柑橘パッショナート

インプットとアウトプットを繰り返すごちゃまぜスタイル

ステージの上で歌い、踊り、笑顔を振りまく人たちへ

今週のお題「私のアイドル」ということで、「アイドル」って何だろうという気持ちと併せて2月1日に6周年を迎えた私が応援しているアイドルの話を含めて書いていきたいとおもいます。だがしかしこのブログサイトびっくりするぐらい脱線しまくってるから、だいたい好きなことを書き連ねるのでご了承ください。

ところで先日のブログが週刊はてなに紹介されたらしい。一体どこまでいくんだこれ…→【週刊はてな】はてなの最新情報をご紹介(2018年2月1日配信号) - 週刊はてなブログ

それはさておくとしてアイドル語りします。させてくれ。

A.B.C-Zだけだと思った?残念!色々話すよ!!!ってことで。いや…あの…ネタを突っ込んでいかないと駄目なスタイルなんだ…まぐろみたいな…泳ぎ続けないと駄目なんだ的な…。ということでつらつら語っていきたいと思います。

 取り敢えず一番に言いたいのは、2018/02/01、A.B.C-Zというグループがデビュー6周年を迎えました。誠におめでとうございます。更なる飛躍の一年になることを願いつつ、このブログを連ねていきたいと存じます。

私のアイドルたちの話

A.B.C-Zというアイドル

この記事を書くにあたって、ちょうどA.B.C-Zが6周年を迎えました。

A.B.C-Zを好きになって1年賀経過したわけですが、いわゆる「新規」である自分が何も知らない状態からいろんなものを吸収し、考えを巡らせているさなかで有る中で出会えたものは決してマイナスではない、エネルギッシュなものであると思っています。

 

応援しているものが一つではない人間なので、スペシャリスト(いわゆる一点集中型)のファンの方とは傾向が違うと思いますし、それをいわゆる「掛け持ちは理解できない」と言われたら「せやなー」しか言えないぐらいなんですが(好きは増えるタイプなので)、その違いに対して以前ブログで「ジェネラリスト*1スペシャリストかの違いにすぎない」というふうに指摘されているお方がいて、非常に自分の中で心に響きました。私はスペシャリストorジェネラリストという二つに分けられたら多分ジェネラリストの類だと思います。好きは増えるタイプ。

まぁそれはさておくとして。メンバーの話です。

 

メンバー各位の魅力についてはお誕生日に合わせて過去に書いたのですが

こうやって見ると見てきたものが違うからこそ感じるものも変わってきているのかなと思います。当初の「楽しい!」「好き!」だけではなくて、見ていった中で「こうしてくれたほうがきっともっとキラキラしているのが見られるのではないか」という此方側の期待が膨らんでいるのかなーとも。

「こうなったらいいな」「こうあってほしいな」という希望要望期待は大きすぎると相手を押しつぶしてしまうけれど、全く期待しないなんてつまらないじゃないっていう風にも考えます。

「期待していいよ」と彼らはクチにしてくれて、そんな風に言われたら期待しないわけがないじゃないか!期待しちゃうぞ!

 

A.B.C-Zという人たちは親近感を感じるような、それでいて手の届かないような「週末ヒロイン」*2みたいな部分を少しエッセンスとして入っている存在です。

お買い物にZARAにも行くし*3エポスカードでポイント貯まりますかって聞いたりするし*4、L'Arc~en~Cielが好きだったりするし*5BUMP OF CHICKEN好きだったりするし*6、ドルオタだったりするし*7

ジャニーズという大きな事務所で動いている中で、それでも「会いにいける人」という印象がありますが、本人たちは上を目指してもっともっと、沢山の人に見てもらえたらという心をいだき続けているように思います。

過去のことは私はわかりません。「あのときのほうがギラギラしていたよ」「あのときに比べたら今はだめだよ」という言葉があるのを知っていますが、それも含めての彼らであるとも感じているので、その「沢山のもの」を抱えながら「今」「何を」「どうやって」「どうして」キラキラに変換して、前に進もうとするのかが大事なんじゃないかなと思います。

