人生日々ハイテンション

好きなものをビュッフェスタイルに楽しむ人の備忘録

「ダ・ヴィンチ」から多角的に見るA.B.C-Zの魅力

ダ・ヴィンチA.B.C-Zが特集を組まれてかつ表紙になりました。

「うっわー表紙だってーワーイ!」と素直に嬉しかったので、うっかりホイホイ購入したら「えっ…内容すごいしっかりしてる…」と思わずびっくりしたので色々読んでいて、元々ダ・ヴィンチで戸塚さんが連載していたことから経ているとはいえ、丁寧に掘り下げていることが嬉しかったのと読み応えがあったので、そこから読み解いた私の解釈と感想をずらずらと。

これはできれば「ジョーダンバットが鳴っている」と連動して読んだほうがいいなと思える一冊だったなと思うので、一緒に書こうと思ったのですが文字数長すぎてアプリでもう表示できませんって怒られたので分割することにしました。

 

ジョーダンバットが鳴っている感想》

amanatsu0312.hateblo.jp

ダ・ヴィンチ再びのA.B.C-Zの特集

ダ・ヴィンチ2018年5月号では、A.B.C-Z特集が組まれていました。

ダ・ヴィンチ 2018年5月号

ダ・ヴィンチ 2018年5月号

 

 第一声「表紙がとても綺麗」でした。個性が出ますね。

一方でダ・ヴィンチという自社の雑誌名後ろでいいのだろうかとドキドキしていました。いや重ねちゃうと橋本くん提供目((提∀供)こういうの)になっちゃうので問題しかないんですが(笑)

で、この雑誌は取り敢えずA.B.C-Zのページ以外にも銀河英雄伝説という私が何気にアニメとってもとっても楽しみにしているものの特集も組まれていたので相乗効果でヤッタゼアニオタも読もうってたなったわけですが(一方的に存じ上げている梅原裕一郎さんのファンの方が読んでうっかり泣いたと聞いてガッツポーズしてた)(ごめんなさい)。

これを読んだ上での感想もつらつらと。

 

「まだ見ぬ明日」はもう見えたのだろうか

 2年前、A.B.C-Z戸塚祥太氏がダ・ヴィンチを卒業するにあたって特集を同雑誌に組んでもらった過去を持っています。

当時の特集番外編(編集後記に近く感じた)はこちら。

当時、2016年。今から丁度2年前ですね。

2017年に5周年を迎え「再起動(Reboot)」とし、試行錯誤をしながら突き進んだ彼らの道ですが、進む前の物語として、生きている人の「今」がそこに息づいているのが非常に印象的でした。

私が知らなかった頃のA.B.C-Zがそこにはいて、そこでインタビューを受けているやり取りを文字として追いかけていると今と変わらない姿勢と、今と全く違う部分が其々に混在していた、なんだか不可思議な気持ちです(笑)

2年前のものですらこんなにも変わっている、プロのライティングと編集が加わっているのに違うものがあって、そういうのって”過去の彼ら”と一緒に生きていた人たちは特にひしひしと感じるんじゃないかなあ。「あああの時あんなふうにいってた彼は今こんなに大人に!」みたいな(笑)

橋本くんは今も昔も変わらず”否定しない男”だし、戸塚さんの”予想外”に対して塚田さんは驚かないし、河合さんは相変わらずの”なんとかしよう”って姿勢を持っていて、五関さんも静かな心の中に確かに”変革しよう”とするものがあって、戸塚さんもスクラップアンドビルドを繰り返している。そんな風に感じました。

過去の彼らを今の彼らが見た時何を思うのだろう、と時々深く考えます。

「まだ見ぬ明日」というのは「明日っていつの明日よ?」というジョジョの名言もあるわけですが。それに続くジョジョの言葉をここで声を大にして伝えたい。

ねーちゃん!あしたっていまさッ!

……これフォント一番大きくして言うのもあれなんですが(笑)

彼らの「まだ見ぬ明日」は常に今、であってくれたらいいな、と。常に進化し続けてみたい明日を得ながらランクアップしていってもらいたい。そんな今日此の頃です。

「ランクアップマジック!」ってすぐ口に出しそうになったから私はエクシーズ次元の人間なのかもしれない(?)

 

選んだ本から自分が思ったこと

【ダ・ヴィンチ2018年5月号】Cover ModelのA.B.C-Zが選んだ本は? | ダ・ヴィンチニュースにお写真はカットされながらも紹介されているのですが、選ぶものが「わ、わかる~~~」がいっぱいでした。

ある意味キャラクターしっかり立てているといえばそうなんでしょうけれど。ということでそれぞれの感想。

 

橋本良亮君:SLAM DUNK

 突然のスラダンでびびった。SLAM DUNKはいいぞ……SLAM DUNKは楽しいぞ…。左手はそえるだけ……。

ということで、元々ジャンプ好きなのでSLAM DUNKは履修済みの自分にとって見れば「男子は好きな漫画だと思うので読んでくれ」となる漫画なわけですが。

Slam dunk―完全版 (#1) (ジャンプ・コミックスデラックス)

Slam dunk―完全版 (#1) (ジャンプ・コミックスデラックス)

 

しかもなんなら、4月1日に井上先生から完全再編が出るという話を聞いてポチる用意を始めていたわけですが。

推しが「読んだよ」って言い出すとは思わないじゃないですかー

マジかー!!最初に一番興奮したところでした(笑)

 

1カ月くらい前に人生で初めて『SLUM DUNK』を読んだんですよ。

とっつーが流川と花道のハイタッチシーンが好きで、ライブ中もよく俺に仕掛けてくるんだけど、正直、どういう意味があるのかも知らなかった。

ところがあるとき、深夜にたまたまアニメを観て。

三井の『安西先生、バスケがしたいです』のシーンだったんですけど、なんだこれ、めちゃくちゃ面白いなって、途中なのにハマって最終回まで一気見。マンガも全巻、一気読み。とっつーもそりゃハイタッチするわ、あんなに泣けるんだから!って今さら共感しました(笑)。

とにかく男のかっこよさが、さまざまな形で描かれていて。流川もいいけど、ゴリみたいにチームを背負える男になりたいなと思いました」

【ダ・ヴィンチ2018年5月号】Cover ModelのA.B.C-Zが選んだ本は? | ダ・ヴィンチニュース より)

