福岡にいってきました
なんか色々言いたいことが山のようにあったんだけどとりあえず一言でまとめると「福岡行ってきました」。
「羨ましいよ俺の夏休み終わっちゃった」の内山昂輝の演じたロクサスよろしく見に行かれる皆さん(ソラ)を羨望の眼差しで見ていたはずだったのに何故か私は気づいたら新幹線に飛び乗って、気づいたらこの場所に降り立っていたわけで、友人に「今いかないでいつ行くんだ馬鹿野郎」って怒られ、挙句友人に「これ持って行ってきなさい!!」と渡されたチケット握りしめて(よもや彼女が行けない人を探しに探し、定価以下で譲っていただいたという話を聞くとは思わなかった。譲ってくださった方も友人にも頭が上がらない)。
会場を見上げているさまは「来ちゃった」って顔をしていたと思います。
人間何があるのかわからんことは結構あるんだなと察している今日このごろです。
なんで今回行ったかって言うと、前回の神戸公演でのトランポリンで塚田さんが怪我をしたこと、また橋本君が大量出血したということを聞き及び、心臓が本気で止まったかと思ったから、なわけですが。
このブログをご覧になっている人、特にジャニーズ目的の人は大変申し訳無いのですが私は元々三次元に於ける部分ならサッカーが大半を占めており何のブログだよと言われそうなわけでして。それこそ昨年は全国津々浦々あっちゃこっちゃ好き勝手旅していたわけですが(※好き勝手というかアウェイ遠征ともいう)。
まぁ、だから、怪我に関しては割りと、ダメージが人よりは「慣れている」といえばいい方は悪いですが、受け止めやすいほうだと自負しています。スポーツを観戦していると、どうやってもスポーツ選手というものは、怪我と隣合わせです。それは別に自分だけじゃなくて他のサッカーやスポーツ好きな人にも言えることかと。まぁ見ていて気持ちが言い訳など無いんですけれど。人によっては足を削られたりするし、人によっては選手生命がそこで終わってしまったりするし。まぁもちろん見ていて気持ちが良かったことなんて人生で一度たりともありませんけれど。いつも誰かが怪我をすると「鶴」*1という言葉がネット界隈で走っているのを目にします。
リハビリの最中で三保の練習場*2で必死に「歩く」練習をしているデビューしたての若者*3を見た時の彼の瞳の向ける先の羨望感たるや。あの時の表情、瞳は今でも鮮明に頭に残っています。大きな怪我というと2014年の前十字靭帯やっちゃった長沢駿くんとかも私も記憶に残っているし8カ月という時間を必死に必死に直すために専念してる彼の顔を忘れられないでいます。
ひょーさんの足をやった後に来た天皇杯決勝の挨拶。あれもまた、その後の大量放出の歴史はさておくとして、皆其々色んなことを考えて生きているわけで。
ああ思い出すたびに心が痛い。一人一人の怪我の話を思い出すと本当胸が潰されそうになりますが、佐野くんに関しては特に、練習場でその姿を始めてみたとき、本当に寂しそうに、本当に羨ましそうにピッチで練習をしている仲間たちを見ていました。
その後彼は結局サッカー選手としては花開くことができず、今では元気に静岡県の警察官をやっています。元気ならいいんだ。奥様と子どもと地域の平和を守って、頑張って欲しい一般市民の方です。今でも心から敬意を示したいお人です。ちなみに前述した長沢駿くんと佐野克彦くんは同期の清水ユースだから余計に思う所山のようにあるよね。心がしんどい。
怪我でいうと、昨年は試合中に肺挫傷*4となった選手*5もいました。チームの要と言われるような選手でした。
まぁ今大宮で頑張っているんでそれはそれで。元気ならいいです。復帰の試合*6で素晴らしいFK決めたのは未だに記憶に残ってるから別にいいです。
今年はテセの怪我もあったりといろいろとまた重なってきているところもあるし、あーーーー心が痛いよおおおっていうのも多々あるんですけど、それでも彼らを応援していたい気持ちは変わらない昨今です。
そんなこんなでいろんなことを経て、いろんな挫折を味わって、その果に彼らは今日もピッチに立てる喜びを噛み締めて走っているので、そんな彼らと共にありたいという私の考えは、今回の彼らの負傷に対してもそれなりに衝撃で、同時に非常に動揺しました。
ただ、塚田さんの怪我と橋本くんの出血に関してはどの程度の怪我なのか全然わからない。サッカーとかみたいに試合後、公式の発表があるわけでもない。ニュース番組でハイライトが流れるわけでもないからわからない。どんな状況でどうなっているのかもわからない。「全部わからない」のブラックボックスとなっていたわけです。
SNSから流れてくる塚田さんの「つらそうな顔」「曲の途中で一度はけた」こと、「はっしー大量出血」。
たくさんの言葉にぐるぐると頭のなかで考えが旋回していました。
何もないならいい。何ともないならそれでいいんですけど、何ともないが断言できないから困る。締め付けられるような痛みの中、心配でどうなんだろうかと友達に聞いたら「去年橋本君出血してたよ」という一言を貰って橋本君!!頼むから!!!!!いのちだいじに*7!!!と思ったり思わなかったり。
実際彼らはアスリートに近いことをしていて、手とか肉刺だらけだろうし、色んなことを経験していると思います。
飛べるようになるまでの時間だってあっただろうし、ダンスに関してもしかりで。
そういうのも踏まえて、「今」の、そういった状況になった彼らがどうするのか、どうなるのかが気になって、見てきました。
「どんな結果であろうと、どんな状況であろうと、刮目せよ。なぜなら私はサポーターである。見届けよう」という気持ちで、ただただ掌を拳に変えて、じいっと見てこよう。そう思ってました。
そんな今日このごろからの、見てきた感想です。
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