ファンがやきもきすること。メンバーが「こうしたい」と思うのにうまくできないこと。やりたいと思うのにやれないと思うこと。

 

そんな、ファンである私が、「彼らは大丈夫だろうか」「頑張れ、頑張れ」って思うこともまた、彼らが近くて、そしてちょっと遠い、少し不思議な立ち位置だから思うポイントなのかもしれないなと思います。心境的に楽しいかと言われるとプラスとマイナスが組み合わさって最終的にプラスになっているから良いのだろうというのが結論です。

 

「歩き続けてどこまでゆこうか」なんて言葉もあります。

風といっしょに

風といっしょに

 

私はこの「風といっしょに」という楽曲がめちゃくちゃ好きなわけですが、こう、うっかり噛み締めて聞くと「名曲すぎかよ」と顔を覆いたくなるわけです。流石の小林幸子ポケモンミュウツーの逆襲やっぱ好き…(わかりやすい)

この「風といっしょに」のフレーズの一番最後に、

大地ふみしめ どこまでも ゆこう

めざした あの夢を つかむまで

 と、あるのですが。もうなんか、なんだろう。一緒に目指していこうなあ……と不思議とリンクさせていて、しみじみしています。

「幾つもの出会い、幾つもの別れ、幻のような思い出も少し」というフレーズもめっちゃくちゃこう……なんか……こうね…心にくるよね・・皆聞いて…。

 

話がずれましたが、A.B.C-Zというグループに於ける期待をこれからも続けていきたいのは、本人たちが「諦めたら、そこで試合終了ですよ*8」でいてくれることであってほしい、というのが願いです。

私は彼らに何を期待しているのだろうかと聞かれて「アイドルのキラキラ」部分と、彼らが彼らだからできる「何か」を組み合わさった化学変化によって生じる「A.B.C-Zのきらめき」がみたいのだろうな…というのが結論です。

「誰か」になる必要なんてないと思います。一人ひとりが違うからこそ人生は楽しいし、それが「個性」だと思うので、個性を伸ばしていって、グループになってまた違う色になって、組み合わさったこのグループの「良いところ」「素敵だと思える所」が広がって言って欲しい。というのが個人的な願い。

 

どんなふうに変わっていくのか。

どんなふうに飛躍していくのか。

どんなふうに進んでいくのか。

ただ、ただ、楽しみです。

 

うまく伝えられないのですが、「ジャニーズなのに身体が張れる」とか「ジャニーズだから踊れる」ではなく、「A.B.C-Zだから」表現できるものとして称されるようになってほしいなと思います。

誰の真似もする必要はない。自分達の道を探しなさい。そう言っていた人がいます*9。敵は俺が思っているほど強くない、俺は俺が思っているほど弱くない、と言葉にしている人も居ます*10

A.B.C-Zも、A.B.C-Zにしかない魅力があって、それを多くの人にどんどん発信していってもらえたら、いいなあ。他のグループを「いいな」「羨ましい」「ああだったらいいのに」って思う部分もきっと出て来るだろうし、いいところは盗めばいいと思うけれど、自分のいいところを伸ばした上で、いい部分を吸収し、アレンジしていってもらえたら私はいい。それは「パクリ」じゃなくて「影響」「インスパイア」だと言われたことが有ります。このへんグレーだから私詳しくないのであれなんですけどね。

 

そんなお話をしていたところ、「マシュマロ」でこんなご質問をいただきました。

甘夏さんが『1番再生してるな』と思うベスト3のえびちゃん円盤(コンサート舞台など)教えてください!よければ!