スラムダンクはいいぞ!そしてわかりみしかない。しかしまさかの初見が安西先生バスケがしたいですでびっくりした。まず深夜にうっかりみたアニメをひたすら見てしまうのあるある。私それこの前BLACK LAGOONTRIGUNでやったわ。

取り敢えず悪いことは言わないから(?)橋本くん今すぐ六本木の森タワーいこう。今なら90年代でSLAM DUNKがっつり*1だから……。

shonenjump-ten.com

 

新宿駅に一時飾られてたんだぞ!!!見た?!!ねえ見て!!!(うるさい)

ちなみに遊戯王も同じタイミングだから気が向いたら読んでくれ(笑)

 

遊戯王 1 (集英社文庫―コミック版)

遊戯王 1 (集英社文庫―コミック版)

 

 遊戯王はいいぞ…いいぞ…という話はさておくとして、「この本」で真っ先にスラムダンクを選んだというのが個人的にめちゃくちゃ嬉しくてですね。

努力と友情と勝利というジャンプの三原則がありつつ、独自性を貫き自分の描きたいものを編集部と喧嘩しながらだろうとなんだろうと貫いた漫画の一つなわけですが(エピソード調べるとボロボロ出てくる)

橋本くんはアニメも一気見ということは映画も見たのだろうか……。

SLAM DUNK THE MOVIE [DVD]

SLAM DUNK THE MOVIE [DVD]

 

未だに思うけど東映すごかった。

映画は4作品今まで出ているのですが、このDVDに全部つまってるのでまとめて見てくれ…頼む…オリジナルストーリー好き…「吠えろバスケットマン魂!! 花道と流川の熱き夏」とかおすすめだから…頼む……!!

また、「花道」をあげつつも、ゴリをポイントを抑えて挙げる辺りがとてもいいです。わかる。ゴリはイケメン。心がイケメンすぎてすごい。

リバウンドを制する者はゲームを制する。だし、何よりも、精神的に引っ張っていける。だけど超人ではなくて、努力も怠らなくて、前を向こうとして、でも感情だってちゃんとある。男前か。知ってた。

 BAADの「君が好きだと叫びたい」、つまり1クール目の花道の表情と、後期の表情がもう明らかに違ってですね。

君が好きだと叫びたい

君が好きだと叫びたい

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  • provided courtesy of iTunes

其の含めて、前述した戸塚さんの流れから作家に出会うという話じゃないですけれど、橋本くんの影響でスラムダンク見はじめる、読みはじめる人が出てきたらいいな。

 「ぜったいに 誰も」とかいいよね。

ぜったいに 誰も

ぜったいに 誰も

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 というかスラムダンク名曲過ぎていつもカラオケで歌うタイプなのですが(趣味が分かりやすい)、「世界が終わるまでは…」とかWANDSいい曲だなって思うし坂井泉水はやっぱすごいなって思うのでマイ フレンドは聞いていただきたい。

マイ フレンド

マイ フレンド

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 そして橋本くんはアニメを見たらしいから多分其のへんの楽曲を聞いているというわけで、あのへんのアニソンはいい曲が多いからすっ飛ばさないで聞いててほしいしOPとEDのワクワクを…是非…。

ちなみに私の好きなキャラはメガネくんとミッチーですねあそこの関係めっちゃすき。

第83話 副主将メガネ君の執念

此方メガネくんこと木暮公延君。名シーンすぎる。好き。スラムダンクはいいぞ。

 

 

第44話 三井! 嵐の3ポイント

ミッチーは「安西先生バスケがしたいです」が有名ですけど、彼のそこからの躍進もいいわけで。

湘北みんな好きだし流川楓という緑川光氏を一気に有名にさせたキャラクターも愛しい。ゴリの男前度は譲らない。

つまりみんな違ってみんないい。ライバルも個性的だから楽しいんだよなあ…スポーツマンという意味も含めても時代というものを含めても、非常にわくわくできる漫画です。

また、「安西先生」というケンタッキー氏と似ていると話題のあの人ですが、彼の谷沢という登場人物とのエピソードが非常に私は好きで。谷沢の努力していたけれど「出来なかった」の話も悲しいし、そこで出てくる「バスケットの国アメリカの、その空気を吸うだけで僕は高く跳べると思っていたのかなぁ…」という言葉ですよ。あれめっちゃしんどい。

其の上での谷沢の出来事があって、経たからこその安西先生流川楓桜木花道という才能を前にしての言葉をかけるものの選び方がいいし、つまり、あれです。イイヨネ!

まさか自分の好きな作品取り上げられるとは思っていなかったからびっくりしている。いいよね。スラムダンク。これで戸塚さんともハイタッチできるし、そのシーンみて私が「うああああ」ってなれるねヤッタゼ(?)

コンサートでやってくれたら嬉しいし、ファンもスラムダンクをこれから読む人もいるだろうからウィン・ウィンになるねやったねたえちゃん!

 

河合郁人さん:かくかくしかじか

「去年、東村さんからA.B.C-Zのみんなへ、ってもらった本なんですけど、俺がずっと独り占めしてたんです。最近ようやく読めたので、次にお会いしたときは堂々とお話しできます(笑)。

東村さんが恩師との思い出を綴った物語。時々、現在の東村さんが振り返って『ねえ先生』って語りかけるじゃないですか。この手法に俺は弱くて、絶対に泣かされるんだろうなっていう予感に引っ張られながら読みました。実際、ラストの先生の『描け』って言葉には大号泣。絵画教室のあまりのきつさに、東村さんが仮病をつかって帰ろうとしたシーンも好きだったな。家に『迎えにきて』って電話したふりをして教室を出るんだけど、先生、全速力で追いかけてくるんですよ。『嘘ついたな、今、お前の母ちゃんから電話あったぞ』って。そしたら、普通は仮病も見抜くでしょ。でも、先生はちっとも疑わなかった。それでわかったんです。先生が罵声に近いものを生徒に浴びせたりするのは、人間として相手を信頼しているからなんだ、って。男として、大人として、かっこいいと思いました」(河合)

【ダ・ヴィンチ2018年5月号】Cover ModelのA.B.C-Zが選んだ本は? | ダ・ヴィンチニュース より引用)

  

