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バグスターにも”こころ”は宿る/仮面ライダーパラドクスwithポッピー感想まとめ

2週間限定で劇場で見られると聞いてホイホイいってきました。

仮面ライダーエグゼイドのVシネ2作目、今作では主人公永夢から産まれたバグスター「パラド」と、主人公を当初より支えるヒロイン・ポッピーのお話。

前回の「ブレイブ&スナイプ」の感想はこちら。

amanatsu0312.hateblo.jp

 

ということでネタバレ甚だしく書いていきます。

円盤になるの楽しみな方はそっ閉じしておいてください。

 

キービジュアル 

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仮面ライダーパラドクスwithポッピー

画像だけ見るとポッピーめっちゃヒロインしてる。すごい!って思いました。個人的に明日那という登場人物とポッピーという在り方を考えると「バグスター」であり、「キャラクター」だけど「恋愛対象」ではない本来の意味の「ヒロイン」かなっていう印象だったんですが(”ニチアサのときめきはポッピーにおまかせ!”って言ってるしね)*1

松田るかちゃんご本人も振ってるもんね。

 

ちなみにニチアサ最後のヒロインはポッピーピポパポなわけですが、ビルド含めた今の時間は「ニチゴゼ(日曜午前)」というそうです。まぁ時間帯的に「朝」ではないもんね…。*2

 

あらすじ

再生医療に取り組んでいた女医・紗衣子の依頼の下、育成ゲーム“バグスターをつくるぜ!”が開発された。

ところが、パラドとポッピーを育成するテストプレイに臨んでいた永夢と紗衣子は、ある異変に気付く。

その頃、“本物”のパラドが何者かに捕らえられ……

予告

www.youtube.com

割りと予告の段階で「やばい予感しかしない(神な意味で)」でした。 

 

感想

新宿バルト9にサインが有りました

今回足を運んだのが新宿バルト9だったので、甲斐翔真くんのサインがありました。舞台挨拶したからでしょう。

 今回キービジュアル2つあるんですね。多分限定盤と通常盤だと思うのですが。個性があってかわいい。

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こっちにはガワも出演者もどっちもいる

 グラファイトの無駄遣い

natalie.mu

この指摘の通り割りと本当に「グラファイトもっと出番あると思った?残念!!」っていう一言でした。ママファイト……感謝祭でのうっかり死んじゃった組としてのトークは忘れないよ…(笑)

Vシネオリジナルキャラとして

八乙女先生における輪郭がはっきりしてきました。どうみても敵、どうみても悪いやつだったブレイブ&スナイプに対して、彼女の目的がはっきりしたかんじがしますね。

エグゼイドを完走(平ジェネもね)している人に向けられて作っているので突然出てきた名前でも「あーーーお前かーーー!!」ってなりました。

Dr.パックマンとの縁がしっかり出てきたので最後のところでもうちょっと掘り下げられるかもしれませんね。しかししれっと足蹴にするのめっちゃ怖い。

「人間様」からのバグスターに対しての「モルモット」「実験動物」としての見方がなんかもう…もう…って気持ちになりました。協力するけどえらい目にあうとか仮面ライダーっていうよりもレンジャーあるあるっぽいなって印象でした。しかし流石Vシネ、スカート短い。足キレイ。白衣美しい。

彼女に関しては貴利矢との顔をあわせたシーンが好きです。最終章でまた見られるのかな。

また、ポッピーを追い詰めていくの怖い怖い怖い!って思いながら見守っていました。

 

 

 

XXとXY

パラドとポッピーをかけあわせて黎斗の中に戻すことで「父親」「母親」の遺伝子が戻ってくる=再構築される という理論なわけですが。

この話に於ける「パラド」(=正宗のバグスター)と、永夢の「パラド」の話に目がいきがちなのですが、ポッピーは「あなたは私で私はあなた」の存在がすでに居ないことになります。それってすごい片翼がない状態なんですよね。しんどい。

