人生日々ハイテンション

見たこと・好きなこと・楽しんだことの雑記&備忘録

「永遠の0」を見てきた(+完成披露試写会)

12月3日、「永遠の0」の映画の完成披露試写会を見てきました。

相当の倍率だったみたいなのですが、艦 こ れが好きな友人がはがきを当ててくれて、当日にいきなり誘われて大急ぎで向かうという事件でした(笑)

全くノーマークだったのですが小説を前に本屋で立ち読み→購入をしたことがあったのと「映画好きじゃん?」「岡田君ファンだっけ?」と言われてせっかくなのでぜひぜひと頭を下げて行ってきました。

その方は映画ファンでも岡田ファンでもなく提督さんだったのではがきを応募してたのが予想外でしたが、インターネットのご招待ので当たったそうです。逆にネットのほうが取りにくいという話を聞いているので凄いなあ……。

注目度が高かったからか沢山の人がいらっしゃっていました。

 

それにしたってひらかたパークの「退屈な時間 ゼロ」という全力でのっかっていく精神がとてもいいと思います。好きです、そういうの。

 

ということでのんびり感想とか。

twitter.com

www.eienno-zero.jp

 

▽感想

映像が凄い。第一にそこを思いました。VFXの動きに見入ってました。

宇宙戦艦ヤマトなんてなかったんや……

わくわくする映像・演出で息を呑んでました。

時間的には長いんですが、ああ、ああ、ってなるところが結構見受けられて。原作飛び飛びの知識だったのですが(読んでたはずなのに…)

この作品を映像化するにあたって色々思うところがあったんだろうなあとしみじみしています。

 

岡田氏の体つきに対して「ああこれが巷で噂の師範…」となっていました。

うっかりファンではありますが常時追いかけている人間でもないので(ゆるい)見ながら凄いなあっていうのと、後何より注目したいのは精神的にどんどんどんどんやつれていく所。ひたすら感情が研ぎ澄まされて鋭利になってきて、「精神的な追いつめられ方」ってこういう状態なんだなと思うと心苦しくなりました。

岡田氏/三浦春馬氏がメインに据えられていますが個人的には脇を支えている俳優陣がすごく良かったです。若いころ→現在の姿の行き来というか。

田中泯さんと新井浩文さんの姿が特に印象的です。胃がぎゅっと潰されるような印象に残るシーンが多いというか。

最後の「宮部」と叫ぶところ。すごく好きです。彼らの存在感がすごくて。出兵していた人たちそれぞれの人物像が印象により残りました。

 

三浦春馬氏に関してはストーリーを紐解いていく必要な存在ではありますが現代のシーンが少ないので印象があんまり残らないけれど視聴者の媒体としての視線を持った人という印象です。

そしてチョイ役かもしれませんが風吹ジュンさんがとてもいい。にこっと笑って、いろんなことを抱えていく芝居が良い。

 

永遠の0については、「戦争映画」というよりも「人間映画」の部分が強かったなと思います。

フルメタルジャケット(個人的トラウマ映画)ほどエグくもなく。硫黄島からの手紙みたいに淡々と進むわけでもなく(ちなみに父親たちの星条旗はあれはあれで凄い好きです。単調さがゆえにゾッとする部分がいっぱいある)

色んな意味でこれを見たがゆえに感じるところが多いといいなあと思います。

ちなみに一番好きな小説シーンがカットされていましたが(これは作品を映像にした時に時系列上しょうがないのかもしれないです)ちょっと残念。

井上真央さんが演じる奥さんとのシーンがとてもいいです。本当に愛していたんだなというのが伝わってきてぶわっときました。


ありきたりな感想しか言えないんですが、やっぱり「映画館」で見てもらいたい映画だと思います。映画は映画館のあの「映画館に行く」という行為、大音量で聞く、大画面で見るという行為が全部重なって出来るものだと思います。「いつか行きたいな」じゃなくて是非いってもらいたい。そう思います。

 

▽完成披露試写会

詳細については私が語らなくても良い気がするぐらい話題作なので、完成披露試写会での内容とかもう完全にふわっとした記憶しかないんですが、たくさんの紙が飛んでくるところが印象的です。

それぞれの言っていたことは映画『永遠の0』大ヒット上映中! | REPORT を見てもらえると分かるかと。リンク切れになってないことを願うばかりですが。

 