 「海月姫」「東京タラレバ娘」等のドラマ化をしている東村アキコさんの漫画です。

東村アキコさんの漫画は結構私の周りでも評価が割れていて「好き」というタイプの人と「苦手」という人がより顕著に出やすいというか、賛同されやすい部分と反発されやすい部分がある人の印象です。

東京タラレバ娘」でもパキッと「刺さる」となった人と、そうではない方とわかれましたね。また、昨年にはその中にあるエッセイ漫画がインターネット上で物議を醸していました。

 

また、アシスタントの男性たちを「ヒモザイル」として高収入の女性との恋愛成就を向けようというノンフィクション漫画が2015年に賛否でめちゃくちゃインターネット上で問題になり、結局休載へという出来事がありました。当時の反応が色々あったのもそういった経緯も含めて、「好みの割れるタイプ」の人と認識しています。

 

ちなみに、ジャニーズファンの方で雑誌を購入されている方だと彼女のことを知っている人も多いのではないでしょうか。

よくジャニーズ漫画*2描いていますよね。調べていったら「ハロー張りネズミ」の4話では彼女が完全協力もされているシーンもあるとか。

d-rev.net

A.B.C-Zでいうと雑誌やラジオでも何かとコミュニケーションを取っている方ですね。

で、そのうえでのこのお話を聞いて、河合さんのプレゼンテーション(というか、思い入れか)読んだのですが。

 

取り敢えず、あれだ。ひとりじめダメ絶対。最終的に他のメンバーの手にも渡ってるならいいんですが(笑)

語りかけ口調に弱いという河合さんのポイントを聞いて、「拝啓、父上様*3」を最初に思い出しました。あのナレーションが心地よくて見ごたえがあった記憶があります。優しい時間も好き。

拝啓、父上様 DVD-BOX

拝啓、父上様 DVD-BOX

 

お世話になった方や親しい方への「語りかけ」というのは其の人との距離感を測るものでもあるので、そういう意味で河合さんが読んだ彼女と「先生」の距離感がぐっときたのだろうな~と。

東村アキコさんという漫画家さんを実際に知っているからこその感じる部分、見ている部分、読んだ上で「ああ、だからこの人はこういう風に今なっているのかな」という部分も彼の中にあるのではないかな~とか、「男性」という目線から見た先生其の人の人柄考え方への印象についてコメントされているのですが、そこが印象的です。

美大漫画というと「ハチミツとクローバー」がまっさきに思い出されるのですが、そことはまたちょっと異なった実録要素とエッセイ漫画部分があるのかな、と河合さんのコメントを読んでいて&かくかくしかじか、及び東村アキコという人を調べていて気になりました。

 

塚田僚一さん:太陽の季節

「戦後昭和の大スター、石原裕次郎さんには以前から興味があったんです。今年の1月にテレビで観たドキュメンタリーをきっかけに、映画『太陽の季節』を観て、この原作を読みました。

ジャニーさんから石原慎太郎さんとは親交があったとも聞いていて。芥川賞を受賞した『太陽の季節』は、刊行当時、社会に衝撃を与えたと言われ、読んだ人の感想も賛否両論だったそうですね。

収録された5編には、たしかに既成概念や倫理に対する主人公たちの反抗心が満ちているんですが、その根本には、もがきながら必死に答えを出そうとしているピュアな人間の姿が見えて、そこは共感できるなと思ったんです。いいことも悪いことも理屈で考えるのではなく行動を起こしていく彼らの本能的な躍動感には刺激を受けました」

(上記リンクから引用)

石原裕次郎氏といえば昭和屈指のスターであり、石原慎太郎氏に関して言えば元東京都知事の印象が強いです。

この記事を読んでいて興味深かったのは塚田さんが今のこの時世の人間の価値観を持った上でこの本を読んだ印象と、当時の読んだ人の印象(賛否両論)を受け入れているということ。

当時の昭和という時代を生きているからこその彼らの性別や、立ち位置、状況から見えるものもあるのでしょうし、人々の価値観というのは移りゆくものだから(それこそ90年代バブルの頃と今で価値観が違う部分とかだってあるしね)、そういった部分を踏まえながら塚田さんが彼らを俯瞰し、良かった部分を自分の中でインプットしていくというのは物語をプラスに取り込んでいける、情報という流れてくるものから自分が必要なものを飲み込める、ある意味【取捨て選択】が出来ているのだろうな、という印象を受けました。

また、塚田さんが見ていたと言っていたドキュメンタリーはこれかな。

死して尚伝説になるということも踏まえて、どういう人だったのかと関心持って、作品を掘り下げていく、見ていこうとするのって面白いですよね。

 

石原裕次郎氏で派生してあれですけど、昔石原良純氏が何かのTV番組で「天気予報外れると俺のせいにされるけどあれは気象庁から出たやつを!!いってんの!!!」って言っていたのをふと思い出しました。

そういえばなんでかわからないのですが自分の周りでも天気予報外れると「おのれ良純」ってまるでおのれディケイドみたいなノリで口にしている人たちがいたな、っていう。

石原良純のこんなに楽しい気象予報士 (小学館文庫)

石原良純のこんなに楽しい気象予報士 (小学館文庫)

 

 気象予報士の方の説明を未だに天気予報で聞いてても「なるほど、つまり、どういうことだってばよ」ってなるのですが(笑)気象予報士という道を選び進んでいく彼の人生というのもいわゆる親の力、親族の存在が強いからこそ大変だった部分もあるんじゃあないかなあ、とかね。バラエティ出ているところを見ながら考えています。

 

五関晃一さん:名言力 人生を変えるためのすごい言葉

知り合いの放送作家さんに『五関くんは言葉を気にしたほうがいいよ』とこの本を渡されたんです。

中心で仕切るタイプじゃないからこそ、ときどき発する一言にはちゃんと意味をもたせなきゃいけないって考えることはあったから、勉強しなさいと言ってくださったのかなと。

読んでみたら、すごく面白かったですね。たとえば、高田純次さんの『世の中ってオレより頭のいい人のほうが多いんだ』っていう言葉。今まで誰かに頼るのは逃げることのような気がしていたけど、各分野のプロフェッショナルに委ねてよいものが作れるなら、それが一番いいと思えるようになって。すべてを自分だけの力でやる必要はないし、それは決して恥ずかしいことじゃないんだなと。一見当たり前の内容なんですが、そんな頃に触れたから、この〝名言〞はめちゃくちゃ沁みました