 三浦大知くんの先日のブログ方式で紹介しようと思ったんですがitunesでジャニーズやってなかったから紹介しにくい!!(笑)

 

取り敢えず直近で昨年7月末から行われていたコンサートの円盤が出ます。

5周年、「5」という数字にこだわり抜いた彼らが見せる一つの「かたち」だと思うので、どんなふうに映像として形にしてもらえたのか楽しみです。

 

A.B.C-Z 5Stars 5Years Tour(Blu-ray初回限定盤)

A.B.C-Z 5Stars 5Years Tour(Blu-ray初回限定盤)

 

 

基本私は「最新の彼らをみてほしい」という気持ちが強いタイプなので(ただ「思い入れが強い」はまた別になってくる)、そういう意味で人にオススメするなら多分最新シングルと、最新アルバムと、最新映像なわけですが。

一方で自分が何を選ぶって言われるととっても悩みますが…。A.B.C-Zは音もいいけれど「動きがある」からこそ見てて楽しい人たちだと思います。だから「現場率No.1ジャニーズ」なんても言われているのかなと。この脅威の現場率、全部いってる方の体力と財力すごいなって思います……すごい……。

何にしろ彼らは「目のあたりにしてこそ”あ、すごい!””楽しい!”」が増すのかなって感じます。現場至上主義と言うつもりは毛頭ありません。テレビでも何でも「動いている」からこそやっぱりいいのかなと。

ラジオはラジオで「言葉」の重要性がもっと出てくるから、私はラジオも好きなんですけれどね。

ひょっとして:全部好きじゃねーか!!

 

とにもかくにも、6周年誠におめでとうございます。日々の努力、そして苦悩は必ず糧として明日に続く勇気になると思います。

たくさんの経験を糧に、更に躍進していくことを心より楽しみにしております。

2018年は飛躍の年。そうラジオで仰っていましたね。

ご自身たち個人にとっても、グループにとっても益々のご活躍が多からんことを願っております。

今日、今いてくれることに多大なる感謝を言の葉にさせていただきたいと存じます。

 

ここまで書いてて気づいたけどすごい祝辞っぽい。

 

そもそも、アイドルってなんだろう

ダヴィンチニュースで興味深い記事があったのでこちらをご紹介したい。

ddnavi.com

 

彼女たちのまわりにはたくさんの人たちがいる。汗をかいて、歌やダンスに磨きをかける瞬間を見守るスタッフ。彼女たちの幸せを願い、共に成長していくことを覚悟したファン。彼女たちを本気で後押ししたいと願うメディアの人間など、時に苦しみを味わいながらも、今日も明日も、目をキラキラさせて彼女たちの活躍を心から願っている。

(前リンクから引用)

アイドルというのはどこまでがアイドルで、そうじゃないのかというのが難しい。

たとえば私は風間俊介くんのことも好きだけれど、彼を「アイドル」として見ているのか「俳優」(または「声優」)としてみているのかと聞かれたら後者に部類されるほうの人間だし……。

でも一方で、例えばA.B.C-Zの橋本良亮くんが朗読劇に挑戦してくれた際、彼に対して「アイドルだから」という気持ちで見ていたのかと聞かれたらNoで、そのステージに立っている時はきちんと「俳優」「演者」として見ていたと思う。

 

例えばV6井ノ原快彦さんが「あさイチ」をやっているときに、彼に対して井ノ原くんマジアイドル…っていう気持ちで見ているかと聞かれたらNoで、それこそ井ノ原くんを「アイドル井ノ原快彦」として好きな部分もあるけれど、コメンテーター、司会として進行している人として見ているから「それはそれ」で「これはこれ」なのだろうなと思うのです。

 

でもじゃあ「堂本剛金田一少年は?」と聞かれるとこれが本当に曖昧で、私は一体どっちで見ていたのだろう、でも金田一って言われたらやっぱり堂本剛というイメージが強いし、その後の後輩に代替わりしても「もうなんかここまできたら剛君じっちゃん*11やってくれよ……」とか思う回数が増えるばかりだったわけですが。KinKi Kids堂本剛だから好きだったのか、はまり役だったからなのか、それとも自分の思い出補正なのか。いまいち自分でもよくわかりません。

悲恋湖のときの「オレのせいだ…ウワアアアア」のお芝居については青いな、懐かしいなっていう印象なのは拭えませんが。成長したんだよ…! すごい勢いで金田一に関しては成長されていったなと最近見直して思いました。

 