それでもポッピーはポッピーで、自分が「ポッピーとしてここにいたい」という気持ちが有るっていう部分がちゃんと「永夢のパラド」と一緒で、「データ」として「0と1」で産まれた存在かもしれないけれど心はある、という描写がありました。

というか今ふっと思ったんですが、正宗から産まれたパラドは永夢のパラドと同じ顔をしていたわけですが、同じ手術者によって産まれたものなら「同じ顔」になるのかなあとか。ポッピーと同じ顔もいてもおかしくないんだよなあとか。そんなぐるぐるスパイラルに陥りました。

 

作品としては松田るかちゃんのお衣装チェンジがいっぱい見られて久しぶりに「ニチアサのときめきは!ポッピーにおまかせ!」が見られてホクホクしてました。はいかわいい。\わーい/

 

永夢とパラドの信頼性

永夢は正宗のパラド(以下、Mパラドと称します)を通常のパラドと気付かず育成して、その違和感を受けながらも接してきた結果襲撃されるわけですが…、「パラドにやられた」と言いながらも、パラドであってパラドじゃないということを理解しているように受けました。それにしても倒れるお芝居した飯島くんの表情が好きです。崩れ落ちるまでの流れがいい。

 

結構本編でもお互いに対峙して遣り取りをする、遊戯王の心の部屋みたいなのの描写があったわけですけれど。同じ類でいうとヒカルの碁でも藤原佐為と進藤ヒカルの心のなかでのやりとりみたいなね*3。めっちゃそういうの個人的に好きなのですが、ちゃんと永夢が彼を「自分」として捉えて、信頼をしているというのがわかります。

 

「心を持ったお前はいらない」とMパラドは言いますが、パラドはそれをはねのけます。

ものには心が宿る。万物には心が宿るというのは非常に日本の八百万の考えだよなあとか思いました。データにだって心はある、って洋画でもAIとかであったりしたわけですけれど、仮面ライダーで見るとなんだかとても不思議です。傘とかね、大事にしてたら心宿るって発想昔からありますもんね*4

見ながらVOCALOID鏡音リン「ココロ*5」を思い出しました。

心を持ったことで変わっていく、というのはこういった「バグスター(データ)」である彼らにとって「自分という存在定義」になると思います。同じ顔、同じデータを持っていたとしても自分から考えられる。自分から動く。そこにあるのは自分が得た経験、感情、があるから。

だから予告編でいったポッピーとパラドの言葉は非常に個人的に刺さります。

 

黎斗と絶版おじさんの親子関係

見ながら「お父さんを蘇らせたかったんだねえ分かる分かる」という美談かと思いきやまぁそんなこともなかった。安定の黎斗だった。神はずっと神だったし、「根本的な元凶」という表現が印象的すぎた。

まぁでも一方で八乙女先生に指摘されている部分、ポッピーに違うでしょう、って指摘されているときに顔を背けたり表情を消したりしている部分を見ると「彼の真意」は まだ何かあるんではなかろうか…と思っています。

正宗に「謝罪させるためだけ」に蘇らせたのか、まだ彼に何かあるのか。

また、正宗の「お前を産んだこと自体が失敗だった」という言葉に「あっ親子関係これ修復無理すぎ案件では」って思いました。こうなっちゃうとこじれにこじれきって殴り合っていくしかない。言われた側は忘れないんですよね……しんどい……櫻子(お母さん)次回出番ありそうですね。そのへんも気になる。

 

ということで、時間が53分という尺の中でまとめなければならないわけですが彼らの模索感が非常に見えました。3つにわけた章なので仕方ないのですが、こう、なんか見ててブレイブ&スナイプのときみたいな「一つの終わり」という感じではなく、最終章へのつなぎ要素が強いように感じました。

スター・ウォーズでも帝国の逆襲で「は、は、ハン・ソローーーー!!」ってなったしね。そういうことなんでしょう。全部終わってみないと感想としてまた印象が違うから、難しい。

 

ということで以上パラドクスwithポッピーの感想でした。

はやく最終章まで見たいな~~~という気持ちも込めて。