(同上リンク)

基本的に五関さんはめちゃくちゃ前に出てめちゃくちゃ喋るタイプではないです。

聞き上手というか、塚田さんが話す、五関さんが聞く、河合さんが話す、五関さんが聞く。橋本君が話す、五関さんが聞く…みたいな。基本的なバランスとしてお話するタイミングというのは他の方に比べたら少ないのかな?という印象です。

今回「放送作家さん」がおすすめしてくださったという一書ですが、名言集というのは非常に面白いですよね。私もよくネットやら本やらで見るのが好きです。三浦知良選手とか、松岡修造さんとか「わ、わかる~~~この人なら言う~~」っていう語録があっていつも楽しいです。しじみがトゥルル*4

いるじゃないですか、口開いて喋った瞬間めちゃくちゃ気になって仕方ない方。まあ私の中で言うと枝村さん*5なんですけれど。

そういう存在として五関くんが話す!ってなったときにどんな言葉が飛び出してくるのかなってワクワクがこれからこの本を経てあるのかと思うと非常に楽しみ。

個人的に好きなのはまぁ大体社長さんとかが言葉にすることが多いのですが高杉晋作の辞世の句でしょうか。

おもしろきこともなき世をおもしろく、すみなしものは心なりけり

「面白くない日々を楽しいと取るのは自分の心次第」というもの。

結局自分が「楽しい」と思えること大事なのかなあと思うので、そういう意味でこの言葉聞くと「で、出たー!」って思う一方で「いい話だよね」ってなります。

 

後は「笑われて、笑われて、強くなる」という太宰治の「HUMAN LOST」からの言葉。この「笑う」が嘲笑う、なのか微笑うなのかとか考えるとメンタル押しつぶされちゃう……ってなるわけですが。最初にこの言葉を読んだ時HUMAN LOSTではなく五関くんと同じように「名言集」からだったのでいたく心に残ったのを覚えています。

色んな作品、色んな人が色んな言葉を残しているわけで、ひとつでもなにか心に残ったらそれって指針になっていくんじゃないかな、なんて。まぁ「ノブレス・オブリージュ*6」というフランス語の有名なことわざをもれなくネオアンジェリークのニクス氏の言葉で覚えた私が言ってみたりしますよ!!!(笑)

 

戸塚祥太さん:海辺のカフカ

村上春樹さんは『ノルウェイの森』から始めて、初期の『風の歌を聴け』などの〈鼠三部作〉を読み、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』がすごく好きになって……去年は『騎士団長殺し』を読んだし、ほとんどの作品を読んでいます。でも『海辺のカフカ』は買ったまま読むタイミングを逃していたんです。最近読んだらすごく面白くて。今の自分の力になってくれる言葉がたくさんありました。『君はこう考えなくちゃならない。これは戦争なんだとね』っていうセリフが響いてしまって……理不尽で不条理だけど、どうしてもやらなくちゃいけないことっていっぱいあって、それは、意志や自我があるからつらくなるんだよなって思ったり。じゃあ、そのために僕が「兵士」のようになれるかというと、なかなか難しいんですが……」

今回の特集のきっかけとなった戸塚さんは今回取り上げられているのが「海辺のカフカ」 でした。前からブログで色々お話されているのを見かけていたのですが、今回のインタビューで改めて好きなんだなあということを知りました。

村上春樹氏といえば「キャッチャー・イン・ザ・ライ」などの翻訳も手がけていて作家としてと同時に翻訳家としても書かれているイメージなのですが(そしていつもノーベル文学賞で一喜一憂報道陣がしている印象)「海辺のカフカ」を戸塚さんが選んだ理由が非常に印象に残りました。

 

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

 

 

理不尽で不条理だけど、どうしてもやらなくちゃいけないことっていっぱいあって、それは、意志や自我があるからつらくなるんだよなって思ったり。

世の中には理不尽かつ不条理で解せないという部分は非常に多いし、その中で「妥協」するのか「貫く」のかって人によって違って来て、それを良いと取るのか悪いと取るのか(しっかりと「やり遂げる」⇔「柔軟性を持ち臨機応変する」)は視点によって違うんでしょう。

これから彼が「やらねばならないこと」に対して「嫌だな」と思いながらもしっかりとやり遂げるためにこの言葉がなにか指針になったり、刺さったり、考えたりすることになるんでしょうか。なるんだろうなあ。

やりたいことを思いっきりやるためには、やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ

って「ちはやふる」の机くんが言っているわけですが、やりたくないことをやりたくないって投げ出すのではなく向き合うための言葉として凄くかっこよくて好きなんですよね。ちはやふるはいいぞ。

 

全員に全員の個性が出ていて、取り上げている理由も興味深くて、読み解いていくうちに「ちょっと読んでみるかな」って気分になれるのがいいですよね。

 

“個人”として飛び出した世界から見た“自分”

 今回はそれぞれに縁のある方々が個別の対談をしています。

そこで読める彼らの「仕事相手」としての人々の見たもの、感じたもの、掘り下げていくことは非常に関心が強く、決して普段は聞くことが出来ない一面を覗けました。

そこで考えたのが対談企画です。

各々が個人として勝負した仕事の中でお世話になった方々から、そのときのことを振り返りつつ今後に向けてのアドバイスと期待のお言葉をいただけたらと。

【ダ・ヴィンチ2018年5月号】A.B.C-Z特集番外編 | ダ・ヴィンチニュース より)

こういった編集部の着眼点は普段どうやっても「事務所の人」という枠組みで見られがちな部分が絶対ある中で(ある意味でそれはとても内側の、事務所内の関係を見られる良い部分でもあり、またある部分で閉鎖的だなとも取れなくはない訳ですしね)、勝負した「外」の世界で、「個人」として飛び出した先に見たもの感じたものがあって、の形だから「以前」と「今」を知る、そして「外での彼ら」の一面を知られる絶好の機会でもありました。編集部に感謝しっぱなし。

