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好きなものをビュッフェスタイルに楽しむ人の備忘録

スターウォーズEP8「最後のジェダイ」を見てきた/原点回帰、そして、また新しいものを作り出すこと

スター・ウォーズの新作が2年ぶりに封切りとなりました。

この日のために、ある人は仕事をやめ*1、またある人は有給を使い*2、またある人は一挙見をして*3、なんていうか全体的に「ヒャッハー祭りだ!」って状態でした。

 

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光か闇か。

 

私ですか?勿論たのしみにしていました。

スターウォーズはルーク世代3部作(旧三部作と呼ばれているそうです)がやっぱりとっても大好きだからです。

ということで、見てきたのですが、なんていうかこう、簡潔に言うと「私は超楽しかった」ということで。雑感ですがバラバラと書いておきます。

正直しっかりした感想は色んな人がしっかり書かれていると思うし、スター・ウォーズマニアかと言われると多分全然そんなことはない、ただスターウォーズという世界観とスターウォーズという作品を楽しんじゃってるどこにでもいる人の、思い出に浸りながらイヤッホオオオウしてるだけの内容です。

 あらすじ

遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。

帝国軍の残党ファースト・オーダーと新共和国のレイア・オーガナ将軍が率いる私設軍隊レジスタンスの戦闘が激化。

行方が分からなくなっていた伝説のジェダイルーク・スカイウォーカーを見付けレジスタンスの戦況が好転するかと思われたが、予想以上に攻撃が激しいファースト・オーダーにレジスタンスの戦士たちは押されていた。

そんな中レジスタンスが拠点を築いていた惑星ディカーの基地に、ファースト・オーダーのハックス将軍が率いる大艦隊が急襲してくる。

 

いやスターウォーズに関しては冒頭だけでいい。もうなんか「見て」っていう気持ちのほうが強いから書かないでおきます。

 

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感想

取り敢えずEP7の雑感から振り返りつつ、今作の感想を。

amanatsu0312.hateblo.jp

 

「原点回帰」っていう印象を受けました。

じゃあその「原点」ってどこになるのか、ってなると、ルークであり、アナキンであり、それぞれの最初なのですけれども。ただ、今回のEP8っていうのは其々の中でいう真ん中の話に値するわけで、序破急でいうところの「破」です。だから物語と物語の真ん中だからこそ、どうひきつけていくのかなという興味がありました。

しかし、私が見た感想としては「やっべーこの後どうすんだよ風呂敷どうたたむのかなあ」っていうワクワク感が強い。というか、ルークのときに「この後どうするの~~!!」っていうそわそわをリアタイできなかった組としては非常にワクワクがみなぎっています。

アナキン(いわゆる「新三部作」)に関しては、最後の最後が「彼はダークサイドに落ちてダースベイダーとなる」ということが決まっていたので「はーーこの後どうするの!!」っていうそわそわ感がどちらかというと薄めだったのを覚えております。勿論どうやって落ちるの…っていうのがあったのですけれど。全く続きが見えない状態の真っ白なレイという人が主人公の物語として、どういうふうに作っていくのか……今はそのワクワクが個人的には強い。

 

何より感じたのはポーという人がいわゆるアナキンのときで言うハン・ソロの立ち位置で一気に成長していく姿が見られたことが面白いなと。短気なパイロット。猪突猛進なパイロット。知ってるそれガンダムシリーズでめっちゃ見た*4

何にしても自分の力を過信して、周りを犠牲にしてはいけないという将の考えに対してはなるほどなと思います。

 

後は修業シーンに関してはもうなんかルークウワアアアアアっていうか、ヨーダ先生の教え方を彷彿と思い出すというか、やっぱ私ルーク世代めっちゃ好きだったんだなあとしみじみしていました。全体的に空気感が前作の「フォースの覚醒」よりコミカルさを感じました。

ただ、それを「懐古」ではなく「踏襲した上で、崩し、もう一度新しく構築する」というスクラップ・アンド・ビルドも感じました。

例えばマスター・ヨーダが出てきて大切なジェダイの書物を燃やしたりとか。ルークもこんなもんいらねえ!っていいながらそれでも「大事なものだったのに!」というふうに困惑するところとか。ところでマスターヨーダ出てきた瞬間に「封神演義*5」で天化たちが封神台を開放されたことで、封じられていた魂魄として助太刀にきた瞬間のヤッベーきちゃったうわーーー!!みたいな気持ちになりました。封神演義来年アニメ化です。よろしくお願いします。

これって「あんなもん見たの?笑」っていうのは何というか、今までの過去作を別に見ても見なくてもいいんじゃないの~という言伝にも思えました。どっちでもいいよ。前のを知ってたらより楽しい、今のシリーズを見てたら今のシリーズとして楽しい。って思えるのかな、と。勿論じゃあヨーダ先生って誰だよって意見も出てくるとは思うんですけれど。ただ、ヨーダ先生が「ルーク」にとって「師」であることは作中みれば分かることだからいいんじゃないかなと。

 

で、物議を醸したレイの立ち位置についてですけど、私は外伝で出てきたハン・ソロたちの娘息子の「娘」なのかなって勝手に思ってました。スカイウォーカーの血筋になっちゃいますけれどね。でも蓋を開けてみれば「誰でもない」だったということがわかって。

物語の主人公として、血統じゃないっていうのは面白い選択肢だと思います。ジョジョは”その血の宿命”*6だけれど、彼らは「どこかの遠い宇宙で生きている一人」なのだということがわかります。

それは一番最後のルークが出てくる所で、レイに教えたところのモノローグ。最後のジェダイは自分ではない、というところ。あれ、師弟対決だし、意識飛ばして戦うとか究極楽しい…熱い…って思うんですけれど。