「本業じゃないから(アイドルだから)仕方ないよね」という言葉が私は好きじゃないです。これは他の何に対しても言えることで、例えば声優さんがストレートプレイに挑戦したり、それこそ例えば「アイドルっぽいこと」をしている時にも言えることです。

「ここでイロモノに思われるにしても自分は勝負しなければならない」という覚悟を持って彼らは挑戦していると感じているからこそ、私は彼らを「その場」にいる時は「≠アイドルであるときの彼ら」として見ています。

その肩書のお陰で得た仕事だったとしても、私が見ているのは、「お芝居」をしているのは「俳優」としての相手なのだ、ということ。それは、どっちに対しても言えることで、だから私は「本業じゃないからこんなもんだよね」は、本業の人にも挑戦している人にもあんまり言いたくないかな。妥協なんてしないで、突き進んで欲しい。

 

アイドルという立ち位置だから勝負できるもの、アイドルだから勝負できない「何か」があるのでしょうけれど。

彼らの「チャレンジ」が無駄ではないと思うし、まぁ勿論「そのチャレンジによって潰された側のこと考えたことがあるのか」って言わたら「それなあ…」っていいたくなる気持ちも0じゃないっていうか、そちら側の意見もとっても分かるからこその苦悩が生じるのだろうな、とか。お前どっちの味方だよって言われたら「わからん」って話なんですけれど。

 

最近あった面白い話で、先日仮面ライダーエグゼイドのトリロジー「ゲンムVSレーザー」の舞台挨拶があった中での話です。

natalie.mu

こちらの会場に私はいませんでしたが、貴水博之さんが「劇団EXILEーー!!!」と小野塚勇人くんにいったらしいんですが「これ(衣装)脱いだらね!!」と小野塚くんが返したという話を耳にしました。

 はやくトリロジーみたい…(合掌)

 

特撮における「その服」「その格好」における立ち位置ってとても重要なのだろうなと思います。より、イメージを崩してはいけない。だから、小野塚勇人くんは「劇団EXILE」でありながら、徹して「九条貴利矢」の「小野塚勇人」という存在だったんだと思います。

思えば特撮という現場で、舞台挨拶にしろ何にしろ彼らはキャストとして挨拶する前に、ファンから声をかけられるとしたら役名でよばれることが多いです。

 

2015年、竹内涼真くんは「しんのすけー!」と子どもが呼んだときに「何年たってもオレのことを見かけたら、そうやって呼んでくれよな」と言っていたのを目の当たりにしてすごく感動した覚えがあります。子どもにとって彼はヒーローで、いつ振られても「そうあってくれる」というね。是非その時の気持ちは忘れないでこれからも居てほしいなと思います。

 

お芝居であるときは「アイドルグループ」「アイドル」のXXではなく、その「役者」のXXとして自分はこれからも見ていきたいし、其の時はアイドルというフィルターを外して見られたらいいなと思います。ファン欲目というのは絶対存在しているとは思うけれども。

朗読劇にしろ、舞台のお芝居にしろ、何にしろ。素直に楽しめたらいいな。

 

うまく伝えられている自信がないけれど、A.B.C-Zが6周年というまた一つのステップアップのタイミングだったので、からめてつらつらと書いてみました。

*1:Generalist。広範囲にわたる知識を持つ人のこと。企業においては総合職を指すことが多い。また、各種のプロデューサーはジェネラリストとみなされる事が多い(一つの企画に対して、芸術性・商業性など多方向からの視点を持ち合わせ、責任を有して可否を決定する必要があるため)

*2:ももクロちゃんの代名詞ですね

*3:橋本良亮氏の話

*4:河合郁人氏の話

*5:五関晃一氏の話

*6:戸塚祥太氏の話

*7:塚田僚一氏の話

*8:SLAM DUNK屈指の名声セリフ。69話「WISH」にて、ミッチーに言ったセリフ。あきらめたらそこで試合終了ですよ:スラムダンクの名言

*9:イビチャ・オシム

*10:三浦知良選手

*11:金田一耕助

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