今回の対談は五関晃一×上川隆也河合郁人×木村信司塚田僚一×山里亮太、橋本良亮×片岡愛之助戸塚祥太×大森美香のペア。

それぞれが持つ其々の魅力。其々が見た其々の魅力があります。

そして、彼らのそれぞれ、を別の角度で見るそれぞれの人達。

役者として、演出家として、バラエティとして、主演として、脚本家として。彼らの見る「眼」というのは私が読みたいファンとしての眼とは違う部分もあり、けれど同じ部分もあり。感じることも人それぞれでした。

 

塚田さん×山里さん「ノンストップ、ノーブレーキ」

塚田さんのインタビューでの山里さんが語る「嫉妬」と「羨ましい」という部分、出していいのか、そうではないのかの線引の葛藤っていうのは有る種バラエティだけではなくたくさんのことに言えるのだと思います。

また、山里さんが「以前」と「今」の彼に感じること、ここがなぜ良いのかということを言う部分が興味深かったです。それってある意味バラエティで共演している人間だからこそ見えるものじゃないかな。

フルスピードでやったほうがいいという彼の言葉は”空気を読まない”という猪突猛進さをキャラクターとして塚田さんが演じている部分への言葉で、何を思い出すかと言うと、以前三宅健さんがいっていた「テレビの人なんてみんな虚像だよ」っていう言葉。

虚像だからこそ、その姿が「あるけど、ない」からこそ、どう創るのかを考えてあがいて試行錯誤しているのは山里さん(いわゆる「お笑い芸人」と言われる人たち)も、塚田さん(アイドルで、タレント)も変わらないわけで。

そういうのってとてもとても難しいですよね。だって正解がないもの。正解がないからこそ模索して人の言葉に耳を傾けて「自分というキャラクター」を作ろうとする。山里さんのこういう理由だから、以前のフルスピードが良いんだよ、っていうのはテレビとか、ステージとか、魅せる・見てもらう立場の人のコメントとして面白かったですし、凄く考えたうえでの言葉なんじゃあなかろうか、と。

 

こんな風に仰っていましたが、私は的確に言葉にされているのがいいなと思いましたよとインターネットの隅っこでつぶやいておきます(笑)

 

そして前回の特集で、A.B.C-Zは芸能界の上杉謙信と名言を残した山里亮太さん。実はプライベートで塚田さんはしずちゃんと飲むことのほうが多いそうで、改めてお話を聞ける機会に興奮。

山里さんはとにかく優しく真摯。「壊れているように見せかけて、塚ちゃんは実はすごく繊細な土壌の上に咲いている花。だから自由にやったほうがいい。それはA.B.C-Zみんなそうなんだけどね」とまたも、書ききれない名言を連発されていたのでした。

 (【ダ・ヴィンチ2018年5月号】A.B.C-Z特集番外編 | ダ・ヴィンチニュース より)

 

すごく印象的な言葉で、これ掲載してもよかったのでは?!ってぐらいに思えたものでした。自由にやったほうがいい。のびのびやってもらいたい。でも「自由ってなんだ?」と考えだしたらぐるぐるするし、一番の自分を魅せることの難しさもあって。

「そう見えるけれどそうじゃない」はよくあって、私のような一般人だって「周りに見られる顔」と「周りに見られたい自分」と、「実際の自分」とのギャップもあって、そこをきちんと見据えていてどういう存在かとお話する山里さんすごいなあ。じゃんけんのジャッジやってるイメージ強いんですけど!(笑)っていうかニンニンジャーvsトッキュージャーでていらっしゃるイメージめちゃくちゃ強いんですけどね!!*7 色んな所でMCされているからこそ見えるものも色々あるんだろうなあ。

 

五関さん×上川さん「実績と経験は嘘をつかない」

また、上川さんと五関さんに関して、心に刺さったのが「やらなきゃと、できる、は別だから」といった上川さんの言葉。

そして、それを「できる」として実績を積み、経験を積み重ねてきた五関さんを迷いなく褒められるのは凄い。彼らは役者として、また同時に生きている年数も含めて「先輩」「後輩」です。

どういう風に五関さんが「役者」として進んでいくのかを先輩として待っていると言いながら、私は上川さん待っていないというか、自分の道を彼は彼として歩いていくと思っているし、立ち止まると言うよりも「道が重なったら、其のときに」という印象なのかなと思っていたので、情報として、ことばとして興味深かったです。

彼らのお芝居を見ていないからこそ「この時ああだったね」ということを言っているのは「分からない」部分として絶対あるのですが(見ていたら「だからあのシーンあんなに気迫があったのか」とか、言えますしね)、だとしても「今」に繋がって、二人の間に流れている空気感は文字の海の中から汲み取れる範囲内でだけでも面白いですし素敵だと感じます。

五関さんが前に出るタイプではないからこそ、「役者」として見た時どんな風に「前に出るようなキャラ」を演じていくのだろうという“イメージのつかなさ”っていうのは新しい彼の発見ができるという歓びとイコールと解釈しているので非常に上川さんと出会ったことで、今作を経たことで繋がった世界がどうこじ開け開かれていくのか楽しみです。

 

上川隆也さんは、五関さんに会うなりハグ。対談終わりにも、撮影終わりにも、握手とともにハグ。五関さんがお話しする姿を、上川さんはずっと嬉しそうに見守っていて、上川さんがお話するときは、五関さんは静かにはにかみながらうつむいていて。会うのは舞台が終わって以来とのことでしたが、ウィルとネッドの絆の強さを感じた対面でした。

(同上リンク先より引用)

 

上川隆也さんっていうと「花咲舞が黙ってない」とか、「9daysQueen〜九日間の女王〜」とか本当にお芝居の幅がある俳優さんの印象なんですが一方で、ゴチバトルでレギュラー張っていた時コメントも面白いかったなあ。とか。

 

花咲舞が黙ってない DVD-BOX

花咲舞が黙ってない DVD-BOX

 

 花咲舞が黙ってないのお父さんやられてた大杉漣さんもよかったなあとか。そんなことを思っていたのでご自身のことをあまりよく知らなかったからこそ、五関さんとの二人になったときの、何というか、ちょっとふわっとした穏やかな空間というか。

夏の田舎で実家に帰ったときに縁側で涼んでいるような、そんな空気感がするお二人だなと(説明が下手)読んでいて感じました。

 

 