最初はすごい拍手でレッドカーペットから国際フォーラムの中へと突き進む姿が映像で繰り広げられていました。

質疑応答はMCの方が基本話を進められていて、主要キャストにまず話をふる感じでした。

岡田氏いわく見てもらいたいポイントとして「絆とか愛とか繋がりとか」ということで、戦争映画でありながらそこのポイントだけではないということを強調されていました。

 

レッドカーペットで階段を上がっていく彼らを見る人たちのために映像が下でも中継?しているとかでした。で、お客さんは永遠の0のうちわを持っているようなかんじです。最後は岡田氏から一言。

 

この後上映前の舞台挨拶が行われました。見ていると濱田岳くんだけやっぱり少し小柄なのが印象的です。

それぞれの挨拶の中で気になったのは監督が「相当の倍率」だったということを言っていたこと。周囲を見渡すと確かに国際フォーラム超満員。上までぎっしり。すごいですね。また、質疑応答があったのですが、この作品における山崎監督は原作読んで悔しい感動した悔しい映像にしたいという思いからだったとか。そんなお話を聞けました。

印象的だったのは岡田さんが染谷将太くんのことをかわいいかわいい連呼しまくっていたこと(後輩の上田くんもひたすら可愛いって言ってました)なのに濱田岳くんについてはちょっと扱いが雑なあたりが面白かったです。

軍師官兵衛でも一緒なわけですし、何かとそれはそれでフレンドリーの表れなのかななんて。

 

三浦春馬くんのお祖父様のお話がすごく印象的でした。この作品における彼が「どう生きて」「どういうものを見てきたのか」という今回の役どころに対して思うところも色々あったのではないかと思います。多分一番舞台挨拶では彼のお話が心に残りました。

 

 

舞台挨拶に関してですが、始まる前に完成披露試写会として皆さん来ていたんですが(それこそKAT-TUNの上田くんとかも来ていました)が、あの、映画本編が始まる前に早々に席を立たれる方が多いこと多いこと…すごい勢いで立たれて去っていく様を見てなんだか悲しい気持ちになりました。仕方ないとはいえなあ、なんだかなあ。

俳優さん監督さんそれぞれが「こんなに力を込めてやりました」というものに対して、しかも山崎貴監督も言っていた「倍率勝ち抜いた」人たちであるのに見ないで帰るのはあまりに失礼なのではないかと……(入口付近で岡田さんや皆をひと目だけでも見ようとファンが集まっていたわけですし)なんか心苦しかったです。

最後の最後、映画を見終わってから岡田さん、井上さん、三浦君、山崎監督が再び登壇されていきました。一礼していったのを見て、拍手が起きていましたが、うん。やっぱり最後まで居たほうが良いよ…良かったとおもうよ…とか思いました。

それぞれにそれぞれの事情があるのはわかっていますよ。分かっていますけど、やっぱり寂しいし悲しいなあっていうのが個人的な意見です。

 

▽戦争ものについて考える

 

赤城のシーンで、連れて行ってくれた友人はガタガタしていましたが、私はラバウルのシーンでもうなんともいえぬ気持ちに……。

水木しげる氏の「総員玉砕せよ!」を読んだあとだと胃のあたりがぐっと痛くなります。

 

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戦争の当時をきちんと把握したいのであれば当時を生きられたこちらをおすすめします。というか、読んでください。心えぐれてください。実話だということをわかった上で読んだらもうあの、知らなかった頃には戻れないし、私は知れてよかったと思っている。

 

同じ水木しげるさんなら「敗走記」も是非読んでください。

こちらに関しては朝ドラの「ゲゲゲの女房」でも取り上げられていましたね。

 

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映像でも総員玉砕せよについてはNHKが作り上げたドラマにもなっているので、見てもらいたいです。

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そこまですごく詳しいのか、水木しげるファンかと言われればそこまでがっつり知っていて、戦争伝記も読み漁ってるわけでもありませんが、作品として、時代として、生ける伝説として、聞いて、見て、感じて、色々なことを考えるに至ります。

見終わって、感動したとか、そういうのじゃなくて、ただ淡々と綴られていく現実というものがそこにあって。なんともいえない気持ちになります。

永遠の0」は小説で、「総員玉砕せよ」は自伝なので、そこで違いは出てきますが、一度読んでみてもらえたら嬉しいな。

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