

 

DAIGOは言わなきゃわからなかった。「ああこれDAIGOか!」ってなった。そういう意味で脇役としていい役どころだったと思います。キムさんいい右腕でしたね。情報網羅している感じが見てて楽しい。彼にもきっとバックグラウンドがあるのだろうなと思うんですけど、そこが触れられなかったのがちょっと残念。小説版なら描写があるのかな。

マジンガーZの意味

空にそびえる鉄の城!マジンガーZの本編の内容についてはアメトーークでアニソン芸人やってた時、「大体昭和のアニソンは聞いてりゃ分かる」って話てたので、だいたい「そんなかんじか」ってなってました(雑認識)

勿論曲に関してはあの、歌のベストテンとかやってた頃とかにも紹介されているし、何だったらスーパーロボット魂何度か足を運んだこと有るし、そんなもんよね。

www.mazinger-z.jp

ちなみに現行目下映画やっているので、「えっつながってるじゃん」とひとしきり笑っていました。なおマジンガーZはまだ見ていない。森久保祥太郎さんが主演なのは知っています。チョットマッテクダサイヨ~土方サァンって散々ネタにされているけれど私は森久保祥太郎さんが好きです。

ちなみにスパロボでは大変お世話になっています。スパロボいつも四苦八苦してるけどこういうときいろんな発見が出来て面白い。

本編知ってて、当時のことを知っていて(いわゆるきっちゃんたちと同世代)という状態だったら「これはそういう意味だったのかな」って思えるんだろうなあと羨ましくなりました。わからなかったから残念だ……笑

 

*1:耳をすませばでおなじみ。ヴァイオリン職人になったあの人です

*2:DVしてるお父さんでした。理路整然とした雰囲気とのギャップがすごかった。

*3:眼鏡で理知的な役柄として非常に個人的に当たり役だったと思う

*4:

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*5:長澤和明氏はジュビロ磐田の監督でおなじみ。2017年までは清水東高のヘッドコーチをしていました。静岡放送でよく解説をしている印象。

*6:www.youtube.com