橋本君×愛之助さん「センターとしての自分と、ありたい自分と」 

橋本君は以前デストラップを劇団四季のように定期的にずっとやりたいという言葉を舞台挨拶で口にしていました。それぐらい居心地のよい、自分を出せる場所であったのだろうと推察致しますが、「一人」として「個人」として広げた世界に立つ片岡愛之助という違う畑にいる人と接することで、自分の中で分かるもの、知られるものがぶわっと花開いていったんだろうなと改めて対談を読んでいて文字が弾んでいるよう。こう、飛び跳ねているというか。文字なのに(笑)

影響されやすいということを御本人も口にしているのはもう色んな所を見たら「でしょうね!」ってかんじなんですけれど(これさっきも書いた気がする)、其の上で愛之助さんが見ているものを聞いているのですが、愛之助さんのコメントを見てて非常に「自由にしていい」からこその葛藤があるんでしょう。

右往左往という四文字熟語が非常に合うというか。自分の芯を決めようとしても「これでいいのかな」となること、周りへの距離の感覚。特に他の四人に対しての思う所。自分がセンターで最年少だからこそ、思うんじゃあないだろうかと。

そういった意味で、愛之助さんとのやり取りは彼の苦悩葛藤を受け取って、自分なりに咀嚼して返しているのですよね。見てて面白い。

ただ、「導いてくれる」、というよりも「補助」的なものとして言葉を呈しているように見えました。自転車を漕ぐのは橋本くんだから、その補助輪的な。

そしてあの、これを言わせてもらいたいんですが私も俳優としての橋本くん好きなので是非古典から新しいものまで色んな人と関わっていってもらいたいなあと願うばかりです……いろんなこと経験して視野広げてもっともっと自分に自信を持っていったらいい。経験は糧になって、補助輪に支えられなくても大丈夫になって、自分の足でペダルがっつがっつこいで、なんだったら!もう!たちこぎだって平気だぜ!!ってなっていってほしいし、そんなところが見られたらいい。

俳優として、アイドルとして。どんな風に新しい顔をしてくれるのか。どんな表現をしてくれるのかが楽しみになるような「お悩み相談」もあるけれど、「今の彼の考え」を覗けたページでした。私若きウェルテルの悩み的THEしんどいをやってみてもらってもいいんじゃないとかひっそり思ってる。

 

 表紙撮影の日に『スラムダンク』片手に「やっぱり全体を見て気を配りながらチームを背負える人が一番かっこいい」「愛之助さんみたいにかっこいい男になりたい」と言っていた橋本さん。

片岡さんに「はっしーは伸びしろがあるし十分かっこいい」と褒められ嬉しそう。座長としての心構えなど、めざすべき男のかっこよさを伝授され、噛み締めていました。

【ダ・ヴィンチ2018年5月号】A.B.C-Z特集番外編 | ダ・ヴィンチニュース より ライター 立花もも氏)

 

スラムダンクはいいぞ…いいよね…!!!笑 この文章読んだだけでも本当に橋本くんはラブリン大好きなんだなとしみじみしました。ずっと好き好き言ってたもんな~とも。

 

戸塚さん×大森さん「役を通した視点でみるもの」

戸塚さんと大森さんは「この声をきみに」のことをベースに、どこで彼を雄一というキャラクターとして書いていきたいと思っていったのかという彼女の考えをお聞きできます。

この声をきみに DVD-BOX

この声をきみに DVD-BOX

 

 

ここでポイントだなと感じたところは私が「その話をいつまでもしなくてもいいじゃあないか~~」という前述した例の一件についてがキーになっていて。

 この辺が面白いのが「感じ方は人それぞれ」という自分と大森さんの違いというか「ああ、この人はこう見るんだな~」って印象を得たこと。

戸塚さんにとってポジティブに「良い対談だった」「出来てよかった」と思うのと同じように私も「この対談を読めて、自分の世界として”こういう人もいる””ここから見えるものが違う”」という面白さを感じました。

戸塚さんという人間は私が今回エッセイを読んでいてもやっぱり「色んな事を考えていて創世のごとく星と星がぶつかりあってより大きくなっていくのかな」とか思う部分と、「でもこちらの知識に対してこっちの知識を引っ張ってきつつ、元あった知識を失っては居ない」という。つまり、なるほどわからん。ある意味実態するのにカスミ掛かっているようにも見える、でも「いる」。

この上なく不思議なお人だなっていう印象を大森さんが紐解きながら、接しながら、「こう思う」という言葉と、役についてと結びつけながらお話されているのが興味深い。

「当て書き」をするという大森さんですが個人的に「あさが来た」がメッチャクチャ好きなんですがあのへんはどうだったんだろう?という興味があります。えび関係ないやんけとか言われそうだけど。大森さん、調べていったら不機嫌なジーンもだということで…ええ、ええ、いい竹内結子ちゃんだったなあと思い出しました(笑)カバチタレ!も好きでした。いい深津絵里さんだったなあ。

あさが来たはすごく……新次郎さんが「ぴったり…」ってなってて好きでした。あのボンボン感の玉木宏よかったなあ。

連続テレビ小説 あさが来た Part1 (NHKドラマ・ガイド)

連続テレビ小説 あさが来た Part1 (NHKドラマ・ガイド)

 

 また、こちらのインタビューをされたのはライターの立花さんではなく門倉紫麻さんがされたそうです。門倉さんの印象をWebのダ・ヴィンチ特別番外編を読んでいて戸塚さんの「掴めそうでつかめない」の印象から「ああああ分かるぞ、分かるぞ~~」って威力がなくなって「正直しんどいわーわかるわー」ってなったのがありました。

 

取材スタッフと雑談していた戸塚さんが、ライター陣に向かってぽつりとこうおっしゃいました。「(ライター陣も)ずっと書いていらっしゃるんですもんね……」。戸塚さんが今、生みの苦しみの中にいることが、その何気ないひとことから伝わってきて(気の利いた返答もできぬまま)胸を打たれたのでした。

 

これ、勿論生業とされているライターさんがた、取材陣の方々に言っている言葉だし、あくまでも趣味でやっているようなものなのですが、文字を連ねてブログを書いている人間として、「するりと出てきた」ことがすごいんですよね。

仕事として選んでいるから、好きだから。そんな当然かもしれないけれど、特別なこと。言ってもらえた側はそりゃあ嬉しいに決まっとろうが~~~ってなりました。しんどい。戸塚祥太イズしんどい。

 