静と動、生と死、万物に対する考え方。ルークが語ることで見えてくるものがあると思います。

しかし冒頭シーンで振り返ったルークとレイの対峙に「シロガネ山で対峙する新旧主人公!熱い!」となったポケモントレーナーは挙手してください。私です。

 

また、今回の孤島がジェダイの島として見てて思ったのはイタリアのアルベロベッロみたいだなとか。あんまりヨーロッパ詳しくないのですがああいう雰囲気いいな~とか。そんなことを考えていました。

 

レイという人間もまた光と影の調和の中にいて、大きな光あるところに闇はあるということから彼女もまたカイロ・レンやアナキンのように闇堕ちする可能性もあるわけです。正直今作で「ルークがダークサイドに落ちるってよ」っていうネタバレを前の日の飲み会でいった人が居て「し、信じないぞ!!」ってなったわけですけど。

嘘でした。この野郎。

何にしてもスターウォーズっていう作品はどっちかっていうと「クロニクル」で、誰かの物語っていうよりも歴史の一部を見ていたのかなって思うのです。勿論主人公はルークでありアナキンでありレイでもあるわけだけれど。今作における中で一番思ったのは「フィン」「ポー」への注視の仕方が面白いなということ。

スター・ウォーズは主人公がいるけれど、それでもやっぱり群像劇な部分があって。それぞれがそれぞれに何かしらに気づいて前に進む部分がある。だからこそ面白いのかなと思いました。

 

離れているから成長する部分がある。何か見えることがある。

そういう意味で私はもう漠然とスターウォーズというこの作品が好きなんだなあという実に感想としては「軽っ」って言われそうなことを思った次第です。

 

カイロ・レンとレイという二人に対しては「恋愛」というよりも、なんていうかお前は俺で俺がお前でみたいな合わせ鏡感が非常に強いと思いました。

フラグだと思われていたフィンはどっちかっていうとハン・ソロ/レイアじゃないけれどローズという相棒が恋愛に昇華しそうな感じですし。ポーはポーでパイロットとして前に進む感じですしね。

 

「過去を捨てて、新しいものを作ろう」というカイロ・レンの考え方は過去を引きずりすぎてもしょうがねえだろ、とか、伝説はもういらないっていう意味でもいいなと思うし「分かる」って思いました。だってあの人凄いんだよ~って言われたって生きているのは自分たちで、その彼らがすごかった時を知らないもの。

トクサツガガガで「どんなに凄いのも分かる、でも私の世界に君はいなかった」という話があるわけですけれども、そういうことなんじゃあないのかなあ。とか。

 

しかしあの、本当改めてBB8は可愛すぎじゃないだろうかとジタバタしていました。逐一動きが可愛い。わんこみたいで可愛い。

そしてR2-D2とルークのやり取りが始まった瞬間に「アアアアア」と私は震えていました。なにこれ尊いかよ(語彙力のなさ)

しかも見せるのが旧三部作の最初のシーン、オビ=ワン・ケノービに救いを求めるレイア姫なわけで。思えばあそこからストーリーは始まっていて。ルークとオビ=ワンは同じように弟子をダークサイドに落としてしまって、その上で隠居生活っていうかひっそりしているわけですけれど。

彼らの死に様っていうか、なにこれ一騎当千かっこいい、はやっぱりロマンがありました。ルークの自分を盾にして周りを戦略的に退避させられるのは彼が自分の立ち位置「伝説」を理解した上ですし。その上での自分からはカイロ・レンに先に仕掛けないのもああ、ルーク…ルークウウ…ってなりました。

ちなみにルークとヨーダ先生。ルークとR2-D2レイア姫のを見るシーンに本気でボロボロ泣いてました。自分でもよくわからないけれど泣いていた。

 

なんだろう登場人物萌えなのかなって言われたらまぁ一概に否定はできないですけれど、物語として、「どうあがいても絶望しかなかった中に見えた一筋の光が、英雄の娘息子とかでもなんでもなく、それでも自らで道を開こうとした女の子」っていうのがいいなって思いました。

カジノタウンにいた少年もそう。キラキラと目が輝いているのが美しい。あれ、新三部作の一番最初のアナキンみたいだなあ…とか思いました。

 

だからなんていうか、今、こうして、このタイミングでいろんな展開があるのが嬉しいし、ああきっとルーク3部作を見た人って「やっべーーこの後どーすんだよ!!」って今の自分のようなワクワクがあったんじゃないかなあとウキウキしています。

 

原点回帰、でも、同じじゃない。

そういう意味で、私はこの作品がエンタメ的にも楽しくて、わくわくしたな、って思います。まぁ賛否分かれるとは思うけれど(笑)それでももう一回みたいな~~めっちゃ見たいぞ~~ってはなっています。まぁ行くんですけど。(来年早々にいこうね!!と約束してた友達とスケジュールがたちました。ヤッタネ!)

取り敢えず雑感で思ったことを現在ぶちまけておきました。

2回めみたら多分感じるものが違うだろうし、少し視野を広く見られる気がする。

*1:テレビで「勤務先が決まったんですけど今日のために頑張ってたから今日仕事辞めてきました」っていってる方がいました。強い

*2:初日封切りの新宿・六本木・渋谷・上野といった都内の有名なところは軒並み満席だった

*3:これは私の友人が「オールナイトスターウォーズしてる」というInstagramをあげてました

*4:某猪突猛進の結果隊がえらい目になったけど勝ったからいいじゃんとかあった記憶

*5:藤崎竜氏による少年ジャンプで連載していた漫画。

*6:ジョースター一族とディオとの戦いの話から始まるわけだからね