幾度かの取材を通して、戸塚さんは「深く考える」人だと感じていました。

でも今回の取材で、戸塚さんは「素直に取り込む」人でもあるということに――「深く考える」と一見矛盾するような魅力が同居しているということに――あらためて気づかされました。

悩んで、深く考えて、素直に取り込んで、また悩んで。それを繰り返しながら、戸塚さんは、そしてきっとA.B.C-Zというグループは、魅力的なアイドルになり、これからも魅力を増していくに違いありません。そうやって変化し続けるA.B.C-Zのみなさんのことを、長く追って記事にさせていただきたい、と強く思います。

【ダ・ヴィンチ2018年5月号】A.B.C-Z特集番外編 | ダ・ヴィンチニュース より)

 

積み上げたものぶっ壊して身に着けたもの取っ払って*8ですね分かります。凄く分かる。

 

全力少年

全力少年

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そして驚きの戸塚祥太isスキマスイッチ似合う。インプットとアウトプットのバランスって難しいよなあと常日頃考えているのですが、門倉さんから見た戸塚さんが見て、聞いて、感じたものを取り込んで、アップロードを繰り返していると仰っている部分は「星がぶつかって大きなものになっていく」というジョーダンバットが鳴っているを読んだ際の印象と似てるなあっていうことは「私が印象を受けた部分」と「彼女の印象を受けた部分」が僅かなりでも重なっているということです。

遠くて、近くて霞がかっていて、でもそこに「いる」、しかし「いない」。戸塚祥太という蜃気楼をゆらゆら見ながら、偶像としてある彼を見ながら今回のエッセイも通して、なにか少しでもつかめるポイントが出てきているのでは、なんて自身の中で戸塚さんをさらに見ていたいという気持ちが膨らみました。どういう気持で見ているのかよくわからないですが、まぁつまりは好きってことに変化はないので、これからも見ていけたら。

 

河合さん×木村さん「知らなかった自分を引き出す新しい世界」

コインロッカー・ベイビーズで再びの演出家となった木村さん。

河合さんは昨年・2017年のテレビ雑誌で「これからのこと」で芝居を楽しいと言っていた印象があるのですが(過去の自分がよくこのへんを取っておいたとしみじみしています・笑)、その「楽しい」という感情を引きずり出したのは木村さんという演出家との出会いであることを示唆されていました。

芝居に関して別にそこまでめちゃくちゃ詳しい人ではないですが、言葉一つ、表現一つで同じ言い回しでも印象は変わるからこそ「演出」という存在が役者の内側にあるものを「役」として向き合わせてくれるのだろうという個人的解釈だったんですが、木村さんとの対談で河合さんが非常に感謝して、また、今回の再演に対しての感情を「役者」としての挑戦心を隠さず表に出しているのがまた良い。

河合さんというと「人見知り」という印象がやっぱりまだどこかあって、先日の「アカデミーナイトG」 でコインロッカー・ベイビーズの特集インタビューでお話されているときに橋本くんに人見知りなんですよってしれっとバラされていましたが(バスローブでセリフ言っているというのを聞いて「そりゃ人に会えないわ」と妙に納得した)、塚田さんと同じく「キャラクター」としての河合郁人をアイドルとしてやっている部分と、普段の自分との乖離が今はこの人もとても強い印象だったからこそ芝居に入ったときに魅力を出してくれる人がいるというのは素敵ですね。

全然関係ないけどアカデミーナイトGで鎧武でおなじみ小林豊通称こばゆたがBOYS AND MENとしていてびっくりしたし、何ならシンカリオンめちゃくちゃ面白そうだなって思ったので興味しかない。こばゆたはテニミュでも出ているけれど鎧武でもおなじみなのですが、ところで相変わらず佐野岳とのエピソードは有るんでしょうか、私、気になります。

 

ということで、河合さんたちのお話に戻します。

 

 河合さんと対談した演出家の木村信司さんはとにかくパワフルな方。何度も「河合? それは誰だ? というところからまた稽古を始めるぞ」と発破をかけ、「怖いなあ、でもこういう感じだった。懐かしい」と河合さんがうずうずし始める。

【ダ・ヴィンチ2018年5月号】A.B.C-Z特集番外編 | ダ・ヴィンチニュース より)

 

変わっていく自分を楽しませてくれる人。また、自分すら気づいていない自分の中の自分との対話をさせてくれる(何だか書いているとちょっとアレな表現になってる・笑)存在がいるというのは、幅が広げられるわけで、対談で彼が「早く稽古に入りたい」という非常にポジティブなことを言葉にしていたことが私は見に行く人間の一人として「こんなに楽しく、こんなにやる気に満ち溢れているというのは、やっぱり見に行ってみて、良いと思えるものであってほしい」と付随してポジティブな感情になっていくんですよね。例えコインロッカー・ベイビーズの内容が心にドーーーンと突き落とされるものがあったとしても(笑)

それも含めて「作品」としての考える要素、感じるものだと思うので、見たことのない人間だからこそ、どういう風にこの作品に出会えるのか期待しています。

「再演」だからこそ「同じ」ではなく「新しく」なっていくわけで。そんな要素を出されているからこそ、「初見」も「再び見る人」もあたらしさを得られるのではないでしょうか。

良いものをどんどん作っていってもらいたいですね。はやくお芝居が私も見たいもんだ。

 

ABChanZooの共演者だから見えるもの

また、今回の特集で話題をかっさらったアルコ&ピースとニューヨークのお笑いコンビ2組による対談。

こちらに関しては、私の中にある「この人達にこういうことしてほしい」「この人達はここを見ててほしい」「でもここも直ったらいいのになあ」という“好き”と、その合間合間に差し込む穴とを如実にデーーンと出された気がします。

人間というのはプラスとマイナスの印象があって、誰かと接しているときに100%悪いところなんてない!っていうのはなかなか無いわけで。

深く付き合えば付き合うほど、だめな部分もあって、好きな部分もあって、総合的に見たときに「好き」があるから付き合いは続いていくのかなあ、というのが持論です。

で、彼らは「お笑い芸人」だけど同じ番組を一緒に作っていく「仕事仲間」なわけです。そこから見ている「A.B.C-Z」というアイドルグループに対する印象というのは、画面の中で弄り倒している姿とはまた違って見えました。

 

悪いことは色んな人から言われているから、自分は褒めてあげたいというお人がいるのも一つの意見としていいと思うし、好きだからこそ直してほしいというのもまた私は間違っていないというか「良い」「悪い」ではなくて、「どう見るか」の差異なのかなと思います。勿論傷つけていいという理由にはならないですけれど。

そういった意味では彼らの会話の中で見える言葉には優しさがあったように見えるし、共演者として「良い番組を作ろう」という姿勢があるように解釈しました。

前に、松岡茉優ちゃんが「ちはやふる」の番宣でTV番組に出ていたときに、野村周平くんに対して、ファンがちょっととちっちゃっても「かわいいー♡」となるのが!もう!と言っていたのが印象的でして。

www.zakzak.co.jp

まぁ勿論、憮然とした態度が良いのかと言われるとそれもまた変わるし、これはあくまでバラエティ番組だからこその彼女の発言だということも理解した上で、アイドルファンをしている松岡茉優ちゃんがゆえの視点だなとも思います。

後はTwitterで回ってきたちはやふるの挨拶で印象的だったものが一つ。

彼がファンが大切なことも分かる、でも彼女の言い分も分かる。ここ、配分難しいなってニュース見て真っ先に思いました。

 

橋本くんの池袋でサウナいって寝落ちて、起きるの待ちですっていうのを聞いて「どこの大御所様か!!(笑)昭和スタア級じゃないか!」と驚いたんですけれども。一方でドローン回で誰よりはしゃいでいたのは正直「なぜ…なぜテレ東はそれを入れなかったのか……!」ってなったし。

塚ちゃんの鋼の心に対して「なにその折れない心…」って同じ芸人だからこその視点の話をしていたりするのが興味深かったし。ルミネの出待ちの話にびっっくりしたしどういうこと?え??え??って驚いたりもするし。

近くて遠く、遠くて近いの二律背反を繰り返す彼ららしいといえばらしいけれど、司会の4人が「こうなったらいいなあ」のお話は私もまた「そ、それーー!」ってなる部分もいっぱいありました。

深夜帯の番組なのに、何だったら自分たちだって爪痕残してなんぼの世界で「ひたすらかっこいいA.B.C-Zがみたい」っていえるって、彼らを見る5人に対しての印象が良いものだと思うのです。

アイドルではないからこそ、共演者だからこそ「彼らのマイナス面」で”もどかしい”になってジタバタローリングしている部分もあって、それを言葉にする、ちょっとなんだか居酒屋で「もっとさあ、あいつらできるんだよ!俺知ってんだよ!!悔しいんだよ!!」って言われているような錯覚を覚えそうな熱量は、番組でもたまに言われていて、冒頭で「塾の講師みたい(笑)」って最終的にネタとして言われたりしているシーンがたまに流されるけど、嘘じゃないんだろうと言いたくなりました。というか、そうであったら、私は嬉しいなと思いました。

まぁ正直制作側にこういうのしてほしいよしてくれよ!!ってコメントは「あっ私だけじゃなくて造り手側の彼らも思ってるのか」っていうのは意外でした。衣装のこととか、細かい番組内ミニ企画のこととか。やってほしいものが軒並み「み、見てェ~~~~」っていうもので驚いた。よく需要をご存知でいらっしゃられる。

 

 

ファンの求める「こうしてほしい」

今回は事前アンケートで其々に求めるものをファンへダ・ヴィンチはとっていました。

例に漏れず私も送らせていただいたのですが、それぞれ人によって多種多様、こんなものを見たい、あんなものを見たい、これやってほしいというのはアンケートの一部の答えといいつつも、非常に幅広く感じました。

私は彼らに対して本当に知っているものはデビューする前のジュニア時代をしる人より圧倒的に少ないんですが、それも踏まえて「こういうことをしてほしい」「この人はこんなものが武器だからこういうことをやってほしい」「これを生かしてこんなのはどう?」というものがどれもこれも具体的で「なるほどなー」となり、グーグルの検索ページが非常にはかどりました(笑)そして言える言葉はどれもこれも「見、みたい…!」っていうね。

需要はあるぞ!少なからずともここにな!!!

ブログの醍醐味として言葉にすること、できること、だと思うので声に出せる機会を出来るだけ使って出しておこうと思います。

 

読み終えての感想

対談、MC座談会、ファンの声。

いろんな言葉、色んな思いが綴られていた特集だったように感じます。

非常に読み応えがあったし、正直本人たちも目を通してもらって「ああ、こういう風に思っている人もいるんだなあ」って思ってもらえたら良いだろうなあっていう気持ちでいっぱいです。

すべてを鵜呑みにしなくてもいいと思うし、それをコピーアンドペーストしないでいいというか、そんなことしたら自分が貫きたいものがぶれてしまうかもしれないから、「こういう発想もあるのか」「こういう意見もあるのか」っていうことを知っていってくれたらいいのになあって、全体を通して思いました。

 

「見ている人は見ている」。「頑張っているのを知っているよ」。

そういうのだけじゃなくて、もっともっと、自分じゃなくて、自分だけじゃなくて、その良い、を知ってほしいっていう気持ちは極論言えばオタクあるあるなのかもしれないです。私の好きな、私の自慢の人たちを見てくれ!みたいな。勿論「お前がなにかしたわけじゃねーじゃん」っていう言葉もしかりなんですけれどね。

 

応援するのに理由なんて「自分が楽しいから」が尽きるのですよね。これ、もう何度もうちのブログで言ってますけど、「楽しいから見ている」「好きだから見ている」という気持ちで生きているのでこれからもそのスタンスは崩さないままで、見ていけたらなあと思いました。

 

ということで、分けたくせに2万字越えているからなんなんだ全くとなりつつ、書きたいことぶわーっと書いたので満足です!(笑)

*1:週刊少年ジャンプ創刊50周年記念に合わせ、東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで2017年から年代に分かれて何弾かに分かれています。この記事を書いている時は90年代。スラムダンクドンピシャだよ!

*2:duetにて描いています

*3:嵐・二宮和也氏主演。倉本聰によるドラマ

*4:ニコニコ動画で一時めちゃくちゃ流行った

*5:サッカー選手

*6:貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞いをしなければならぬ」という意味らしい

*7:手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランドで敵キャラやってました

*8:スキマスイッチ全力少年